キレて切ってを繰り返し
私の周りには神も天使も姿を消した
優しげに手を差し伸べてくれるのは
私のように忌み嫌われる悪魔くらい

悪魔の手をとるとどうなるかしら
悪魔にキレたらどうなるかしら ...
秋が深まり
冬が近づいてくると
この国の人々は次第に幽かになってゆく
秋とは空きであり
物事に空きが出来る季節
それに対して冬は不結であり
何もかもが互いに結ばれずに
バラバラに佇んでい ...
謝ってはいけない
室町 礼

どうしてそうすぐに謝ろうとするのか
謝って済むものでもないのに
謝って何がどうかわるというのか
また
謝らせて済むものでもないのに
どうしてそうすぐに謝ら ...
○「田舎の寂しさ」

田舎の寂しさに
耐えかねて

カラスが
「カア!カア!」鳴く

防災無線のお知らせが入る

救急車が
「ピーコ ピーコ」通り過ぎる
第二次大戦の責任を一部の政界軍部の指導者たちに押し付けて済ませてしまうという
日本人の身の変わり衣替えのはやさよ。
そうして罪から解放された国粋主義者たちは政財界の権力に復活してしまう。
ア ...
目玉焼きごはんを食べる
半熟の目玉焼きが
上手に創れるようになったから
とろっとした黄身としょうゆが最高だ

おかかごはんを食べる
お徳用のかつおぶしだから
ごっそり掴んでぜいたくに
...
会話

 
 
勇猛果敢な柑橘類
食べて日暮らし
寝て起きて

純情可憐な日めくり帳
めくって学ぶ
過去と未来

去年の今日も同じこと
くりかえす 人生
幸せか と、たがい ...
他人を
大切にするということは
自分を
大切にするということでもある
できるだけ



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません ...
仕事で
朝早くから会社の車で
一仕事終わらせて
ちょっと時間があるから
部屋に戻ってベットに寝転んで
手足を思いっきり伸ばしていると
瞑った瞼に降りそそぐ
窓ガラス越しの朝陽 ...
羽ばたいた鳥
空目指して

長い時に
風に舞い
円描く

やがて
枯葉は落ちて
かさり

冬を見渡す
しばれる朝に
日が昇る

手を叩いて
迎えよう
空気が肺に入って ...
どんぐりが不作で
食料が足りないため
自称詩人は冬眠出来ず
人里まで降りてきて
農作物を食い荒らすだけでなく
村人、特に死にかけた老人を襲って
食料にしている
もともと自称詩人の住処は
...
立ち上がりまもないベイビーちゃん

2本足の動きがぎごちなく

前へ、左右へと

えっちらこっちら

よろよろと前に

大地の味を味わい

頭はしっかりと

リズミカル ...
どこからでもいい帰ってきて

約束の青い明かりがそろそろの頃

どこからでもいい帰ってきて

山が消えてそろそろ終点


どんなにかほっっとして

どんなにか短い度だって

...
母さん

私は誰ですか
昨日はもう弔いました
それでも自分がわかりません


若い桜の樹ばかりの町
そこで私は生きています

信じられますか
そこで私は生きています
信じられま ...
朝に聞いた曲
心の目が柔らかく開く

見落としていたもの
忘れていたこと

目玉焼きのカタチに
母が

洗濯したハンカチの色に
父が

リキッドの眉墨には


私の ...
天気はいいし
今日はゴジラ記念日
自転車にのっったゴジラに

史上初めてなってやる


だけど部隊がいけない
寂れた下町

ギャラリーギャラリーが侘しい
バカをバカだと見る目が足 ...
人の悪口を
言えば
自分を
おとしめることになる
それでも言うか?



悪口くらい言うさ。
悪口を言う自分を
肯定する
私は
悪だ



悪いことをしたら
「ご ...
白い壁の汚れが目につく
蛍光灯の光が淡く床に注いでる
整列したソファに座る
他人の名前が呼ばれる時間が流れる

雑誌のページをめくる音がする
咳やくしゃみの音
時々イビキが静けさを破り
...
斜光射し込む
薄っすら黄の色
染め抜く西門から
白い帰り道の残響
たどりたどり
辿りに付き
決して消えない人影、
決して消さない人影、
踏んで追い越し
踏まれ追い越され
死者と生者 ...
きみが蝶蝶を飼い始めた
爆発した工場跡でだ
あまりに広いので蝶蝶がどこにいるのかはきみにも分らない
時折ひらひら舞うのを見ては
「あれは違う 野良の奴だ」とか言う

