もぐもぐ、もぐもぐ、はたして
そんな音が聞こえるのかどうかは
世間的に問題にならない
たぶん、ごはんを食べるとかそういったイメージ
さして食欲もない昼の食事は
きっともぐもぐとい ...
廊下を渡る足音には
特段目的地がないから
店長は突き当りのエレベーターを
使い捨てに決めた
わたしの相談事にも
丁寧に対応していただき
お昼に買った二個入りの一つを食べずに
後用 ...
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ...
プラスティネーション
https://www.swissinfo.ch/jpn/society/リアル-ヒューマン-ボディーズ_ローザンヌで人体標本展を中止-拷問死した中国人を使用か/44489 ...
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ
只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて
始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ...
現実は
私を疲れさせる
作り笑いを引っ込めて
素に戻る
良く喋るひとは嫌いだ
一緒にいるなら
沈黙が心地好いひとがいい
気がつけば
夢想して微笑んでる私は
此処に存在してない
...
函館着新幹線がなったならいかのお寿司にかぶりつきたい
休日の食べ放題に焼肉がなかった君に待つ月曜日
病床は梅の便りを書きたくていつも追伸にさえ忘れる
6時半外は起きたと確認し私も起き ...
春夕焼けスマホを解約したくなる
さようなら鳥帰る空明日晴れ
ブランコの届く梢の風の椅子
友達は絵本の中にすみれ草
れんげ咲く田んぼの永遠の3つの子
鈴木さんミーコの行 ...
ポエムはこういうタイトルでいいよね
ほっこりするから
せっかくのホリデーなのに
模試とか世の中狂ってる
昨日見た灰色のかわいいポケモン
名前はなんて言う ...
薄く白みがかった雲という雲の覆った、町でした、
ここはとても広く、狭く、
町と町は記号的に隔てられているだけだから、それは町という単位で、
あるいはそれぞれが固有の生き物のように、存在してい ...
○「検査苦」
「眼圧検査終わりました
頭をはずしてください
頭をはずしてください
頭をはずしてください!」
眼だけでなく
耳も遠いのである
「今度はこちらへ移動してください」
とい ...
○「生きがい」
広い本屋で立ち読みしていたら
後ろから車つきの歩行器を押しながら
おじいさんが通り過ぎた
その後そのおじいさんは
その歩行器に寄りかかりながら
熱心に立ち読みしていた
僕 ...
透明なものは呼吸を阻むから気を付けた方がいいと昔なにかで読んだ気がする、まさにそんな言葉がしっくりくるような午後だった、夏がようやくため息をつけばエアコンの心地良さが幅を利かせる、一日に一度は真昼 ...
{ルビ静寂=しじま}の雨にうつむいて
秋の草葉は色もほのかに
時遠く
こころは近く
忍ぶ素足のよう
匂いは
声よりそばに立ち
箪笥の抽斗を引いた時
古い香水瓶
ではなく ...
マウントの連続
嫌気がさして耳を塞ぎたい
いつの間にか噛み締めてる歯
パキっと音がして竹のように割れた
まだマウントは続いてる
崩壊する口内
澄んだ鳥の鳴き声を聞かせて
この耳を覆っ ...
行方不明になりたい
雪が降るだけで
明るい白になった
時々思うね
あの日
カーステレオから聞こえたグルーヴ
夏休みの初日
手のひらから溢れていく
意地悪 さよなら 憧れ
グループ 二人 一人 またそして
太陽 雨 自動販売機 コンビニのアイ ...
大人というのは
退化した子どもなのだ
何でもできる可能性が退化した
誰かに守られる愛嬌が退化した
失った部分を埋めるのが
お金と信頼だ
しかし人間は
競うことだけは退化しないので
...
明日あなたに提案したい遺言状を書きましょうと。
二人の最後の願いを信頼できる人に託して。
骨を二人それぞれの最後の時の。
ほんのひとかけらずつでも構わない
必ず寄り添うように、 ...
偽史として秋にきえゆく詩歌たち
大地に落ちた雨つぶは
雨つぶ同士ひかれあいくっついて
水の筋となる
大地を這う水の筋は
水の筋同士ひかれあいくっついて
川となる
大地を流れる川は
この{ルビ地球=ほし}で
一 ...
私は
美貌に恵まれず
おんなとしては不出来だ
男に負けたくないと
一生懸命
牙を研いだ
いつの間に
おんなになってしまったのだろう
なぜ、
男ばかりを好きになるのだろう
魂に性 ...
