死にたいと
思う時もあるが
絶対に死ねないと
思うことにしよう
命は、生きたいのだ



雪が
つもった
翌日の午後に
日なたぼっこをする私。
お日さまぽかぽか


...
正しい不正解
妄想みたいな過去
嘘みたいな現在
知りたくもない未来
間違った正解

やわらかく挟まれている
誰かが決めたあるべき姿
安心を得るために着ぐるみ着て
本心ゼスチャーしても ...
ヘミングウェイが入ってきた。
(レイモンド・チャンドラー『さらば愛しき女よ』32、清水俊二訳)

元気そうじゃないか。
(チャールズ・ウェッブ『卒業』1、佐和 誠訳、句点加筆)

プルース ...
私の今の命は

ろうそくの芯

あと、何日燃え続けるのかと

突然の風できえてしまうのか

不注意で自分の息で消してしますのか

炎はかすかに揺れ動いてる

音もなく、ほん ...
生きている
だけでやまいは訪れて
彼岸へつれてゆきたがるのか


生きる糧
なんていっぱいある意味で
死にたがるのはバカだと想う



いちねんが
そろそろ終わる小 ...
(なかには森と同化している人もいるのでしょうが)
 
ぼんやりと 
ほんらい人は 


森に住んではだめなのではないのだろうか 
 
最近なんとなく、思ってみたりしています
  
...
何度も忘れようとした
泣きじゃくるアイツを
何度も忘れようとした
惨めな自分を
何度も忘れようとした
絶望した彼を
何度も忘れようとした
諦めたあの人を
何度も忘れようとした
壊れた ...
柔らかな日差しの中で
肩を並べて話をしよう

苦しみの世について
悲しみのあったこと
不幸に負けなかったこと
善良な友人たちの助け

この世は信頼に値する
悲惨は誰かが直していく
...
赤信号
ここの信号は
変わるまで長い

運転席から見やる舗道は
眩しいくらい明るい

紅葉した連なる木々が
夕日に照らされて輝く

ひらひら 
赤、黄、茶の葉が
人々の上を舞う ...
ふるえる
ふるえる
ふるさとなき
さむいさなか
はらへり
かさこそ
おちばのまい
はらへるふるえる
ぅううおぉおお
もうたまらずに
ぽわぁんぽわぁん
はずむたましい
しいんしい ...
+

 ねぶくろを着こんでごろごろと歩きたいような気分かな。冬の洗礼を受けている。友人との待ちあわせの場所をスーパーマーケットのおそとのベンチと予定している。お送りするためのお手紙をレストルームで ...
時間は川に流れ込んで
海に注がれていった
思い出は沖の方の
船が網に集めている

オレンジ色が海面を揺らして
波の音がだんだん寂しくなる
水平線に飲まれていく太陽
思い出を吹き飛ばす風 ...
罪か ああ
物には罪は無い
物には罪は無いけれど
罪があるとしたら
人の行為(こうい)のある部分に罪がある

私には罪がある
私の罪は
私の罪に
ゆるされることはない
ゆえに
私 ...
あなたがほかの{ルビ女=ひと}と
仲良さそうにしていると
ざわめきが立つ
これは嫉妬と呼ぶのだろうか
所有欲なのだろうか

愛。
ということばは
書くはしから安っぽく穢れてしまうので
...
ハナミズキの葉がいちまい
歩道の煉瓦に落ちていた
秋の刷毛をなんども塗り重ねた深い赤色
葉裏にのせたあさつゆは
指にはめたダイヤモンドよりも
透明にかがやく

風にひるがえってしまえば
...
スカッと傷がつけられる
傷が痛む
化膿させてはいけない
消毒して綺麗にしなければ

心の傷も同じこと
傷ゆえに立ち直れなくなる人もいる
その場合
誰も責任を取れない

傷だらけの手 ...
恐れもなく
行く道は
どこまでも続く

いつか来た道
またゆく道
汗がにじむ
生きている

峠を越えて
行かねばならぬ
それが生きるということ
へこたれてはたどり着けぬ

...
○「一刻千金」
老人ボケやすく
詩なりがたし

○「マイナー保険証」
年寄りにとっては
マイナーな保険証だ
前は
窓口へ出すだけでよかったのに

○「生き方」
生き方は
口では ...
若い人を見て

今の自分と比べる

ちょっと、お年寄りかな

お年寄りを見て

今の自分と比べる

ちょっと、若いかな

今は刻々と音もなく

未来へ進み、過去を刻む
...
君のお姉さんの言葉は
論理的にも倫理的にも
破綻した言葉だよ

カッコイイ……
チャッピィ、言ってやって
言ってやってよ!

