今度こそ 最後だと言う愚かしさ
繰り返す それがあなたの業だから
変わらない 未来永劫 宿命は
一人暮らしの老婦人ばかりを狙うと聞いて
ただの悪者ちゃうんかと
若者に老人の悲哀はわからない
どうれ、教えて進ぜよう
教えなくていいんですよ
だから希望の未来へ向けて
遠く未来 ...
友情を讃えて寂寥を
人差し指で薄く引く
青空は地中にもあるんだってさ
波の月、海中の星
先輩、今日は快調ですね
田井中さ、今日は、快調じゃなくて
今日も、快調なんだよ
想像してみ ...
桜ばながおおいに散り、
けものたちの背に 描かれた
わたしは するどい雨になって
丸ノ内のビルを降っていく
記憶の 蓋に添えられた 女の髪の束
俳句のような
矩形
プリヴィズの夕日は歪む
ためらいがちに衣服をぬぐ
口づけは言葉の数をこえて重なる
朗読するマリオネット、解毒的なソナチネ、雨の路面に刻まれた幾つかの足跡は、澱み、歪んで薄汚いエフェクトになる、ジャムのパンクは衛兵を連想させる、銃を肩にかけてしゃきっと立ってるあいつらさ、雨はもう ...
鳥になれ
輝く太陽をめざして
大空に羽ばたけ
自由な翼で何処までも
青い空に染まりながら
悲しみの地平をあとにして
やすらぎの風を受けて
成層圏の彼方まで飛んでゆけ
さあ 鳥になれ
...
君と自転車に乗って行こう。
白い(黒い)自転車に乗って、どこまでも。
海岸線にたなびく雲。
あの向こうの向こうに、青空があるんだ。
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、
それ以上を何を語れると云うの ...
電車に乗るとすぐにブランドバッグから化粧品を取り出し
のっぺらぼうに顔を描いていく妖怪
にんげんのふりをしているけど
もうぼくは騙されないぞ
顔を書き終えると座席に座り
派手なワンピースから ...
トカレフ1丁10万円
ひとの命は20~30万円
何処で聞いたか
何かで読んだか忘れたけれど
わたしは病死で400万
不慮の事故死で800万
交通事故死で1200万
安いのか高いの ...
冷たい雨が降っている
冷たい雨が降っている
髪の毛を昨日カットしたから
なんだか寒い、秋なのに
冷たい雨が降っている
冷たい雨が降っている
昨夜みた夢のかたちを ...
シリカゲル燻したネクタイが舞い
TOKYO の秋はもの静かに始まる
文化の日で
休日やというのに
大学では授業があったみたいで
文化の日の前の日に集まりたいって連絡すると
つぎの日に授業がありますので
というので
じゃあ、授業が終わってから集まろ ...
(番外編41―14―3)
吉井勇と小坂恭子の思い出まくらに
京都の 水が流るる
かにかくに古都は文人の故郷かな
京都の社員旅行のお膳は
小指ほど小さくお椀も一口サイズ
...
金色の
夢をみている うつくしい
世界があした
おわるといいね
饒舌な指の間で跳ねる君
誰の歌でも誰の指でも
くだらねえ、キャバクラに行ってきた
くだらねえスーツを着て
くだらねえ国の管理に飼い慣らされた状態で
くだらねえ仕事の一つも出来ないことになっている俺が
くだらねえ小言をちまちま言っている
...
いったいどれほどの月陽が流されたことでしょうか
砂を蹴る彼がまた花房を垂らす眠りについてから
異臭ともとれる斜交いは闇夜を抜け出し光が斜めに走っていく
のぞみは少しばかりの顔を覗かせてい ...
1997年初夏のことである。
大阪の谷町筋にある新谷町第一ビルの扉を開いて中に
入るとちょうど奥から三十前後の美人が出てきたばか
りだった。
「すみません。大阪文学学校は何階にあるのでしょう
...
