やたら屁は出るし
その屁はとてつもなく臭いし
腹の底には何かあるだろうな、
と思ってたんだよね。
コールタールだった
そんなに厚くはないが
しっかりとこびりついている
言葉は ...
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな
明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ...
それは
切迫性尿失禁ですね
トイレに近づくと我慢が効かなくなり
おしっこが漏れてしまうことです
ドアノブ症候群とも言います
先生
直るんでしょうか?
原因となるような病気はないの ...
○「生きている生きている」
生きている生きている
子どもも大人も
生きている生きている
ばあちゃんもじいちゃんも
生きている生きている
病人も貧乏人も
泣いたり笑ったりしながら
暑い暑 ...
冷えきった
躰を暖めたいなら
お風呂
あなたとしっぽり
その刀
鞘に納める?
上からがいい?
下からがいい?
焼き餅を
舌で巧く
丸め込んで
くっつく餅肌
...
腕を殴りながら歩いて泣けて駆け足でお部屋までたどり着いたよ。打撲の痕は熱を帯びて浅く痛む。腫れた感じの目蓋と似た温もりに安堵する。
歯切れのよい殺意を抱きながら特定の対象についての個 ...
わたしは 見える
煌々とした そのなみだ
瞬く間に 朝焼けに呑まれ
そして流れていく わたしたちへの
迸る 色とりどりのなみだ
きらきらと 耳をうつ
さよならのうたを うたうのかい
...
あなたのことを祈ると
泣かずにはいられないのです
わたし、こんなに涙脆いものではなかった
小さい頃に
父から「泣くな!」と叱られて以来
泣いたことなんてなかった
あなたを想えば ...
One Handred Man:Man Is A Lonley. 男は孤独だ。それは何故か?
社会がそれを強要するからだ。現代男性は言葉と物語の檻の中に住んでいる。ハッ!?
(どうしよう!? ...
千の輪 留年を経て 目覚め・意思
過去から学ぶ虚構の膜 001
尊き身 自ら望んで 魔になりし
甘ったれ 一度は言わねばなるまいか
こころ分け 無事で済むと思うてか
通じない 何も通じぬ 虚しさよ
言葉ほど 不自由なもの 無きにしや
修羅のこころは
今日いちにちで消え失せました
たくさん傷つけてしまいましたね
ごめんなさい
私が“仏”となったときは
あなた方を祝福できるでしょう
一ヶ月前は餓鬼だったのです
...
くらやみを睨む猫とも交感す
手袋の厚みこそ君のアリバイ
せっかく地球に生まれたのだから
歩くことが目的のはずだった
世界は広く
散々 than than
どんどん自分が小さくなり
動作もぎこちなく
それで
歩き方を忘れた
匍匐前進するには体 ...
お花のかたちの穴が空いた
躰 心 かわいいね かわいそう
埃の積もった秒針 潰れたウジ虫
誰も知らない アーティスト
Amの響き
好きなものばかり 食い散らかして
破裂して死ぬ み ...
龍田姫の誘うがまま円舞する
ちちろ鳴く指揮者は月と心得て
ちちろ鳴く指揮者は空の上にありて
寄る辺なき一本の傘をしっかりと差し
冬空の透きとほる青をわたりゆく者の魂
都会の地にたおやかな会釈の影をおとした
忙しく行き交う人々の誰一人として足を留めることなく
影は寄る辺なき余韻を残しな ...
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト
母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)
祖母を介護していた ...
for Reina Terao and Sayo Takeuchi
かの女の声はまるで電話線を通したみた ...
「こんばんは、」
鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる
記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて
私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
...
全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか
懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている
ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる
正しい言葉はもういらない ...
(番外編41―23―3)吾亦紅(われもこう)と言う歌
面白くない味がない何かがない
いい音楽にギターの弦が響いているが
ここの歌い方はヤクザ
おいー酒だー酒持ってこいー
この歌手に ...
○豆腐
しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
「いらっしゃい」
「どうも」
「いつもの ...
解ってる
解ってる
解ってる
解ってる
非道いひと
嘘ばかりついては“ちょろい”と嘲笑う
それなのに
どうしても憎めない
愛しさが込み上げてくる
解らない
解らない
...
