神さまって、
やっぱりいる気がする
私の罪が許されないとか
神社にお参りにいったときなんかじゃなくて

神さまって、
やっぱりいる気がする
じぶんのことじゃなくて
頑張っ ...
主題詩「Little Wonder」 ひだかたけし



銀の粒子の
無数無限躍る、

街並み突き抜け
伸び広がり奥まり
奥の億迄にいつしか、

いつの間にか途と為り
鳴り響き ...
ふた口に消ゆる小遣ひモンブラン

こほろぎや僕はキュウリにマヨネーズ

{ルビ蜻蛉=とんばう}は{ルビ牧場=まきば}{ルビ蜻蛉=あきつ}は牧歌的

手を離し団栗拾ふ園児かな

男性をも ...
秋雨に濡れ
さやか赤々と
はぐれ泣く子を
眼差す曼珠沙華 、

 今の此の世のあからさまの一端
  図らずも見てしまい
  居場所無くし泣き続ける子の
 その恐怖と絶望を知ればこそ
...
幼い私は母に手を引かれ
美容院に入った
髪を切るのは私ではなく母
私は椅子に座って退屈した
置いてある雑誌は
私にはまだ意味がわからなかった
美容師は母に頻りに話しかけている
母の顔がの ...
おめでとう!
きみの願いはどうやら叶いそうです
わたしを自殺においやってまで
欲しくて欲しくてたまらなかったものが
手に入るかもしれません

おめでとう!
きみはもうすぐ勝利者です

...
最初から律がきらいだった。
最初から律を憎んでいた。

あなたはようやく本音を吐いた
清々しい納得でいっぱいだ

今日は何て佳い日だろう!
これで、未来永劫あなたは私への憎しみでつながれ ...
あたたかい紅茶のなかで
みのむしが
みのを手放しておよいでいくのを
追いかけることもせずに
ながめていた
満月の映る淵で
きみは大人になることだろう

何者かになりたかった

何か ...
ストローに残る
赤い口紅を見て
恋だと思った

消え方を知らない
炎のように燃えて
傷跡みたいな印を
痛々しく刻むから
扉を閉めたんだ

心のいちばん深い場所で
息をしていると
...
(番外編41―6)今日の短歌



我なさばとくとなすべきを 老い母の霰降る植えて日を
大根引きたまう

(失明傷痍軍人歌集 山崎 正平)

11月ごろ冷たい用水路で大根を洗う母の面 ...
精神科医は患者の話聞くだけで病気を判断して
薬まで処方する
精神病は心の病いではなく 脳の病いであると
脳内の物質が減少したり疎外されたりして起こる病気であると
患者の話のどの部分を聞いた ...
瞑想
やっぱり心地よさなんだなぁ
動画サイトで
科学的な瞑想の姿勢を観て思った


最近しょぼくれていた
瞑想に壁を感じていた
道を捜していた
悩んでいた
まぁ、暇人なのだ ...
どんどん凍りゆく、街の中
人々は羊となりて
どんどん凍りゆく、街の中
夢の中を泳ぎ疲れ
どんどん凍りゆく、街の中
俺たちは、旅の途中
どんどん凍りゆく、街の中
寒さに震え、明日を思う
...
 ホロウ・シカエルボク氏の「喪失というものにかたちがあるとしたら」を読ませていただいて。

 カフカについて詳しくなく……カフカとカミュは、ダリに拒否反応を示したのと同じように、なぜか受け付けなか ...
十年前、なお思いだすと、古い教室の、とびらのむこう、鳥のなき声がかなしげにちくちくと鳴いている。
手でつかまえたすずめ、元気よく教室の窓のそとへ、飛びゆく。
なお、
わたしがかなしげな目で、先生 ...
そよいでいるそよいでいる
涼風にそよいでいる
ゆったりとゆっくりと
のびのび伸びゆき
声が言葉が
内面の細やかな
発露を求め現し
言の葉の種を蒔いた
宙の宇宙に焦がれながら
みずみず ...
中学1年の時
クラスの新聞係になって
毎月クラスの新聞を書いて
掲示板に貼っていた
新聞には毎回タイトルをつけていて
10月の新聞を書いた時
季節を表すつもりで
栗とリス
というタイト ...
いつからだろう
積み上がっていく喜びが
積み上がってしまう寂しさに
変わったのは

こころもとない
ケイケンとジッセキの上から
辺りを俯瞰できる大人なんて
いるのだろうか

今 ...
ねぇ、
覚えてる?

