黄昏を乞う
 
夕餉の香りを乞う
 
あなたを乞う


 
ふたりして春の間際で咲いちゃって あるはずのない青い花弁 夜が深まっていく
連絡がつかない、繋がらない
隣室ではコツコツと壁を打つ音、間欠的に
遠くの森を手を繋ぎ歩いた愛娘は
青春を謳歌しているだろうか、今頃

夜が深まっていく
オレンジジュー ...
うまくいかないことのほうが
詩になるじゃない
ぜんぶままならないまま
明日死ぬんだと知れば
職場のいやなやつだって
好きになれるし
世界一不幸なことが起きさえすれば
キリストにもなれる
...
寒い窓みとったら
みとったばかりの
顔が浮かんでくる
ずる ずる
おうどん おいしいかぁ
ええ音だして
ずる ずる
いわせやんなあかんで
泣く子も
泣き止み
すう すう
寝入 ...
星々が名のない列車に乗ってゆく
それを透明な駅員だけが見送る
自分たちがどこへゆくのかもわからないまま
疑問さえも忘れて

月明かりというのは
死んだ星の遺言だよ

誰かがそう言った
...
老いた肉食獣の牙のみで作られた寝台に横たわり、遺伝子に染みついた生温かい血の記憶を弄っていると、脳味噌の隙間に瞬く光がある、針の先のような小さなそれは、けれど深くまで届くような鋭さも感じさせる、俺 ... りかいのできることばしか
りかいできなくなってしまったから
ぼくはもうことばのことが
わからないんです

こどもがわらうときの声も
ひかりがビルのむこうから顔をのぞかせた瞬間も
すきなひ ...
絶望 限り無く今や 海に至り
語り尽くした 夢 希望 愛
空を切りつけ 沈黙する 月
まだ 名前の無い 星屑と
じき 幽霊になる 渡る雲

絶対的な幸福が ないのだから
不幸せだと 金の ...
永遠の高さから降る雨粒を受け止めるため僕は生きてる


深海の大きな流れ青い影、赤い如月ここは春です


見えるもの全てが少女趣味ならば生きる理由も無くていいのに


六弦と鍵盤上で ...
目を瞑り青い薬を飲みくだす命の色と反対の色


生きながらえては静かに死んでいく人の全てが可愛い夜中


好きすぎて死んでしまえるまでギターの音を脳に刻み込んでく


小宇宙だけが宇 ...
{引用=
――水道橋、詩の練習



つないでゆく
これから来るもののために
  それを信じて
つないでゆく
見極めて
(生き急ぐことなく)
後の者のために
いまこの場所に立 ...
灰色の空を見上げて
最後の雨を待ち続ける間に
きっとアタシたちの歴史は
色褪せてしまうのだろう

気がつけば無音になった街で
みんな空だけを見ている
鳥の瞳で、犬の瞳で、猫の瞳で、
( ...
{引用=梯子}
高く伸びた梯子があった
青い空の真中に突き刺さり梯子は行き止まる
果て無きものに接した微かな上澄み
触れていることすら定かでなはない
その虚無の厚みの中
降り立つ場所もなく ...
夜の街で騒ぎチャチャチャと踊りまくったあの頃汗まみれで銀の鈴を鳴らし夜更けの爛れた愛情もあったり夜明けまえの湾岸突堤で星が目をそむける熱いキスをしたり君を思い出すのはこんな二月の港町で潮の香りを日 ... 眼を凝らして見詰める
根なし草だと嘆く貴女

