二両編成の電車を降りて
乾いた白い路を真っ直ぐに進む
いったい何処へ行くのだろう
てくてく歩いてゆくと
荒波寄せる岸壁に{ルビ聳=そび}える
古い灯台が観えてきた
ぼくは左腕に巻かれた包帯 ...
祈ることによって
私が変わる

いつもインスタントラーメンしか食べない私が
今日は料理を3品も作った
驚き!
料理オンチなので
味付けはイマイチだったが
○○のもとを使わないれっきとし ...
みぃんなの
希みも祈りもことわれないから
ついたあだなが  博愛ねーちゃん


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
かきあげる手が震える街角


さざなみの
ような彼女 ...
 飽いていた。
「幸せと退屈は交互にやってくる。」
 そう知っていたのだし、それを忘れないようにひらがな一文字づつ十九文字の間、確かに言葉にしているときは幸せだったが、またやってきた退屈は時間の区 ...
 
 十六の胸で炸裂せし「檸檬」褪せぬ果汁よ残りし種よ

 図書室で恋うちあけし{ルビ汝=な}の弾いた合唱祭のピアノ忘れじ

 「もうひとつ恋終わったの」と告げられし十七の残酷はいま ...
自らの意志で動かないものを
普通は物体と呼ぶ
だとしたら
この意志の届かない手足は何だ?

十月十五日
この日を堺に
俺の左手足は麻痺し
俺の意志の届かないものに成り果ててしまった
...
今宵の月光の柔らかな白銀の拡がり 、

 周辺に無数の星を散りばめ輝かせ
  不協和音の地上の呻き聴き取り
 協和音の天上へ誘う契機与え

られながらも
同仕様もないこの苦痛、
 この ...
雨音が秒針のように
夜中の時を刻む
寝返りを何度も打つ頭から
ニョロニョロと飛び出す神経が
雨音をリフティング

眠れない眠れない眠れない

午前3時を過ぎた

雨よ時を刻まないで ...
蒼く白く浮かび上がる斜面を手のひらで滑り降りて
ごわついた皮膚の冷たさを知る
まるでゴム毬のような乳房をわし掴みしてその谷間に暗い頭を挟み
これが生きている証拠だと誇張する

あぁ、生きてい ...
って
どうよ!
下痢をしているわたしの部屋に
ジミーちゃんがたずねてきて
唐突に言ったの
最近
猫を尊敬するの
だって
猫って
あんなに小さくて命が短いのに
気にもとめない様子で
...
タマキン代表は
タマキンがでかいから
不倫ぐらいしないと
タマキンが爆発してしまうので
仕方ないと思います
面白いことが浮かばないので
もうダメだな何の価値もないな
ちんぽこも立たないし
楽しいことがないんだよ
食欲もないし
音楽聴いても本を読んでも映画を観ても
つまんないしさ
自称詩人はいつ ...
勝ち負けなのだろうか
いったい何に対しての勝ちなのだろう
いったい誰に対しての負けなのだろう

もう狂犬みたいに吠えまくるのは
止めようと思う

ただ、底意地が悪いから
たまには吠える ...
痛み止めのかわりに睡眠薬を飲んで、
買い物へと出かけて行く。

主婦に休みなんてないんだよ。
あなたは主婦ですか?
いいえ、家事手伝いです。

わたしは単なる家事手伝いです。
昔は夢や ...
(番外編41―18―4)
寸分違わぬドイツの民族歌曲はどのようにして生まれたのか

歌曲、ドイツというと仰々しい
シューベルトの冬の旅を思い出す
歌の種類を明確に区切るは難しい

童 ...
もう随分長い間、アラガイsくんから付きまといをうけて
いる。この投稿サイトがコメント自由である開かれたサイ
トであることはよくわかっている。
その上でいうのですが、コメント自由な開かれたサイトは ...
 白い闇が襲う
 これまで生きてきた想いが募る
 私に prestoをかけようとする
 崩れかけた斜面の沿線
 時には避けて
 時には埋めて生きてきた
 はじめて神様に祈りを捧げたの
...
○「103万円の壁」
壁は一つだけではなかった
官僚がいくつも壁を築いていた

○「不幸なニュース」
テレビは今日も
世界中の不幸なニュースを
流し続けている
視聴者は不幸慣れしている ...
水族館から
水族が溢れ出した
水族は移動を続け
乾燥地帯にも
幾ばくかの水分をもたらし
貧弱な草木を発芽させた