くさくさする夜だった。
何もかもうまくゆかない。
できたと思ったソネットは
書き止めようとした途端に蒸発してしまった。
くさくさしたこんな夜に
あなたにはごめんなさいを繰り返 ...
君をモチーフに詩を書いたと連絡したら
由良川は通勤で毎日見るし、
山家城址も裏山みたいなもんやけど、
歴史の移ろいなんか見ないとの事。
船を出して釣りもするけど、
「ああ、今年もひぐらしが鳴 ...
リルケの秋のその先へ
感慨をもって
誰へでもなく
溝川(どぶがは)の底のヘドロから鬱勃と湧き上がるメタンガスの気泡が水面でぽっぽっと破裂する音のやうに
思念は私といふ名のヘドロから鬱勃と湧くメタンガスの気泡であって、
思念は五蘊場で幽かな音を発し ...
ピンポーン
玄関に出ると
大きな小包を抱えた
宅急便のお兄さん
実家から届いた
その箱を
玉手箱を開けるように
ワクワクしながら
開けると
なんだか
な ...
友よ。
君が家業のために帰郷して
随分久しいが、変わらず息災かい?
僕は昔、君とやっていたように、
言葉をひり出して空虚な自分を埋めようと
また足掻き始めたよ。
ただ、僕にはやはり ...
紛れもなく少女の声がした。
樹も風もそして月までもが一瞬沈黙した。
この十二月に私は命日を2つ抱えているの。とても寂しくて。
少女はどこ絵ともなくことばを置いた
12年後の私が今、町の ...
私の眼に映る世界は
いつも美しくて
どんなに残酷か知ってはいても
やっぱり美しくて
日々、泣きたくなってしまう
希望
それは死ぬ直前にすらある
役割を終えた安心と
やるだけやった満 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
食べる、もぐもぐと、食べる
山人
自由詩
7*
25/10/19 6:12
助走
たもつ
自由詩
6*
25/10/19 5:24
水精Ⅲ
本田憲嵩
自由詩
15*
25/10/19 1:42
プラスティネーション
足立らどみ
散文(批評...
3
25/10/19 0:24
夜陰、抉り来る重みに充たされ
ひだかたけし
自由詩
8*
25/10/18 21:00
夢想
りつ
自由詩
9*
25/10/18 20:59
三月の風 もっぷ
梅昆布茶2
俳句
2
25/10/18 20:41
叙情文芸271投句 蒼風 薫
〃
俳句
1
25/10/18 20:10
キムチ鍋に厚揚げとチーズを入れる
おやすみ
自由詩
2
25/10/18 19:27
町と街
ねことら
自由詩
5
25/10/18 17:39
独り言10.18b
zenyam...
自由詩
3*
25/10/18 15:37
独り言10.18
〃
自由詩
3*
25/10/18 15:31
Everything's gonna be alr ...
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
25/10/18 14:58
においかえる
ただのみきや
自由詩
6*
25/10/18 13:35
悔しさ
海
自由詩
7*
25/10/18 12:59
方角
水宮うみ
自由詩
4
25/10/18 11:40
回想 時々の
うめバア
自由詩
4
25/10/18 11:06
退化の改心
イオン
自由詩
3*
25/10/18 9:10
sすみれ日記 2017・10・28 蒼風薫
梅昆布茶2
短歌
4
25/10/18 8:20
秋にきえゆく
喫茶大島
俳句
2*
25/10/18 7:28
雨つぶ
にのまえいつ...
自由詩
4
25/10/18 7:16
告白
りつ
自由詩
4*
25/10/18 0:40
ま夜中の三叉路』 存在失格 もっぷ
梅昆布茶2
短歌
3
25/10/18 0:37
手紙(作者コメントをそのまま)
泡沫の僕
自由詩
2
25/10/18 0:11
memo
うし
自由詩
1
25/10/17 23:47
思念の行方
積 緋露雪0...
自由詩
2
25/10/17 22:54
玉手箱
こてふ
自由詩
3
25/10/17 22:14
手紙
泡沫の僕
自由詩
3*
25/10/17 21:43
綺麗な色
梅昆布茶2
短歌
2
25/10/17 21:38
美しい日々
りつ
自由詩
4*
25/10/17 21:27
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
加筆訂正:
夢想
/
りつ
[25/10/18 23:20]
改行
夢想
/
りつ
[25/10/18 21:22]
改題
告白
/
りつ
[25/10/18 0:54]
加筆
0.4sec.