ワタスゲ湿原一面の
風吸いこんで石地蔵
なにも語らず今にでも
あはは吹き出す笑い声
文明はひた走る
未来へと伝達する
時をドラマにして
空間をひとつにして

進め、近未来
お前が一番近いのだろう
神様がいるところまで、どうか
連れてっておくれ
自閉症をもつ息子の
小さな手を引いて
特別支援学校のバス停まで
いつもの道を歩く

――はやあるきっ、はやあるきっ
かけ声と共に
到着時間まで、あと3分
息子が地べたに這いつくばり
...
ちっちゃなお手紙が届いた
何てことない朝
どこにでもあるようなアパート
いたずらにしたって嬉しい
諦めかけていたから、
こういうの。
可愛い字で「バーカ」だって
僕はアホだよ
いつもく ...
二十三のときに出会って
二十四で俺の子を身籠った

翌年生まれた子は自閉症で
俺はあわてふためいて
子供の将来を悲観し
わめき散らしたけれど
おまえはただ
「それでも私の子に変わりない ...
静かな 受死日
赤い 耳鳴り
汚れた 嘴を
愛でたい 衝動

時間の 堰を
鬱と 感付き
黒い 水飴を
一入 味わう

奇妙な 甘味に
体が 弛緩し
疲労と 快楽の
絶頂を ...
 窓ガラス越しに店内を見渡す。レジ奥に立つ人物を見て一目で社
長だと分かった。懐かしさで思わず声が上がる。声を掛けるかどう
かで迷う。30年である、こちらの思い入れとは別に果たして分か
ってもら ...
ここは天国、英語でheaven。
実は名前なんてないらしいし
これが僕の見ているおかしな夢だって
言われても べつにおかしくない。

絵に書いたような クリーム色の雲の上を
これまた絵に書 ...
ほら、 ごらん
もう 夜明けだ

気分とか こっちでは
振り回されて  散々だね
呑んだくれの ニコチン中毒に
買物依存とくれば
折紙付 自称詩人だ
翼も 疾うに  使えない

そ ...
優しさのグラデーション
増えた色 密度も増し 煌めきが尖るメルヘンの角
舞って秒を光の粉にして 吹いてゆく 風の小さな心臓

あなたのメッセージを見ると元気が湧く
優しくなったね 昔 ...
剥き出されている

神経は逆立ち
雨風に鳥肌が立つ
緑の木立は激しく波打ち
瞳をくりくりと輝かせた
木登り少女は姿を消した

何にもない何もない
意味は全て剥奪され
記号だけがひょ ...
わたし、空へ還る
だって
朝の空気が
きれいだから

ここらは
ごちゃごちゃしている
にんげん

匂いがする

何もない筈の
箱の中に
星が
太陽が
ひっかかってい ...
季節の猫に触れてはいけない、
音楽とは常に涙でいっぱい、
頭を擡げて、
性格とは離れて、

乾いた風景、
どこもかしこも、喉が渇いていて、
光を浴びて、虹色な
マングローブみたいに、
...
バランスの取れた食事で健康体無農薬野菜美味しさ違う

生野菜高くて買えない時がある冷凍野菜上手に使う

宅配のピザ屋あってもエリア外町の端っこ便利が悪い

紅葉が町を照らしてくれている一瞬 ...
にこやかに交わし合う
流通する愛撫
性欲の使い方が
誰とも分け合えない

薄墨色の手紙
何度か届いていた
僕がそれを忘れる
その仕草を共有しよう

誰がだれでもどうでもいい
...
ちびくろサンボって
最近とんと聞かなくなったが
どうせ差別的とかなんとか
下らない理由なんだろ

俺がガキの時分は
暇さえあれば
ちびくろサンボの絵本を読んでいたよ
虎バターのところだ ...
死を呼ぶ紫色のカタツムリの殻が転がる庭

水色の髪の毛の先が棒グラフみたいに映る

地学の教科書まで嘘を何百も教えようとする

恐竜の心臓を呼び覚ますのは若き血潮の鬱血

北寄 ...
 
