あの頃はよかったって 
昔大人が言ってた

昔はよかったって
今は俺が言っている

便利さや手軽さは手に入れた
それでどうした どうなった

飾ることも隠すことも出来なかったも ...
僕の髪は癖っ毛だ。
手入れもしないから、キューティクルもなくうねり、
絡み、解けることなく、摩耗して千切れる。

だからという訳では無いが、
君のウェーブがかった髪が好きだった。
退屈そう ...
古いTシャツがある
ずっと昔に買ったものが
整理をしていたら
出てきた
シド・バレットの顔が
プリントされている
とても綺麗な顔をしている
ドラッグで頭がおかしくなる前だ

ピンク・ ...
戻っていきながら進んでいく

今をみれば百一歳の石っころへ硬化し
見ず知らずの人に蹴飛ばされては
しなやかに躍動する天空の放物線なし

人生に水を愛情を捧げ遣りながら

青く濃くなる天 ...
初のページは何度も捲ってきたはずなのにそこに綴る物語はあったのだろうか



昨年は何をしていたのか
一昨年はどこにいたのだろうか

モヤに隠れて自分の腕が見つからない


咲いて ...
知られない小夜の舞い降りて
今日を知らずにまた暮らすけど

本当の心はひた隠しにして

本当は今日にms見れている


生きなれず   棲み慣れず


わかりませんを  繰り返し ...
あなたに上げたくて
青い銀河のほとり
ひとり佇み
紫色した星を摘む

紫色は静かと言うこと
赤(熱)と(冷)青が争って
{ルビ抱=いだ}き合って
溶け合った融合の色
だから
静かに ...
人は何故生きるのか
死ぬのか
大いなる問いが
大いなる答えとなる
師は私を愛してくれた
一生を貫く愛を与えてくれた
あの師のように!!
あの師のために!!
生きていく
そして臨終の時 ...
わたしがここで話すのは、木の実をたべ、透明の毛をもち、草にねむるつめたいくまたちのことだ。街に降りた熊たちの、(淋しい淋しい)という餓えた声に今日も胸をいためているくまたちのことだ。
たしかに秋 ...
金木犀がたった数日でいなくなった公園で
わたしたちはどんぐり拾いをした
ここにも
そこにも
あっちにも
おいで、おいでと
どんぐりがわたしたちを呼ぶから
キミのズボンのポケットはすぐにい ...
山を登らず貫通しようとした
暗闇のトンネルの中で
出口が見つからないまま
時間の感覚を失った

現在地も見失った
位置情報がオンにならない
精神年齢がわからない
自分が誰かもわからない ...
春穏やか
空気はピンク色
人々は弾み
心温か

夏燃えたぎる
空気は銀色
人々はうねり
火傷しそうな心

秋落ち着き
空気は黄金色
人々は我に戻り
落ち着く心

冬透 ...
きみが笑うと
砂糖工場が爆発する
蝶蝶は交尾をはじめて
ポットからコーヒーが溢れだす
体の一番外がわのところで
気持が逆流する
きみが笑うと
わたしは爆発する
うすっぺらい昼間がめくれ ...
街路灯に恋したらしいサルスベリがあって
幹はもう真っ直ぐぬは戻れないだろう

とわたしなどが案じなくともそれでも愛しくも切ない一本であり
九月の散歩道で出会うたびに花の




その ...
ネットって
浅瀬で楽しくしていても
いつのまにかに足を取られる

悲しみの
風が吹くなら吹けばいい
僕たちふたりは繋がっている


莫大な
罪をこの身に封じ込め
たまに泣 ...
逢いたくない時は
放っといて
逢いたくない時は
放っとくから
逢いたくなったら逢いましょう

あなたは別に
他の{ルビ女=ひと}を口説いてもいいわ
私だって
他の{ルビ男=ひと}と会 ...
嫉妬に身を焦がし
丸焦げになった日々も
もう遠い

あれは
プライドだったのだろうか
契約だったのだろうか
薬指に指輪を嵌めたとき
私以外に愛さないと
あなたが誓った約束

守ら ...
そういえば野葡萄の森には

女学生たちの笑い声が響いていた

ルージュを未だ知らない稚さが

あまりにも無防備に

秋の終わりを彩っていた過日


電気代・ガス代に事欠き

...
懐かしい新宿高野のパーラーに君とゆきたい彩の国から

ハリボテでなくてわたしの本当を掬ってくれる叙情文芸

さくらさくら生まれて初めて見るように桜見ました今日も明日も

足元の夢見る町嬉し ...
ああ、もうすぐ
あなたの誕生日
秋だというのを
忘れそうだった
忘れてないけど

わたしはと言えば
くちびるを噛んで腫らしてる
ジグソーパズルは吊リ上がり
笑顔も汚れてしまったかもね ...
自分でも信じられないけど、
もう家には帰りたくないんだよ。

