人の悪口を
言えば
自分を
おとしめることになる
それでも言うか?
・
悪口くらい言うさ。
悪口を言う自分を
肯定する
私は
悪だ
・
悪いことをしたら
「ご ...
白い壁の汚れが目につく
蛍光灯の光が淡く床に注いでる
整列したソファに座る
他人の名前が呼ばれる時間が流れる
雑誌のページをめくる音がする
咳やくしゃみの音
時々イビキが静けさを破り
...
斜光射し込む
薄っすら黄の色
染め抜く西門から
白い帰り道の残響
たどりたどり
辿りに付き
決して消えない人影、
決して消さない人影、
踏んで追い越し
踏まれ追い越され
死者と生者 ...
きみが蝶蝶を飼い始めた
爆発した工場跡でだ
あまりに広いので蝶蝶がどこにいるのかはきみにも分らない
時折ひらひら舞うのを見ては
「あれは違う 野良の奴だ」とか言う
爆発の日を今でも覚 ...
昔色の電球が並ぶ高架下
不揃いのレンガ道を抜けていく
新鮮な古さとまだ知らぬ懐かしさが
交差している
あんなに大きくて赤いタワーが
ここからはオモチャみたいに見えて
こんなに近くにい ...
青いあおーーい空を
滑らかに突っ切ってゆく
高度10000mの自由
吐き出した透明が凝縮して
空を割る
航跡がにじんで
空に波が打ち寄せる
白い泡 白い花
小さな結晶たちが
ぶつ ...
きみは野いちごをひと粒ほうばる
ぼくの喉の奧の海底で塞がったままの洞窟に
ためておいた雨の音を聞きながら
きみは野いちごをひと粒のみこむ
悲しみなど知らないふりをして
今日、夕刻に買って ...
「わしゃ、実は
自称詩人やねん」
夕食の時
突然じいちゃんが
呟いた言葉に
家族は誰一人信じられず
唖然とした
「もう六十年になるかのう・・・」
「やめてくれ!」
俺は立 ...
思いを つらぬいていく
大切な悲しみの持つ深さ
この青白い深さ
しんとして
真冬の月のレモン味
思いを つらぬいていく
生きるという思い
生きるという思いを
大事にしたい
真冬の ...
+
いずみを守る
12-15-2025
里帰りしていたよ、十日間くらいかな。大切なものを失ってきたのかな。ううん。ふっとしたあとで息をのむたびに侘しさすら忘れがちのうち向きのこころがあ ...
それでどの空にも
だれかの想いや希望や渇望が
ゆらゆらとただよっているから
命の色なんて真っ青なのかななんて
ずっと考えたりしていたよ
だから夜になれば
命は眠りたい
...
カラダに湧き上がる返事の針路を還るとそれが耳管で唱歌。洗い流した新緑の土足で打ち消してしまい、くるめくほどにただ一点を覗いて。溢れんばかりの月魄を留め、コレ以上は近づけない(言葉が、なぜ 遅い 欄干を ...
今朝も空気が美味しい
ランニング日和
タッタカータッタカー
足がリズムを刻む
いつもと同じ景色が
お早うの挨拶に
スクリーンに映る
私は主演女優のよう
...
世の中はクソ
人間は信じない
善?
今度は善になったの?
◯ね
100%闇 100%悪
それが俺
人を見てなめて
今度は善?
俺は絶対信じない
テキトー抜かすな
時の翳ろう
空の上の雲は
光集めて輝く
雲の周囲から漏れる光
心の周りには
夢の国が存在していて
わたしたちの頭の中で
永遠の休息に安らいでいる
ときどきそれが見えるので
わたし ...
四芒星の女神は微笑みを浮かべる。
全てを厭う穢れた怪物を、その目に映して。
長い髪を靡かせて、何の躊躇もなく近づいてくる。
怪物の闇の中で幽かに瞬く六等星を、彼女はその手で見つけ出し、優 ...
「滑稽」
全く全貌を知りもしないで
自分だけは全て知ってる
自分は正義だ
そして見知らぬ他人を断罪する
ああ、滑稽だ
「下劣」
知ったかぶりの
野次馬根性全開の
嫌味なヤ ...
知らないから登れた山
知らないから騙される
知らないから言いなり
知らないから嫌悪する
知らないから攻撃する
知らないから傷つけた
知らないから全然平気
知らないから奪われる
知ら ...
発光する白骨
撫ぜ廻し
旋律纏わせて
ずいずい奥へ億へ
曖昧な分散和音を掻き集め
すぐにすぐに
歪な幾つもの障害乗り越え
尚も真っ直ぐに途ならし歩めば
ほんのたまにたまさかに
...
○「詩とは?」
詩とは何か?
死と同じようにわからない!
わからないままに
書いている
生きている
この生には
なんとも奇妙な日々がつづいている
流されて 打ち上げられて
無意味に蠢くだけのこの不具の身体
それでいながら守られて
意志を発揮する間もない時がつづき
あるいは罰のようにさ ...
