セブ島で無理に引き出す思い出に  らどみ 朝、主人は何も言いませんでした。
何も言わない、ということ自体が、すでに何かを言い切っているような沈黙でした。

起きてくると、主人は卓に座り、腹のあたりに手を置きました。押しもせず、確かめもせ ...
その年、
帳面の人数が合わなかった。

一人、多いようでもあり、
一人、少ないようでもあった。

誰も慌てなかった。

数え直せば、“誰の名”を
呼ばなければならないか
分かってし ...
いつからか、川には
「河童がいる」と言われるようになった。

言葉は、地面から滲み出たように広がった。

見た者はいない。

けれど
夜の川が、笑っているように
聞こえる日があった。 ...
愛が温められて
愛が熱くなって
愛がぶくぶく音を立てて
愛が蒸発してしまう

愛なんてなんやねん。

って?
そんなものだと想っていた

エンディングはいつだって
怒りと ...
村のはずれに、川があった。

山から下り、すすき野原を横切り、
村の前で肘を折るように曲がる川だ。

川は澄んではいたが、やさしくはなかった。

洗えるものは、すべてここで洗った。
泥 ...
あの人は感謝を忘れてしまったんだ
と言われ

下を向いて歩いていると
道路が舗装されている

側溝に連なる重い蓋の数々に
工事した人に尊敬の念を抱き

朝、水道からお湯が出ることにも ...
病院で渡された書類を、
私は椅子に腰掛けて読んでいた。

本文は簡潔で、
氏名、生年月日、
必要事項だけが並んでいる。
安心できる文章だった。

ところが、
下の方に小さな数字が付い ...
くつした

てぶくろ

お箸

ピアス

いつも片方失くなっちゃう

おともだち
風呂上がりに
サムイサムイと言いながら
冷えたビールを呷った

外からカラスの
帰るぞ、アイツはまだか?
短く何度も呼ぶ声が聞こえた

大丈夫、俺は枕を抱いて寝るよ
ねぇ、サザえさん
あなたの住む町の
空はいつも青空で
夜空には必ず星が瞬いて
ご近所さんは誰も親切で

ねぇ、サザえさん
人目を憚るアタシの秘密を
ドロドロ渦巻くアタシの心を
そ ...
自分の誕生日も過ぎて一月の終わりになり
年頭に立てた誓いや希望も色褪せて見える頃になると
年甲斐もなくこの世の真理と幸いについて考えてみたくなる
冬らしくない日差しの強かった雨の少ない冬は過ぎ去 ...
あの日 天ぷら屋 に かん
どう したの は
一体 なんだっ た の か

あの日 天ぷら屋に か んど
うした の は 一体
なん だった の か

詩は詩として 詩 詩 詩 詩
...
いつの間にか
青春は終わってしまって
これから何をすべきなのか
分からないでいる

前に進むのが
良いことだと
信じて来たけれど
それも本当かどうか
疑わしいと思っている

新し ...
GBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66


イレーン・セクストン


トーテム像


かつて、それは、松の木のあいだに突っ立ってたんだ、
ぼくは信じてなかったけど、貞節の象徴で ...
ビル砕け散るように鳩が舞う

あの日落ちてきたもの

ぽつりぽつりと

いっせいに

紙切れがふわり風に巻き上がる

空に目がある
パステルを吸った街灯が息を吐くように突き出る
これは愛という月です
すこし歪んでいる??

お前の意見なんか小さく たたんでは膨らませ
あの空に飛ばせ
いつまでも遠い雲

嘘笑いなんて ...
指摘されては修正し
修正後も指摘される
繰り返すうちに
何をやってるのかわからなくなる
最初の方がビジョンがあったのに
どんどんぼやけていく
そうやって完成した資料が
新人研修で使わ ...
涙みたいな朝だ
誰も知らない海辺
静かな心臓の音
琥珀色の朝焼け
生まれたばかりの今日に
口づけをする
おはよう
みんな死んでしまった
豊かな暮らしを求めて
みんな逝ってしまった
...
ほんの薄皮一枚で
世間と隔てられている
私の中の迷いの森では

樹々は喜びにさざめき
鳥は哀しみをさえずり
花は悩ましさをささやく

誰も見ることができない
私の中の迷いの森の
...
タッタタカタン

月曜日は月明かりように静かに輝き

タッタタカタンタッタタカタン

火曜日は火の如く赤く燃え

タッタタカタンタッタタカタン

水曜日は水の如く清らかに済み
...
青の色彩耀き拡がる天空の宴に
うっとり仰ぎ観つつ捉えられる我
早き朝に誘われ晴れ晴れ響く心持ち

瞑目すればゆるやか薄紅にまた染まり
死の際から引き戻される迄の記憶蘇り
冷気の心地良さの最 ...
フェリーニが言った。
「映画はね、サーカスだよ。象がいて、道化師がいて、最後はみんな死んだふりをする」

アントニオーニが言った。
「いや、映画は空白だ。人間がいなくなった後に残る、風の通り道 ...
勝手に苦しみます!
ビーレビは、終わった
2、3年ほどの短い間でしたが
おせわになりました!
ビーレビイズオーヴァー
第三次世界大戦 ミサイル発射!

