喜びくんは密かに悩んでいた
ボクは嬉しいから喜ぶ
シアワセな気持ちになるし
笑顔も増える
けど よくよく考えると嬉しいってなんだ?
楽しい子ちゃんがいつも云っている ...
勝手に食われる檸檬の葉、勝手に食らって育つ青虫。
一株の檸檬の葉では少なすぎる。
「公園に檸檬の苗をいくつも植えたらいいじゃん(笑)」
君ならそんな事を言うかもね。
そんな声に頭の中で返事 ...
ふらつく頭以外に何も無い夜には、
輪郭の断片だけをなぞって、美しい記憶を思い起こそうとする。
自分の薄くなってうねった髪をかき上げれば、
君の柔らかで豊潤な髪を思い出してしまう。
別の妄想に逃 ...
僕は病的に他人と自分を貶め、
どこにも価値がないと言いたくなるような人間だ。
けれど、それを社会で態々態度に出すほど愚かではない。
だから、仕事を終えたあとはアルコール以外に逃げる手段がない ...
とても静かな夜だから
閉じ込めた想いを少しだけ開いて
小さな声で歌おう
伸びやかに広がっていくアルトは
小鳥が囀ずるようなソプラノではない
ヴィオラの音色に合わせて
傷を負った白鳥は
...
ぼくは何か人とちがうことをしたい
何をしたいかはまだわからない
けれどぼくは何か人とちがうことをするために
生まれてきたような気がしている
人とちがうこ ...
対談:文学の死と再生
— 三島由紀夫 × 花形新次 —
場所: どこでもない喫茶店「終末の庭」
日時: 秋の午後、陽光が少し傾いた頃
---
第一幕 美と廃墟
三島 ...
崩壊し構築しまた崩壊し
渦巻く意識の視界の
奥深く沈み込みながら
より明るみ明るまされ
照らされ浮き出す光道の
明日にだけ向かい伸び拡がり
この肉身の今にも崩壊し構築され
何れ完璧に滅び ...
頬に触れようとして
躊躇った手を
きみは引き寄せて
両手で強く握った
僕は静かにその手を離すと
小さく笑って
頬に口づけした
言葉は要らなかった
それだけで十分だった
こ ...
秋というのは 死の匂いがかすかに漂い始める季節
そういえば 私の右目も死につつあります
光は来る けれど 深く沈むように
匂うように闇が染み渡る
枯れゆく広葉樹の葉の裏に
荒ぶる海の影が揺れ ...
地下鉄に乗ると心踊ることもある
今私が読んでいる本と同じ本を読む男性が
私が座る席の目の前に立っている
歳の頃は五十代半ばといったところか
白髪混じりの髪を短く刈り上げ
少しヨレヨレの白シャ ...
左手首に残る掻き傷の赤く腫れたる筋
三角の爪の痕が
薄らと桜桃のように熟れて浮かび上がる
外気に触れるたび僅かな痒みと痛みが
己が存在を知らしめる
どこか、
いきたいの
誰もいないところが
私の安寧で
私の
私の殺してほしいを
抑制するから
人から傷つけられて
私が人を傷つけて
ドバドバの血が
ひたひた地面濡らして
雨が ...
楽しめ♪
と
その時その時
いのちを楽しみたい。
いつかいずれどの道絶対
終わることが出来るのだから
生きられるだけ
とことん生きてやるぞ
と
いのちはいのちのために言う
そうだ ...
白くて水をたっぷり含んだような手
節の見えない長めの指
綺麗な淡色のマニキュア
カウンターに置かれたそれは
何か美しい生き物のように魅惑的で
コツコツ ...
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り
涙が乾いていく
不思議
仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ...
時に憧れ
願いよ届けと
叶うようにと
時が羨ましい
音もなく影もなく
共に歩む
時に挑む
いま、ここで
歩み続けると
○「脳にだまされるな」
預金をおろしに行こうとしたら
ワイフがキャッシュカードが
みつからないという
何回財布の中をさがしても
みつからないという
あなたに預けていない?ともいう
そのう ...
目的、、、無料ネット創作詩サイトを利用してきたあるベテランへのアドバイスとして
たぶん。
たぶんだけど素人の詩的な創作活動というのは
虐待や虐めやネグレクトなどからくる劣等感や
疎外感か ...
私の中に少女がいる
おずおずと
引っ込み思案で
傷つきやすく
繊細な
少女がいる
私は少女を護るため
必要以上に
がらっぱちで
豪快で
猪突猛進
積極的
大胆に
空気を無視す ...
なぜ日本刀を持ってしまうのか
知り得ざることなり
そのうち一人一殺とか
またぞろ言い始めないか
心配でならない
それよりも僕らは
一人一冊で生きたい
本が売れなくなり昨今
...