古い白い花の蔭に
恋の嘆きをみていたむかし
チョコレートの銀紙を
折り畳みながら過ごした夜
なつかしい想い出は
楽しく稚い愛の物語
その震えも忘れてはいないけれど
...
窓から手を離すと人形に戻ってしまう
どれほど孤独を気取っても
想えばオレはこれっぽっちも
ひとりっきりじゃあ
なかったなぁ
獣のようなガラスの気持ちを
持ってたわけでも
なかったなぁ
ただ、
甘え ...
君はそれを愛であると信じたかった
僕はそれが愛でないことを知っていた
それが愛であると
嘘でも君に云うことができれば
君は幸せになったんだろうか
だがその幻想を信じる君を
見たくは ...
子どもの頃、不満だったのは
土地の私有状態にだれも疑問を持たないことだった。
もともと全人類の共有財産である土地がなぜ
特定の人間に私有されているのか。
孤児だったからそう考えたのかもしれない ...
ちいさい 秋も
おおきな 冬も
はくぎんいろの 抜けてあつめた
けだまに
ころころと まるくなるよ
あなたの ちいさくておおきな
迷いやふあんの中に
ほんの少しでも わたしが ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
コールタール
りつ
自由詩
5*
24/11/24 12:32
鎮痛剤【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
4
24/11/24 12:17
ドアノブ症候群
イオン
自由詩
3
24/11/24 12:07
独り言11.24
ホカチャン
自由詩
2*
24/11/24 10:30
【都々逸】 恥じらい
りつ
伝統定型各...
3*
24/11/24 10:05
フルーツ・ツリーで待ち合わせ
天使るび(静...
自由詩
1*
24/11/24 9:00
とおくとおくのお星さま
みぎめ ひだ...
自由詩
2
24/11/24 1:10
祈り
りつ
自由詩
1*
24/11/24 0:54
一万光年の彼方に
鏡文志
散文(批評...
4*
24/11/23 23:11
過去から学ぶ虚構の膜 001
足立らどみ
川柳
2*
24/11/23 21:05
虚しさ
りつ
川柳
2*
24/11/23 20:52
私が“仏”になる時
〃
自由詩
6*
24/11/23 19:25
二句
落とし子
俳句
3*
24/11/23 19:23
than
海
自由詩
6+*
24/11/23 19:01
花瓶
印あかり
自由詩
4
24/11/23 18:33
つれづれと俳句(半分)
朧月夜
俳句
3*
24/11/23 18:04
光の翅と還りゆく詩の人と*
ひだかたけし
自由詩
8*
24/11/23 17:52
リアル
栗栖真理亜
自由詩
12
24/11/23 15:21
still hate
中田満帆
自由詩
1
24/11/23 14:57
藤の間 垣間見る
ゆるこ
自由詩
3*
24/11/23 14:53
時空の変質(懐中電灯の灯り)
陽向(2躯-...
自由詩
6*
24/11/23 14:42
(531―23―3)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1+
24/11/23 14:33
光、往路、
湯 煙
自由詩
6
24/11/23 12:42
愛という呪縛
りつ
自由詩
2*
24/11/23 12:23
北窓
リリー
自由詩
9*
24/11/23 12:02
消灯
ダニケ
自由詩
2
24/11/23 11:08
獣のうた
秋葉竹
自由詩
1
24/11/23 10:40
They call it Love
塔野夏子
自由詩
3*
24/11/23 10:03
だからわたしは殴られる
室町 礼
散文(批評...
5*
24/11/23 4:32
とろり/12月
唐草フウ
自由詩
12*
24/11/23 4:21
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
加筆訂正:
【都々逸】 恥じらい
/
りつ
[24/11/24 10:23]
少し修正しました。
とおくとおくのお星さま
/
みぎめ ひだりめ
[24/11/24 1:29]
あなたにため→あなたのため
愛という呪縛
/
りつ
[24/11/23 12:40]
二行、加筆しました。
あなたへ
/
りつ
[24/11/23 9:48]
ごめんなさい。大幅に修正しました。
0.36sec.