人すら商品化され
売り払われ使い廻され
儲け価値として最早認められなければ 
アッサリ切り捨てられる
資本主義社会の本音本質


純白とターコイズブルー
混ぜ合わせ
アナタの顔は言っ ...
誰一人訪れること無い
純白の空間に在り
貴女の顔に触れる
波打つ魂の偽装
魔と魔の間で均衡保ち
神の触手が伸びるを感じ
貴女の柔らかな微笑み
軽く重く手触りに受け止める

切迫する死 ...
そのなだらかな 坂 の
おりても のぼっても やがて
おんぎゃあ って 聞こえる の 
 
 
 
誰もの昼を飲み込んで溶かして 初めて
夜というものになったのだということを
寝顔の君 ...
波の律動繁く寄せては引き
浜辺 灰白の遥か広がり

生命と物質の対面、
最初の場所にて

後光帯びる弧空、
貫く漆黒の直線、

やがて到来する
深い夜闇に
点る明澄な灯り

...
曲がり切れないカーブは
初恋の人の背中に似ていた

触れたくても逃げていく
それは風のように柔らかく
ほんのちょっとの憧れを
焦がしてしまった
胸の中に太陽がいる

私の瞳だけは
...
ボーカルのテンコは機嫌が悪い。
向かい合わせの椅子に座った彼女はだんまりを決め込み、ウミネコみたいな目つきでひたすらもつ鍋を食っている。
今日のライブで声の調子が今ひとつだったこととか
取材にや ...
鯛       花は桜いろ
サワラ     甘やかなピアノのメロディーは
赤貝      血潮の香りが胸を刺す
はた      深く広がるハーモニー
つぶ貝     彼方を眺め噛みしめる
え ...
その日、二ヶ月に渡る療養の挙句に会社に見捨てられた私は、まっすぐ家に帰る気にもならず、電車にも乗らずに当てもなくぶらぶらと歩いていた。田舎の高校を卒業して六年間、特別な野心も意欲も無いまま働き続けた仕 ... 水脈を断たれて土地が干上がって行く
わたしの生涯は幻を耕やすことに費やされた
この胸にいつも寄り添っていた処女地は
人類共通の淫売婦にすぎなかった
精を貢ぎ続けたわたしも
彼女の周囲を飾る白 ...
○「ふつう」
血圧ふつう
天気ふつう
女房ふつう
ふつうが一番!
これ好日なり
散歩しながら思う

○「派閥の解消」
これからは
「無派閥」派に入ります

○「鳥獣保護」
近 ...
 四国に続く山脈に
 雪が積り
 社の石段に降る雨に
 心を洗った後

 醜く見える貴方の顔

 その薄い唇に
 私の唇触れた事が嫌悪を誘ったとしても
 私の責任ではない

 何 ...
よく似た物が幾多のブランドで存在する
よく似た顔が幾多のアイドルで存在する

委託者がデザインして受託者へ指示し
技術と品質維持の指導も行い
僕らを納得させる

よく似たプライドが幾多の ...
米国の車産業の利権に群がる保守派の言いなりになってトロンを破壊した宮澤喜一は我国の若者の夢を破壊してくださった犬王様で代案を出すこともなかった。別になしくずしで米軍の権益は強くなるばかりなのに

...
わ~い
自動ドアだぁ
裏で奴隷が
歯車を回す
人力で

わ~い
デジタルだぁ
裏で社畜が
データを入力
手作業で

この街がネオンで彩られるころ
あの街の空には爆弾が降り
...
1.憎しみ

北風だ
なつかしい火事の気配だ

黒いタートルネックから青白い首筋がのぞいて
発情した外套の群れに咬まれた

くだらなくもただしい鳥獣戯画
ただし朝にはいつものコーヒー ...
                    大海を眺める男女が つつがなく
                  {ルビ史環=シワ}に さすらいまどう しゅんかん
      あなたのテンには鏡、草原に ...
バリバリと
マヨをかけては
レタス食う
古木の水底から生え伸び
水面を揺らす、
それ太く透明な音響
世界を震わせ、
この殺し合いの界の
水面を揺らす哀しみ
滲み浸るヒビキに
古木の枝のキシミ
重ね絡み合い新たな響

水中 ...
ドライブする
現時点で何も決めてない
直感に任せてみる

行かないような場所だったり
綺麗な絶景に出逢えたり

色々決めるのもいいけれど
直感に任せてみるのも
楽しいと思う

気 ...
7.コーダ


 その数日後、葉子は数カ月ぶりに弟に連絡を取った。あの日起こった出来事については、自分の幻覚か幻想か分からなかったので、話さなかった。ただ、自分の気持ちだけを素直に話すこ ...
4.退屈な仕事