右、心房に届く
夜明けの海を
寄せては返す
ブランコたち
知らない
光の
所在なんて
笑う唇の端に
救急車のサイレン
初めてキャベツを
買った日の静けさ
何も無い
...
イライラくんと怒りんぼくんはいつも一緒なので
誰からも仲がいいと思われていた
けれども本当は
イライラくんは怒りんぼくんがあまり好きじゃなかった
すぐに怒鳴るしモノにあたっては壊したり ...
昔 タイのドンムアン空港で
夜の 街の
光の流れた そこに
僕はいた
バスに乗ったり
飛行機に乗ったり
色々な街を 今でも訪ね歩く人
彼女の訪ねた 街の 写真
ラオスの ...
先日、YouTube番組を見ていたら、ディズニープラスでスターウォーズ・ビジョンズといういうのをやっていて、そのアニメのキャスティングを見て驚愕した。銀河辺境を巡るロートルの日系人と若い黒人の従 ...
最近 目方が増えた気がする
八月の検診以来
体重計には乗っていない
でも 増えているのは確か
このデニムを履くとわかる
おそらく 新米のせい
二杯食べてしまう 新米のせい
...
降ってきた
背筋にどすんと重み持ち
僕の母親いきなり降って来た
真夜中のまん真ん中で
避けようもなく
この同仕様も無い重み
どすん 、どすん
そうして兄貴も親父も
ぼんやり ...
世界一可愛くないひとが
相手に向かって
「チビデブブスバカ」
と言うとき
それは本当に嫌っているのだろうか
私には
あなたがどうしてほしいのか
分からない
「うざい、消えろ」
と言わ ...
宮目に少なくとも毒はないらしい色とのあどばいす
私の顔立ちを思ってのこと
とにかくお前は黙っていろとのアドバイスは
男友達からしばしばもらっていた
ちゃんと頷く。 そしてみんな ...
言霊って
あるよね
言葉の
いのちは
こころ次第
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
五行歌には、本来、タイトルは付けません。
しかし、自作の ...
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
喜 と楽 問題(悩み多き感情たちの詩 その4)
涙(ルイ)
自由詩
1
25/10/24 23:36
五感と彼女たちの泡沫3
泡沫の僕
自由詩
0*
25/10/24 23:16
五感と彼女たちの泡沫2
〃
自由詩
1
25/10/24 22:47
五感と彼女たちの泡沫1
〃
自由詩
0
25/10/24 22:27
夜想曲
りつ
自由詩
5*
25/10/24 21:52
ぼくは何か人とちがうことをしたい
おやすみ
自由詩
3
25/10/24 20:57
ChatGPTによるインチキ対談1「三島由紀夫VS花形新次」
花形新次
散文(批評...
0
25/10/24 20:26
ディープ・キス
ひだかたけし
自由詩
6
25/10/24 20:10
十八歳の地図
花形新次
自由詩
0
25/10/24 20:01
右目の歌
みじんこ
自由詩
5*
25/10/24 19:06
ときめき
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/10/24 18:27
桜桃
〃
自由詩
7*
25/10/24 18:24
無知
這 いずる
自由詩
3
25/10/24 18:00
いのちを楽しみたい ※(曲付き)
こしごえ
自由詩
8+*
25/10/24 15:31
あわいの手
花野誉
自由詩
12*
25/10/24 15:30
揺れる季節
海
自由詩
7
25/10/24 12:38
時に憧れ、羨み、挑む
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/24 12:23
独り言10.24
zenyam...
自由詩
4*
25/10/24 9:08
目的、、、無料ネット創作詩サイトを利用してきたあるベテランへ ...
足立らどみ
散文(批評...
2*
25/10/24 8:20
私の中の少女
りつ
自由詩
8*
25/10/24 7:04
本当に
りゅうさん
自由詩
5*
25/10/24 6:44
所在
たもつ
自由詩
11*
25/10/24 6:34
類友なんて呼ばないで(悩み多き感情たちの詩 その3)
涙(ルイ)
自由詩
2
25/10/24 5:47
旅の始まりと終わり
番田
自由詩
1
25/10/24 0:54
クレクレ星人の独り言「まいった。」25
ジム・プリマ...
散文(批評...
0
25/10/23 23:55
心太
花野誉
自由詩
8*
25/10/23 20:25
うんめいふくごうたい
ひだかたけし
自由詩
4
25/10/23 20:22
可愛くないひと
りつ
自由詩
1*
25/10/23 19:36
またたく聖域 蒼風薫
梅昆布茶2
自由詩
7
25/10/23 18:21
※五行歌「言霊って あるよね」
こしごえ
自由詩
8*
25/10/23 14:54
1
2
3
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6
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