友よ。
君が家業のために帰郷して
随分久しいが、変わらず息災かい?
僕は昔、君とやっていたように、
言葉をひり出して空虚な自分を埋めようと
また足掻き始めたよ。
ただ、僕にはやはり ...
紛れもなく少女の声がした。
樹も風もそして月までもが一瞬沈黙した。
この十二月に私は命日を2つ抱えているの。とても寂しくて。
少女はどこ絵ともなくことばを置いた
12年後の私が今、町の ...
私の眼に映る世界は
いつも美しくて
どんなに残酷か知ってはいても
やっぱり美しくて
日々、泣きたくなってしまう
希望
それは死ぬ直前にすらある
役割を終えた安心と
やるだけやった満 ...
円を描き力動し続け
重ね重ね繰り返し
意志し自由に身を委ね
私の意識の向かいから
また内側から溢れる如く
黄金に充たされ光り輝き
ながら思考運動いつしか
縦刻み不断に打刻され
...
もしピストルがあれば
薄汚いおまえの眉間に
一発撃ち込んだあと
左のこめかみに突き当てて
銃爪を引いてやる
銃声が地下鉄のホームに
響き渡ると
会社帰りの女が
狂ったように金切り声 ...
不可解な
水の流れをみていると
完璧なんて無い川を知る
なまたまご
握り壊してしまうより
強く君を抱きたい激愛
洗濯が
乾く早さに感謝して
テレ ...
君を書かないよ
すでに詩なのだから
君を変えないよ
すでに風なのだから
君を思わないよ
できるわけがないじゃないか
今日も見上げるよ
空の白い雲のあたり
...
朝、学校行きたくなくて
ベッドの中でグズグズしてる
夢の中でも迷ってる
夢くらい好きに生きたっていいのに
球技大会って何のためにあるんだ ...
花びらちぎっってどうするの
あなたのその手の中の花
まだ 風の中で揺れていたかった
あなたの恋の行方とは関係のない命
なのに
花びらちぎってどうするの
命をちぎってど ...
階段を登りきるともう
下りの螺旋階段
今度はどんな命をいただくのだろう けれど
本当は本当を言って良いのなら
永遠の量両翼が望みです
もしもその価値が私にないのなら
...
我は行く そこに道ある故に
世は無常 人は誰もがいつか消えゆく塵芥
凡庸低俗な人間から、凡庸低俗を教わる
廃品回収 路上に捨てられたスクラップ
凡庸低俗な歌から、凡庸低俗な表現を教わる ...
あきらめろ
すべてを手放し、忘れ、消し去れ
空になった瞬間
願いは叶う
あきらめるな
あと、一歩、足を伸ばせ
その1ミリ近づいた瞬間
夢がカタチになる
あきらめろ あきらめ ...
物足りないまま夜が終わる
義務感がため息をついて
孤立している
今日も明日も繰り返すだろう
しらけた朝に目を閉じる
瞼の裏側
毛細血管の色彩が
生活を急かす
これでいいのか
答え ...
もしいつか会うならば
そこは淡い抽象画のような場所
つつましく響き合う
やわらかな薔薇色を 薄明や薄暮の青灰色を
ほのかな真珠色を しっとりと佇む秘色を
感触しながら
静かな体温を寄り添わ ...
● 武者震い ●
いつまでも愚者
愚者だから愚者
愚者だつて苛立つて
串焼き食べて
愚者ぐしゃぐしゃ
紙にかいてぐしゃぐしゃ
山羊にあげてくしゃくしゃ
もしゃもしゃもしや
も ...
怖いのでしょう?
裏切られたら
致命傷になってしまうから
ひとのこころが容易く変わることを
知っているから
信じられないのでしょう?
優しく寄り添ってくれて
傷つけないひとがいることを
...
知られてはいけない事と
隠したい事は意味が違う
知られたい事と
伝えたい事も大きく違う
「意外だね」って言葉が好きだ
小さな声で大きな夢を語るような
山頂の空気が美味しい ...
今年の夏は暑すぎて
服も皮も肉も脱いじゃって
骨だけになって過ごしたよ
ようやく秋だね
涼しくなってきたし
そろそろ肉と皮を着ようか
まだ服はいいかな
お外は涼しい風が吹いて
とっ ...
低気圧の接近、
する唇から
漏れる苦い言葉
水へと沈み
二度と浮上しない深海の
珍しい魚になる
従兄は輪転機を回し
僕らの指紋を
大量印刷している
これでも昔はお医者さんだっ ...
○「今日の言葉」
四苦八苦の人生
涙なしに
渡る人は
いない
普段乗らない電車で
小さくなって
降りる駅を待つ
人がいっぱいだ
でもみんな
スマホしか見てないので
昔よりは楽だ
世の中には
こんなに人がいるんだもの
そりゃ一人ぐらい
電車の中 ...
