斜めにひしゃげた窓枠に
ぶらんと垂れ下がりしガラス窓
この部屋も遂にぐるりと回転を始め、
微動だにせぬのは吾のみや
得体の知れぬ時間が到頭破綻した。
これは夢ではなく、
現実のことなのだ。 ...
一人 今日も
歩いた夜道に
光る コンビニ
雑誌と缶


店を出ると今日も
まばらな 人影
横切る姿の 電車


内見した部屋のアパート
また 通る 電車
僕の明日の不安から ...
欲しいもの、恋人、家族、生きること、美味しい食事、あと三年



最初から好きなフリしていただけと血より真っ赤な大嘘をつく



星の下、オアシスで寝るラクダの目、 ...
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで

トリスタンの加速器に行ってみるかい?

はい 是非とも!

では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ...
何が私をそそのかすのか
穏やかなふりに疲れた時
背中を押され私も
誰かを押しそうになる

まだ誰もいないうちから
この感覚が体を動かす
まだ誰もいないから大丈夫
唱えながら
季節 ...
ぽっかり次々生々し
顔顔顔、 
瞑目意識視界に現れ在り
オマエ誰なんだ?
問う私、
先ず誰なんだ?と
あかつき
という名前には
夕星
という名前と同じぐらいの
抗えない
悲しさを感じる

あの日見た星は
どちらだったのか
同じものを見ている筈の
まだ小さかった僕ら
折り曲げられた ...
ひとつ思惟の
至高の浜辺に打ち上げられ
蠕動す、閃光す、 
永劫の余韻響かせ
鎮まりゆくヒビキひとつ

 打ち寄せる波間のオノレ偲び

波乱の終着に、

至高の浜辺涙で濡らし。
誤解を承知でいえば、僕は誤解して欲しいから話す。たくさん誤解して欲しくて
たくさん話すのです。ちゃんとの理解なんて求めてない。僕も沢山たくさん誤解
するし。誤解しながらどれかひとつ本当の貴方にいつ ...
祝砲さ!涙鼻水まき散らせ!春が来たんだ!ティッシュの山さ!

春が来てしまった俺の嫌な春きみのいないつまらない春が



新学期新入職に新人と「新」と「祝」とで疎ましき春

咲き誇る桜 ...
わかりたくて
わからなくて
ふたりうつむいた
残像は静止したまま
スイッチを手探る


さくら咲く公園で
泣いたきみ
だきしめ
だきしめられた
黒曜の夜


ひたすらに
...
自己とは何か
世界とは何か
それが解らなければ
生きている甲斐がない
大いなる問いが
大いなる答えとなる

師が教えてくれた
一本の道
辿り来て未だ山麓
五十にして迷いあり
一本 ...
真木柱
ここかとぞ思ひかけどもにほのうみ 行きまどひぬるたななしをぶね

梅枝
としふれば灯すにはびのけなげさも まつの枯れ木のほむらとぞ見る

藤裏葉
ふたばより心かけにしむらさきの  ...
  

秋波とか
あなたの目をみて吹く風が
どうかあなたの目に届けよと



奪われた
あなたに明るい微笑みを
だからこれからわたしを守って


揺れている
意志がさみ ...
桜絞り美肉を洗ってまたつがう ひっくり返りびっくらこ
微妙に確かに変わりゆく
男になったり女になったり
意識の野辺に輝き咲き開く
アナタという顔ノ美しき




破裂スル
時の間に間に
ぽっかりこ
魔と魔の ...
システム関連の質問、提案はこちら。。

過去ログ:
システム関連スレ:http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=1
システム関連スレ2:http://p ...
おまえとあたしの足跡が雪なればこそつくんだよ つばめさんたちがもう
町には来ている
次の季節に
私も
移ろう



雪解け水で
激流に変わった川
その音が
私のこころの奥では
しんとしている光



指に
み ...
月光に
のっぴきならぬ
私は
私の悪を見つめると
だいじょうぶだよと小鬼がささやく
信仰を強要することが、悪魔の象徴
自然は信仰を強要しない
ただありのままであるだけ
ただ時には荒ぶる姿を見せることがある
それに対する畏敬と
調和のとれた優しい姿に感謝し
ただ寄り添うだけ ...


