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ルービックキューブを浮かべた
コーラーフロートに黒糖をかけて
のむ/のむ/
のむ/
天使たちの地獄めぐりにいあわせている。
わらいたくて笑うひとは可愛いさ。
インタ ...
いまのように
日をまもり
枯れ枝をあつめた
この霜焼け
道端の紅葉に
部屋の隅へとどく
はらばいになった
暮れの西日
どこで線をひいていい
ひとりより
ひとりにきづくほうが ...
ちょっとくたびれたスニーカーで散歩に出る
午後からの散歩は時間と追いかけっこになる
つるべ落としとはよく言ったものだ
沈みかける太陽からの光が心地よい
長寿の太陽にあやかりたいが ...
通りすぎていった雨にまだ濡れている。まだ舗装されたばかりの黒いアスファルトにもはやすっかりと晴れあがった青空が映りこんで、まるで曹灰長石(ラブラドライト)かなにかのようにその淡いみずいろを反射している ...
誰も私を見てくれないので
私は皆を見詰めている
皆同じ酸素を吸うのか私には分からない
私は何度目か、死のうとしている
青さや理屈が漂い
私はビルの隙間の廃道にいる
古びたメモに詩を書き ...
花形新次とチャールズ・ブコウスキー
――〈下品〉と〈誠実〉の詩学、あるいは自称詩人のリアリズム
要旨(Abstract)
本論は、日本のネット詩人・花形新次と、アメリカの詩人・作 ...
いまどき紙ですか
そんな言葉と共に時代遅れなものと時に言われる紙
そしてそれを束ねた本というもの
(これは、本というフォーマットに特別な意味を持たせようというためにつづるわけではなく
その ...
公費
の
コロナ
予防接種
で
僕は
完全に
頭イカれ
てました
から
とかなる
から
周り見れば
どうやら
みんな
イカれてて
消毒し
すぎて
カルマが
消えて ...
顔のシワは年の甲羅
シワは人の年輪
老いては一歩下がり
世間の片隅で
余生をもてあそび
じゃまにならず
じゃませずに
味わいつく
シアワセ
バカみたい
潮騒だけが好きなのに
夏の陽射しが眩しすぎたね
あしたこそ
晴れると想うしもやけの
両手を温め街ゆく師走
大晦日
楽に生きられないけれど ...
うそつきといわれることはいやなので
うそをつかずにいきさせてくれ
燻製にトンネルを培い
木漏れ日の月が
バンジャーイです
わ、わ、わたす?
水分
突如、物質
誰がパイプなんだよ
SNSで見事勝利
ああ素人童貞でしょ?
1 ...
錆びた鉄格子の向こうに
月明かりが望みの影を作り出している
冷や汗が滴り床に小さな地図を描く
これは出口への暗号だ
誰も読めない
壁が息をしている
湿ったコンクリートの肺が
ゆ ...
○「スマホ」
スマホを落として破損!
画面にヒビ!
起動もしない!
ドコモ店に行く
これは修理するよりも
新しく買ったほうがいいかもしれません
と若い女性の店員さんにやさしく言われ
購 ...
虚脱した魂の
小さな穴んこ虫
誰かが観ているよ
あなたのことを
もうやけのやんぱち
どんだけ好き勝手して
今に起きることの
すべて垂直に流れ出る
過去なることの反映
(霊主体従と ...
これからもっと
楽しい世界が待っていると
信じた反面
打算もあった
地に足がついた
安楽な暮らしが欲しかった
愛されていない女の末路は惨めなもんで
愛する女に愛を囁き続けたあなた
...
満身創痍爆発した
巨大なAVの雪崩
凶悪は冷たく負ける
等覚にア◯ル完成
ゴキブリを殺さず
見た善行は呪い
マリファナ
からコカイン堕ち
のあいつ
イカれた俺は
ゲイ動 ...
軽い口づけ交わして
また明日と言われても
欧米なら挨拶程度
本気度合いは
分からないもの
言葉で何度囁かれても
響くのは一瞬で
後は空気に溶けていく
そんな夜が続いたら
私の心は
...
師走の候
医院の待合室
暖房を入れ始めてから日が経つ
ブラインドの向こう
夏からの工事は、まだ終わらない
受診後の患者様たち
次の予約は年明けが多い
帰り際に掛けられる言 ...
余談とデマ、そよ風が余所まで飛んだよ。
よだんとでまそよかぜがよそまでとんだよ
強いわよ、強かな田舎。但し弱いよっ。
つよいわよしたたかないなかただしよわいよっ
四方をそよ ...