現実から逃避して精神世界に逃げ込んだ
言葉遊びは得意中の得意
線と点とは結び合わず
まるで宙に浮くように
辻褄合わずの言葉が浮かび上がる
こんがらかった脳みそに
鋭利な刃物のような真実 ...
それは高校のときの大大大親友
詩の感性が素晴らしくて
詩では敵わないなぁと尊敬してた大親友
私たちは
いつも一緒に遊んだ
デルフィヌスというユニットを組んで
市民会館のコンクールに出た ...
石破の目付きの悪い
あの真剣に思い詰めた眼差し
何処を何を観ているのか 、
派閥の論理に揉みくちゃにされる理想
あゝまたこの人も押し潰されるかと。◯。
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある
こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい
濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ...
まるで孤児になったような
寂しさを
母親が亡くなったときに
感じた
いや、きょうだいもいるのだが
あるいは、つれあいさえいるのだが
天涯孤独に
なったって
感じたって
...
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と ...
冷える朝の大気の最中を
自らの熱しっかり保ち
駅階段昇り歩む人の
ひとりの影踏み締めながら
独りに次第に成りては
歌声内に鳴らし響かせ
明るむ意識にふと眼をぱちくり
駅最階上の奇跡の光景 ...
人類と金の行き先はどこでしょうか
この国を乗せた船の行く果ては?
スノーデンが語っていたことを
知っている人はどのくらいいるだろう
彼の国の言いなりにならざるを得ない
仕掛けは今も有効かもし ...
「君の名は。」
{ルビ秋=アキ}といふ選手の名知りボディビル
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
どん兵衛に五分待たされ秋愁ひ
「羊たちの沈黙」
...
水面(みなも)きらやかに
空は蒼いまま
子供たちの笑いが声に
街の風が色付く
覚えているのよ
全部覚えてる
夢のままで 愛のままで
目を閉じて笑い 泣く
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
業
りつ
川柳
1*
24/10/31 6:37
乱世に生きる
りゅうさん
自由詩
3*
24/10/31 5:10
人は愚かさを抱いて歩いてきた
トビラ
自由詩
3*
24/10/30 22:55
剰余、散華
草野春心
自由詩
4*
24/10/30 22:37
矩形
〃
自由詩
2*
24/10/30 22:36
キャンディー・バップ
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/10/30 21:54
天空をめざせ
レタス
自由詩
8*
24/10/30 21:48
君と自転車に
朧月夜
自由詩
3*
24/10/30 20:40
金星
ひだかたけし
自由詩
7*
24/10/30 19:49
変身
海
自由詩
4*
24/10/30 18:39
いのちの値段
りつ
自由詩
2*
24/10/30 17:49
冷たい雨が降っている
秋葉竹
自由詩
2
24/10/30 14:27
2行端子
足立らどみ
自由詩
4*
24/10/30 12:04
THE THINGS WE DO FOR LOVE。
田中宏輔
自由詩
10+*
24/10/30 10:37
(531―14―3)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/10/30 10:11
金色
はるな
短歌
2
24/10/30 9:22
歌
〃
短歌
0
24/10/30 9:05
くだらねえ、キャバクラ
鏡文志
自由詩
4+*
24/10/30 8:15
collage
あらい
自由詩
2
24/10/30 7:48
大阪文学学校体験記
室町 礼
散文(批評...
5*
24/10/30 6:49
詩人
栗栖真理亜
自由詩
2
24/10/29 23:16
嘘を蒔くひと
りつ
自由詩
4*
24/10/29 22:17
五行歌、眼差しに映るもの(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
24/10/29 21:58
雨の夜
レタス
自由詩
9*
24/10/29 20:58
嘘をついてよ。
秋葉竹
自由詩
1
24/10/29 20:58
01.1..
ryinx
自由詩
7*
24/10/29 20:06
Soul Love 独り人の 、(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
24/10/29 19:01
teller
海
自由詩
7*
24/10/29 18:57
映画で一句シリーズ part 1
森田拓也
俳句
8*
24/10/29 17:28
思い出
ころここ
自由詩
3
24/10/29 11:11
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
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26
0.39sec.