三寸の舌に五尺の身を亡す
 言葉はクスリにも鋭いナイフにもなりえるもの
 どんな言葉だってナイフにもなれば
 クスリにだってなれるのに
 言葉に取扱説明書なんてないから
 使い方も使い道 ...
(番外編41―19)号泣悲嘆調と至福実現調の差異・
Cm(しーまいなー)を例に

釈量子さんは党首として朗らか、創業者の長男の悪口に負けない人、

日本初総合ビタミン剤指導者ビタミン爽やか
...
溢るるは白紙にも似て時雨の日 朝からクタクタになっている
キックが必要と
濃いコーヒーに赤ラークを摂っている
ときに妻の地雷を踏んでいる
富士山を眺めゆったりしたいな


さびしさの
天の
オルゴールが鳴 ...
 

流れる水になりたいと
淡く願ってしまうなぁ

どこまでもどこまでも
流れつづけていられるなんて
なんて幸せなんだろう

だれとも争わなくていい
だれの目を気にすることもな ...
久しぶりに
馴染みの店に
掃き寄せられた
落ち葉の面々

互いの無事を
半ば涙目で喜びつつ
とりあえずハイボールで
万感をこめて乾杯する

真っ赤に出来上がるヤツ
いつまでも ...
我と我と我あり
他者らを抑えて
生き抜くさまは
さつばつ かぁ

 
: 我と我あり。他の屈服まで終らない。良いものみたよ。ありがとうさま。
無意識に吸い込んだ息が吐き出されるとき
秋は深まっている、と感じる
淡々と掃除をくり返し、残った塵をさらいこむように
物語は終焉へと向かいはじめる

夢は廃田の草のように思いついたように揺れ ...
○「生きている不思議」
生きている生きている
今日も生きている生きている
考えれば考えるほど
不思議な生を
今日も生きている生きている
いつまで生きるかわからないが
今日も生きている生き ...
論理を実践していたらロンリーになった

警官が多くて景観を損ねている

首相が殊勝な顔をしてる

ダジャレも三重なら許されるはずだった

新芽がコケるのは悲しい
この胸のうちを
語るすべを
教えてほしい
さすらい
ぼんやりした街灯
こわれた蓄音機
つくすってどういうこと
信じるって何
神様とか
外は風
たぎるヤカン
林檎の皮
お風呂には ...
コーヒーをやめて{ルビ白湯=さゆ}にす冬の朝

小春日の電車園児に満たされて

ふくよかな大根足の{ルビ娘=こ}もいいね

その音のパリッと淋し踏み落葉

シュッとして冬のゴキブリ安楽 ...
筋肉の隙間かい潜り蠢く泥鰌
強張る電柱に巻きつき
強烈すぎる電流一発

もう私の脚はあなたの言いなり
脳味噌も霞んで深い腐海に沈む

◯◯ちゃん!
切羽詰まった母の叫び声
揺さぶられ ...
色が褪せてしまった花びらが強く冷たい風に煽られてあっけなく散ってゆく、それはそんなに大きな花じゃなかった、それはそんなに美しい花ではなかった、それはそんなに心を掴むような花でもなかった、ただ俺の座 ... ほんのり白い{ルビ繭=まゆ}のなか

疲れた夜に横たわり

ゆっくり静かに沈みます

外界のざわめきが届かぬように

繭を編んで眠ります
ナポリタンのアンポンタンが、パスタを食べながら私にこう言った。
「詩は嫌いだ。偉そうだから」
それを受けて私はフォークを皿に大袈裟に当てると、ナポリタンのアンポンタンにこう言ってやった。
「詩が ...
今日というレーンを必死に走り
一晩休めばまた
明日というレーンをがむしゃらに走る
何のヘンテツもない日常

それが幸せなのか
それとも不幸せなのか

何も変わらない退屈を飼育箱のなかで ...
気怠い朝
電車で隣に座った人の
スマホを持つ腕の肘が俺の脇腹を刺す
肘にナイフが付いていて
人知れず意識を失っていく
みんなスマホを見ていて気づかないうちに
暗殺される
の妄想

そ ...
ゆっくり流れ動く蒼天の冷気の
響き輝雲の純白に染め抜かれながら
この地球大地との正しき協和音を形造り
寝そべる牛の駆け抜ける獅子の飛翔する鷲の
人と共に進化する途の高ぶりを鎮め掃き清める

...
目が覚めて失われるのは物語
燃え尽るのは安い情熱

もう一度しようと思った 間違いを
同じ熱さで焼かれてくれる?