こうなれば訴える先が
裁判所から
AIになっただけとい ...
胸の奥にしまいこんである
宝物みたいな想いは
大切すぎて
詩にかけない
たった五文字
ことばにすれば
安っぽくなる

このままずっと秘めたまま
あなた達を救うためにすべてをなげうった。
自分の欲望を、現在を、過去を、未来を。
足りないから、あなた達でさえ捧げた。
縋り付いて泣いていたのは私だった…はず。

冷凍食品は捨てるために温め ...
光の線が
立ち入り禁止の帯になる
わたしの目の前では

走っていく車の音は
いつも郷愁を掻き立てる
永遠へと届きたいこころを
載せて去って行く
ヘッドランプが一瞬窓ガラスを照らす

...
夕陽は、すっかり沈んでしまっていました。
野原の色は、夜の灰色にゆっくりと溶けていきます。
男は徳利を傾け、ふらふらと細い道を歩いていました。
酒に酔い、肴を楽しむつもりも忘れ、ただ夜の草の匂い ...
+

 なんですか、このきもちのよさは。クリスマスとは満点の星空を地上へと迎えいれるための全員合格な祭典なのですか。



 街のまちまちで出逢うためにいるようなクリスマスツリー。わぁわ ...
 

おぼえて
いなければ
ならないものだ。

それは、

ぼくなんかの
くろい手では
つかめない。

そんな
はかなげなゆめなんて
とっくに
とおりすぎてしまったか ...
赤の生命の燃え立ち
青の心魂の奥まり 
黄の精神の浸透し尽くし  

漆黒の暗闇 絶えず呑み込まれる

無限なる純白 永久なる変容へと

死と屍と干乾びた色欲の御影を残しつ
この前頭葉から
題名を外そう

鏡のない国では
授けられた名を知ることができないから
残された最後の湖
孤独な水面を覗こうとして
投げられた小石が最後だった
残された湖の

果たし ...
ひらかれることのない傘が舗道の粒に包まれてく
(ミントの味がしたぼくは噛まずに喉へおくった
カーテンのはるかぜがチープなほこりをくゆらす

 ゲートではない

ふるいテープに託す  ...
山あいの小さな村に、おばあさんが静かに暮らしていました。

かつてはおじいさんと二人、ささやかに日々を分かち合っていましたが、
おじいさんは数年前に旅立ち、それ以来、おばあさんは一人、
窓辺に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
※五行歌 二首「絶対に死ねないと」こしごえ自由詩4*25/12/4 15:00
本当を失っていく自由詩625/12/4 12:29
僕タチハ、ミンナ森ニイル。田中宏輔2自由詩1225/12/4 12:13
ろうそくの芯多賀良ヒカル自由詩125/12/4 10:22
秋葉竹短歌225/12/4 7:48
熊が教えてくれたこと足立らどみ自由詩5*25/12/4 5:18
メロスとテロル泡沫の僕自由詩1*25/12/3 23:22
この世への信頼杉原詠二(黒...自由詩1*25/12/3 21:50
赤信号のあいだ花野誉自由詩11*25/12/3 19:54
メタルボックスひだかたけし自由詩5*25/12/3 19:46
さくらこ・イズ・ビューティフル百(ももと読...散文(批評...3*25/12/3 19:00
時と思い出自由詩7*25/12/3 16:11
罪か ※(音楽付き)こしごえ自由詩5*25/12/3 15:21
祈りりつ自由詩4*25/12/3 13:50
秋は満ちて行くそらの珊瑚自由詩7*25/12/3 12:31
傷と救い杉原詠二(黒...自由詩025/12/3 11:25
行く道自由詩025/12/3 10:18
独り言12.3zenyam...自由詩3*25/12/3 7:46
今の自分多賀良ヒカル自由詩125/12/3 7:12
ちゃっぴぃりゅうさん自由詩5*25/12/3 7:03
たった五文字りつ自由詩3*25/12/3 6:28
私は間違ってなかった泡沫の僕自由詩125/12/2 21:43
世界と人杉原詠二(黒...自由詩1*25/12/2 21:13
すすき野原で見た狐の話板谷みきょう散文(批評...2*25/12/2 21:00
キリストを受け容れました百(ももと読...散文(批評...2*25/12/2 21:00
希望のなみだ《改》秋葉竹自由詩125/12/2 20:35
色彩遠近法ひだかたけし自由詩425/12/2 20:14
題名をクイーカ自由詩125/12/2 20:04
Scrambled eggsあらい自由詩225/12/2 18:06
二度童子の魂を運ぶ白鳥の話板谷みきょう散文(批評...2*25/12/2 17:03

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加筆訂正:
秋は満ちて行く/そらの珊瑚[25/12/3 14:02]
少し修正しました
0.37sec.