ゆーとぴあ・りりぃ
恋する乙女
類い稀生る切っ先を
振り回す戦士

鬼百合の馨しさと
鬼嫁の愛妻化を目指し
家を目指した

...
○「詭弁横行」
不適切な対策や対策不足を
「説明不足」と言っている

○「官僚」
国会答弁などを見ていると
官僚はむなしい!という気がする

○「ぽつんと一軒家」
接触感染防止には
...
 ひとびとが落ちていく
 手のひらから
 順繰りに

 もはやなにも救いがないと悟るとき、
 帽子をとって逆さに持ってみる

 だれにとり、
 答えることがあろう
 おれ ...
月光螺鈿の庭で会おう

このかなしみは
悲しみでも
哀しみでもなく
ただ透きとおるばかりだから

ふたしかさの中でしか
結べない約束を
たぐりよせるほかに術はないから

月光螺鈿 ...
きりん座の長い首が見える
北回りの夜間飛行が点滅してる
月明かりに見える飛行機雲

夜を一つ下さいな
眠れないのです
本物の夜を売って下さいな

夜を一つ下さいな
夢の入場券を一 ...
庭の隅っこに
忘れ去られた小さな器
雪解けの下から
ブルークローバー
空耳だろうか
寄せ植えの準備は出来たよと
そんな声が聞こえた
妖精の声だろうか
強がりの言葉を交換したら
隠せない後悔にふるえて
愛に凍える雪だるまになる
頬を流れるのは涙じゃない
瞳に降る粉雪が溶けただけ
季節最後の雪雲たちは
冬の尻尾のように消えていく
黄昏 ...
青い夜は低温火傷をしたよ
星の光と瞳を撃ち合い
気持ちがほつれたら糸になって
永遠という文字をなぞりたい
内側に誰もいないとしても
輪っかを投げて電車を走らせる
無数の名前と言葉を乗せて
...
 
 最近、疲れて、いるな、と思ったら、

  月が、死んで、行く、からだ。

 明日は、新月。また、始めよう、何度、でも。
スマホ時刻午前六時十九分
目が覚めたらその時間

連休二日目の朝
日曜日

スマホは肌身から片時も離せない
まるで自分の分身

スマホから得られる情報
スマホから得られる娯楽
L ...
 {ルビ一廉=ひとかど}のアヴォカドよ 嗚呼 a

 オン・アボキャ  蓋し、{ルビ栗南瓜=くりかぼちゃ} b

「 キャベツ、キャベツ 」と啼く{ルビ鵲=かささぎ}め  c1

 茶釜  ...
       冬ようたえ
       競い  
       生き
       今日を
       すみずみまで
       凍てついた六花
      ...
自分は本当の地獄を知らないけど
あそこは少なくともあの頃の自分にとって地獄だった
生き地獄だった

あそこから飛び出して自由になりたいと夢見て
それが本当の自由かはあの頃の自分には分からなか ...
六年も前に交わしたセックスの思い出をまだ、しがん ... 今夜、黒い雨合羽の男が電話をくれる気がしてる。
分厚いタウンページの、僕のページを引き当てて。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
乞う殿上 童自由詩3*20/2/24 1:12
間際はるな短歌1*20/2/24 0:07
繋がらない夜ひだかたけし自由詩620/2/23 23:00
うまくいえないうみ自由詩5*20/2/23 22:18
うどん修行レタレタ19自由詩13*20/2/23 21:33
名のない列車きみのてを自由詩720/2/23 21:16
血塗れの船で果てしない海を渡れホロウ・シカ...自由詩2*20/2/23 21:13
無題うみ自由詩9*20/2/23 20:52
微熱ネン自由詩1*20/2/23 20:43
ひえびえと由比良 倖短歌020/2/23 20:15
生きていく、理由短歌020/2/23 20:14
つないでゆく岡部淳太郎自由詩3*20/2/23 18:23
最後の雨を待ってるもとこ自由詩12*20/2/23 16:34
行方知れずの抒情 ニただのみきや自由詩3*20/2/23 16:07
『哀愁の二月』秋葉竹自由詩320/2/23 15:58
想像の地藤鈴呼自由詩020/2/23 15:10
独り言218集  ホカチャン自由詩1*20/2/23 14:08
転落a miss...自由詩420/2/23 12:59
月光螺鈿の庭で塔野夏子自由詩1*20/2/23 12:26
きりん座丘白月自由詩220/2/23 12:16
ブルークローバーの妖精自由詩020/2/23 12:15
愛が治った日自由詩020/2/23 12:15
プラネタリウムミナト 螢自由詩2*20/2/23 8:05
下弦。中村遠吠自由詩020/2/23 6:47
スマホ時刻午前六時十九分こたきひろし自由詩320/2/23 6:47
哥 -flow-墨晶自由詩1*20/2/23 5:59
神よりもMOD自由詩3*20/2/23 2:33
電脳の世界から広がる世界千幸自由詩020/2/22 22:25
かじかんだ指をあたTAT短歌020/2/22 22:01
ページクーヘン自由詩4*20/2/22 21:35

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
加筆訂正:
行方知れずの抒情 ニ/ただのみきや[20/2/23 19:25]
誤字脱字修正
桟橋、/一輪車[20/2/23 6:43]
タイトルを「桟橋の、」から「桟橋、」にかえました。
桟橋、/一輪車[20/2/23 6:43]
タイトルを「桟橋の、」
エンケラドス支局第一報・海王星行き旅客船宇宙海難事故・放送原稿/北街かな[20/2/23 1:29]
2020/2/23 全面的に修正
0.07sec.