殴られない人は
死んでしまった
殴られる人は
生き残った
殴られる人は
卑怯で不誠実で
逃げ回っていて
でも事態を誰よりも
見抜いていた
だから生き残った
殴られる人ばかりが
生 ...
闇に突き刺した月
出臍の眼が胡座かき
入眠の淵を見張る
触れた言葉の
うっかり置き忘れた振りして
絶えず調律しながら
有り難いこと 、 

盲人ひとり切りの入場
決して赦すことなく
...
 どこへむかって 富んで征くのか?
(じつに青い鳥とは悪意であろうよ)
 なにをおもって 演って来た?
(みじめに 揺れたのですよ)
 つたえることもなく、みえやしないか
(極限を おも ...
うつむけば
雲間を抜けてゆく太陽
あいつは意外と速いんだった
「マルチタスクができる人ってすごいよね
 左右の脳で別々のことできるんだって」
「へぇ、そうなんだ」
路線バスの中で前の席の女子高生が会話が
私のタスクに割り込んだ
いやそれは間違いだよと言 ...
陽は落ちて、

お昼はそろそろお疲れぎみ

ジョジョに黒く染まり始め

よるが忍び寄る

そのスキマの夕は

無言で、暖かく

私を包み込み

闇の中でも

明るく ...
ものごしもやわらかに
巣だったばかりの雀でも見たか
いま笑みがよぎったような
そんな口角 会釈して通り過ぎる
男の 三歩後ろをいつも悲しみがついて歩く
若いころ旅先で棕櫚の並木を初めて見た
...
明るい方を見上げたら

淡い色で照らしてる
夜に深い影をつくる

自分くらい自分の言うこと聞いてあげよう
休みたいこと
食べたいこと

影が踊る
Adoみたいに
月が見ている
...
 冷凍の鶏肉2キロを一週間近く冷蔵庫に放り込んでおいたので、全部、腐っているのではないかと心配したが、開封したら、表面にぬめりが出ていたので、それを水道水で洗い流して、小さな袋に入れて、冷凍しなお ... デザートを
食べなかったので
スカートを
履かなかった

なので なので
寄り道に原宿へ

電車で
品川を見て置きながら
こんな丸いテーブルで
ホラーを見てる

でも
こん ...
恋をする場所が
この世界にはある
通りを歩けば
人々とすれ違う

夢が飛び交う
この世はステージ
誰もが愛を
交わしあう

星屑の夜空が
歌い出して
わたしたちはきっと
幸せ ...
海は
空の色をうつすから
いちばん綺麗なところは 
空の色をしているって
悲しい詩人に聴いた気がするけど

花は
蕾から花開くときの
たにんの嫉妬に耐えられなくなり
すぐに枯 ...
○「学ぶ力」
学ばないと
電子レンジの使い方さえも
わからなくなる
知識と技術は
日進月歩で進化している
俺は
日進月歩で老化している

○「政治」
政治家は
支持層のために働い ...
愛してる
愛してみる
愛さずにいられない
愛しすぎてる

どの愛を感じて
どの愛を伝えたいの

あなたはどの愛を求めていますか

会えない夜
会える夜
会っている夜
会った夜 ...
 意中の牌を掴んだときの感触
 こみ上げてくる興奮に震えることも
 対面のオジサンの手が一瞬震えた
 右をみて頷いて
 左を見て眉間にシワを寄せた
 正面に向いたとき
 視線を避けるよ ...
淡いあわいところを夢見る

月の光で影ができるような
おいでよ
ここへ
何か一緒にうたおう
なみだが溢れるならば
もっと泣きながら
嬉しくて舞い上がりそうならば
喜びのままに
あるがまま
あるがまま
誰もこころに嘘をつかなくていい
そ ...
我がこころ
知られまほしと
覚ゆるに
思いのほどは
知らでおはせり

僕の大好きなピアニストであるグレン・グールドのリズムは、僕を瞑想に誘うし、彼が見ているのは、この世の先の空の光であり、宇宙だという気がする。アニー・フィッシャーは割に好きで、彼女はコンサートホー ...
とほひ翳りのうちに
呼び起こされる
自分が自分であることの
記憶の奥処 、光を掲げ持ち
官能を照らし誘うもの 