モテモテでしたな 九十九空間さん
...
村が「清潔な沈黙」に包まれてから、長い年月が流れました。

かつて野原で叫んでいた少女も、
冷酷な釘を打った大工も、
皆この世を去りました。

残されたのは、すすきに埋もれ、
誰からも忘 ...
村長と長老たちは、神社の拝殿に集まり、脂ぎった顔を突き合わせていた。
彼らにとって、すすき野原の「影」は、もはや恐怖ですらなかった。
それは彼らが築き上げてきた「村の秩序」を脅かす、目障りな不純物 ...
 


寒鴉
ヒラリ夜空に堕ちる羽根





冬銀河
座るベンチでみる小石





目で追った
駅上をゆく凍て鳥を





天狼の
星に想い ...
ワインはおいしい、ビールはうまい、アルコールに依存したり、占い師に頼ったり、
パチンコ大好きだたり、スモーキングもくもく、琥珀色に酔いしれたり
ホモサピエンスとは絡まっている脳細胞シナピスが、地下 ...
あの日の
見つかってしまった感は
遠のいて

時々

小指が立つくらいだ


半身の欠落感もなくなったよ

もう

味わいたくはないな




むかし

ぼくは ...
白い屋根にかき氷大盛り
盛り上がった白魔の峡谷
側に運び出す白熊をかき分けて
こんなところも道なのだ
人が動いている
冷たく濡れたトイレットペーパーが
次から次にちぎれ降ってくる
避けれ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
1月31日(ポエム戦争前日)足立らどみ俳句126/1/31 11:58
戻す理由後期自由詩326/1/31 11:05
星にならなかった河童 第三章 人数の合わない年板谷みきょう散文(批評...1*26/1/31 11:04
星にならなかった河童 第二章 河童の噂散文(批評...1*26/1/31 10:55
冬の高速道路秋葉竹自由詩1*26/1/31 10:51
星にならなかった河童 第一章 川のある村板谷みきょう散文(批評...2*26/1/31 10:46
驚嘆りゅうさん自由詩5*26/1/31 6:31
脚注後期自由詩126/1/31 1:12
おともだちsachi自由詩526/1/30 23:20
カァカァカァ泡沫の僕自由詩126/1/30 22:25
sazaeyaka2自由詩3*26/1/30 21:53
一月尽・この世の真理と幸い岡部淳太郎自由詩626/1/30 20:56
あ が き 弥生陽自由詩326/1/30 18:56
僕たちは終わっていない 曲ありバージョン花形新次自由詩126/1/30 18:39
LGBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66田中宏輔2自由詩13+26/1/30 15:19
無題ミナ自由詩226/1/30 13:06
ユー・メイク・ミー・フィール・ソー・グッドみぎめ ひだ...自由詩326/1/30 12:41
資料自由詩626/1/30 12:21
みな波なみなみの涙かトビラ自由詩5*26/1/30 11:56
迷いの森について夏井椋也自由詩1226/1/30 11:08
タッタタカタン多賀良ヒカル自由詩026/1/30 9:56
アルバトロス.2ひだかたけし自由詩626/1/30 9:20
OZさん後期自由詩326/1/30 0:11
『勝手に、苦しみます(ビーレビは、終わった!)』鏡ミラー文志自由詩4+*26/1/29 23:23
すすき野原の物語(はかりしれない郷愁)板谷みきょう散文(批評...1*26/1/29 22:30
すすき野原の物語(境界を封じる釘)散文(批評...1*26/1/29 22:08
プレバトみて十一句秋葉竹俳句226/1/29 21:26
絡まった脳さいぼうと冬の夜空あおいみつる自由詩126/1/29 21:25
memoうし自由詩226/1/29 20:28
巣穴のふたり唐草フウ自由詩6*26/1/29 19:27

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加筆訂正:
風と夜と雨と/yaka2[26/1/30 21:50]
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