夜更けて流るる秋の歌沁むる

果樹も木もなべて古りたる秋の庭

間を置いて鈴虫のこゑ草の中

数減りて二人の対面十月会
人肌寒く吹く風と
舞い踊る枯れ葉にキスをする

そんな赤茶けた土の上
数羽のカラス
袋啄みて中のゴミ荒らす

それを見ていた鳩
首を傾げて見つめてる
電言柱の雀たちも
遠巻きに見下 ...
命に帰る
私には 悪の部分がある
だからこそ
善く生きたい私
善く生きたい命

命を
見つめすぎると
悲しくなるけれど
命の命は
幸せに気付く
幸せとは
命が嬉しくなり満ちるこ ...
歯を抜いてマイナス1
噛み合わない分
噛み合うところで負担して
馬力は8割か9割

失ったものは
帰ってこない
マイナス1のまま
工夫するしかない

マイナス1のことばかり気にかけ ...
しわせはちっとも平等ではなくて投稿欄の家族愛たち

吉野家の普通の牛丼食べたいな駅の向こうが遠い病床

自分だけついてないとは思わないでもついていないことは本当

夢じゃなくてに掴みたいい ...
素直さのない
夏の熱砂が残す灰、夜想曲の静かさで
降り積もる
森は、夏の温もりになごり
いつか 一つの季節を追いやる
季節風は海の果てに姿をけし
かけ違えられた犠牲の森の彩
見捨 ...
○「美尻」
上高地は今外国人が多い
梓川の河畔を歩いていたら
黒いタイツをはいた外国人女性の尻が
とても美しく思わず見とれてしまった!
小さな子と一緒のママだったが
上高地の自然の美しさに ...
Ⅰ. 花形新次という現象 ― 「言語の現場」の更新

花形新次の詩は、まず第一に「ことばの現場」を剥き出しにする。
そこには技巧よりも「発話の必然性」が先行しており、詩が生まれる瞬間の生々しい〈 ...
白い液体に溺れる気体

島みたいな鳥の背中に乗っている

壊れて進むビスケット

人々は倍々ゲームの爪痕だった
薔薇色の日々を与えてくれて
貴方には心からの感謝を

どうしようにも
憧れすぎて
私は貴方になりたかった

貴方が知りたくて
ボードレールを読んだ
それがきっかけで詩を書き始めた
...
心臓のしに

3つの点を加えて



左の曲がった細い線は血管

真ん中の点は愛かな?

右の点は心

心は身体のエネルギー発生源
秋の街老アーティスト話しけり いろんなことを知って

今がある


絶望と喜び


いろんなことをやって

今がある



涙とゴール


いろんなことを経て

今私は

詩を描いてよかっ ...
違う心を持った太陽と空と雲

仲良しになったり喧嘩したり

今日の雨は誰が悲しくて泣いているの


光が見えないから太陽さん?


青が見えないから空さん


二人に意地悪し ...
そこを避けて着水しなくては/


かなって夕日の沈む頃に合わせるかのように操縦士だけの小型機が墜ちた/燃料は使い切るだけを飛行したはずなのに静かに知られずに海でもえて・/夜空への祈りのように最後 ...
もぐもぐ、もぐもぐ、はたして
そんな音が聞こえるのかどうかは
世間的に問題にならない
たぶん、ごはんを食べるとかそういったイメージ

さして食欲もない昼の食事は
きっともぐもぐとい ...
廊下を渡る足音には
特段目的地がないから
店長は突き当りのエレベーターを
使い捨てに決めた
わたしの相談事にも
丁寧に対応していただき
お昼に買った二個入りの一つを食べずに
後用 ...
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ...
プラスティネーション

https://www.swissinfo.ch/jpn/society/リアル-ヒューマン-ボディーズ_ローザンヌで人体標本展を中止-拷問死した中国人を使用か/44489 ...
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ

只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて

始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ...
現実は
私を疲れさせる
作り笑いを引っ込めて
素に戻る
良く喋るひとは嫌いだ
一緒にいるなら
沈黙が心地好いひとがいい

気がつけば
夢想して微笑んでる私は
此処に存在してない
...
函館着新幹線がなったならいかのお寿司にかぶりつきたい

休日の食べ放題に焼肉がなかった君に待つ月曜日

病床は梅の便りを書きたくていつも追伸にさえ忘れる

6時半外は起きたと確認し私も起き ...
春夕焼けスマホを解約したくなる

さようなら鳥帰る空明日晴れ

ブランコの届く梢の風の椅子

友達は絵本の中にすみれ草

れんげ咲く田んぼの永遠の3つの子


鈴木さんミーコの行 ...
 