水族館の後には
館と館長だけが残った
館長の手の甲にはいつし ...
 夢。

 殺戮の亡き骸を抱いた太陽がぽしゅんと溶ける。ぼくは悶絶するほど絶滅へと恋焦がれている。

 森林の産毛を撫でる巨人の手が優しいわけがないのだ。巣立ちのできない小鳥たちと巣ご ...
横になればすぐにわかる
どうして今まで立っていたのだ
眠るために必要なものは、
とりあえず枕と寝床があればよい

悔しかったことや腹が立つこと
悲しいことや傷ついたこと
虫歯の痛みや腹ぺ ...
その風貌は決しておだやかなものではない。
知性的には見えないし物腰は粗雑、語り方も大っぴらで遠慮がない。
かれは嫌われる。
とくに知的エリート層はかれを蛇蝎の如く忌み嫌っている。
かれを無 ...
この街にあるのはマックだけで
あとは ロータリーと木と
坂道があるだけだった
冬はイルミネーションが灯った
駅を出た人は家に帰る
人の列をなして
バスも走った
その割と長い坂を登った
...
発 寒雀遊び見守る鬼瓦        拓也

 付 と、建てた大工 絵葉書もらう  らどみ
 三 絵葉書を読みつつ大工夕餉して  拓也

 四 渡る世間に良き人も知る     拓也
 五  ...
祖母ひと言わたしも老いて恋しよう 幾年の想い変わらぬ面影は 
心休まる祖父の微笑み

今はただ空しき想い胸にして 
在りし日の夢祖父と願わん

黒き眼のはたと閉じたる様まさに
花びら閉じる音に似たり
だいたいにおいて

名前はアルファベットばかり
全体的に表現すると絵文字で
笑っていたり 怒っていたり
右翼か左翼か可愛くウインク
口元から見える歯には
漢字とか
ひらがなと
...
秋空に 

流れる雲を

眺めては

ひとり路ゆき

涙ひまなし
七時から九時まで続くラブコール
       詩の書き出しはいつも九時から

幾つもの夢を語らうラブコール
       時間が全然いつも足りない

ままごとの現に気づかぬラブコール
  ...
毎日毎日空から人が落ちる光景を見ることに慣れた
最初は怖くて心を痛めていたけど
毎日見続けている内に何も思わなくなり
誰かが傷ついても誰が死んでも
他の誰かが悲しめばいいと
自分には関係ない ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
レタス自由詩5*24/11/11 21:51
こんにちは!りつ自由詩4*24/11/11 21:08
博愛ねーちゃん秋葉竹短歌124/11/11 19:41
ソーニャとニーニャの天獄日記 第零話アタマナクス散文(批評...024/11/11 19:38
突然短歌平瀬たかのり短歌424/11/11 19:28
物体岡部淳太郎自由詩3*24/11/11 19:23
詩苦、四苦、、月光。〇。(改訂)ひだかたけし自由詩524/11/11 18:54
雨よ自由詩6*24/11/11 18:35
冬の精栗栖真理亜自由詩124/11/11 18:24
存在の下痢。田中宏輔自由詩11*24/11/11 18:05
国民タマキン党花形新次自由詩324/11/11 17:55
つまらない自由詩124/11/11 17:49
勝負なのだろうか。りつ自由詩1*24/11/11 14:57
朧月夜自由詩11*24/11/11 13:52
(531―18―4)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...224/11/11 12:14
アラガイs君に愛をこめて室町 礼散文(批評...2+*24/11/11 11:03
breath ~時の鐘アラガイs自由詩9*24/11/11 9:29
独り言11.11ホカチャン自由詩3*24/11/11 9:10
館長の話たもつ自由詩324/11/11 7:14
詩と音天使るび(静...自由詩3*24/11/11 7:00
微睡の草原atsuch...自由詩14*24/11/11 6:36
奇跡の人室町 礼散文(批評...1+*24/11/11 3:28
M市番田 自由詩524/11/11 1:41
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らど ...森田拓也伝統定型各...7*24/11/11 0:33
乙女栗栖真理亜川柳124/11/11 0:25
祖父の命日短歌124/11/11 0:16
クイズ足立らどみ散文(批評...324/11/10 21:23
五行歌  旅路レタス自由詩8*24/11/10 20:55
ラブコールりつ短歌4*24/11/10 20:50
殺心リィ自由詩024/11/10 20:06

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加筆訂正:
「渡る世間に鬼はなし〜feat.(メイク後の)泉ピン子」らどみと拓也 連句/森田拓也[24/11/11 0:37]
足立らどみさんとの連句です。
0.39sec.