私がまだ
あなたの子孫の
最初の日にはもちろん
衣服を身につけると知らずもちろん衣服を選ぶことも知らず
もちろん日本語は持っているわけもなく
いつかのご先祖様のあなたは
愛をかts ...
君を思い出したくないんだ。
「寒いんだから良いじゃん」
腕を絡ませて、もたれるように歩く。
寝返りも打てない距離で眠る。
散髪(美容院?)に行って、
髪がないと騒いだり、
風呂場の ...
バロックを聴いているゆうべ
ピアノが優しく誘う
夢への世界 扉はすぐ
そこだけれどまだ
開けないで聴いていたいと
バロックを聴いているゆうべ
気がつけば夜同士となった
一人の ...
旅をする一族 浮遊する子ども
土のない街からかえって行く蛙
人間は大きな闇のなかにいる
儚くて馬鹿馬鹿しくて墓ばかり
柴刈りをする紫のメリーさん
踵の高い靴が履けない
ファッションで履いてたヒールは
いつしか脚が疲れるようになり
つんのめることも怖くなり
歳と共に
押し入れの奥に仕舞われた
スカートに似合う
低いパンプスが履け ...
地に突き刺さる
十字架から
血の迸り
大地へ注がれながら
天空へ噴き上がるを
見届け生き抜き生かされ
すっくと立ち上がるチビ太たち
自らの内に潜み働く神性の
疼き思考脈動自ら実感し ...
とても卑屈に落ちた時
見上げることなど役に立たない
そのことを本当に知っているあなたは
宇宙のどこかにいるのだろうか
そう思って私は空を見上げる荒れるはずだったのが嘘のようなすぐに私は背中 ...
はっきり
言って
もうなんも食えないくらい
食いすぎだ
んですわ
バッハさん
もう全部持ってってくれ
地球の教師よ
未練はもうなんもない
追記:政府は
全部知ってるよ
な ...
普通って何
異常が
普通になっちゃった
異常が普通の
顔して歩いてる
・
私は
無力だ
と
思うこと自体
おこがましい
・
さまざまな存在に
感謝することを
...
酩酊を思わせる振動がずっと続いていた、思いつく限りの暗色をすべて混ぜ合わせたみたいな空の色だった、何処かでずっと俺のことを見つめ続けている目があるような気がしていた、でもそんなことは別に初めてじゃ ...
切実な悩みが俯いている
言葉にしてみると
いくつもの紐が出てきて
引っ張ると
切実が鳴りメロディになる
思っているより美しい
問題は保持していてもいいんだ
かけがえのない
自分の道 ...
食べても食べても減りません
いつかは無くなるのは
わかっていますけれど
みかんの季節です
待ち焦がれた季節がやってきました
大きなバケツに山盛り
有田みかん 四百円
「 ...
○「台湾有事」
その前に熊有事である
○「人生転倒」
枯れ枝男や浮き石女に
気をつけよう!
○「我慢ができない」
年を取ると
小便を我慢できない
待つことを我慢できない
黙っ ...
別に着飾るわけではないけど
動きやすくて
心地よくて
少しだけ奇抜に
自分をちらりと
表現できると
いいな!
それが個性だねと
『父の献立』たもつ
https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=393547
孤児養護施設で育ったわたしは〈家族〉とい
うものを知らないので詩や小説というも ...
けれど
光らない夜空の果てにみえる
甘いドーナツのような
月も舵を失い
そして
感謝を忘れたひとの街に
地響きがゴゴゴゴゴと
なにかを裏切るように聴こえるとき
水に濡れた一 ...
地球と接地する全長25cm
右 左 のリズムで地を踏み その黒色を示す
窮屈な足の住処は僕を目的地に運ぶ
歩いて、走る
コンクリートや大理石、草原や砂利道
汚れ、擦り切れて
歩いて、 ...
さよなら
と言いたい夜には
時だけに
いてほしい
さよなら
と告げたい時には
いてほしくない
君には
告げたくない
君にも 告げたくない
さよなら
と言 ...
約束の果てで 果てと
ほほえみの
交わされる時
命は
叶う
その時までに
命に従い生き切るの
命に従い生き切るの
ああ
それぞれが、
世界のあとに在り
世界のせんたんに在 ...
冬の最後の陽光が自らを惜しんでいないと
知っていながら私は部屋で
明日などないと固く
信じ切って ただ
ほおけていた
今この瞬間の悲しみを可愛がり
手のひらに乗せたり
ベッドに寝かせ ...
偽物か本物か、
俺には関係ない。
誰かと同じバッグが欲しい
誰かと同じハットの被り方
誰かが褒める何かのなんか
在るのが俺だけなら
全部不要だろ。
そう語るまで、
何度も語 ...