あれは中学生のころだったか
母に連れられ下着屋に行き
子どもには不釣り合いなほど立派な刺繍の入った下着を
母は子に買い与えた
そんなものより
質素なスポーツブラがよかったのだが
わたし ...
テカテカと輝くこの地上
ピカピカと眩しく生まれたワタシ
パッと世界にヒカリが咲き乱れ
サンサンと明るく、温かいいま、ここ
南回帰線を越えて行こう
頭上には星明かりのみ
南回帰線を越えて行こう
希望の船出は
南十字星が見守っている
南回帰線を
南回帰線を越えて行こう
青春の岬を見つけるまで
冒険の終わりに
...
強い安定感が
頭の中を治してくれる
僕はもう大丈夫
今まで苦しんでいたのは
ささいなつまづきの積み重なり
あなたは知っている
この世の法則
僕も取り戻した
今は同じ世にいるんだ ...
憎んだのは
あなたがたじゃない
夫と花の名前を持つひとだ
憎んだのは
有り難いことに
過去の話だ
誰も
私自身にさえ
歩き始めた陽のあたる道を
邪魔させやしない
過去の ...
あなたがたは
私を一方的に犯罪者扱いするが
あなたがたに
罪はないというのか
忘れていた
私はあなたがたに
何ひとつ害を与えていないというのに
集団で
ことばの{ルビ私刑=リン ...
目覚めて時計を見る
2:30
まだ夜だとため息出る
近隣の家からいつもの爆音が聞こえる
3:00
時の流れが高速に感じる
静けさの繭に包まれる
4:00
夜明けを思う
不意に ...
窓の内側で雪が降る
その部屋には
若く逞しく毛深い猟師たちの影が
猟銃ではなく
近代的な迷信の骨を研いでいる
部屋ではこういう詩を読んだ
「最愛の白い武器庫に
祈祷師を連れて ...
嵐は去った
ちぎれた雲が 空に置いてある
僕の気持ちも ちぎっては置き去りにしてきた
捨て方も分からない この気持ち
誰かの落とした種を拾ってしまうことがある
育てたのは僕だけど
...
Contents
I. Those who seek me diligently find me.
II. You do not know what you are asking ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ミーマニアさんたち
百(ももと読...
自由詩
3*
25/12/13 9:00
いま
wc
自由詩
7
25/12/13 3:17
12月の散歩道
佐白光
自由詩
5*
25/12/13 0:40
日曜出勤
本田憲嵩
自由詩
12
25/12/12 23:07
雨になりつつ
由比良 倖
自由詩
2
25/12/12 21:53
ChatGPTによる「花形新次とチャールズ・ブコウスキー論」
花形新次
散文(批評...
2
25/12/12 20:54
紙と、それを束ねた本という存在について
水町綜助
散文(批評...
4
25/12/12 20:19
イカれの世
弥生 陽
自由詩
1
25/12/12 18:09
老いとシワとシアワセ
多賀良ヒカル
自由詩
1
25/12/12 17:28
なされもの
秋葉竹
短歌
2
25/12/12 15:18
たりきほんがん
〃
短歌
2
25/12/12 15:15
SNSで見事勝利
弥生 陽
自由詩
0
25/12/12 13:35
脱出
海
自由詩
8
25/12/12 12:25
独り言12.12
zenyam...
自由詩
4*
25/12/12 11:02
ストロボライト
ひだかたけし
自由詩
5*
25/12/12 9:32
後悔
りつ
自由詩
2*
25/12/12 3:37
ア◯ル5丁目
弥生 陽
自由詩
0
25/12/11 22:39
粘膜まで愛して
花形新次
自由詩
0
25/12/11 22:00
良いお年を
花野誉
自由詩
12*
25/12/11 20:11
欠けた詩、炎の星だけが(回文)
水宮うみ
自由詩
4
25/12/11 18:12
ちち
凍湖
自由詩
13
25/12/11 17:50
オノマトペなワタシ
多賀良ヒカル
自由詩
3
25/12/11 17:28
海の果てまで
渡辺亘
自由詩
1
25/12/11 16:44
安定感
杉原詠二(黒...
自由詩
4*
25/12/11 15:37
我が道
りつ
自由詩
6*
25/12/11 15:19
私刑
〃
自由詩
2*
25/12/11 14:31
夜明け前が一番眠い
海
自由詩
6*
25/12/11 12:36
ノルウェー舞曲
牛坂夏輝
自由詩
4*
25/12/11 10:11
孤独よ
自画自計
自由詩
2
25/12/11 7:58
The Wasteless Land.
田中宏輔2
自由詩
10
25/12/11 7:56
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
加筆訂正:
紙と、それを束ねた本という存在について
/
水町綜助
[25/12/13 7:00]
少し加筆修正しました
0.31sec.