正義なんて無いよと嘯いたソイツの目には
うっすらと涙が溜まっていて
それをみた俺はもうなにも云えなくなって



寂しさを
「寂しくない」と云う夜の
効きすぎているエアコンの風 ...
診察券と保険証を出して
呼ばれるまでソワソワ

定期検診だから怖くない
そう思ってもドキドキ

歯茎の隅から隅まで
器具で突かれチクチク

歯茎チェックはOK
次は歯のクリーニング ...
慢性的な病苦と共に
意識の闇に沈む 、
深いふかい漆黒へ
日々、夜の更け行くに連れ

そこからゆっくり
静か立ち上がり
気付けば
朝に太陽、
この世界を照らし出し
朝に意識、
自 ...
一生は人生を懸けた闘い
生と死を懸けて
何のために闘うのか
何を表現するのか
これからの人生を
どう生きるか
必ず人生という闘争を
勝ちきってみせる
魂といういのちは
生まれる前から
欠けているから
何かを求め続けるのだ
愛はここにあるのに



このからだは
愛で
出来ている
いのちの
結晶



ありがとうさ ...
あなたのなみだ


|
ほどけた
こころに
愛がひとり
ぽつねんとして
つぶやいている



月光
澄みわたり
ひとりではないと
万有引力を思う
私のこころは



こころの闇を
照らす ...
空に舞う麦わら帽子目で追った時のはざまで行方は知れず

海からの帰り道はいつだってしぼんでるのにからだは重い

アスファルトに立つ陽炎は死んだら負けといってるみたい

蝉たちがぴたりなきや ...
 日照りつけて
 前方に霞む百日紅には
 二匹のクマンバチ

 ふと足もとを
 蜻蛉のちぎれた一枚羽が
 微風に 晒される
 
 古道の低い石積みの傍、
 生い茂る樹木の根元で
  ...
その未来は

見かけによらぬ人たち の他人同士でも、
同じ地球に住んで違う夢をみていても、
使役するデコイ同士が連絡をとりあい?
過去を補正してくれているのだろうか?

出涸らし ...
○「詩募集します」
読んだら
涼しくなる詩は
ありませんか
あったら朝夕お経のように唱えたいとおもいます
なかったら
誰か書いてくれませんか
真夏の日中に上空を塞いでいた、ひとつの低い層がなくなって、青春の夏はより遠くまで反射して、よりいっそう真夏の夜の夢に届きやすくなる。より受信しやすいように部屋のなかの灯りをすべて消す。多分に雨の吹き荒 ... ずどんどすん
憤怒の鉄鎚、
打ち下ろされ
腹底に鳴り響く
この夜この世に

猛烈な電光と雷雨と共 、

 *〈怒りと罰〉の次元

与え与えられ 登攀せよ! と。




...
甘いささやきが

ゆったりとこの身を襲う

抗っても

酒を飲んでも

憑りついて離さない
 
 部活で帰りが遅くなったから

 夜の電車に揺られてる



 向かいの窓に映る私の顔

 前髪なんか気にしたりして



 なんでアイツの顔が浮かぶんだろ

 好き ...
 

まずは、ひとつ
金メダルを獲得したのは
昨夜の夜空のまんまるい月
その光を浴びられたこと、かな

ちょっと繁華な街の
ちょっと安めの店で
アルコールを飲みながら
ふと
...
空にはモクモクと山のように雲が聳え

熱風に包まれる

公園でバットがボールを打つ音

子供たちのはしゃぐ声

蝉がミーンミーンと伸びやかに鳴いている
猥雑な迄オレンジ
染まり輝く満月

熱帯夜の屋根瓦の上 、

浮かび在るをふと捉え
月の磁力、否応無く深々と





あの日、師の逝去の
報せと共
外出した夕闇に 、
...
わたし 雨

私あめ 時々 あられ
心ゆられ
たこ糸のさきに むすんだ釘を
しずかに 夜に沈める

口の端に くわえた糸に
声をつたえる きみに聞かせる

わたし 雨

夜から ...
この魂という命を
つらぬく
心の光る風は
自由だ
思いは羽ばたく



これも運命 天の自由だ
繰り返される命は
繰り返されない命
魂という命
この宇宙に一つの命


...
 レイモンド・チャンドラーの猫はタケというなまえだったのだが、
 来訪するアメリカ人たちの発音によってタキとゆがめられ、
 図らずも、bamboo から water fall へと変身を遂 ...
好きなもの好きなものだけ食べる君体をずっと鍛え上げてる