最早枯れることなくずっとずっと
この上なく美しく咲き誇り続け
真っ赤な ...
そんなに寂しいなら
そんなに寒いのなら
左の頬を差し出して
ついでに右も差し出して
オラッ、往復ビンタの
乱れ打ちだ!
バシッ、バシッ、バシッ
痛いか?痛いのか?
なら何故やめない
...
悲しみを
思ひたまふな
その涙
光となして
君に届けむ
わたしの心は煤で真っ黒の染まってる

黒いシミが点々と点在してる

腹黒である

他人の欠点やアラがよく見え

ケチが心の中で満腹だけど

それが口までくると

白く浄化さ ...
親の上に胡座をかく
言い訳ばかりしている
自分のために生きることが
どういうことなのか知らない

親とは違う類
進化したと思うけれど

搾取される存在に変わりない
今すぐ立ち上がり自 ...
人の回復に心弾む
朝に日はもう上っている
光と鳥の音楽は
世界を包んで響いている
回復ということが
どれほどこころを和ませるか?
人の回復は希望となり
消えたろうそくに火を灯していく
...
最後に
ノートに詩を、書いたのは
何年もまえのことになるのだけれども
何年まえだったのかは
もう、わからない

紙に
シャープペンシルかえんぴつで書いてたかな
えんぴつてことは ...
わたしたち、幼い風に吹かれて
食べている(食べている)
ブブンヤキソバ
わたしたちは全部ではないから
いつまでたっても部分だから
ブブンヤキソバばかり
食べているの(食べているの) ...
○「幸せ格差」

「人の不幸せは  蜜の味」

「人の幸せは 嫉妬の味」

幸せな人は 不幸せな人の気持ちなど
気づかないから
思わぬ被害を被ることがある


○「田舎の団欒」
...
 たまらなく眩しいようでおなじ色にしたばかり。まだ砕かれまだ潰される。私が私のまま ふれることなく存在していただけ。こうしていたいとそうしたところで目を閉じてもムチャクチャなのはわかっていた。午前二時 ... 窓口で紙の保険証を見せました
この方、マイナンバーカードはと聞かれました
分かりません、独居の方なのでとこたえました
後見人さんはと聞かれました
後見人さんはそこまでなかなか出来ませんとこ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
殴る人紀ノ川つかさ自由詩125/12/6 21:25
門番(改訂)ひだかたけし自由詩525/12/6 20:14
くだんのためにあらい自由詩225/12/6 18:15
倉田紬短歌025/12/6 18:02
マルチタスクができない幸せイオン自由詩325/12/6 17:58
ひるとよるのスキマのYou多賀良ヒカル自由詩025/12/6 13:40
陽気な男ただのみきや自由詩725/12/6 10:17
優しさ自由詩625/12/6 9:36
クレクレ星人の独り言「朝ごはん」32ジム・プリマ...散文(批評...025/12/6 9:33
雨になったら走った弥生 陽自由詩325/12/6 8:00
恋をする場所杉原詠二(黒...自由詩2*25/12/6 7:59
砂漠の祈り秋葉竹自由詩225/12/6 7:49
独り言12.6zenyam...自由詩3*25/12/6 6:16
bpm(ビーピーエム)自画自計自由詩225/12/6 0:57
麻雀佐白光自由詩4*25/12/6 0:48
めもうし自由詩225/12/5 22:34
うたりつ自由詩5*25/12/5 22:07
こころの思い杉原詠二(黒...短歌025/12/5 21:53
小さなメモふたつ由比良 倖散文(批評...225/12/5 21:16
サブスタンスD 、ヨアケマエひだかたけし自由詩425/12/5 19:44
心は孤独な自称詩人花形新次自由詩025/12/5 19:39
非悲歌杉原詠二(黒...短歌025/12/5 16:03
クロい腹とシロい口多賀良ヒカル自由詩025/12/5 13:24
My Next Life自由詩4*25/12/5 12:35
人の回復杉原詠二(黒...自由詩025/12/5 8:16
最後のノート秋葉竹自由詩325/12/5 7:30
ブブンヤキソバたもつ自由詩7*25/12/5 6:48
独り言12.5zenyam...自由詩2*25/12/5 6:21
ひととおりの眦とあらい自由詩325/12/5 0:35
そういえばwc自由詩9*25/12/4 23:41

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加筆訂正:
陽気な男/ただのみきや[25/12/6 16:19]
脱字修正
0.37sec.