何処へ、ゆくの?
首を横に振るユウ
じゃあ、おいで。
ひとりぼっちは、寂しすぎる
カオルの手を取って起き上がるユウ
ジーンズの汚れを
パンパンと叩いてはらう
...
初めて上京したとき
田町から浜松町まで歩こうとして
迷子になった
まだスマホなんてない時代
住宅街を彷徨いながら
東京砂漠を実感
昼間なのに誰も歩いてない
ここで野垂れ死ぬのかと真剣に思 ...
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたことを書くスレッドで
ピッタリするものが無かったので新規にスレッド立ち上げてみました。
このスレッドはこのサイト内の作品やひとことダイヤリーを通 ...
あなたの大切な人に
手をかけたというのに
私の名前を
一切思い出してくれないなんて
それほどまでに私は
あなたにとって
どうでも良い女だったの?
バレンタインもラブレターも
喫茶店で私 ...
僕が惹かれていく人を僕は分かる
この心とは長い付き合いだから
憧れを追う人に僕は憧れてしまう
間違いない、磁石くらいの正確さで
13枚のカードを差し出されて
ジョーカーを撫でる指 ...
さんざん迷って句集買わずにマフラー見て帰る
泳ぐように雑踏を歩く老婆
目新しさも三度拝むと飽きてくる
歩きながら煙草とか昭和の男だな
新調したダウンコートの出番が無さそうな ...
そのときマルティンはブルーノが言ったことを思いだした、自分はまったく正真正銘ひとりぽっちだと思い込んでいる人間を見るのはどんなときでも恐ろしいことだ、なぜなら、そんな男にはどこか悲劇的なところが、神 ...
白鷺の伸びやか宙空滑走し
冠雪耀く富士の遥かな地平
見えるもの追い逃さず
眼差す視界の眩めきゆらら
見えないものすら今、見えるものと
いつかの僕に伝えたい
世界は澱みながら
僕を追い詰めようとしていると
僕ではなく世界の問題だと
だと
ちょっといい味出したファッション
ただの流行で終わるコミュニティ
信頼できるものが一 ...
つまんなぃ
僕の中の
いつの日かの
彼女は
いつの日か
言っていた
つまんなぃよ
僕ら
繋がっていたんだね
あ、ヒトラー
俺からしたら
チャップリンなんだが
つ ...
月の涙をみた
あまり関心は無かったけど
ふとみあげると痛々しかった
守ってあげたくなった
なにを為すこともできないのだけれども
クマを撃つ銃声が朝っぱらのテレ ...
まだタバコを吸っていたころ
世界中に煙突を建てて
スッパスッパと煙を空へと吐き出していた
夜ともなると
その煙が今夜のような最大満月を隠し
七色の光に潤む
月虹をオレだけにみせ ...
ひまか!
考えない
しない
ぼーっとしない
存在してるのか
無なのか
無間界の日間
今日 ひとりの男が電車に飛び込んで死んだ
理由は誰も知らない
朝のラッシュ時だった
駅は通勤客でごったがえしていた
アナウンスが流れる
「○○駅にて人身事故のため 電車大幅に遅れ ...
絵筆から真黄色の雫が滴った
やがて拡散する
時間は逆流しないゆえに
それもまた水中で濁りになった
色が解けて 色に染まる
ひとひらの仄かな慕情が
ひとときの流れる劣情が
たちまち伝播 ...
文字
何年も
あでもないこでもないと
試行錯誤 繰り返して
全裸で森羅万象について
興味を持ち続けていれば
世界が相手でも耐えられ
赤子のうんこもタラーリ
おいしいワク ...
終末に、荷物はいらない。
僕も、君も、後悔もーー
わずかに残した喜びさえも。
すべてが消え、
漂う自己さえ認識できないその世界で、
すべてが混じって、黒になる。
すぐに泣く
心が弱いからじゃない
それは
繊細なんて言葉でも云いあらわせない
ただ極寒の中でもひとを暖かくできる
やさしい心のせいだと想う
白い笑顔を
一度だけ
み ...
ふるさとの秋の夕暮れは
寂しくて切ない
一人暮らしの老人が
木戸へ出て
通る人を待つ
ふるさとの秋の夕暮れは
寂しくて切ない
散歩で立ち寄った知人に
「明日もまた寄ってね」
と声 ...
仕事をしくじった
あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする
このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした
・
当日 ...
この恋に
いのちを賭けても良いのだと
あなたは笑う
紅の薔薇のようなひと
ジプシーの女王様みたいだ
情熱的で奔放で
風と共に生きる流浪の民
安らうことなく憩うことなく
男の腕の ...