 窓からそとを見る。どうしてあんなところに大型トラックが停まっているのかとおも ...
夕陽が走ってくる
いびつに走りつづけるおれに
それはそれでかまわないと
聞こえてくる
夕陽が輝きをましながら走ってくる
虹の魚は歌っている
花束のような喉で同じことを歌う
虹の魚は母
...
 シュルレアリスムを隠れ蓑にして、詩を書くのはやめたんだ。僕は現実を見つめて、自分の弱さと対峙して、肉と骨と血の滴る生々しい詩を書くんだ。シュルレアリスムなんて格好付けているだけだ。DADAの仮面を外 ... 町並みの軸は摩耗する
その浅瀬の透明な温い水は塩辛いものだ
ジグザクのうそを指折り数える
見知らぬ場所であれ不自由な語尾にのせる
小骨のかたちを定めるように游ぐばあい

仕切られた裏を愛し ...
花散る儚さは人を蠱惑して已まぬ。
故に桜に象徴されるやうに
その尋常ならざる散り際に
人は美を見てしまふのかもしれぬ。
私はどうも舞ひ散る桜の花びらは
血吹雪に見えてしまふのだ。
桜の樹の ...
ひとりが好きな傷つきやすいあなたは
ある日突然
真新しい窮屈な制服を着せられて
教育者たちの話はうわの空で
たくさんの見知らぬ同級生と整列し
汗ばんだ手を握りしめる

十年後の四月
堅 ...
師匠が言ったことを思い出す

若いということはバカなこと だと…

何故ぼくはこの歳になってもバカなのか

大切な珠玉をアスファルトに叩きつけ

深い傷を負わせた

それは自分を傷 ...
春は、旅へといざなう季節、
小鹿のようにそわそわして、
居ても立っても居られなくなる季節、
かつて春の日に落としてしまったなにかを、
取り戻すため、
どこかへと無性にお出かけしたくなる、
...
すぐれているから

好きになったんじゃないんだよ

みているだけで

嬉しくなるからみてるんだ

たまに目と目が合うと

やっぱこっちが逸らしてしまうのは

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ガラス窓積 緋露雪0...自由詩224/4/4 1:35
夜のコンビニ番田 自由詩124/4/4 1:29
バカにしないで秋葉竹短歌124/4/3 23:51
高エネルギー物理学研究所レタス自由詩7*24/4/3 22:48
チャンス木葉 揺自由詩324/4/3 22:47
五行歌、未完 顔顔ひだかたけし自由詩5*24/4/3 21:58
メモ303.co...自由詩5*24/4/3 19:27
遠望ひだかたけし自由詩324/4/3 17:58
誤解soft_m...自由詩9*24/4/3 17:54
春爛漫六九郎短歌124/4/3 11:09
五行歌 徒然にレタス自由詩4*24/4/2 23:36
大いなる渡辺亘自由詩024/4/2 22:38
源氏 其の六藤原絵理子短歌124/4/2 20:44
どうかあなたの目に届けよと秋葉竹短歌224/4/2 20:24
長束静樹俳句024/4/2 18:35
五行歌、VISIONひだかたけし自由詩4*24/4/2 17:03
システム関連スレ3会議室24/4/2 16:51
足跡長束静樹俳句024/4/2 16:03
※五行歌 三首 「しんとしている光」こしごえ自由詩6*24/4/2 15:39
※五行歌 「のっぴきならぬ 私は」自由詩2*24/4/2 15:37
「日本が世界の中心3」ジム・プリマ...自由詩024/4/2 15:32
オイルサーディンによって書かれた詩論中田満帆散文(批評...224/4/2 13:44
アルテマ長束静樹自由詩224/4/2 13:09
孤独な口づけ鳥星自由詩3*24/4/2 10:41
花曇あらい自由詩224/4/2 8:21
花散る儚さは積 緋露雪0...自由詩124/4/2 4:35
四月の杞憂ヒロセマコト自由詩5*24/4/2 0:03
珠割りレタス自由詩5*24/4/1 23:16
春は、本田憲嵩自由詩824/4/1 22:32
正しい恋秋葉竹自由詩224/4/1 21:32

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 
加筆訂正:
五行歌 徒然に/レタス[24/4/3 7:50]
手を入れました。m(__)m
四月の杞憂/ヒロセマコト[24/4/2 16:42]
「君たちは歩兵だ」→「私たちは歩兵だ」に修正しました
珠割り/レタス[24/4/2 6:05]
少しだけ手を入れました。
0.11sec.