(番外編41―23―2)
正田篠枝さん さんげ と言う原爆歌集
さけあふる
さけあふりてしがいやく
おとこのまなこなみだにひかる
作り方はうまいと言えなくも悲惨が伝わる
技巧無し ...
貴方に、希望も与えない
闘う大義が無いなんていうことが、あるのだろうか?
怒りは、石ころ
いつでも足元に転がってる
蹴飛ばせ そして、踏みつけろ
理由という大義を探せ
私 ...
どっかの時空の三蔵法師が
私の頭の緊箍児(きんこじ)を締め付ける
私は孫悟空じゃない
法師様よ間違えてくれるな
明らかに緊張性頭痛であるが
ストレッチなんかやる気力はないので
まっしろ ...
それは
切迫性尿失禁ですね
トイレに近づくと我慢が効かなくなり
おしっこが漏れてしまうことです
ドアノブ症候群とも言います
先生
直るんでしょうか?
原因となるような病気はないの ...
○「生きている生きている」
生きている生きている
子どもも大人も
生きている生きている
ばあちゃんもじいちゃんも
生きている生きている
病人も貧乏人も
泣いたり笑ったりしながら
暑い暑 ...
わたしは 見える
煌々とした そのなみだ
瞬く間に 朝焼けに呑まれ
そして流れていく わたしたちへの
迸る 色とりどりのなみだ
きらきらと 耳をうつ
さよならのうたを うたうのかい
...
One Handred Man:Man Is A Lonley. 男は孤独だ。それは何故か?
社会がそれを強要するからだ。現代男性は言葉と物語の檻の中に住んでいる。ハッ!?
(どうしよう!? ...
千の輪 留年を経て 目覚め・意思
過去から学ぶ虚構の膜 001
くらやみを睨む猫とも交感す
手袋の厚みこそ君のアリバイ
せっかく地球に生まれたのだから
歩くことが目的のはずだった
世界は広く
散々 than than
どんどん自分が小さくなり
動作もぎこちなく
それで
歩き方を忘れた
匍匐前進するには体 ...
お花のかたちの穴が空いた
躰 心 かわいいね かわいそう
埃の積もった秒針 潰れたウジ虫
誰も知らない アーティスト
好きなものばかり 食い散らかして
破裂して死ぬ みんな
骨と皮 ...
寄る辺なき一本の傘をしっかりと差し
冬空の透きとほる青をわたりゆく者の魂
都会の地にたおやかな会釈の影をおとした
忙しく行き交う人々の誰一人として足を留めることなく
影は寄る辺なき余韻を残しな ...
テレビに映るにこやかな笑顔
介護の大変さなど微塵も見せず
嬉しそうに成功した親の介護を語るゲスト
母と私はため息をついた
(介護ってそんなに生易しいものじゃない)
祖母を介護していた ...
「こんばんは、」
鏡越しに降る もしくは水面越しに降る 積もる
記憶は曖昧 瞳のシャッター 脳内現像と再生 にて
私を移ろい 彩る全てに於いて 堕落しないこのぬくもりは
...
全て言葉にした途端真理だった
私が病み始めたのだろうか
懐中電灯の灯りは
最深部の闇の中でもがいている
ここはどこだ?
しんだような眠りから目がさめる
正しい言葉はもういらない ...
(番外編41―23―3)吾亦紅(われもこう)と言う歌
面白くない味がない何かがない
いい音楽にギターの弦が響いているが
ここの歌い方はヤクザ
おいー酒だー酒持ってこいー
この歌手に ...
○豆腐
しかし。
まがいものにあふれたこんな世の目と鼻の先を一歩二歩三歩……とことこ歩いたすぐ横丁にあるスーパー。顔なじみの店員。
「いらっしゃい」
「どうも」
「いつもの ...
古い白い花の蔭に
恋の嘆きをみていたむかし
チョコレートの銀紙を
折り畳みながら過ごした夜
なつかしい想い出は
楽しく稚い愛の物語
その震えも忘れてはいないけれど
...
窓から手を離すと人形に戻ってしまう
どれほど孤独を気取っても
想えばオレはこれっぽっちも
ひとりっきりじゃあ
なかったなぁ
獣のようなガラスの気持ちを
持ってたわけでも
なかったなぁ
ただ、
甘え ...
君はそれを愛であると信じたかった
僕はそれが愛でないことを知っていた
それが愛であると
嘘でも君に云うことができれば
君は幸せになったんだろうか
だがその幻想を信じる君を
見たくは ...