あたなが朝早い仕事に付いたときのこと。
朝早く起きて、あなたのお弁当のおにぎりのために
御飯を炊いた
あなたが早炊きを嫌うから
いつも1時間早起きして米を研ぎ
炊 ...
僕は死んだ方が良かった僕は死んだ方が良かった僕は死んだ方が良かった僕は、損益分岐点と極性が異なっている。僕の罪を皆{ルビ悟=さと}る。或いは{ルビ識=し}っている足が距離を覚えていないから。傲慢は自ら ... (番外編41―5)野施行シリーズ 今日の日本歌曲

世に明治時代小説神髄というものがあるが
私はさくら貝の歌、アザミの歌、山のけむりは
八州秀章作曲をもって日本歌曲の真髄的(神→真)ものと解す ...
さくばん狂ってしまった記憶の残滓・・・
つつがなし 今朝は
僕は僕を大切にしよう
僕は僕に優しくしようとおもった
Spotifyで
ニールヤングを聞きながら
そのエレキギターの音色に
...
意志が大事なんだと読んだとき
意志をないがしろにする現実があった

たとえば任意入院
選択の余地はない

患者は一生バカにされ
手も足も出なくさせられますと

一体、どこの話ですかと ...
ごみ箱にポンと紙くづ冬隣

秋蝶の影消え風の軽くなる

つぶやけば淋し野菊といふ語感

うつむけば青空の色{ルビ牽牛花=けんぎうくわ}

それぞれに名の美しく秋の草

団栗のひと粒 ...
長いトンネルのような日々が
重く冷たい雫を垂らし、出口はまだ見えない
出来事が天井に蝙蝠のようにぶら下がり
時間は喜んで羽根を生やしひらひらと飛翔している
冷たい瞬間に、それぞれの私が居て
...
通り過ぎる船を見ながら、僕は釣り糸を垂れていた。正確に言えば、投げていたのだが。音を立てて船が通る度に、水面には波が立った。そして人は、淡々と辺りをジョギングで走った。夏も過ぎて、走りやすいだろう。こ ... まただ。

信じてほしいと言った数時間後に約束を破る

何度裏切られても
何度も何度も信じた
信じてはまた裏切られた

何度約束しても
何度も何度も約束を破った

約束を破ること ...
それでも血は流れ続けた、ひっそりと咲いたアカシアの上にも、俺は俺を見放しそうな意識をどうにかして繋ぎ止めようと不透明な頭の中で画策していた、頭上にはすんでのところで雨を押さえているかのような黒雲が ... 寄せては返す波が
実をひとつちぎって落として
落として攫ってしまった

私の手から離れていった


私と
私と話してくれませんか
孤独の
孤独の話をしましょう
私たちが遊んだ遊 ...


なおらない




真っ暗い夜から

どれだけたったろう



独り言
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
溺れた蟻《改》秋葉竹自由詩424/10/23 21:23
ひだかたけしさんの詩「Little Wonder」を主題とす ...森田拓也自由詩3*24/10/23 19:50
言語オンチ俳句6*24/10/23 19:09
暮れる秋の眼差し*ひだかたけし自由詩5*24/10/23 18:59
お待たせ自由詩4*24/10/23 18:39
Congratulation!りつ自由詩2*24/10/23 18:16
佳き日自由詩3*24/10/23 11:15
寂寥そらの珊瑚自由詩9*24/10/23 11:09
ミナト 螢自由詩6*24/10/23 11:09
(531―6)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...124/10/23 9:27
もう福袋の予約始まってたよ、買わないけど涙(ルイ)自由詩2*24/10/23 8:13
瞑想田中教平/K...自由詩124/10/23 6:01
「氷河期時代」(Crash 「London Calling」 ...鏡文志自由詩3*24/10/23 2:44
ホロウ・シカエルボク氏「喪失というものにかたちがあるとしたら ...朧月夜散文(批評...4*24/10/22 22:41
あのひのくもり陽向(2躯-...自由詩6*24/10/22 21:12
還る言葉ひだかたけし自由詩4*24/10/22 18:55
甘酸っぱい思い出自由詩6*24/10/22 18:47
誕生日夏井椋也自由詩12*24/10/22 15:08
追憶りつ自由詩6*24/10/22 14:41
駄駄Ⅱ森 真察人自由詩124/10/22 12:59
(531―5)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...224/10/22 9:21
僕は人間だ田中教平/K...自由詩324/10/22 7:59
昔、ドイツでりゅうさん自由詩4*24/10/22 7:14
今を置き忘れて森田拓也俳句11*24/10/22 5:53
山人自由詩4*24/10/22 5:42
釣りをした日番田 散文(批評...224/10/22 1:55
闇に咲くりつ自由詩2*24/10/21 22:50
喪失というものにかたちがあるとしたらホロウ・シカ...自由詩3*24/10/21 22:38
無音這 いずる自由詩224/10/21 22:25
めもうし自由詩124/10/21 19:30

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加筆訂正:
闇に咲く/りつ[24/10/22 8:47]
1行加筆
0.33sec.