素敵な言い訳を聴かせてほしい
君を嫌いにならずに済むような
この想いが消えないままでいられるような
素敵な言い訳を聴かせてほしい
最高の幸せを与えてくれたのは君だから
その夜 ...
春子
暖かいピンクの空
君の声は
僕を弾ませる
夏子
熱い銀色の空
君の目は
僕の心に刺さる
秋子
何処までに透き通る空
君の声は
...
国語算数理科社会、音楽・図画工作そして体育の方も・そして体育の方も・・・・全部を少しずつでなくていいんです例えば
感じを1週間で10個覚える、それだけでも。
あとはできれば何か一つ、強化とは無 ...
雨の声は小さくて
耳をそばだてた僕をカラスが笑った
どんな時を過ごしたの
小川に溶け
また上昇し降りる
雨の声は
雨音ではない
雨音は
ごま粒のような擦れ音
雨の死骸のすれきれる匂い ...
僕は僕に解けない問題を出して、
髪の毛を掻き毟って、頭を抱えさせる。
たとえばこんな声がする。
「君は誰?」
「どこから来たの?」
「偽物って何?」
「本物はどこにある?」
「君 ...
奥域の意識の最果て
醸し出す
この私である
のなら 、
意識のわたしの中に
入っていけない
から とても苦しい痛い
苦痛なのです、
何れ
わたしが遺体となるを
見届けながらも ...
窓の開かない部屋で
空調の風
思い立ちこんな真昼に髪だけ洗う
尚更に、心地よくなる
ソーダを切らしていてトマトジュース
神様はいる、改めて 思う
ドライヤーはあと少し乾いてから ...
夜が優しく唄うから
目蓋を縫うように
眠りが訪れる
金の雫
銀風鈴の涼やかな音
木々の聲
いずれも影を纏って沈んでゆく
不確かさは予定調和を破り
Aの調律を繰り返す
斜め60度の逆上 ...
幼さと若さは違う
いつまでも年相応になれない
それが幼さで
若さは時間だ
相対性理論を読んでも
韓国コスメを使っても
若くはなれない
そんなことに気付くのに
半世紀を使ってしまった
...
冬の日の家のある子に布団なく服なく指の肉崩れ落ち
秋風の楽しさ終わり十一月どれだけ生きてもわからない月
夢ばかり見ていないでとの遺言を残さずに父は他界しました
右左三つ編みでゆく道に ...
窓の外には
まだ黄緑のイチョウ
西日に照らされて キラキラ光る
その光を受け
陰影をまとい輝く
窓辺に並べられた白い陶器たち
ほとんど目が見えなくても
こんな繊細な作品を生み ...
明日からは喫煙は罪と明日からは喫煙は罪という昨日うちの煙草を買い占めた客
自治体がタバコ屋達に一時金配ったらしいああ憎らしい
sの店は昔いけない商売をしていたんだと孫にも残そう
...
未来があるのは当たり前じゃない
真剣に考えれば考えるほど
良心に従えば従うほど
不条理に踏みにじられる
自由と思っていることは
実は黒塗りの歴史の延長線上にあって
棍棒で殴り殺された者たち ...
賑やかな一日の終わり お別れと共に北風が吹いた
胸がつかえる寒さが 私に寂しさをおびき寄せた
喧騒がじわじわと何よりも羨ましい代物になる
街灯は暴く 私の弱々しい足取りを
ああ これを無く ...
春に悲しいのはよくわかる
泣いたことのない人なんてきっといないない人なんてきっといない
散り始めの桜花に紛れてまばゆいなってふりしてね
夏に悲しいのはよくわかる
泣いたことのな ...
発句 凪ぎわたる地はうす眼して冬に入る 蛇笏
脇 ひとつ目ルドン隈にあらわる らどみ
3 カロリーを溜め込み冬にそなえたる どらみ
4 八つ目ウナギは♾️(無限)の先 ...
キュッ!
アッ!
グリグリ!
クイッイ!
ギュ!ギュ!
グイグイ!
ウッウッウッ!
アゥアッアッ!
突然の無音
それから幾年がたち
オギ ...
北東の風強い中
つかの間の憩いに出逢う
てらてらとした羽根のついた赤唐辛子
影に貼り付いているルビーの小枝
手を伸ばせばほどけていく
振り返れない、振り返らない
寄り道してくれてありがとう ...
ケンケンパー、ケンケンパ!
意味もわからないまま、
飛び跳ねて、着地するを繰り返した。
何が面白いのかは、わからなかったけど、
あの子の笑顔のために跳んだ。
そうして誰かを模倣して、 ...
{ルビ木犀=もくせい}の匂ひ{ルビ幽=ひそ}かや朝の窓
薬湯を{ルビ浴=あ}みて{ルビ無月=むげつ}の夜更くる
日米の笑顔の会談秋ひと日
大丈夫かじぶんに問ふや冬隣
リハビリをさぼり始めて
二十日ほど過ぎた
理由がある
誰にも言わない
誰も聞かないし
知りたくもないだろうし
私がかのよに持ってゆくダイヤモンドを鏤めたマグカップに注いで
無理だ ...