爆発の日を今でも覚 ...
昔色の電球が並ぶ高架下
不揃いのレンガ道を抜けていく
新鮮な古さとまだ知らぬ懐かしさが
交差している

あんなに大きくて赤いタワーが 
ここからはオモチャみたいに見えて
こんなに近くにい ...
青いあおーーい空を
滑らかに突っ切ってゆく
高度10000mの自由
吐き出した透明が凝縮して
空を割る

航跡がにじんで
空に波が打ち寄せる
白い泡 白い花
小さな結晶たちが
ぶつ ...
きみは野いちごをひと粒ほうばる
ぼくの喉の奧の海底で塞がったままの洞窟に
ためておいた雨の音を聞きながら
きみは野いちごをひと粒のみこむ

悲しみなど知らないふりをして
今日、夕刻に買って ...
「わしゃ、実は
自称詩人やねん」

夕食の時
突然じいちゃんが
呟いた言葉に
家族は誰一人信じられず
唖然とした

「もう六十年になるかのう・・・」

「やめてくれ!」
俺は立 ...
思いを つらぬいていく
大切な悲しみの持つ深さ
この青白い深さ
しんとして
真冬の月のレモン味

思いを つらぬいていく
生きるという思い
生きるという思いを
大事にしたい
真冬の ...
+

いずみを守る
12-15-2025

 里帰りしていたよ、十日間くらいかな。大切なものを失ってきたのかな。ううん。ふっとしたあとで息をのむたびに侘しさすら忘れがちのうち向きのこころがあ ...
 

それでどの空にも
だれかの想いや希望や渇望が
ゆらゆらとただよっているから

命の色なんて真っ青なのかななんて
ずっと考えたりしていたよ
だから夜になれば
命は眠りたい
...
カラダに湧き上がる返事の針路を還るとそれが耳管で唱歌。洗い流した新緑の土足で打ち消してしまい、くるめくほどにただ一点を覗いて。溢れんばかりの月魄を留め、コレ以上は近づけない(言葉が、なぜ 遅い 欄干を ... 今朝も空気が美味しい

ランニング日和

タッタカータッタカー

足がリズムを刻む

いつもと同じ景色が

お早うの挨拶に

スクリーンに映る

私は主演女優のよう
...
世の中はクソ
人間は信じない

善?
今度は善になったの?
◯ね

100%闇 100%悪
それが俺

人を見てなめて
今度は善?
俺は絶対信じない
テキトー抜かすな
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
devil & me自由詩625/12/17 12:31
冬の磁場岡部淳太郎自由詩425/12/17 12:04
室町さんの「謝ってはいけない」とコメントについて足立らどみ散文(批評...325/12/17 8:08
独り言12.17zenyam...自由詩3*25/12/17 6:25
大陸の人間が日本国を許せない理由洗貝新自由詩5*25/12/17 6:14
ごはんの時間りつ自由詩4*25/12/16 22:51
会話足立らどみ自由詩325/12/16 22:38
※五行歌「大切に」こしごえ自由詩3*25/12/16 22:24
さらさらと流れる陽の光秋葉竹自由詩125/12/16 21:50
しばれる朝杉原詠二(黒...自由詩2*25/12/16 21:50
自称詩人外交花形新次自由詩125/12/16 21:27
ベイビーロボット歩き多賀良ヒカル自由詩325/12/16 17:56
首都高 首都高とあるいは上野   蒼風 薫エヴァル-ジ...自由詩225/12/16 16:11
信じられますか  蒼風薫自由詩225/12/16 15:47
そこかしこ花野誉自由詩14*25/12/16 15:24
ゴジラ記念日   蒼風薫エヴァル-ジ...自由詩025/12/16 14:22
※五行歌 四首「悪口を言う私は悪だ」こしごえ自由詩5*25/12/16 13:21
待合室自由詩625/12/16 12:34
冬の花火(くおん 、あいてぇるぅ)ひだかたけし自由詩625/12/16 9:59
蝶蝶を飼うはるな自由詩525/12/16 8:34
僕なりの愛、君だけの愛自画自計自由詩125/12/15 23:37
飛行機雲りつ自由詩5*25/12/15 22:40
野いちご歌留多カタリ自由詩225/12/15 21:29
自称詩人の食卓花形新次自由詩025/12/15 21:07
真冬の月のレモン味 ※(音楽付き)こしごえ自由詩5*25/12/15 20:50
正しさ知らない誰もわるくない百(ももと読...散文(批評...3*25/12/15 20:00
眠ることからはじめよう秋葉竹自由詩225/12/15 19:47
わからない、だろうがあらい自由詩225/12/15 18:22
タッタカータッタカー多賀良ヒカル自由詩225/12/15 17:56
たった一言伝えてくれ弥生 陽自由詩0*25/12/15 17:35

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加筆訂正:
正しさ知らない誰もわるくない/百(ももと読みます)[25/12/16 7:50]
おまとめしました
0.32sec.