東京はぼくの
第二のふるさと
ビルやネオンがわが山で
流れる車がわが川で
電信柱の林のなかの
小さな小さなアパートの
小さな小さな台所
ナベを振ってもお尻が
ごっつん
皿を洗えばしぶ ...
すこしだけ何かを言いたいのなら。

さようなら

繰り広げられる白い雪の
すべてをさらけ出した清いあきらめが
くるおしく皮膚にしみこんでゆく

季節の記憶が旅立って
たどり着くこと ...
もうここには冬はない
もうここには冬はない
もうここにはふゆはないお
もうjこじょにはふゆはない
もうここのはふゆはない
もうこkじょにはゆゆはぬあい
もういここいにはふゆじゃないお
...
後悔なんて
ある訳ないと
嘘でもいいから
云い放ちたい

夕日の色が
街を侵して
ただ音も無く
夜になっても

僕らは酷い
世界に産まれて
僕らは奇跡の
出逢いを果た ...
空の箱を覗いて
何もないと言った人がいた

空の箱を覗いて
何を入れようと言った人がいた

物であふれた箱を覗いて
何も入らないと言った人がいた

物であふれた箱を覗いて
何を使お ...
春に
君の耳に向かって
話している
僕が
君の薄い耳に向かって

距離は
過ぎていく時間に
連れ添うように
だんだん
足りなくなっていく
僕らの
内側からも
外側からも

...
今夜も その笑顔に癒されている
カウンターで
コースターを弄りながら話す

目の前のグラスは
緑の照明にぼやけて滲んでいる

近すぎる席に感じるのは
貴方が大柄だからでしょうか
...
 空気の振動のなかで寝そべっている。居心地のよさを感じる。両方のあしのうらをぴったりと合わせて仰向けでお眠りすることが多い。背筋が伸びて股関節がよく開いている。

 冬が近づいていると聴く。朝日と ...
―自称詩、炎上文化、アバター文学の臨界線―

1. 「自称詩」というジャンルの可視化装置

花形新次の最大の役割は、「ネット詩はどこまで“詩”と認識されるか?」という曖昧な地帯を、作品そのもの ...
クリスチャンの
知り合いが
最近ヨガを初めて
しかもかなりの入れ込みようで
海外まで修業の旅に
出ているというので
これでヘッドギアを着けて
必死の形相で
空中浮遊し始めたら
大変な ...
無色透明な空よ

ふと、見上げると

空の色が無色透明に

明るく、眩しい輝きの銀の色

空への想いは

果てしなく、広く、高く、大きく

こころの旅を続ける
それは、
行くあてもなくて
目指す場所もなくて
ただ そこにあって
漂っているだけで

それは、
目的もなくて
誰にあてるというのでもなく
ただ そこにあって
揺れているだけで
...
(生きている)

前にしか進めない
立ち止まっている時も
一方通行の時間に乗って
細胞を殺しながら
生きている

乗り越えれば乗り越えるほど
壁は大きくなってゆく
問題も難しくなっ ...
空に漂い、海に溶け、風に流され、火に燃やされて散
乱し、この世のすべてにあまねく広がるもの、石の頑
なさで記憶され、水とともに流れて人の喉を潤し、女
の滑らかな肌のようにつややかで、光とともに輝 ...
人はとまどうのに
季節にとまどいはなく
電線の上の二羽の小鳥にも
とまどいはなく
おひさまにむかって
しみじみとふくらんでいる

楓の木は赤く燃え
天国に届きそうで届かない
よく晴れ ...
ガラス窓割ればガラスが割れるだけそして輝くトラペゾヘドロン

包丁でぎゅいと肉塊突き刺そうそして輝くトラペゾヘドロン

人間をやめたら見える空がありそして輝くトラペゾヘドロン

冷酷は冷蔵 ...
○「終活」
心おだやかに
つつましく生きていこう
感謝の心を忘れずに
ワイフの小言やぼけも
笑って許そう
僕も最期は
山の紅葉のように美しく散っていこう
そしてお葬式には
たくさんの ...
宇宙はすべらかに濡れていた
青色の 薄羽のささらぎのような
おぞましくも おおらかな大河の
地の底からふるえてくる鼓動のような
無数の幾何学に彩られているのだから
止まり続ける道理などないの ...
 ぼくのなかで泣き晒す想いが浄化されてゆく。働いているひとのいうお金の概念と障がい者の考えるそれらの価値観の相違について考える機会を得た。

 険しい想いで害をなす言葉を用いてお金と説く精神性の悪 ...
憧れてはいけないと思うし
聞く尊さゆえに忍んでる
私は私でいても良いのだなどと思い切ることが難しくてもそれでも

