冷気を嗅いで手繰り寄せる
黒い焔 死せる舞踊者
太陽との距離を測りながら
夢を滾らせる
からだは形を逃れ
こころは殻を得た
重なり溶け合う
不可分の同一
全感覚でまぐわうように
世界 ...
八重桜のぼんぼんかざり去りゆくと人には告げよ天の箱舟 煙たげに顔を歪める
整った顔をみている
裏技がこれなのかもね
胸が鳴る音が聴こえる

ほんとうは嫌いたいのに
こんなとき可愛く想えて
かなわないしろいほほえみ
なぜだろう泣 ...
 

かこを振り返るんじゃないの。

あたしはそんなの、かこなんて
ぜってーみないでいきてやるんだと
赤信号でもまえだけをみて
走り出しちゃうほど
ひとの迷惑省みず、
の気持ちで ...
 {ルビ誤綴=ごてつ}された
 この午後の陰を 歩く

 哀しみも慕わしさも
 あなたの唇の{ルビ彩=いろ}で 膿んでいた
 {ルビ端=はな}から鋳込まれていたように
 そこに ここに ...
寝ている間に大量の汗をかいていた。
昨夜はまだ芯熱があったのだが、それも消えている。
体温を測る。
36.2℃
あー、結局、
腎盂腎炎じゃなく(勿論コロナやインフルでもない)、
最初に予想 ...
○「自分ファースト」
トランプ大統領が「アメリカファースト」なら
僕は「自分ファースト」だ
まわりに助けを求めている人たちが
たくさんいるのに
それには目をつぶって
ただ自分の幸せだけを求 ...
夜中の二時前
布団の上で頬杖つきながら
スマホのワードアプリから今この詩を打っている
頭の左隅っこがジンと響いて痛い
なぜこうなったのか
これからこの痛みについてどう対処すれば良いのか
わ ...
はぁ

俺が思いついたことにならねぇかな

なんて考えながら、涙。
今日、命日つて事はないよね?
私は追悼文を書きたいんぢやないからね

『杳子・妻隠』を讀んだ時には
はゝあ、当時の文藝批評家たちが
新しいタイプの小説家が、つひに!
と総立ちになつたのも無 ...
ミサイルが街におちて
なつかしい光景が
吹き飛んだとき

私は絶望の意味を知った

むなしい風が
吹き抜ける



いとしいひとが帰らない
夜空の月は残酷だ
涙ながして

...
赤の列車はいつ来るか
あまた の ように また ここに

青の列車はいつ来るか
それをまた 旗のように

この静けさはどこの暗闇か
この温かさはどこのまぼろしか

わたしは何も分から ...
 失われた薔薇の花と団欒
 終わった関係と更地
 虚脱の時を刻む秒針

過ぎ去ったもの 鎮まっていく
鎮まっていく内実を見極めようと
開ける夜闇の宙を眼差せば 、

 消えた赤い舌と漆 ...
彼が暗殺されたのか自死したのかは
今となってはわからない
彼の作品にそのヒントはあるだろうか
ふとした好奇心でふらり図書館に寄り
ベンヤミンの本を手に取る
軽かった気持ちが不意に重くなる
...
ちんぷんかんぷんでも
またさらにあの憧れは病まない
まだ静かな空はただ愚かさを包み込むから
そんな中でいつまでも明るさを求めるのは
どうしてなのか?

今、そこにある、というのはどこにある ...
前日降り続いた雨は畑を潤し
昨日一昨日のひび割れた白っぽい地面とは
打って変わってまるで沼地のように
どろっと水を豊富に含んだ地となっていた

そこから生える緑色の若い芽は
眩しそうに群れ ...
曇天の上側には太陽があることなんて信じられない。私は朝五時から午後一時までの勤務を終え、こうしてぼんやりと外の曇天を眺めている。曇天には重量があると思っていて、このやるせなさと、なんとはなしの失意感は ... 熱い湯船に浸かりながら昼の出来事を思い出す

病院の帰りに行きつけの喫茶店に立ち寄った頃の話
私はお気に入りのコーヒーを片手に
瀬戸内寂聴氏が現代語訳した源氏物語を読んでいた

そこへ現れ ...
私は何者なのか
その疑問からまずは始まる

私は この世界のなかで奇矯な存在だった
ずっとそう思っていたが
実は世界そのものが奇矯であり
私はそこに迷いこんでしまっただけなのではないか
...
 自分たちの置かれた立場を理解していない、宮沢税調会長や森山幹事長も大概、勘違いが甚だしいと思うが、立憲民主党の野田代表と小川幹事長、この二人のレベルは正に発狂しているとしか言いようがない。経済音痴と ... 旅人:なんで君は僕と一緒にいたくないの?

