都にイノシシが走る時代に
逃げるように新幹線で自然の土地へゆく
なんの意味もなかった無人の部屋
最後に一度だけみて終わる
終わるって言葉の意味は深いかな
タイトルをつけるなら『逃 ...
{引用=「○○をめぐんでくれないか}
うす目をあけた明日が見つめている
月の向こうからじっと
沈黙は花 だがあれには歌がない
臨終の瞳を覗くようで
どれほど愛おしんでみても(仮に)
概念だ ...
人は死して
火葬される
だけはカンベンしてください
地獄の火鍋より熱く
阿鼻叫喚より苦しい
死後とはいえ
味わいたくない
善良な市民として生きてきた
...
AI詩とは何か
詩とは何かを悩んでいる最中にAIが流行り出し取り入れて
「AI詩」って成り立つのかという疑問に繰り返しぶちあたり
どんな感じかというと、例えば、君の書いた作品良いねーと
...
誰かの暮らしが灯る
中途半端な暗闇を眺めていた。
それは突然眩むほどの灯りをたたえて
あっという間に通り過ぎた。
一瞬見えた、ただ白さだけが広がる空間。
崩れていく風景の中で、浮かび上が ...
顔のない人と話した
現実は残酷だと知った
大きな一つ目を騙した
僕は呪われた
傍らに咲いた花を供物にした
いつか迎えに行こうと
・・夢に見てたん ...
春の日の雨みたいに
落ちたものを覚えている
隙間なく並ぶ群れを見た
背表紙の厚みに恋をしながら
引き摺り出して
また君の頬をなぞろう
この指先は
その為に生まれてきた
鈴の音鳴る鳴る
後頭部 、
いつの間にか
シャンシャンシャン
知らず知らずに明るむ意識
自らの影踏み自らを拡げ
光と色の織りなす海
音響木霊し絶え間なく
生まれて死んでまた生まれ
...
世界一平和な街を知ってるか
ここの住人は皆、親切で
争いが一切ない
穏やかな顔をしたひとびとが
楽園のように暮らしている
窓際には
嘘を飾っていた
嘘の花や観葉植物が
いかにも嘘み ...
高校時代
自称詩人から
自称詩をおくられたことがあります
私は自称詩人が
とても気持ち悪いと
思っていましたので
きみの気持ちには応えられない
と言ったところ
シクシクと泣かれたことが ...
カランの曲線、 月光のカーブ、
約束の柔らかさ、 角質のとれた張り紙
絡み合うタッセル
...
僕は君の隣でなんにも
できないまま
君が死んでゆくのを
見ている
東京で降る雪はこれが
最初だと
恨みがましく僕は思うよ
僕ら建てたあの城の中で
あいつらたちは
笑ってるだろ
いま ...
物理的接触不可です
この音声は無機質に告げて
その人の温度がもうどこにもないことを意味していた
そんなことはないと何度アクセスしても
エラーコード 0
温め直す工程は思った以上に遠くて
...
雨飴のど飴雨の日
風吹いて風邪ひいた
休もうか休めないか
こんな日の法案出します
地下アイドル地下リーマン
ハードル下げたって
誇りはもっている
勝ちや負けなんてない
雨飴のど ...
夢のなかで喋りすぎて
目覚めた朝の喉は
砂漠の楽器
おはようの声は
なににも震わせず
深い秋の空気に溶けていくだけ
あたりまえのような朝が(声が)
あたりまえに訪れるわけではない ...
みなうまく嘘をつくから君たちは静かに眠る夜光虫だね
香り立つ
カレーがお腹を鳴らすから
品格なんて何処へでもゆけ
プロが云う
って君が云っている
信じたいのはやまやまだけど
これからが
一番美味しい季節です
...
両手を静かに合わせる
そっと、顔の前に
祈る
静と動を一つにと
祈る
俗と聖を一つにと
祈る
陰と陽を一つにと
祈る
一つの幸をと
祈る ...
多くのミスリードがあったことは
たしかだろう
多くのミストリートがあったことも
たしかだろう
腹を切る覚悟はできたか
おまえの罪を数えろ
まぁ待てと
話せばわかると
言 ...
『暗殺の血』という通俗小説の後半を書くために構想を
かためつつ目下、展開を思案中なので、それまではこん
なことを投稿しているヒマはないのですが、あまりにも
あまりなのでこの問題について意見表明し ...