 結局、葉子が次に就いたのはやはり退屈な仕事だった。中学校の非常勤講師。それを選び取るのにも数カ月かかった。弟は姉が再び音楽の仕事に就けることを喜んだ。ただし、葉子に ...
六花
しんしんと咲き
いずれ
ありがとうの
春に解ける



※「六花」=(りっか。ろっか。)雪の異称。
    憂鬱のかげのしげる
    この暗い家屋の内部に
    ひそかにしのび入り
    ひそかに壁をさぐり行き
    手もて風琴の鍵盤に觸れるはたれですか。
        ――萩原 ...
 氷雨ふる
 揺らぐ湖面の深川鼠

 畔のみち樹木の間、
 銀の飾りの濡れぬれて

 あの高い枝の末端から
 最後の一葉、落ちたなら
 老婆の干からびた爪の先
 ひび割れる音がしない ...
 {ルビ盲導でも=Even if that was the blind guide}


 {ルビE蛇=Electric Snake}


 {ルビ内科=Internal Medicine ...
 だから人の書いた詩なんておもしろくない

 その人にとって大事なことは

 ぼくの大事なこととはちがうから

 ぼくはぼくの書いた詩がいちばん好きだ

 だれもいない海に流す
...
ほとり ほとりと
冬の 路

ぽつり ぽつりと
{ルビ詩=うた} {ルビ謳=うた}い

ほろり ほろりと
{ルビ啼=なき}き 濡れて

おーい おーいと
友を 呼ぶ


枯れ ...
干渉しない
私は事物対象に関わらない

そうではなく、

事物対象をして
自らを語らしめる

この態度でこそ
この世界という謎、
徐々に徐々に開き示され

私は直観的に知覚即認 ...
明かりの消えた家々の寝静まり
枝の絡まり合う裸木の群れ、
夜空に向い立ち荒涼と
垂直の眼 落ちて来る

(墓堀人たちは今日も棺を埋め
せっせせっせと棺を埋め)

落ち来る垂直の眼、
...
あぶらっぽい肉
二日酔いの中身みたいな肉
いまさら、戦争?
ゆ・き・か・う・い・き・て・る
声は聞こえてきた
一・人・ぼ・っ・ち・で・貯・金・も・な・く・て
それでどーしたいんだよ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
五行歌、仕事とアルバイトの差異ひだかたけし自由詩423/12/23 21:21
軽快自由詩4*23/12/23 17:40
okaeri.com 61-70AB(なかほ...自由詩623/12/23 16:21
浜辺(新訂)ひだかたけし自由詩423/12/23 16:11
真白ミナト 螢自由詩4*23/12/23 14:08
いつか星になるまでそらの珊瑚自由詩5*23/12/23 13:47
寿司【改訂】 レタス自由詩12*23/12/23 13:35
水の行方ホロウ・シカ...散文(批評...4*23/12/23 13:31
たわわな虚無ただのみきや自由詩4*23/12/23 11:58
独り言12.24ホカチャン自由詩1*23/12/23 11:21
澎湃リリー自由詩4*23/12/23 10:48
セルフOEMイオン自由詩1*23/12/23 10:38
国際私法の原点は法律ではなくポエムなのですから、、、足立らどみ散文(批評...123/12/23 5:54
クリスマスりゅうさん自由詩8*23/12/23 5:33
12月のカーテンコール平井容子自由詩523/12/23 0:07
げんざいちてん。あらい自由詩323/12/22 22:22
共喰いレタス川柳4*23/12/22 21:24
古木ひだかたけし自由詩4*23/12/22 17:25
直感夏川ゆう自由詩723/12/22 14:21
音楽と精霊たち③朧月夜散文(批評...2*23/12/22 13:48
音楽と精霊たち②散文(批評...1*23/12/22 13:47
※五行歌「六花 しんしんと咲き」こしごえ自由詩4*23/12/22 13:46
音楽と精霊たち①朧月夜散文(批評...1*23/12/22 13:45
湖道リリー自由詩4*23/12/22 12:21
Mode墨晶自由詩023/12/22 10:03
ぼくはだれも好きにならないおやすみ自由詩123/12/22 0:27
季節の中でレタス自由詩6*23/12/21 22:56
詩想53◯態度ひだかたけし自由詩4*23/12/21 20:39
意識の光景14◯裸木の群れ(改訂)自由詩423/12/21 19:09
仮面の中身は?竜門勇気自由詩023/12/21 12:10

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加筆訂正:
クリスマス/りゅうさん[23/12/23 5:43]
貨車→歯車 訂正。
ガントリークレーン/本田憲嵩[23/12/23 2:27]
加筆修正、二行追加。
ガントリークレーン/本田憲嵩[23/12/21 22:06]
タイトル変更。内容も加筆修正、比喩も変更。
3.14sec.