饒舌な指の間で跳ねる君
誰の歌でも誰の指でも
くだらねえ、キャバクラに行ってきた
くだらねえスーツを着て
くだらねえ国の管理に飼い慣らされた状態で
くだらねえ仕事の一つも出来ないことになっている俺が
くだらねえ小言をちまちま言っている
...
いったいどれほどの月陽が流されたことでしょうか
砂を蹴る彼がまた花房を垂らす眠りについてから
異臭ともとれる斜交いは闇夜を抜け出し光が斜めに走っていく
のぞみは少しばかりの顔を覗かせてい ...
1997年初夏のことである。
大阪の谷町筋にある新谷町第一ビルの扉を開いて中に
入るとちょうど奥から三十前後の美人が出てきたばか
りだった。
「すみません。大阪文学学校は何階にあるのでしょう
...
現実から逃避して精神世界に逃げ込んだ
言葉遊びは得意中の得意
線と点とは結び合わず
まるで宙に浮くように
辻褄合わずの言葉が浮かび上がる
こんがらかった脳みそに
鋭利な刃物のような真実 ...
石破の目付きの悪い
あの真剣に思い詰めた眼差し
何処を何を観ているのか 、
派閥の論理に揉みくちゃにされる理想
あゝまたこの人も押し潰されるかと。◯。
こんな冷たい雨降る夜は
夢を見ないことがある
こんな冷たい雨降る夜は
とても寂しく人恋しい
濡れたアスファルトに街灯が映り
水溜まりのありかを教えてくれる
傘をさしては手のひら擦り ...
まるで孤児になったような
寂しさを
母親が亡くなったときに
感じた
いや、きょうだいもいるのだが
あるいは、つれあいさえいるのだが
天涯孤独に
なったって
感じたって
...
{引用=漂泊の 時のなかに ゆめのように 揺蕩う ゆめの、なかで 夢から さめて あてどない 意識に かすかな ゆめの 名残に 仕舞いこまれた 時間と めにうつる ゆれる 視界のなかに 沈む 夕日と ...
冷える朝の大気の最中を
自らの熱しっかり保ち
駅階段昇り歩む人の
ひとりの影踏み締めながら
独りに次第に成りては
歌声内に鳴らし響かせ
明るむ意識にふと眼をぱちくり
駅最階上の奇跡の光景 ...
人類と金の行き先はどこでしょうか
この国を乗せた船の行く果ては?
スノーデンが語っていたことを
知っている人はどのくらいいるだろう
彼の国の言いなりにならざるを得ない
仕掛けは今も有効かもし ...
「君の名は。」
{ルビ秋=アキ}といふ選手の名知りボディビル
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
どん兵衛に五分待たされ秋愁ひ
「羊たちの沈黙」
...
水面(みなも)きらやかに
空は蒼いまま
子供たちの笑いが声に
街の風が色付く
覚えているのよ
全部覚えてる
夢のままで 愛のままで
目を閉じて笑い 泣く
(番外編41―14―2)
きみにあいにいかなくちゃ
(井上陽水 傘がない)
せんきょだ とうひょうにいかなくちゃ
帰りはコンビニローソンでセブンイレブンでろうそくと線香を買って
...
何故、東南アジアは、こんなにもいろいろな言語があるのかフィリピンでは英語が使えるといっても、全員流暢なわけないし、ベトナム語とタイ語の文字は違うし、ラオス語はタイ語に近いのか?ミャンマー語は、日本語に ...
なにもない壱参捌億の静かな宙
喧騒の我らはONE STAR覚え,,
ひとつとせ座敷童子と手鞠する
ひとりあそびか これはニ人?
オープンにする意識の段階で
読み手いれれ ...
○「判断」
いい悪いだけで判断すると
ものの本質が見えなくなる
○「依存症」
自分の寿命を自分で縮めている人たちがいる
○「乱れ髪」
残り少ない毛だけど
乱れていると
やっぱり ...
一つの丘に対し駆け上がる、息を整えては姿を思います。野草の強さを願うとき 目を凝らせば姿も浮かぶような、ぽつと明かり ともり ぼぉと照らしだす未知に沿って、拍動は抑えきれず漏れた声色はどこへ届くとい ...
歳なれどバッタみたいに跳ねてみる
歳時記もそろそろ冬のページかな
毒に死ぬドラクエのキャラ鳥兜
午後{ルビ紅茶=ティー}を買ふ自販機も壊れ冬
ハロウィンや職質なれど笑むカボチャ ...
朝、コンクリート塀の中で泣いている天使が
電線から垂れる浅葱色の
雨粒で僕を起こしてくれた
僕は宇宙を蹴ろうとしていたけれど、
朝は宇宙とは何の関係も無かった
その頃(いや今も)僕は ...