 ポエムはこういうタイトルでいいよね

 ほっこりするから

 せっかくのホリデーなのに

 模試とか世の中狂ってる

 昨日見た灰色のかわいいポケモン

 名前はなんて言う ...
薄く白みがかった雲という雲の覆った、町でした、
ここはとても広く、狭く、
町と町は記号的に隔てられているだけだから、それは町という単位で、
あるいはそれぞれが固有の生き物のように、存在してい ...
○「検査苦」

「眼圧検査終わりました
頭をはずしてください
頭をはずしてください
頭をはずしてください!」
眼だけでなく
耳も遠いのである
「今度はこちらへ移動してください」
とい ...
○「生きがい」
広い本屋で立ち読みしていたら
後ろから車つきの歩行器を押しながら
おじいさんが通り過ぎた
その後そのおじいさんは
その歩行器に寄りかかりながら
熱心に立ち読みしていた
僕 ...
透明なものは呼吸を阻むから気を付けた方がいいと昔なにかで読んだ気がする、まさにそんな言葉がしっくりくるような午後だった、夏がようやくため息をつけばエアコンの心地良さが幅を利かせる、一日に一度は真昼 ... {ルビ静寂=しじま}の雨にうつむいて
秋の草葉は色もほのかに

時遠く
こころは近く
忍ぶ素足のよう
匂いは
声よりそばに立ち

箪笥の抽斗を引いた時
古い香水瓶
   ではなく ...
マウントの連続
嫌気がさして耳を塞ぎたい
いつの間にか噛み締めてる歯
パキっと音がして竹のように割れた
まだマウントは続いてる
崩壊する口内

澄んだ鳥の鳴き声を聞かせて
この耳を覆っ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋たけなわけいこ俳句7*25/10/19 16:15
ちいさな世界栗栖真理亜自由詩425/10/19 15:07
命に帰る ※(曲付き)こしごえ自由詩6*25/10/19 15:00
マイナス1自由詩1025/10/19 13:01
かおるの音    蒼風薫梅昆布茶2短歌425/10/19 11:33
秋無月月乃 猫自由詩13*25/10/19 10:28
独り言10.19zenyam...自由詩3*25/10/19 10:14
ChatGPTによる偽吉本隆明の「花形新次論」花形新次散文(批評...225/10/19 10:04
夜の体水宮うみ自由詩125/10/19 9:51
永遠の美しい男(ひと)花野誉自由詩11*25/10/19 9:44
多賀良ヒカル自由詩025/10/19 9:23
秋の街喫茶大島俳句2*25/10/19 7:47
源泉  蒼風薫梅昆布茶2自由詩225/10/19 6:42
雨の理由  蒼風薫自由詩325/10/19 6:34
名乗らぬ海の心音を、聴く  蒼風薫自由詩525/10/19 6:24
食べる、もぐもぐと、食べる山人自由詩7*25/10/19 6:12
助走たもつ自由詩6*25/10/19 5:24
水精Ⅲ本田憲嵩自由詩15*25/10/19 1:42
プラスティネーション足立らどみ散文(批評...325/10/19 0:24
夜陰、抉り来る重みに充たされひだかたけし自由詩8*25/10/18 21:00
夢想りつ自由詩9*25/10/18 20:59
三月の風  もっぷ梅昆布茶2俳句225/10/18 20:41
叙情文芸271投句   蒼風  薫俳句125/10/18 20:10
キムチ鍋に厚揚げとチーズを入れるおやすみ自由詩225/10/18 19:27
町と街ねことら自由詩525/10/18 17:39
独り言10.18bzenyam...自由詩3*25/10/18 15:37
独り言10.18自由詩3*25/10/18 15:31
Everything's gonna be alr ...ホロウ・シカ...自由詩3*25/10/18 14:58
においかえるただのみきや自由詩6*25/10/18 13:35
悔しさ自由詩7*25/10/18 12:59

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加筆訂正:
夢想/りつ[25/10/18 23:20]
改行
夢想/りつ[25/10/18 21:22]
改題
0.42sec.