泣いて答えを求めた時に
答えはわからなかった
愛に永遠はあるのか
でも時が過ぎ
全てが変わっていく頃
私は心理を悟った
とても簡単な答えだった
愛に永遠はある
自分の中にこそ
...
いろんな人が
寂しいって
ボール投げてくるから
いつも無意識にキャッチするけど
投げ返すと
もうそこにはいなくて
短い会話は
道に転がる
誰かランダウンしようや
寂しさや悲しさを
...
もう何も書かなくて良いと神様が頭を撫でてくれる夢を見た。
涯てを知っている靴は幸いである
君が食べたいと言ったから、
近所のスーパーでスモークサーモンを買った。
298円──破格の値段だ。
「皮がついてる……刺身の切れ端?」
ほとんど文句に聞こえるコメントを呟きながら、
オリ ...
一番恐ろしいのは、己の弱さ。
そいつが囁く、言い訳という名の誘惑。
夜半過ぎ、映らないテレビに自らを写して、
滲む爪先を凝視した。
奇妙な雨音だけに耳を傾け、
ただ、逃避した。
そ ...
黄昏時の偽りの永遠がわずかに、薄らいで今年の
夏至も千年の眠りについたのだと
いよいよのノートにペンクを走らせる
然し明日からの八月が悲しい 寂しく終わるから なぜ
この月に好ん ...
笛を吹く自由に宇宙で油売る
一族の旗を遊ばせ一人旅
空っぽを探究 深い深い穴
音がやみ時間の中の暗闇へ
人が手を伸ばした海星 ヒトデとて
あの夏の日から時間の止まり
朝霧晴れた今日の一瞬の開けに織り込まれ
たけし起きろ森へ行くぞと兄からの柔らかな呼び声
遠い道程の時の運びを遡行し眼前に響き拡がりつ
兄に導かれ入り込んだ森の木々 ...
1つ芽生えても花を望むまい仄かな想いのmままが身の丈
強がりを組み立て終わり終わらなくても終わったと消したアドレス
昨日見てない虹でした明日もまた見たいものです出さない手紙
その ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
手紙
泡沫の僕
自由詩
3*
25/10/17 21:43
綺麗な色
梅昆布茶2
短歌
2
25/10/17 21:38
美しい日々
りつ
自由詩
4*
25/10/17 21:27
ピーナッツ・ガム(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
25/10/17 21:22
ブロイラー
花形新次
自由詩
1
25/10/17 20:48
激愛
秋葉竹
短歌
1
25/10/17 20:34
友達 もっぷ
梅昆布茶2
自由詩
6
25/10/17 19:47
ドッジボール
おやすみ
自由詩
3
25/10/17 18:39
花占い もっぷ
梅昆布茶2
自由詩
5
25/10/17 17:26
廃屋 蒼風薫
〃
自由詩
3
25/10/17 17:18
道
鏡文志
自由詩
4*
25/10/17 16:36
あきらめろ あきらめるな
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/10/17 12:48
虚無を喰らう夜
海
自由詩
7
25/10/17 12:43
夢
塔野夏子
自由詩
12*
25/10/17 10:27
武者震い
足立らどみ
自由詩
3
25/10/17 8:17
呟き
りつ
自由詩
3*
25/10/17 8:12
例えば今夜の話
自画自計
自由詩
3
25/10/17 7:45
骨と全裸
にのまえいつ...
自由詩
4
25/10/17 6:34
低気圧
たもつ
自由詩
5
25/10/17 6:30
独り言10.17
zenyam...
自由詩
3*
25/10/17 5:33
化石
ガト
自由詩
3*
25/10/17 5:30
自論
〃
自由詩
2*
25/10/17 5:27
Rundown
〃
自由詩
4*
25/10/17 5:07
靴 もっぷ
梅昆布茶2
短歌
3
25/10/17 2:51
298円(ニーキュパー)の晩餐
泡沫の僕
自由詩
3*
25/10/16 22:12
弱すぎる
〃
自由詩
5*
25/10/16 20:50
かおるの音 蒼風薫
梅昆布茶2
短歌
1
25/10/16 20:41
海の星
水宮うみ
川柳
1
25/10/16 20:33
遡行し移動し続ける原光景
ひだかたけし
自由詩
6
25/10/16 20:02
恋歌9首青風薫
梅昆布茶2
短歌
3
25/10/16 19:16
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
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24
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26
27
28
29
30
31
32
33
34
加筆訂正:
呟き
/
りつ
[25/10/17 11:07]
加筆
0.22sec.