終着駅までの全ての往路が足し算の暦なのだと
信じきっていた頃も確かにあったことを思い出す
アネモネの蕾を見て安堵したように降り始める雪がある
事はまだ知らなかった
降りつつ、積もる雪で ...
嫌になって、旅に出た。
400ccの単車を積み込んで、船は海を行く。
街では見えない星が、よく見える。
暗闇に浮かぶ寄り添った人影。
僕のそばには、月影が浮かぶ。
流れ星が流れても、 ...
今日、外に出て
あまりにも風が冷たかったので
とうとうオバシャツに手を出した
着込みながらゲンナリ
なんでオバシャツって
何をどうデザインしても
セクシーさの欠片もないのか
保温とセクシ ...
哀しみに崩れ落ち
生きながら麻痺し
尚も未定形の想い
抱え込み育みながら
日々の金勘定忘れず
七色に走る霊の打刻
行使する肉身鍛えつ
夜陰に至り病発作
意識溶解しかかる
上唇に木 ...
卵は繊細だから、
ゆっくり丁寧に扱ってやらなきゃならない。
黄身が崩れて、白身と混ざってしまっただろう。
大丈夫。目玉焼きは諦めて、スクランブルエッグを作ろう。
少し牛乳を入れるのが、曾祖 ...
心が震えたのは
勝ち越しホームランのときでも
世界一を決めた
ダブルプレーの瞬間でもない
ブルペンで
投球練習を始めた
そのときだった
まさか行くとは
思わずに見ていた
...
十一月一日
悪天だったがこの日を逸すると雪が降ってしまうかもしれないと思い、向かった。冬枯れの登山口は老いた自分の終末への入り口のように静まり返っていた。
冷たい雨が時折強く、その上風が木々を ...
毛細血管が切れて
紫が広がる肌
平手とはいえ
憎しみこもった手で打たれた
痺れたけれど
少しも怖くない
お互いの匂いが甘くて
相性を確かめた夜
家族が待つ家があるとか
知ってたっ ...
二二五唯の数字に囚われる今日は土曜日フルーツパーラー
降りそうで降らないこの手に掴んだら自転車で行く一人の道を
窓の外眩さの増し嘘つきの耳に聞こえる絶え間無き雨
わかり合うすべを知ら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
みんな夢の中
秋葉竹
自由詩
2
25/11/5 7:09
春子・夏子・秋子・冬子
多賀良ヒカル
自由詩
2
25/11/5 6:54
いきかた/あり方 もっぷ
エヴァル-ジ...
自由詩
4
25/11/5 1:54
雨の声は
クイーカ
自由詩
3
25/11/4 22:54
目を閉じるまで
泡沫の僕
自由詩
3
25/11/4 22:20
苦しみ
ひだかたけし
自由詩
5*
25/11/4 22:06
青い天井 もっぷ
エヴァル-ジ...
自由詩
5
25/11/4 21:50
調律
りつ
自由詩
4*
25/11/4 21:23
ミンジ
花形新次
自由詩
1
25/11/4 19:18
愛無く暖なく髪はギザギザ もっぷ
エヴァル-ジ...
短歌
3
25/11/4 17:50
西日の水晶
花野誉
自由詩
8
25/11/4 16:06
辞世にはまだ遠く壱 /if so 『禁煙法施行』 もっぷ
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/11/4 15:38
Democracy
海
自由詩
6
25/11/4 15:28
知らない月の出る晩に
馬後の竹の子
自由詩
5
25/11/4 14:54
なみだ暦 蒼風薫
エヴァル-ジ...
自由詩
3
25/11/4 10:52
冬に入る 〜 勝手にひとり半歌仙表六句
足立らどみ
伝統定型各...
2
25/11/4 8:10
ある一瞬
多賀良ヒカル
自由詩
0
25/11/4 6:51
アカトンボ
唐草フウ
自由詩
7*
25/11/4 1:02
ケンケンパー
泡沫の僕
自由詩
4
25/11/3 22:29
立冬が近くなりました
けいこ
俳句
5*
25/11/3 22:12
おやすみ私 / 未明のサンクチュアリィ蒼風薫
エヴァル-ジ...
自由詩
5
25/11/3 21:09
おむすび もっぷ
〃
自由詩
6
25/11/3 20:42
船に揺られて
泡沫の僕
自由詩
2
25/11/3 20:34
オバシャツ
りつ
自由詩
4*
25/11/3 20:11
月下、夜陰の光点にて(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6*
25/11/3 20:10
炒り卵(曾祖母のスクランブルエッグ)
泡沫の僕
自由詩
1
25/11/3 19:43
山本由伸
花形新次
自由詩
4
25/11/3 19:09
山仕舞い
山人
散文(批評...
5
25/11/3 15:15
泥棒猫
海
自由詩
6*
25/11/3 12:54
産経歌壇2017・02・466 もっぷ
エヴァル-ジ...
短歌
2
25/11/3 12:49
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
0.36sec.