栗拾い自宅の庭は栗ばかり人にあげたり食べきれなかったり

遊ぶ場所無くなり家で過ごしがち公園の土地持ち主に戻る

自宅から一キロ先 ...
言葉なんていくらでも捨ててやる

そういうとあなたはノートの中に隠れたのよ

皮を剥ぎ取る山が熱波に燃える

吸盤の取れた水蛸はエイの群れにすがる

アンチエイジングだと彼女は言い ...
性善説 青空を見上げること

性悪説 蟻を潰すこと

山河

洪水

噴火

子宮

コウノトリが揺籃に赤子を運んできてくれたら

母が命懸けで膣から我が子を排出しなければ ...
生きていくこと
空箱の庭
蝉の抜け殻の残響の続き
風に揺れる透明なブランコの隣で
ほんの少し匂いがした
嘘みたいに
あなたに触れたかった
「ぼくは無力だよ」
とあなたは言ったので
「どうしてあなたは無力なの」
と私は聞いた。すると
見ているうちに、あなたは手のひらに乗る位に小さくなって
青白く光る星になった
自分の弱さを
...
○「政策」
経済、少子高齢化、人手不足、医療、介護、年金、教育子育て、自然災害などさまざまな大きな問題に直面しているが
どれひとつとっても有効な政策を打てないでいるというのが
一番の問題なのでは ...
心は揺れる。いつも頼りなくて、大嫌いだ。心。

心のことを書いている。
ちりちりとした火に焼かれる日々のことを思う。関わったり、失ったり、人として生きることの苦しさと、辛さと、そのたびに乱れ ...
僕は泣いていた
世界が僕に厳しくて
その時、君に出会った
嬉しかった

でも君が急に
僕に冷たくなった
なんで?と聞きたかった
他に好きな人できたの?

君の気持ちが分からない ...
渓流竿は刀のように美しい

日本独自のもので

種類は今まで数百はある

明日は碧羅という強竿を携え

大物を狙いに行ってみる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ピュア秋葉竹自由詩324/7/23 20:16
歯医者の日自由詩3*24/7/23 19:12
ヒカリひだかたけし自由詩524/7/23 17:55
一生渡辺亘自由詩224/7/23 16:31
※五行歌 三首「いのちの 結晶」こしごえ自由詩4*24/7/23 16:28
|由木名緒美自由詩624/7/23 15:39
※五行歌 五首「月は 一輪 咲いている」こしごえ自由詩5*24/7/23 13:36
サマーノートそらの珊瑚短歌6*24/7/23 12:32
陽炎リリー自由詩13*24/7/23 10:24
未来から 始まる絵本 008足立らどみ自由詩324/7/23 7:49
独り言7.23ホカチャン自由詩2*24/7/23 6:32
夏夜のラジオ本田憲嵩自由詩1224/7/22 23:29
詩想・この夜の〈雷響〉に導かれひだかたけし自由詩324/7/22 22:03
五行歌 睡魔レタス自由詩5*24/7/22 21:59
フェットチーネグミおやすみ自由詩224/7/22 21:56
オリンピック前の満月の夜の歌秋葉竹自由詩224/7/22 21:00
夏休み自由詩8*24/7/22 19:22
五行歌、月なるものひだかたけし自由詩624/7/22 18:09
わたあめsoft_m...自由詩1024/7/22 17:33
※五行歌 五首「小鬼の私にほほ笑む 青い花の精霊と」こしごえ自由詩8*24/7/22 16:59
レイモンド・チャンドラーの猫中田満帆自由詩124/7/22 15:41
公園夏川ゆう短歌224/7/22 11:39
ウォルフアラガイs自由詩9*24/7/22 9:10
_由木名緒美自由詩6*24/7/22 9:09
生きていくことたもつ自由詩624/7/22 7:52
青白く光る星こしごえ自由詩7*24/7/22 6:34
独り言7.22ホカチャン自由詩3*24/7/22 6:09
詩で何かを救えると信じることねことら自由詩524/7/21 21:45
君と一緒に陽向(2躯-...自由詩424/7/21 20:54
五行歌【渓流】大物狙いレタス自由詩7*24/7/21 20:32

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加筆訂正:
陽炎/リリー[24/7/23 13:00]
改稿しました。
夏夜のラジオ/本田憲嵩[24/7/23 7:14]
若干修正。
夏夜のラジオ/本田憲嵩[24/7/23 0:33]
加筆修正。
0.12sec.