うつぶせの君のまつ毛と同じくらい
やさしいものって他にないよな
(番外編41―17-2)800億句を凡句にしたこの二句

芭蕉は伊賀の忍者ではない

あれこれ難癖をつけてその業績を下げようと企みする者を
これ伊賀の忍者忍法トランプと言う

田一枚植え ...
○「ユーチューブ家族」
パパもママも子どもたちも
布団の中でみるユーチューブが
一日のほっとする時間だって

○「玉木代表」
将来の総理候補とも言われていたのに
「玉」を潰されてしまった ...
冷えた指この世の果てがそこに居る


イヤホンの中で無限の春に会う


目蓋から水だけ落ちる安定剤


小指から溶けて旅立つ子供の日


指先に見覚えのある夏の雪


視 ...
大根断ち白き純情現はるる

鯛焼の尾までうっすら{ルビ餡子=あんこ}かな

鯛焼屋客の多さに目が泳ぐ

鴨のんき見るぼくも又のんきかな

くるりんと体丸めて鴨潜る

{ルビ灯火=と ...
温かい土のなかで眠り続け
眩しい光に導かれて
初めて外の世界を知った
希望と期待を抱きながら

何も知らなかった私
たくさんの愛と夢が
私を守ってくれると信じていた
たくさんの裏切りと ...
二両編成の電車を降りて
乾いた白い路を真っ直ぐに進む
いったい何処へ行くのだろう
てくてく歩いてゆくと
荒波寄せる岸壁に{ルビ聳=そび}える
古い灯台が観えてきた
ぼくは左腕に巻かれた包帯 ...
みぃんなの
希みも祈りもことわれないから
ついたあだなが  博愛ねーちゃん


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
かきあげる手が震える街角


さざなみの
ような彼女 ...
 飽いていた。
「幸せと退屈は交互にやってくる。」
 そう知っていたのだし、それを忘れないようにひらがな一文字づつ十九文字の間、確かに言葉にしているときは幸せだったが、またやってきた退屈は時間の区 ...
 
 十六の胸で炸裂せし「檸檬」褪せぬ果汁よ残りし種よ

 図書室で恋うちあけし{ルビ汝=な}の弾いた合唱祭のピアノ忘れじ

 「もうひとつ恋終わったの」と告げられし十七の残酷はいま ...
自らの意志で動かないものを
普通は物体と呼ぶ
だとしたら
この意志の届かない手足は何だ?

十月十五日
この日を堺に
俺の左手足は麻痺し
俺の意志の届かないものに成り果ててしまった
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
仕事幽霊飯弁慶、その癖夏瘦せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病涙(ルイ)自由詩324/11/13 15:53
(531―19)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...124/11/13 12:18
時雨はるな俳句224/11/13 9:16
田中教平/K...自由詩324/11/13 9:11
流水秋葉竹自由詩224/11/13 7:56
落ち葉夏井椋也自由詩11*24/11/13 7:50
都々逸 ガトーショコラにはエスプレッソを足立らどみ伝統定型各...3*24/11/13 7:40
立冬山人自由詩5*24/11/13 7:08
独り言11.13zenyam...自由詩1*24/11/13 7:07
冬になるりゅうさん自由詩1*24/11/13 5:50
地球の一番隅っこで室町 礼自由詩3*24/11/13 4:54
誰かの冬の物語森田拓也俳句13*24/11/13 2:16
発作栗栖真理亜自由詩124/11/12 23:41
彩の瘡蓋ホロウ・シカ...自由詩3*24/11/12 22:11
五行歌 沈黙の夜レタス自由詩5*24/11/12 21:35
去るものは追わぬ、イタリア人のスケッチ鏡文志散文(批評...2*24/11/12 20:25
箱の中の現栗栖真理亜自由詩024/11/12 19:04
地獄行きの電車自由詩10*24/11/12 18:31
詩想、一つの途ひだかたけし自由詩6*24/11/12 17:34
うつむせはるな短歌424/11/12 14:08
(531―17-2)野施行千代に八千代に水恋鳥魚夫散文(批評...124/11/12 12:16
独り言11.12zenyam...自由詩2*24/11/12 11:03
死後の世界で会いましょう由比良 倖俳句2*24/11/12 2:36
冬に唄えば森田拓也俳句11*24/11/11 23:05
毒華~HANA~栗栖真理亜自由詩4*24/11/11 23:03
レタス自由詩4*24/11/11 21:51
博愛ねーちゃん秋葉竹短歌124/11/11 19:41
ソーニャとニーニャの天獄日記 第零話アタマナクス散文(批評...024/11/11 19:38
突然短歌平瀬たかのり短歌5*24/11/11 19:28
物体岡部淳太郎自由詩3*24/11/11 19:23

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加筆訂正:
breath ~時の鐘/アラガイs[24/11/12 0:42]
末尾を修正
breath ~時の鐘/アラガイs[24/11/12 0:38]
タイトルを( )から~に変更。( )は可笑しい
3.12sec.