○「今日も自分の心にすとんと落ちる言葉を求めて」

*死は
終わりじゃない
永遠の眠りだ

*死に様は生き様だ
最後までユーモアを忘れずに

*愛情も過ぎると憎になる

*ドラマ ...
会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい

その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
...
めいっぱい仕事をつめこんだ
ADHDの鞄
ふたまわりも下の人が
リスケと言って
はじめてリスケの意味をしった

ぼくの歩いてきたのは
何処の砂漠だったか
おせわになった人の顔も
いや ...
今夜を惜しむように
違う明日を拒むように
無抵抗に寄り添う二人たち

つないだ手は
解かれると知りながら
シンデレラの掟すら
書き換えるようとする二人たち

反対の空に浮かぶ ...
なんか
一年に数度か

何年に一度か

ジャニスジョプリンを
聴く


生前たった3枚のアルバム
活動期間わずか4年
ホワイト社会のいまからみたら
吐き気を催すほど ...
たくさんのひとに囲まれ笑っても

          寂しいこころ帰る場所なし
残暑お見舞い申し上げます
という返信葉書を先日送り出した
三十年来の
友人へだ
三年ぶりのやりとりだった。

人類の一部は
いまだに
戦争をやめない。
何万年の人類の歴史の中で
争 ...
腹を割って話そうと言う人が嫌いだ
心の下にある物を割っても
そこにあるのはただの空白だ
心ないものに本心はない
まだ暑い夜だ
溢れ果ててもはや湖
仕方なくアトラスは背負うのをやめて
掬い上げる
湖を干してしまうまで
掬い上げた水は海へ放り投げろ
赤い目をした眠れぬ児らも一緒に
その夜を一夜一夜明か ...
水平の1本の線は

上のお空

立ての線は

天地の間の空間

左側に一本線に

さかさL字をつなげる

四角い地球の誕生

点、点、点、点と

天からの雨が降り注 ...
序幕:あまだれの記号

 記号化された肉体 増殖するシミュラークル
 人工食材の群体/培養された死角/ホログラムの蝕たち

 苦虫を噛み潰したようなくそまずい飴を、舌の上で転がすよう ...
○「動態思考力」
眠れぬ夜を
悶々と過ごす
のではなく
一歩踏み出してみよう
動きながら考えてみよう
間違っていたら
動きながら修正すればいい

○「青い鳥」
若いうちは
結果を ...
きっと もう来てるけれど

秋の気配を 

まだ感じさせないで

職場へ向かう道すがら

広い空地は雑草の森

鈴虫合唱が右側から覆ってくる

自転車のスピードを上げてすり抜け ...
僕は自分で自分をつぶしてしまうだろう
社会というものが押しつぶす前に
そこから逃れる術を知りながら
がんじがらめに縛りつけ
首を絞める

だから今のうちに言っておこう
落ち着いて景色を眺 ...
光、空を渡り雲を明るめて、黒雲に消える
雲の境はおぼろでも
明暗はくっきり
それを喜び
生あるかぎり見つめ、ことばに移したい
はじまりの喜び――生と自然の現象に触れると
わたしは薄れ
底 ...
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪峰へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く

鈍色空を背景 ...
夏を通り越すとき、むすめの背が伸びる。目線がもうほとんど同じになった。靴のサイズも。手のひらはまだわずかにわたしのほうが大きい。平板だった身体は迷いながら造形されていく粘土細工のように、昨日よりも ... スムージー飲んで眩しい朝陽みてトラブル恐れず扉をあける {引用=「夜」

それは
くらくて
おちつく

それは
しずかで
ひかえめ

つねに
はんぶんが
そうで
もうはんぶんも
どこか
こがれている
その
はんぶんに

...
1.世界の渚まで

思いつくかぎりの雑な言葉を積み上げる
わりとたくさんあるどうでもいいことのひとつ
世界の渚まで

漂流物 反古 書かれた言葉
や書かれなかった言葉たちに波が打 ...
鏡像だと、
この私は飽くまでも
私そのものの
この肉身鏡に映る
像なのだと
そうしてけれども、
その鏡像を
未来の新たな私そのものに
育て上げ自立させるのが
この私と云う意志意識なの ...
ちょっと前にテレビで
「今年の今のサンマは脂が乗っててとても良い」
と聞いたので、
なんとなくその情報を頭に入れていた