女性は
暴力の何たるかが
わからないのではないか
殴って黙らせたことがあるか
またどのくらい殴ったら
死なせてしまうかとか
そも殴りかかっていい相手なのか
測ったりは?
犯 ...
○「ユーチューブ」
ユーチューブを初めて見た!
若い女性の股を広げている動画などが
いっぱい出て来た
スポーツのエロ化か?
うーんこんなものを毎日見ていたら
脳梗塞になるような気がして
...
今回の年金支給日が12月15日で第三月曜日だったせいで、インタネット・バンキングの営業時間がいつもの0時05分から開始ではなく、朝6時から開始なので、予定が大きく狂ってしまった。
いつもなら ...
最も遠い牡牛を見に行こう
インゲン豆の思想を持って
白鳥の内面を持って
大地の虫歯
お茶の先端に刺さる深く静かな悲しみ
誠実な熟読と
ヤマウズラの貞節な唾液を持って
今朝はグリーグの ...
あんたらなんて言いはったっけか?
自称何とかって、えっ、詩人
そうそう、自称詩人言いはりますのや
まあ、随分と大きく出はりましたなぁ
そないなことゆうたら
おばちゃんなんか
自称今田美桜や ...
誰か一人が歩いているとき
町の喧騒はさみしく かなしい
誰か一人が笑っているとき
町の灯りはさみしく かなしい
だから雪は濡れているのです
うろ覚えの愛情のように
「富士山」
どんな山も
どうやら富士山らしい
そんな時
わたしは何かの力に押されるように
静かにほほえむだろう
ほほえみながら
この
ほほえみのことを考え
どんぐりの木の ...
Dear St.Nicolas,
極北の暮らしも
季節は、
子供たちへの贈り物の準備
そんな 忙しさをましていることと
存じ上げます。
今年の クリスマスの
願い事のリス ...
雪がふるふる
雪が降る
茫漠の孤独の上に
雪が降る
泣いているのか?
泣いているのか?
私よ
あなたよ
まっさらな雪原に
足跡をつけても
すぐに覆われゆく孤独よ
歩みの道 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌 四首「悪口を言う私は悪だ」
こしごえ
自由詩
5*
25/12/16 13:21
待合室
海
自由詩
5
25/12/16 12:34
冬の花火(くおん 、あいてぇるぅ)
ひだかたけし
自由詩
6
25/12/16 9:59
蝶蝶を飼う
はるな
自由詩
5
25/12/16 8:34
僕なりの愛、君だけの愛
自画自計
自由詩
1
25/12/15 23:37
飛行機雲
りつ
自由詩
5*
25/12/15 22:40
野いちご
歌留多カタリ
自由詩
2
25/12/15 21:29
自称詩人の食卓
花形新次
自由詩
0
25/12/15 21:07
真冬の月のレモン味 ※(音楽付き)
こしごえ
自由詩
5*
25/12/15 20:50
正しさ知らない誰もわるくない
百(ももと読...
散文(批評...
3*
25/12/15 20:00
眠ることからはじめよう
秋葉竹
自由詩
2
25/12/15 19:47
わからない、だろうが
あらい
自由詩
2
25/12/15 18:22
タッタカータッタカー
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/12/15 17:56
たった一言伝えてくれ
弥生 陽
自由詩
0*
25/12/15 17:35
各国の冬
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
25/12/15 17:26
運命の邂逅
愛心
自由詩
1
25/12/15 16:31
五行歌 「滑稽」
りつ
自由詩
2*
25/12/15 15:56
知らないから
海
自由詩
7*
25/12/15 12:47
アカシャ、アゲイン
ひだかたけし
自由詩
5
25/12/15 12:25
独り言12.15b
zenyam...
自由詩
4*
25/12/15 9:44
奇妙な日々
岡部淳太郎
自由詩
5*
25/12/15 9:16
釘を刺す
りゅうさん
自由詩
5*
25/12/15 6:23
独り言12.15
zenyam...
自由詩
4*
25/12/15 6:07
クレクレ星人の独り言「年金支給日当日」35
ジム・プリマ...
散文(批評...
0
25/12/15 4:24
抒情詩について
牛坂夏輝
自由詩
7*
25/12/15 3:34
おもろないねん
花形新次
自由詩
1
25/12/14 22:10
熱燗
飯沼ふるい
自由詩
3*
25/12/14 22:04
あの子へ
道草次郎
自由詩
5
25/12/14 21:26
〒 HOH OHO
月乃 猫
自由詩
12*
25/12/14 21:25
墓標
りつ
自由詩
6*
25/12/14 19:50
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
加筆訂正:
正しさ知らない誰もわるくない
/
百(ももと読みます)
[25/12/16 7:50]
おまとめしました
五行歌 「滑稽」
/
りつ
[25/12/15 16:08]
加筆
墓標
/
りつ
[25/12/15 9:06]
修正。てにをは、変えました。
すまぬ
/
洗貝新
[25/12/15 2:02]
一行追加しました。
0.15sec.