月神は灰塵を踏む
死者たちの骨灰が
静かの海に降り積もり
夜を呪詛するように
祝福するように
鳴く月の砂漠を歩く
風もなく
極寒も灼熱も
容赦なく巡り廻る月に
音だけがある
1 ...
叫んでいるのは
本人ではなくて
彼を取り巻く
世界の方だ
世界の叫びが
聞こえたことのない俺は
橋の上に佇む
他人そのものだ
恐らく狂うことはない
何故なら
こんな俺でも
...
一、 娘は 見目麗しく
寒さの夜さえ
せつなく 手を伸ばし
家の近くの男たちを徘徊させる
一、 化粧気など 少しもないけれど、
美しく それはき ...
いまはたまたま歩いてる道が
違うだけだろ仕方ない
あんたもわたしももがいてるから
すれ違ってもわからないかな
ただもしこの先お互い生きてたら
いつか交差点で見かけたら
グータッチしよう ...
憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ
意識があるとは如何なること
脈打つ ...
体ほどもある真白な画用紙。
指先ほどの6色クレヨン。
そいつで幾つも石を積み上げていく。
色を変え、形を変え、飽きもせず。
賽の河原みたいだね。
ーー違うよ、お城だよ。
できた ...
隣の家のおばさんは
小さくて可愛くて
とても珍しい
南の国の生まれだという小鳥を
とても大切にしていた
おばさんの宝物
知っていたけど私は
鳥なら空を飛びたいだろう
そう思っていたから ...
リハビリ行きたくないもの
ゴールが遠すぎるもの
今日は日曜日でしょうが
私にはくれないの
きっと明日も同じこと思う
だって昨日も思ったもの明後日のことも見えているリハビリなんて投げたい
...
温度はリズムだときみは言った
そうだね、窓を開ければそこには
夜の音がひろがる
透明な町
メタリックブラック、複数のビル
高い場所で永遠に回転する光
風は傷のようで
目には見えな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
好色と呼ばぬ山河に捧ぐ 蒼風薫
エヴァル-ジ...
短歌
1
25/11/9 21:51
改稿 君が投稿してくれと請うたから
泡沫の僕
自由詩
5*
25/11/9 21:18
Bsロッック もっぷ
エヴァル-ジ...
自由詩
2
25/11/9 21:17
田んぼの田の王の土の十の一
水宮うみ
川柳
2
25/11/9 20:45
スニーカー主義
りつ
自由詩
5*
25/11/9 20:28
レッド
ひだかたけし
自由詩
5
25/11/9 19:30
冬の凪に隠れて 蒼風薫
エヴァル-ジ...
自由詩
4
25/11/9 18:13
バッハッハ
弥生 陽
自由詩
3
25/11/9 17:47
※五行歌 四首「私は 普通ではない」
こしごえ
自由詩
7*
25/11/9 14:12
血は流れ続けながらすべてを飲み込む
ホロウ・シカ...
自由詩
1
25/11/9 13:58
切実の音
海
自由詩
5
25/11/9 13:07
みかん地獄
花野誉
自由詩
12*
25/11/9 11:40
独り言11.9
zenyam...
自由詩
2*
25/11/9 9:25
おしゃれ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/11/9 9:04
たもつ『父の献立』鑑賞
室町 礼
散文(批評...
5*
25/11/9 8:06
やさしい円環
秋葉竹
自由詩
3
25/11/9 3:22
履物
馬後の竹の子
自由詩
2
25/11/9 0:49
さよならと言いたい夜 蒼風薫
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/11/8 22:53
約束の果てで ※(音楽付き)
こしごえ
自由詩
6*
25/11/8 22:27
だれか 蒼風薫
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/11/8 22:21
誰かの何か
泡沫の僕
自由詩
2*
25/11/8 21:42
月神
りつ
自由詩
5*
25/11/8 21:28
ムンク
花形新次
自由詩
3
25/11/8 20:34
むすめ自慢
月乃 猫
自由詩
12*
25/11/8 20:21
交差点
天竺葵
自由詩
2
25/11/8 19:20
五行歌、憧れ寄り添う
ひだかたけし
自由詩
9*
25/11/8 19:13
祈りの城
泡沫の僕
自由詩
6
25/11/8 18:58
おばさんの小鳥
エヴァル-ジ...
短歌
4
25/11/8 18:14
りバース 蒼風薫
〃
自由詩
2
25/11/8 17:54
夜の記号
ねことら
自由詩
2
25/11/8 17:53
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
加筆訂正:
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い
/
菊西 夕座
[25/11/9 9:45]
「不意に帰りきて 夢のなかでほほえみ、」を「リップをつけてくれた 夢に陽は落ち」に変更しました
どんなに夢中な世界だって隙間はもっと広い
/
菊西 夕座
[25/11/9 9:43]
「不意に帰りきて 夢のなかでほほえみ、」
0.28sec.