老いた澄乃は、子どもたちに語った。

「もうすぐ、あの人が来るよ。
寒さに耐えたことを、
真っ先に褒めてくれる人が」

その名は決して明かさず、
物語だけが民話として村の記憶に根を張る。 ...
春の宵。

突如として村を襲った猛烈な風が、
札を嘲笑うかのようにめくり上げ、
泥と雨、遠い冬の名残を運ぶ。

澄乃は飛び出した。

風の唸りの中で、聞こえたような声……

「姿な ...
{引用=
―― 春のむごたらしさは、
   否応なし
   扉をこじあける


見渡すかぎり
隠しようもない
傷だらけの
青い春の海
そこは痛みをゆだねる
波の幾何学模様
...
弥生ド陽'
レ◯プ系統のAVは、事前に、出演女優に全部説明して
出演女優がちゃんと理解して納得した上で ...
ひかりひびきのうみ
ひかりのひびきはっし
ひびきのひかりはなち

はなたれるいしきの
かべのむこうに
おわりのはじまり
いったいかしながら

いしきのむげんうんどう
にくたいからは ...
地獄の獄は
罪人を監禁しておくところだ
ほとんどの人が
地球に閉じ込められているのは
少なからず罪を犯しているからなのか

近年監視カメラが張り巡らされて
監禁されている事実に
ようや ...
町のはずれまで来た
馴染みの林を少し歩く
小さな湧水池
その前でじっと立ったまま目をつぶる

膿も栄養も身ぐるみ剥いで
軽くなった体には
陽の暖かさがよくわかる

分かっていないこと ...
黄金の枯葉の絨毯に

忘れかけた錆びた長ベンチ

疲れた腰を下ろし、ひと休み

息はゆったり、今にも止まりそう

木漏れの光がやさしく包む

目を覚ますこともなく、

夢と ...
眩しい顔を
注視した
時が止まらぬままに
声を聞いた

あなたの存在が
愛おしすぎて
私を治してしまう

私は
あなたを
あなたは
誰を

思い続けることの
罪のなさに
...
そこだったから
いた人もいる

そこだったから
得られてたものがある

そこだったから
凄い人が教えてくれていた

苦痛だったね
楽になったね

たとえそれでも

だからい ...
コリアンタウンにある
神社の片隅に咲く
氷みたいな透明な花を
不思議な気持ちでみていた

触れると溶けそうな
むかしの夢の影のようにうっすらと
風にそよそよとゆれていた
すぐに消え ...
僕は今まで何をやってきたか

学生の頃

サッカー 剣道 水泳 塾
いや塾は今振り返るとあちこち7ヶ所くらい映って勉強してた
ちなみにその頃は頭悪かった

絵画教室 英語の塾 家庭教師 ...
疑心暗鬼が乗せられた
エスカレーターが上っていく
引いて見れば変なのに
辿り着くフロアは完成された世界

どうしてここにいるの?
選んだ方に歩いていた?
急にわからなくなる
光と闇が反 ...
あの人は、夜になると机に向かう。
昼間は静かで、どこか所在なげに庭を歩いているくせに、夜になると別人のように背を丸め、灯りの下で紙に向かう。私はその背中を、何度も見てきた。

ランプの火が揺れる ...
○「自治会長」
自治会長は
一年365日多忙である
東に
救急車の音を聞けば
行ってみて
誰かを確かめる
西に
訃報あれば
自治会放送で知らせ
通夜と葬儀の受付を行う
南に
台 ...
○「あたりまえの季節」
梅の花が咲き
鶯が鳴き
桜の花が咲く
今年も
あたりまえの季節が
あたりまえにめぐってくる
あたりまえにめぐってくる季節に
感謝!感謝!である
アラガイさん、おはようサントス
今日もお元気そうで何よりですね

Whoareyou?冬に死すですかぁ

木綿と森に住んでいた駅員なら
もともとのエレメントは水かな
だけど死というより今 ...
夢に出るパワハラなんのシグナルか

夢に出るみんなわたしの化身なり

夢に出る鬼籍の人は無言なり

夢に出る鬼の涙の温かき
いま ゆっくり 
なぞっている あなた

あなたは 
しっている
わたしが 
ひらいて 
しまうこと

みないで と 
いっているのは 
どちら

わざと やさしく 
やら ...
ストイックも過ぎると

官能的だ

たまにはまわりをみろと

言いたい


なんだ

言葉が湧いてくるぞ
近代以降、「狂気と天才」を結びつける語りは繰り返されてきた。精神的苦悩を芸術の源泉とみなす想像力は、日本の詩壇にも影響を与えている。苦しみは深いほど創造に近づく——その図式は今もどこかで生きている ... 短歌専用スレッドです。原則として一記事に一首。連作は禁止。
本気!浮気? …どちらでも。 ケータイ/パソコン →どちらからでも。

