煙突から、まっすぐ煙が立っていた。
冬の午後。工場の裏手で、ふたり立ち止まる。

「今日は素直だな。」

「何が。」

「煙だよ。曲がらない。迷わない。出たら、出っぱなしだ。」

「 ...
地の
じりじりぐらぐら
痙攣し揺らぎ震え
宙の
オレンジ橙から朱に染まり
ぐるぐる廻りもう円盤状
雨の連弾 透明飛礫となり降り頻る
瞬間、純白の光帯と化し流れに流れ
自らの
終いへの ...
あるところに
じっかのあきやうるおとこあり
ちちははすでにしにたえて
たずねくるひともなきあきやなり
そのたたずまい
みるからにふるくおおきくおそろし
なにびともちかよることなし
あると ...
玲瓏なる雲がたなびく
岸辺
ゲノムを運び終えた生き物たちが
崩れた山のように
積み重なって倒れている

おびただしい数の
生き物たちの目や口や鼻
動物達に混じって
人体も横たわってい ...
小さなコーンを
ここから壁に書けば

あそこにもビールがあって
しかめっ面はいつもいて
こちらの方の亀さんは
どうもなんだか良い扱いで

どうも
なんだか良い扱いで
小さなコーンを ...
どの魂がいいだろう
魂だけならどれも綺麗
穢れてしまわないように
小瓶に入れて大切にする

人間という入れ物は
足りないものを意識する

世界に魂を灯しましょう



{引用= ...


 すっかり忘却れてしまつたのだ
 さびしんぼうの病める夜が
 体育の如くひざをかかへてゐた。
 翌朝
 鏡の中の眼球は、腐つた苺のやうに赤かつた。




 忘却の ...
 
 窓の外を大きな白い雲が流れていて、それでも晴れている。畑の玉葱の葉がシャキッと伸びている。この玉葱はユウスケの父が植えたものだ。しかし最近父に会っていない。連絡もしていない。友は東京にいて、地 ...
ラファエル・カンポ

聖母子



月経がとまって、お母さんがなくしちゃったのは、
女性ホルモンだけじゃないんだ。彼女は自分の長男もなくしちゃったんだ。
それって、ぼくのことで、ぼくっ ...
「鯖詰缶太郎『紙、ふぶき。』集約一例 」澤あづさ
  https://www.breview.org/keijiban/?id=13638

この雑文はネット投稿板B-REVIEWに投稿した批 ...
ニーブ・シャトル ファイン:小学酒造
「真冬の月の中で知人と会うような慌てふためく感じ」
「氷皿に青々した氷を見るような香り」
「達人の足取り、壁紙の接着剤、飲み込んだ後少し星のような棘」
...
私の住む家は賃貸

先日
リビング横の柱に
鉛筆で書かれた
数字と線を見つけた

よく見れば
身長を測った印

一三九センチから
始まっている

──中一で一四八センチか ...
x軸も

y軸も

z軸も

貫く意識は四次元か?


なんてね

語呂がわるいな
震える肩を抱いて
そっと口づけした夜

安ホテルの部屋には
狭いベッドと
ちっぽけなテレビ

その暗い画面には
抱き合う二人の
影が映って

このまま二人
遠い世界に
行って ...
 

天使の瞳に、惹き込まれた
違うか
惹き込まれたから、天使にみえたのか

いいなぁ、って
みんな
必要とされていて
安全な未来が欲しいよね
なにかの許しを
得たいよねぇ
...
北風が強い今朝早く
暗い内から身を起こし
意識うねりするすると
ながれきらめく光のなか
包まれて居るこの自分に
静観する最中ふと気付く

煌めく光の重なり合い
生動止むことなく続き
...
 なけなしの金で買った東京マルイのハイキャパのコールドマッチを売ることにした。
 おもちゃみたいなレーザーサイト2つと、化粧箱がなかったから、左用だけと銃の保護の意味でナイロン製のホルスターを付 ...
愛に

​波際で命を洗え 打ち沈む黄色い点字ブロック線踏め

​線の内側までお下がりください、外の水平線は丸いか?

​気をつけろ疲労ヘリウム、吹雪やめ、たましいからだ田んぼのかかし

​くたくた ...
ねこと政治家は信じちゃならねえ

だけども
お人好しで平和ボケた民族は
またしても
ふわあっと
ふわわわわあぁぁぁっと
夢見心地で はい一票

街頭に立ち
寒空の下
にんじんマ ...
毎日の汚れ
毎夜の穢れ
月夜の気だるさ
悉く泥だらけの
自分をスッキリ
洗ってしまいたい

まとわりつくことごとを
投げ入れて洗える洗濯機が
あればいいな

美しいあれこれに
...
カーティスは言う
何も訊かなくていいんだよ

私たちは既に
答えとしてここに

宇宙が瞼を開いたときの
たった一つのつぶやきへの

それでも雨粒のように
質問は降り注ぐだろう

...
 ユウスケは空をじっと眺めていた。先ほどまで晴れていたが、今、不吉めいた大きな灰色の雲一つが、頭上に居座っている。
 ユウスケはやっぱり禁煙薬によって、マズい味しかしないハイライトを揉み消すと、ベラ ...
君との最後の日

どうか終わらないで
君との最後の日
世界中に爆弾が降っても
今目の前のことだけ
切り取ってプレスしてくれよ

君に笑顔はなかった
そして爆音の嵐に
吸い込まれて
...
よもぎが「ハーブの女王」とよばれている、と小耳にはさんだ
わたしにとってよもぎといえばよもぎ餅
口のなかでふわっと清涼に香り
みどりの色も美しい
古くからはもぐさとしてお灸になったり
浴槽に ...
最初に動いたのは空気だった。

丘の反対側、
澄乃は口を開く準備だけをして、
立ち止まっていた。

風が来る。

春一番ではないが、
沈黙を正当化するには
強すぎる風だった。

...
名を呼ばれなくなったというより、
名が役に立たなくなった。

丘を下り、また登る。

その途中で誰かとすれ違った。

顔は見えないが、その影は
吉と同じ歩幅で反対方向へ進んでいった。
...
丘は、いつ行っても同じ形をしていた。

草の匂い、風の向き、空の低さ。

吉は越えたはずなのに、
気づけばまたここに立っていた。

戻ったのではない。

同じ地点を、違う時間で
踏 ...
 怠かった。朝から薬を何錠も服して、書斎の暖房は頭をぼうっとさせ、足は冷えたままだった。ここに回覧板がある。開いてみたがユウスケの頭の中に情報が入ってこない。外は小雨がふっていた。傘もささず、ユウスケ ... ○「命の音」
明け方
寒さで目が覚めた
そっと手首に指を当ててみる
うごいている
うごいている
力強くはないが
うごいている
リズムよくではないが
うごいている
50まで数えて
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
拡散後期自由詩426/2/13 15:40
振戦の夜明けひだかたけし自由詩326/2/13 15:19
じっかのあきやうるおとこばんざわ く...自由詩326/2/13 14:00
岸辺の記憶たち自由詩126/2/13 13:22
ベストラン弥生ド陽&#...自由詩1*26/2/13 13:17
魂使い自由詩626/2/13 12:19
脂喰坊主と十人の詩人AB(なかほ...自由詩426/2/13 11:30
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安ホテルの詩  曲ありバージョン花形新次自由詩126/2/12 20:34
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小説の習作 原稿用紙五頁 #06田中教平散文(批評...326/2/12 14:06
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独り言2.12zenyam...自由詩2*26/2/12 9:28

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