 
「こんばんは 新しい秩序 です」

「こんばんは イエスとマリアの連鎖 です」

「こんばんは ギラギラ毛皮団 です」

「こんばんは 暗闇のオーケストラ作戦 です」

「 ...
Tシャツは夏の楽しみ
変なのが好き
バカにされたってかまわない
いい歳、万歳!
たまにしょげたりもするけど
そこの角を曲がったら
すぐに元気になってやる
明日死んでもいい
ちゃっかり来 ...
初音ミクは冷たい
体温の話だ
初音ミクは冷たい
体温の話だ
テレビで他の誰かの歌が流れてくる
曲に温度なんか求めたりしない

初音ミクは冷たい
体温の話だ
初音ミクは冷たい
体温の ...
みどろの眼が睨んでいる
それを説明しては、いけないから
ボクはみどろのことは話さない
かわりに だーらんの花の咲くブーの森で
きのう夜の小人たちが踊った ギシキのことや
コーンベルべのたーた ...
○「市長」
市長が地域の剣道大会に挨拶に来ていた
この市長は長くやっているが
よくあちこちの大会や行事などに
顔を出して上手な挨拶をする
僕の田舎では人前でしゃべるのが
苦手な人が多いので ...
今朝は部屋を整理整頓している
ベッド・メイキングも欠かさない
あゝ
真夜中になるまで
この部屋を荒らす為に

毎日
部屋を整理整頓している
ベッド・メイキングも欠かさない
あ ...
少年よはよ気づけ

今日がどんなに天気が良かろうが

そんなのどうでもいんだよ別に

引きこもりと内に篭もるを両立なんてする必要なんてない

外に開いた想いで部屋にいたっていいじゃねえ ...
たったひとつ足りないばかりに
水になれない命がこの世にはあるのだから

たったひとつの決まりごとのために
美になれない命があっても おかしくはない

 (だからこそーー )
ふと眺めた死 ...
物事を極めることは
知り尽くすことではない
余白があることを感じ
さらに
知らないセカイの
余白を感じるためにある
お前には触れられないと
暗い部屋の片隅をつつくことではない
微小な心 ...
お酒のビンがとりどり輝くのを横目に
隅っこの席でハイボールとジントニックを飲み交わし
イヤホンを片耳ずつ、ふたりの好きなキリンジを聴きあった
ワイヤレスイヤホンなあたりが
家電好きなあなたらし ...
大丈夫 ミラーボールは
いつもまわっている
無号電話のような 呟きにちょっと
突っ伏して泣いている だけ なんだよ

誰も 知らないだろうけど
あの子は おっぱい 割と小さめだし
目をつ ...
飛び立った優しさが
稲の純朴を運んで
新しい命を与えるだろう
黒く染まった鼻の中に
はるばるやってきた光沢を
感じるのはなんでだろうな

あなたは
マネーゲームからは置き去りの
爪の ...
ビルの窓に褪せた空の青さ
夜のままの側溝の饐えた臭い
音漏れしている流行曲
眩暈のするようなデジャヴ
なにもかもが痛くて堪らない

肉体は暴力である
殴打された何十億光年の静寂に
雑踏 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ワタスゲ湿原一面のらどみ自由詩119/5/14 23:11
未来へ福ちゃん自由詩019/5/14 22:52
石の顔服部 剛自由詩419/5/14 22:39
お手紙至る自由詩019/5/14 22:20
妻へ花形新次自由詩119/5/14 21:43
暗転ルラ自由詩2*19/5/14 19:58
懐かしい笑顔にbeebee散文(批評...119/5/14 18:49
新しいタイプの地獄ふじりゅう自由詩319/5/14 15:53
エマの朝闇道ナツ自由詩9+*19/5/14 15:33
優しさ研ぎ澄まして朝焼彩茜色自由詩919/5/14 14:52
荒野ひだかたけし自由詩719/5/14 12:34
空へ還る田中恭平自由詩519/5/14 9:44
ピンク由比良 倖自由詩119/5/14 5:28
過疎夏川ゆう短歌119/5/14 5:10
キメラの隣人竜門勇気自由詩119/5/14 2:38
しろでぶインポ花形新次自由詩019/5/13 23:45
沈黙の子守唄秋葉竹自由詩519/5/13 22:45
Good evening,墨晶自由詩019/5/13 21:27
Tシャツ至る自由詩2*19/5/13 19:56
初音ミクは冷たいピッピ自由詩119/5/13 15:39
みどろの眼atsuch...自由詩1*19/5/13 15:20
独り言117集ホカチャン自由詩019/5/13 11:37
ロンサムデイ・ブルース田中恭平自由詩319/5/13 9:19
焦らず楽しめよーかん自由詩119/5/13 9:11
系図ぽりせつ自由詩2*19/5/13 8:24
ぱーちゃん自由詩019/5/13 7:48
印あかり自由詩419/5/13 6:32
ミラーボールふじりゅう自由詩219/5/13 4:20
麦わら帽子自由詩219/5/13 3:59
肉体のシニフィエ新染因循自由詩11*19/5/13 1:06

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