梅雨明けて天井青き病床の思い出の空眩いばかり
ご苦労様言えず今日も取りに行き筆名沁みる水曜朝刊
エプロンの空色想う亡き父の得意料理はビーフステーキ
何事も悲しみばかりの日々の中夏空の ...
国常立尊《くにとこたちのみこと》が蘇られ、八百万の神々が復活して、日本の神霊界の「高天原《たかまがはら》」が再生されつつあります。
これにより日本の神霊界は、宇宙原理である、天之御中主神《あめの ...
温度のフチをずっとなぞっていた
ずっとなぞっていた
融解寸前の檸檬に
掌を差し出して
低音火傷の感触
楽しんだ
液晶
ずっと歌っていた
歌っていた
美しい花をくるんだ
新聞紙に ...
僕らは橋のたもと
寄り添いあって生きてた
仕事辞めたのいつからと
それとなく聞いて
わけもなくわけもなく
まただれか死ぬ
終わりのない
この堕ちた苦界
応仁の乱の頃?
どんなにか温めても
言葉は言葉でしかない
卵とは違う
何も孵らないよ
書ける人はペンと紙を
かけない私はワードを使って
今日も今も温めながら
本当に求めるもの ...
人に棲みつく悪の夜夢の響
同仕様もない重しと成りて
決して過ぎ去らない恐怖
他人の助け最早在り得ず
もうとっくのとうにして
絶望に絶望し諦め切り
尚も瞑目ノ内に いざや
何とも懐か ...
同じ色になるように塗りつぶしてる
どうして君は笑っているの
みんなと同じという安心に
元の色を忘れてしまった
君はどういう人なの
嵐なのに笑ってる
振り落とされないように
必死に ...
いつか
いつか「人間」が勝利し
凱旋門をくぐるまで
私は闘う
人間を味方として
人間同志と肩を組んで
闇が深ければ深いほど暁は近い
新しい時代には
新しい人間が登場するしかない
「私 ...
良い詩、隅々が瑞々しいよ。
よいしすみずみがみずみずしいよ
躱した私は蚊。
かわしたわたしわか
水もなみなみと、皆水面住み。
みずもなみなみとみなみなもずみ
澄 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
何処へ
秋葉竹
自由詩
4
25/11/7 2:08
東京
りつ
自由詩
3*
25/11/6 22:34
サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと
会議室
25/11/6 21:26
ユーミンの歌が流れて
花形新次
自由詩
2
25/11/6 19:43
NとS
自画自計
自由詩
5
25/11/6 17:08
点描
紅茶猫
俳句
3*
25/11/6 15:49
全行引用による自伝詩。 08
田中宏輔2
自由詩
9
25/11/6 15:33
五行歌、夕を前にしベランダから
ひだかたけし
自由詩
7
25/11/6 15:00
いつかの僕へ
海
自由詩
8
25/11/6 12:33
つまんなぃ
弥生 陽
自由詩
5
25/11/6 8:03
月光
秋葉竹
自由詩
3
25/11/6 7:48
最大満月
〃
自由詩
3
25/11/6 7:32
日間
多賀良ヒカル
自由詩
0
25/11/6 7:32
誰も知らない(改訂版)
涙(ルイ)
自由詩
3
25/11/6 5:20
拡散と混色
馬後の竹の子
自由詩
6
25/11/6 3:15
文字
足立らどみ
自由詩
4
25/11/6 0:19
純度の高い黒に
泡沫の僕
自由詩
3
25/11/5 22:23
幸せ
秋葉竹
自由詩
4
25/11/5 22:12
秋の夕暮れ
zenyam...
自由詩
5*
25/11/5 21:13
しくじり日記
花野誉
自由詩
15*
25/11/5 21:00
紅の薔薇のひと
りつ
自由詩
5*
25/11/5 20:51
カオルの音 もっぷ
エヴァル-ジ...
短歌
3
25/11/5 20:35
クレクレ星人の独り言「厄介なお役目」27
ジム・プリマ...
散文(批評...
2*
25/11/5 20:17
世界のすみっこの世界の
クイーカ
自由詩
6
25/11/5 20:09
アメリカ橋
喫茶大島
自由詩
2
25/11/5 16:19
本等に求めるものは何? もっぷ
エヴァル-ジ...
自由詩
5
25/11/5 16:01
思考ノ竪琴 、〆
ひだかたけし
自由詩
7
25/11/5 12:59
嵐の船
海
自由詩
6
25/11/5 12:29
勝利
渡辺亘
自由詩
2
25/11/5 11:45
月の傷(回文)
水宮うみ
自由詩
5
25/11/5 8:24
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
加筆訂正:
文字
/
足立らどみ
[25/11/6 7:28]
最終節を少し変更しました。参照したい読者さんへのお宝情報として初稿はぽえ会に置いてあります。
0.35sec.