夜空にオリオン座が必ず見えてそれが不思議ではなっかたそんな頃
恐れはなかった ...
どくんどくん
どくどくどくん
ぁああぁああ
およいでいるわ

落ち葉舞い始める
晴れ晴れ朝の未だ手前
妙に明るむ意識の視界
泣き声絶えぬ懐かしさ

ぁああぁああ
ときのなみまに
...
冬が
にじみはじめ、
すべての あらゆるものを
灰色に染めあげる、

陶器の カップをおく音に
ためらい
振り返る

キッチンのテーブルに妹がいた
久しぶりに見る姿
うつむい ...
無数の足音が、不規則に並ぶ。
どれが自分のものなのか、
問うことに、意味もない。

流れ、仕分けられるように
ゲートをくぐり、
乾いた機械音に安堵を求める。
それは大衆の安堵だ。

...
朽ちた動力機関のような感情を抱えていた秋と呼ぶには暑過ぎる日の午後、思い出すことも思いつくことも度を越えていて俺はもしかしたら自分自身にとり憑かれているのではないかと心配になるくらいだった、雲はち ... ○「寂しい」
年をとっても
秋の夕暮れは寂しい!
犬か猫でも飼おうかな!?

○「長電話」
ワイフの長電話は
「じゃ」
とか
「またね」
と言ってからが
長い!
枕言葉だろうか ...
ポタポタと雨降り

ポタボタと起き上がり

ポタポタと会社へ

ポタポタと終えて

ポタポタと帰路へ

ポタポタと食事し

ポタポタと寝る

ポタポタな毎日に

ポ ...
俺は死ぬ。その死骸のうえを歌が流れる。俺の死骸と
いうウラル山脈を越え、俺の腕や脚というカムチャツ
カ半島を越え、歌は悠然と流れつづける。なぜ俺は死
んだのか、既に死んでしまって脳髄が破壊されて ...
もしも例えば恋の詩を

どこかで発表したならば

こんなに狭いそのどこか

きっと思惑され放題かと


匿名希望のそれ以前とは
全く私のいる場所なのに
何故広々考えて

自分 ...
好きっていう気持ちは 
どうしてこんなに臆病にしてしまうのだろう 


傷つきたくない嫌われたくない傷つけたくもない 


あの笑顔が壊れる瞬間の 
あの感じがたまらなくコワくて  ...
赤いふく着たコヨーテが並木通りの空を駆けいる
 
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
東京組曲室町 礼自由詩4+*25/11/18 6:41
粉雪山人自由詩7*25/11/18 4:13
もうここには冬はない竜門勇気自由詩2*25/11/18 1:04
なにがあっても幸せだって秋葉竹自由詩125/11/18 0:58
馬後の竹の子自由詩125/11/17 23:51
浄化佐名田纓自由詩125/11/17 23:36
ひととき花野誉自由詩5*25/11/17 22:09
ぼくのお城としての書きもの百(ももと読...散文(批評...3*25/11/17 22:00
ChatGPTによるインチキ批評「ネット詩における花形新次の ...花形新次散文(批評...025/11/17 19:58
修業するぞ自由詩025/11/17 19:43
無色透明な空よ多賀良ヒカル自由詩325/11/17 16:55
抒情詩 Ⅳ岡部淳太郎自由詩525/11/17 15:14
生きている自由詩625/11/17 12:39
抒情詩 Ⅲ岡部淳太郎自由詩425/11/17 11:50
やがて訪れる冬のそらの珊瑚自由詩9*25/11/17 11:26
そして輝くトラペゾヘドロン佐々宝砂短歌325/11/17 10:30
独り言11.17zenyam...自由詩3*25/11/17 6:31
ブルー・アトラスみぎめ ひだ...自由詩4*25/11/16 22:19
全てのひとは倖せになるべきだ百(ももと読...散文(批評...5*25/11/16 22:00
モノドラマ  蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩325/11/16 21:34
いつくいきものひだかたけし自由詩625/11/16 19:47
Alice月乃 猫自由詩10*25/11/16 19:14
朝のエントロピー泡沫の僕自由詩325/11/16 18:54
それが俺が耳にした歌ならホロウ・シカ...自由詩3+25/11/16 17:27
独り言11.16zenyam...自由詩4*25/11/16 16:57
ポタポタ多賀良ヒカル自由詩025/11/16 16:34
抒情詩 Ⅱ岡部淳太郎自由詩4+*25/11/16 15:28
例えばではなく恋歌を     もっぷ   エヴァル-ジ...自由詩125/11/16 15:23
とめどもなしに(悩み多き感情たちの詩 その9)涙(ルイ)自由詩225/11/16 14:12
紅葉足立らどみ短歌125/11/16 14:03

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加筆訂正:
zsexdrcftvghyu/;.l,kmjnuhybgvtfmkl;2345768iuojnml;.../竜門勇気[25/11/18 0:54]
誤字訂正 追記
全てのひとは倖せになるべきだ/百(ももと読みます)[25/11/17 6:12]
フィードバックを反映いたしました。
結婚は、/りつ[25/11/16 19:09]
訂正
0.37sec.