子どもの頃、不満だったのは
土地の私有状態にだれも疑問を持たないことだった。
もともと全人類の共有財産である土地がなぜ
特定の人間に私有されているのか。
孤児だったからそう考えたのかもしれない ...
ちいさい 秋も
おおきな 冬も
はくぎんいろの 抜けてあつめた
けだまに
ころころと まるくなるよ
あなたの ちいさくておおきな
迷いやふあんの中に
ほんの少しでも わたしが ...
高校生のころ
道を歩いていて
不機嫌な顔をしてたんだろう
宗教勧誘の人に
「あなたこれから酷い目に遭いますぅ」
と、言われてね
無視したんだけどね
ずいぶんなご挨拶じゃないか
そし ...
きみ、
蜜柑、
しろいほっぺたに、
ふたつの蜜柑、
目覚めの景色は死蝋を思わせた、ベルベット・アンダーグラウンドが小さな音で流れていた、それは右手に握られていた俺の携帯から聞こえているのだった、ここがどこなのか思い出せなかった、が、思い出そうという ...
成層圏を脱出してから
どれほど経ったのだろう
宇宙の果てまで
まだまだ遠く届かない
来世という未来に託すしかないのか
路傍の石ころに生まれ
泥に生まれ
虫に生まれ
魚に生まれ
豚 ...
醜い羽を 力強くふるわせて
わたしは 飛んだ
深い夜を 泳ぐように
まばゆい明日を 吹き飛ばすように
あなたを めがけて
わたしは 飛んだ
呼吸が風に ちぎれて消える
わたしの過 ...
さくら散り賀茂の水辺で浮かびたる
ながれながれてどこへいくやら
露ふくむ若葉横たえきみをまつ
我が身虚しさきみぞや知らむ
おだやかに流れる時を肌にうけ
加茂をみおろす桜の並木
...
蕎麦湯を飲んでいると
阿波踊りの囃子が遠くなった
昨日の昼のこと
投票に行ってから
「ブロークバック・マウンテン」を見た
昨日の夜のこと 昔の恋人を夢に見た
どんな夢 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
(531―23―2)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/24 14:35
怒りの石ころ
鏡文志
自由詩
6*
24/11/24 14:35
鎮痛剤【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
4
24/11/24 12:17
ドアノブ症候群
イオン
自由詩
2*
24/11/24 12:07
独り言11.24
zenyam...
自由詩
1*
24/11/24 10:30
とおくとおくのお星さま
みぎめ ひだ...
自由詩
1
24/11/24 1:10
一万光年の彼方に
鏡文志
散文(批評...
3*
24/11/23 23:11
過去から学ぶ虚構の膜 001
足立らどみ
川柳
3*
24/11/23 21:05
二句
落とし子
俳句
2*
24/11/23 19:23
than
海
自由詩
6+*
24/11/23 19:01
花瓶
印あかり
自由詩
5
24/11/23 18:33
光の翅と還りゆく詩の人と*
ひだかたけし
自由詩
8*
24/11/23 17:52
リアル
栗栖真理亜
自由詩
12*
24/11/23 15:21
藤の間 垣間見る
ゆるこ
自由詩
3*
24/11/23 14:53
時空の変質(懐中電灯の灯り)
林 理仁
自由詩
6*
24/11/23 14:42
(531―23―3)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1+
24/11/23 14:33
光、往路、
湯 煙
自由詩
6*
24/11/23 12:42
北窓
リリー
自由詩
9*
24/11/23 12:02
消灯
ダニケ
自由詩
2
24/11/23 11:08
獣のうた
秋葉竹
自由詩
1
24/11/23 10:40
They call it Love
塔野夏子
自由詩
2*
24/11/23 10:03
だからわたしは殴られる
室町 礼
散文(批評...
4*
24/11/23 4:32
とろり/12月
唐草フウ
自由詩
15*
24/11/23 4:21
壺女
りゅうさん
自由詩
5*
24/11/23 3:50
蜜柑
本田憲嵩
自由詩
8
24/11/23 1:28
異変
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/11/22 22:15
孤独
レタス
自由詩
9*
24/11/22 21:27
ペル・アスペラ・アド・アストラ
みぎめ ひだ...
自由詩
4
24/11/22 20:45
四季彩歌
栗栖真理亜
短歌
1
24/11/22 20:37
昨日のこと(2024.10.28)
草野春心
自由詩
1
24/11/22 19:59
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
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132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
加筆訂正:
とおくとおくのお星さま
/
みぎめ ひだりめ
[24/11/24 1:29]
あなたにため→あなたのため
Cosmos
/
鳥星
[24/11/23 1:40]
少し推敲しました。一旦、これで完成とします。
3.65sec.