「自由詩」に対する「未詩」のような意味合いで、ちょっと31文字 ...
願う。
けれど
願わなくてはならない
世の中は
不幸か
つまり
いろいろな物事が
世の中では
不足しているということで
あるからさ

そこをいくと
私は今日も
さまざまな人や ...
小さな悪行が
挨拶をする

妙にお利口で

こんななら
3千円な話かと思いきや
てんとう虫一匹だった

それも
まぼろしだったね

支離滅裂に
悪戦苦闘に
七転八倒に
次 ...
いとおかしな人を

いとおかし

とおもう

ぼくは

もののあわれか



ねえ
私は私であって私でない

太き樹木の群れの向こう
青い青いお空がもう
更に青に染まり貫かれ
自分がとほくとほく
拡がりながら奥まり生き
人群れたちの顔、顔、顔、
色々くっきり浮かび続け ...
人を待っている
携帯はシルバー
小さな時計がついている

表示ランプが青く光り
震えてリリリリと鳴ることを想像する

生きることに迷い続けて
やっと暇になった

銀色が少し暖かい
...
一杯のワイン
飲み干す おいしい味
頬に血が通って
フラフラする

悲しみとともにワインを飲む時も
喜びに変わればいい
塩気のリッツといっしょに
誰にこの時間を捧げようか

壁にか ...
二年経ったら帰るからね、と

十年前の約束

いっしょにいるのが イイとは限らない

なんて

言い訳をつれまわして
自分を逃がしてきた

ピンピンポックリがイイね

回 ...
村の境に、真っ白な札が貼られた。

「鬼は入れぬ」と村人は胸を撫で下ろす。

だが澄乃には、それが吉の帰る道を
塞ぐ冷酷な壁に見えた。

紙切れ一枚にすぎぬが、
それは「違うもの」を拒 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
『風の祈り ― 鬼吉と澄乃』 第五章:旋律の継承板谷みきょう散文(批評...2*26/2/21 22:34
『風の祈り ― 鬼吉と澄乃』 第四章:不可視の抱擁散文(批評...2*26/2/21 21:20
青い春の 扉月乃 猫自由詩18*26/2/21 21:08
ルーズリーフ 2会議室26/2/21 20:38
光帯の未知ひだかたけし自由詩5*26/2/21 20:09
地球地獄イオン自由詩3*26/2/21 18:16
泉の前で◇レキ自由詩426/2/21 17:43
木漏れ日多賀良ヒカル自由詩026/2/21 17:30
眩しい顔杉原詠二(黒...自由詩4*26/2/21 17:15
そこだったから弥生ド陽自由詩3*26/2/21 16:10
氷の花のゆれるとき秋葉竹自由詩126/2/21 14:57
あらゆる笹弥生ド陽自由詩126/2/21 14:02
世界の終わり自由詩7*26/2/21 12:42
客人後期自由詩426/2/21 11:24
独り言2.21bzenyam...自由詩4*26/2/21 10:01
独り言2.21自由詩3*26/2/21 9:50
返詩にも自由を!(とりたての歌)足立らどみ自由詩2*26/2/21 6:38
俳句5*26/2/21 2:52
十六夜の蜜事板谷みきょう自由詩026/2/21 2:13
memoうし自由詩426/2/21 2:05
苦悩は誰のものか——貧困・医療・詩をめぐる構造atsuch...散文(批評...10+*26/2/21 2:01
ながしそうめん10軒目会議室26/2/21 1:32
願うことは 不幸か ※(音楽付き)こしごえ自由詩6*26/2/21 0:12
草原のまぼろし弥生ド陽自由詩026/2/20 22:10
めもうし自由詩126/2/20 22:10
えぇてる映写/Nothing・Help・Us*ひだかたけし自由詩726/2/20 22:07
待つ時間を楽しめるように杉原詠二(黒...自由詩4*26/2/20 22:00
ワイン自由詩4*26/2/20 21:46
越えられぬままyaka2自由詩5*26/2/20 18:50
『風の祈り ― 鬼吉と澄乃』 第三章:白き隔たり板谷みきょう散文(批評...026/2/20 18:22

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 
加筆訂正:
待つ時間を楽しめるように/杉原詠二(黒髪)[26/2/21 8:52]
少し改稿しました。
/本田憲嵩[26/2/21 3:01]
一連追加、三連から四連に。
0.43sec.