村人:ううん、私考えるの苦手だから。考えさせられることが辛いの。

旅人:違うよ。君は答えがあってそれに合わせる人生を歩みたい。それに対し僕が問いを ...
堕ちるならふたり並んで
目の前の罪を無視する
夜明けまえ街が泣くまえ
目にみえる闇に震える

津軽弁はなすあなたの
伏せる目をみるときが好き
しろいあさ寒い心臓
しろいいきふた ...
14/12/29

ここに初めて投稿した日

いつの間にか10年経っていた

その間に

下の子が産まれたよ

転職を3回したよ

家も引っ越したし

母親は亡くなったし
...
○「独り言1.24」

○「運命とは」
いつ生まれて
いつ死ぬか である

○「言葉が追いかけてくる」
「なんのために」
「どうして?」
という言葉がいつも追いかけてくる

○「 ...
 

 

 回れ楡の花 硯大根芋牛蒡 松葉結は栗匂う華
 
  オレンジの皺皮剥いた四時半時に哀れ 朧三日月の 弓は徒を絶つ

             流れのない街でずっと暮らすつ ...
本物の高級料理を作る
まっとうな料理人と
ちゃんと味がわかる客に
文句なんてつけないよ

愚かだと思うのは
高級風な何かを並べる
料理人ですらないやつと
味もわからず有難がるやつら
昼前の日差しはまだ苛烈に地上を照らし続け
ひとの肌を焦げ付けてやまない
熱波で急激に上がる体温を持て余し
真っ赤に火照る顔に
滝のように止まることを知らぬ汗

裏腹に農協主催のレクリエーシ ...
一言 二言 言葉を交わしただけの

名前も素性も知らぬ貴女よ

冬のコンクリートは冷たかろう

素裸なら尚の事

痛かったでしょう

辛かったでしょう

私は 貴女の 悲しみも ...
雑踏はカラフル

希望を嗅ぎつけて走り出す
首輪はないのにぎこちない
重なって澱む心と新たな虹
紫外線がパァッと降り注いでる!

雨が降ったんだ
穴ぼこの滲みを作ったよ
こういう日は ...
 

髪切虫を知っていますか?
すこしだけカッコいいんだぜ?

生きてるだけで美しい
生き方や
立ち方ってどんなんなんだろうね?


月影が
静まる真夜中
眠られぬ
我が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
冬の樹霊ただのみきや自由詩4*25/1/25 11:41
今期の花神が誰だか知らない足立らどみ短歌225/1/25 11:22
しろいいま秋葉竹自由詩225/1/25 10:45
星みるひと自由詩125/1/25 10:06
誤綴(2025.01.21)草野春心自由詩425/1/25 9:16
1月25日メモりつ散文(批評...3*25/1/25 6:36
独り言1.25zenyam...自由詩2*25/1/25 6:25
暗転栗栖真理亜自由詩225/1/25 1:37
キラーフレーズえこ自由詩125/1/24 23:39
古井由吉『招魂としての表現』讀後髙任勇梓 T...自由詩125/1/24 21:07
反戦詩習作「お願い 誰か」りつ自由詩3*25/1/24 20:20
劣悪の灯び陽向(2躯-...自由詩525/1/24 20:07
静かさ、宙の内にひだかたけし自由詩4*25/1/24 19:33
金曜日の図書館自由詩6*25/1/24 18:41
豆乳の風邪陽向(2躯-...自由詩4*25/1/24 15:40
充足栗栖真理亜自由詩2*25/1/24 15:38
曇天の重量山人自由詩14*25/1/24 14:35
怨念栗栖真理亜自由詩3*25/1/24 14:20
世界のなかの奇矯な私/私のなかの奇矯な世界岡部淳太郎自由詩325/1/24 13:58
「クレクレ星人の独り言 25」ジム・プリマ...散文(批評...3*25/1/24 13:45
旅人と村人鏡文志散文(批評...5*25/1/24 12:43
しろいきす2秋葉竹自由詩425/1/24 8:00
3,679日たいら自由詩225/1/24 7:38
独り言1.24zenyam...自由詩3*25/1/24 6:47
水入りの街洗貝新自由詩11*25/1/24 5:40
贋作天竺葵自由詩125/1/24 0:35
水浴び栗栖真理亜自由詩125/1/23 23:53
名も知らない貴女を詠うたいら自由詩125/1/23 22:48
散歩道/Life is allegro!らりるれろ。自由詩225/1/23 22:02
カッコいいってどういうことさ秋葉竹自由詩325/1/23 21:36

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加筆訂正:
Wake up ! Stand up ! Walk ! Run ! Fly !の意味/りつ[25/1/24 20:17]
本文中の「※」変更。ラスト「※」追加。訂正し、お詫び申し上げます。
Wake up ! Stand up ! Walk ! Run ! Fly !/りつ[25/1/24 20:07]
※追加。本文を訂正し、お詫び申し上げます。
0.34sec.