君には信じられないかも知れないけど。
この狭くて汚い部屋が、
君が帰ってくる場所だと信じてるんだ。
惨めたらしくね。

今 ...
初めてブラックコーヒーを飲んだのは
いつのことだっただろう
大人ぶりたかったのかな
カッコつけてたのかな
初めては絶対苦くて苦くて
とても美味しいとは想えなかったと想うけど

今 ...
16時30分前。モールより帰宅。書店でうっかりカバーを破いてしまった、司馬遼太郎の歴史小説『峠』と、KALDIで野菜カレーを買ってきた。
司馬遼太郎の小説は、新約聖書だけでは捉えきれないような印象だ ...
無理してないか
苦痛ではないか
喜んでやっているか
無理は長続きしないよ
笑っているか
安らかか
満たされているか
楽しんでいるか
寂しくないか
穏やかか
価値あるものか
犠牲に ...
最初から知ってた

きっと私のどこかが感づいてた

あなたが私のことを好きでないこと

好きになろうとしてくれたのかもしれないけれど

あなたは一人で夢を見てた

私の笑顔が素 ...
言葉は時計の針みたいにぐるぐる回って
心が真ん中で立ち尽くしている
箒で払った箒星
何もない暗闇で目を覚ますのを待つ
真夜中の静かなタイムラインに
すべてぶち撒けたくなる衝動
そうしたところで明日は変わらない
どこにでもいる平凡な人間

裸になれば
SEXの仕方も
たいして差はない

特別な人間にな ...
俯いて下町の路地

久しぶりのスニーカー

探しているのは石っころ

謂われなくても蹴っ飛ばしたい

謝らないよ

石っころ
伴う悲しみってもう

行き着く涯なんじゃないかな

神様は私たちが抱え込んでしまった

憧憬も

現実も

音楽も

何もかもを一つ一つほどきながら丁寧に握り潰してゆく

...
また今日もコインランドリあゝ秋か
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
愛が言わなかったこと自画自計自由詩325/10/22 1:05
窓辺泡沫の僕自由詩225/10/21 22:26
残された者たち花形新次自由詩125/10/21 21:15
宙宇の石っころひだかたけし自由詩7*25/10/21 19:51
余白    乱太郎梅昆布茶2自由詩325/10/21 18:55
渡り損ね  蒼風薫自由詩425/10/21 17:39
星標りつ自由詩3*25/10/21 16:54
無題渡辺亘自由詩125/10/21 16:33
つめたいくまはるな散文(批評...325/10/21 16:08
どんぐりを置くそらの珊瑚自由詩12*25/10/21 14:13
トンネル自由詩525/10/21 13:22
四季の色多賀良ヒカル自由詩125/10/21 12:00
きみが笑うとはるな自由詩625/10/21 9:43
誘い  蒼風薫梅昆布茶2短歌325/10/21 7:34
悲しみの秋葉竹短歌225/10/21 6:48
理想の恋人りつ自由詩3*25/10/21 0:12
自由詩2*25/10/20 22:57
野葡萄の森には  もっぷ梅昆布茶2短歌325/10/20 22:22
sすみれ日記  2017・10・28         蒼風薫短歌225/10/20 21:45
平穏/好日唐草フウ自由詩5*25/10/20 21:15
君の残響泡沫の僕自由詩525/10/20 20:59
ブラックコーヒー秋葉竹自由詩425/10/20 19:34
新約聖書、司馬遼太郎、宮崎駿喫茶大島散文(批評...225/10/20 18:09
今、幸せかりつ自由詩2*25/10/20 13:54
最初から知ってた花野誉自由詩10*25/10/20 13:50
神様が創作した空水宮うみ自由詩525/10/20 13:43
真夜中のため息自由詩525/10/20 12:39
スニーカー   蒼風薫  梅昆布茶2自由詩525/10/20 11:08
本日休演    蒼風薫自由詩225/10/20 10:54
コインランドリ喫茶大島俳句425/10/20 10:54

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加筆訂正:
星標/りつ[25/10/21 16:56]
修正
栄影/本田憲嵩[25/10/20 21:50]
若干、加筆修正。
今、幸せか/りつ[25/10/20 14:09]
改題
0.38sec.