踏切で通過を待つ献立の色は
徐々に透明を重ねて
温かい食べ物が相応しい
そう思うと
環状線の列車が織りなす風が
調味料の先の方まで伸び
わたしもまた誰かの
呟きのようなものだった ...
何処へ、ゆくの?
首を横に振るユウ
じゃあ、おいで。
ひとりぼっちは、寂しすぎる
カオルの手を取って起き上がるユウ
ジーンズの汚れを
パンパンと叩いてはらう
...
初めて上京したとき
田町から浜松町まで歩こうとして
迷子になった
まだスマホなんてない時代
住宅街を彷徨いながら
東京砂漠を実感
昼間なのに誰も歩いてない
ここで野垂れ死ぬのかと真剣に思 ...
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたことを書くスレッドで
ピッタリするものが無かったので新規にスレッド立ち上げてみました。
このスレッドはこのサイト内の作品やひとことダイヤリーを通 ...
あなたの大切な人に
手をかけたというのに
私の名前を
一切思い出してくれないなんて
それほどまでに私は
あなたにとって
どうでも良い女だったの?
バレンタインもラブレターも
喫茶店で私 ...
僕が惹かれていく人を僕は分かる
この心とは長い付き合いだから
憧れを追う人に僕は憧れてしまう
間違いない、磁石くらいの正確さで
13枚のカードを差し出されて
ジョーカーを撫でる指 ...
さんざん迷って句集買わずにマフラー見て帰る
泳ぐように雑踏を歩く老婆
目新しさも三度拝むと飽きてくる
歩きながら煙草とか昭和の男だな
新調したダウンコートの出番が無さそうな ...
そのときマルティンはブルーノが言ったことを思いだした、自分はまったく正真正銘ひとりぽっちだと思い込んでいる人間を見るのはどんなときでも恐ろしいことだ、なぜなら、そんな男にはどこか悲劇的なところが、神 ...
白鷺の伸びやか宙空滑走し
冠雪耀く富士の遥かな地平
見えるもの追い逃さず
眼差す視界の眩めきゆらら
見えないものすら今、見えるものと
いつかの僕に伝えたい
世界は澱みながら
僕を追い詰めようとしていると
僕ではなく世界の問題だと
だと
ちょっといい味出したファッション
ただの流行で終わるコミュニティ
信頼できるものが一 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
時代と罪
秋葉竹
自由詩
2
25/11/8 12:07
×零の幸福
ただのみきや
自由詩
6
25/11/8 8:19
火葬だけはカンベン
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/11/8 7:34
AI詩とは何か
足立らどみ
散文(批評...
3
25/11/8 2:42
白に転がる
泡沫の僕
自由詩
3
25/11/7 23:44
memo
うし
自由詩
1
25/11/7 22:30
雨降る春
りぃ
自由詩
1
25/11/7 21:49
思考想い 、舞う言の葉
ひだかたけし
自由詩
6
25/11/7 20:46
嘘の街
りつ
自由詩
3*
25/11/7 20:41
爪で書かれたラブレター
花形新次
自由詩
0
25/11/7 20:25
静かな水
唐草フウ
自由詩
11*
25/11/7 20:22
なごり雪
喫茶大島
自由詩
2
25/11/7 19:13
rezero
りぃ
自由詩
3
25/11/7 14:52
雨の日
海
自由詩
6
25/11/7 12:32
満月
そらの珊瑚
自由詩
12*
25/11/7 12:27
黒い海
秋葉竹
短歌
1
25/11/7 7:59
何処へでも
〃
短歌
2
25/11/7 7:53
祈り
多賀良ヒカル
自由詩
3
25/11/7 7:34
説法
りゅうさん
自由詩
5*
25/11/7 6:47
AIを詩表現に利用することの損得について
室町 礼
散文(批評...
6*
25/11/7 6:21
父の献立
たもつ
自由詩
18
25/11/7 5:28
何処へ
秋葉竹
自由詩
4
25/11/7 2:08
東京
りつ
自由詩
3*
25/11/6 22:34
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと
会議室
25/11/6 21:26
ユーミンの歌が流れて
花形新次
自由詩
2
25/11/6 19:43
NとS
自画自計
自由詩
5
25/11/6 17:08
点描
紅茶猫
俳句
3*
25/11/6 15:49
全行引用による自伝詩。 08
田中宏輔2
自由詩
9
25/11/6 15:33
五行歌、夕を前にしベランダから
ひだかたけし
自由詩
7
25/11/6 15:00
いつかの僕へ
海
自由詩
8
25/11/6 12:33
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
0.35sec.