1時過ぎに買い物に行き
いつものように何となく買い物しながら
魚 ...
ここにある魂(たま)の宮分(みやわ)けとどろかし
寝ても覚めても大海原(おおうなばら)は

放埒な桃の缶詰携えて
行け行けここは聖人の墓

一人より二人でいれば楽しいか
ドヤ街に降る雨に ...
一文字、一文字を

白い紙に埋めていく

とりどめもなく

目的もなく

白い波を漂い

浮いたり

沈んだり

流されるままに

時を刻む

陽も暮れて

...
あなたが髪をかきあげた時
夢を見ているかと思った
青春の欠片を
後生大事に持っていた
若かった
あまりにも
  〇


ぽつぽつ、と、将棋盤が降ってきた。と思う間もなく、将棋盤が激しく降り出した。じゃじゃ降りの将棋盤のなか、道に溜まった将棋盤を一つまたいだ。街中が将棋盤に濡れて、びしょびしょだった ...
夕方になれば涼しいなんて
もうそんな時代じゃないのか
熱風が気力を奪う
たった近所のコンビニまでの道

何もしなかった一日に
さようならをしてる夕日
空に滲んで
僕の心と一緒に泣いてい ...
蝉はもう鳴かない
沸騰猛暑は続くのに
ただ、あるものがある
あるものだけある
あるものあるもの只あるもの
陽が昇ったり落ちたり又昇ったり
いっつも走ってたお姉ちゃん
ひさびさ目にしたら  ...
肝心な果実齧った感じした


遺伝子の乗り物たちが電車乗る


人類の光で星が溶けちゃった!


夢に見た前世の記憶は低画質


あられもない姿になって霰散る
偽りが痛いくちもと透明がすこし濁った声がこぼれる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
独り言8.27zenyam...自由詩3*25/8/27 7:50
胸のしゃぼん玉(初稿)唐草フウ自由詩17*25/8/27 6:53
シルルの森へ道草次郎自由詩725/8/27 6:17
三日月の少し前自画自計自由詩4*25/8/27 0:14
居ても立っても居られない秋葉竹自由詩325/8/26 23:18
ひとりりつ短歌3*25/8/26 22:29
残暑お見舞い申し上げますこしごえ自由詩7*25/8/26 22:13
心の下リィ自由詩1*25/8/26 22:10
アトラスなわたし降墨睨白島/...自由詩3*25/8/26 20:04
多賀良ヒカル自由詩225/8/26 17:50
MEMBRANE「”境界溶解”―― 変容の螺旋」として12片あらい自由詩3+*25/8/26 17:46
独り言8.26zenyam...自由詩4*25/8/26 15:46
まだ、夏の中で花野誉自由詩13*25/8/26 13:23
つぶれそうになったら自由詩8*25/8/26 12:48
空のひかり杉原詠二(黒...自由詩3*25/8/26 12:02
夢と夜風と雪峰と/通り過ぎた初夏の日にひだかたけし自由詩6*25/8/26 10:38
メモ(夏について)はるな散文(批評...725/8/26 9:34
秋葉竹短歌125/8/26 7:21
メモⅱ(夜、朝、昼)道草次郎自由詩825/8/26 6:08
世界の渚カワグチタケ...自由詩16*25/8/26 0:12
詩想、わたし意識なるものひだかたけし自由詩725/8/25 22:59
初サンマりつ自由詩6*25/8/25 19:52
習作(短歌いくつか)トビラ短歌1*25/8/25 18:21
詩を編むのが大好き多賀良ヒカル自由詩225/8/25 17:47
渡辺亘自由詩1+25/8/25 15:51
LIVING IN THE MATERIAL WORLD。田中宏輔自由詩14*25/8/25 13:37
夕日が泣いてる自由詩8*25/8/25 12:44
い う 、絶頂(改訂)ひだかたけし自由詩625/8/25 10:49
アダムとイブの親の親水宮うみ川柳225/8/25 10:31
秋葉竹短歌125/8/25 7:45

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加筆訂正:
ひとり/りつ[25/8/26 22:30]
改題
宿り木/りつ[25/8/25 21:04]
加筆
初サンマ/りつ[25/8/25 19:56]
加筆
0.4sec.