栄養価の高さがうり、ですと売人は説明する
レモン水を混ぜたキュウリのような味がする
急に冷えてきたので 理科の季節ですねと嘯く
多和田葉子さんの詩が好きですと言ったら
目を真ん丸にされた
ね ...
私という現象は何処から来て
何処に往くのでしょうか
月の女神に聞いても微笑むばかり
いま私は銀河を超えて
星巡りの歌をうたいます
物心ついた時から親からは
たわいないことでも頭ごなしに叱られ
どんなに反省しても
「何度言っても何の理解もしていない」と無能扱いされてきた
私もそうして叱られるのが当たり前だと受け止め
自分 ...
自らの居場所無くさないようにと
滲み出す果てない家族の団欒に
一時の幸せを噛み締め味わい吐き出し
果てを見切りて一切の血縁を切断し、
引き裂く力を凝集スル覚醒の魂に 、
わたしの絶 ...
選挙に行く動機は不純
投票用紙のあの書き心地
その快感を味わうためだけに行く
普通の紙では駄目なのだ
あのユポ紙ならではの魅惑
なるべくゆっくりと丁寧に書く
嗚呼 ...
行間
行間
行間
改行
ぼくたちに足りないのは
もっと噛み締めるべきなのは
おおきな文字
ちいさな文字
それだけではなく
行間
行間
改行
空白
ただようなに ...
かなしみがはしりだす
ぼくはなにもわるくない のに
かなしみがほとばしる
ぼくはなにもわるくない から
おもたいまぶたをこすってみあげた
そらにはくもとひこうき
あかるくてまぶしい ...
昨夜は皿のような月が出て
そこにおだんごが乗ってたら
なんて
月を手のひらに乗せてみる
だいすきだよ
だいすきだよ
あなたがくれた
とうめいな指輪
くるくる回っている
...
(番外編41―15)小林一茶と石川啄木
お二人の共通性、俳句は庶民的、短歌は市民的市井的と言おうか
避けられぬ境遇は貧困、一茶は晩年近くに妻子をなくす。
彼の家は火事で焼け、残った土蔵に ...
吸う呼吸で自然を迎え入れる・・・
吐く息で自然にじぶんを差しだすように・・・
ずっと一人だった
世界と隔絶しているような
気がしていた
瞑想の呼吸法がすべてを変えてしまった・ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
歌
はるな
短歌
0
24/10/30 9:05
くだらねえ、キャバクラ
鏡文志
自由詩
4+*
24/10/30 8:15
collage
あらい
自由詩
2
24/10/30 7:48
大阪文学学校体験記
室町 礼
散文(批評...
5*
24/10/30 6:49
詩人
栗栖真理亜
自由詩
2*
24/10/29 23:16
五行歌、眼差しに映るもの(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
24/10/29 21:58
雨の夜
レタス
自由詩
8*
24/10/29 20:58
嘘をついてよ。
秋葉竹
自由詩
1
24/10/29 20:58
01.1..
ryinx
自由詩
8*
24/10/29 20:06
Soul Love 独り人の 、(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
24/10/29 19:01
teller
海
自由詩
6*
24/10/29 18:57
映画で一句シリーズ part 1
森田拓也
俳句
9*
24/10/29 17:28
思い出
ころここ
自由詩
4*
24/10/29 11:11
(531―14―2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/10/29 10:04
さあ、今日も、猫の額にキスして、ぱにゃにゃんだー
足立らどみ
散文(批評...
3*
24/10/29 8:18
ひとつの星に生まれて、
〃
短歌
3
24/10/29 8:07
独り言10.29
zenyam...
自由詩
2*
24/10/29 7:48
そのうち 眼裏に 花香る。
あらい
自由詩
3*
24/10/29 7:36
ジャンプするのはつらいけど
森田拓也
俳句
4*
24/10/29 4:34
朝の電線
由比良 倖
自由詩
5*
24/10/28 22:34
脳の街のあとに
〃
自由詩
2*
24/10/28 22:33
五行歌 遠くへ
レタス
自由詩
6*
24/10/28 21:34
無惨
栗栖真理亜
自由詩
0
24/10/28 21:00
FOR MY LIFE(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
24/10/28 20:35
選挙
海
自由詩
7*
24/10/28 18:46
空間
ゆうと
自由詩
0
24/10/28 14:50
わけのわからないかなしみ
〃
自由詩
2
24/10/28 14:48
思す
唐草フウ
自由詩
7*
24/10/28 14:30
(531―15)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/28 9:58
呼吸法
田中教平/K...
自由詩
3+
24/10/28 8:24
131
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160
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167
168
169
170
171
加筆訂正:
ことばの肢体
/
ただのみきや
[24/10/28 9:31]
修正
3.03sec.