錦市場を 腕すら組まず
 真昼にふたり 立ち飲み屋
 店でて貴方と そぞろ行く
 ひそかな胸の 高まりを
 抑え歩いた 京のまち

 寺町京極 商店街
 貴方手にとり ながめ見る
...
ピカの思い 忘れない 田中はまだ17歳だ
カフェの部屋で沖縄にいる
女の子だ

カフェの部屋は沖縄の密集地域にある
ビルの4階で経営している
というのも予約制である

このカフェは
◯◯有限会社の社長のカ ...
まや 夕方、アイロンをかけていると
背中のすぐ後ろまで
海は来ていた
昔と同じ懐かしい波音が聞こえる
泳ぐことは得意ではないけれど
波打ち際で貝を拾ったり
足の指の間にある砂が
引いて ...
ドッキリか
モニタリングか
鉢合わせ
偶然すぎる
君とお店で
耕し石拾う 堆肥を入れ耕す
くり返し くり返し
ご先祖さま

豊かな土、良い土は黒い土

腐った生きもの
小さな生きもの
混じっている

生きた土、良い土は黒い土

命をつなぐ ...
🎵この残飯で最後一切合切たいらげん
🎵もしもし亀よ亀さんよ🐢の
だめなジャミングはあまり効果なしか。
防御力は盾だけではダメなんだ
根こそぎ引っこ抜けるのを
おさえる術で挑まないと

陰 ...
何でも屋とふ{ルビ漢=おとこ}来ぬ{ルビ梅雨入り=ついり}かな

梅雨前の安らぎ分かつ良き友と

久々の同級{ルビ四人=よたり}夏暖簾
  読みさしの本に
  めがねを置いて

  電気をけして寝る
  かぜのたたく
  春のよる

  飼っていた 小さい いぬ
  ゆめのなかで やわらかく
  きみの手にだかれ ...
濃緑の葉群れ、
波打ち照り輝き
眩しいくらい
生命の純粋
恐ろしいほど
生命の威力

新緑の季節、進み深まり
道向こうの落葉樹たち、
枝葉を繁茂させ盛り上げ
五月の青空、五月の風に ...
「降伏など思いもよらないことだ」マリアノスは言う。
「さすれば、わたしはまた幽閉の身となるであろう。
 それよりも心配なのは、ミーガンテが再び王位に返り咲くことだ。
 そうなれば、ファシブルは必 ...
ファシの街では激戦が続いていた。ファシブル軍も
果敢に応戦したが、アースランテのほうが一枚抜きんでていた。
そこにはやはり、魔導に頼るものと武力に頼るものとの違いがあった。
魔導士の力には限りが ...
マリアノスは、そこで女千人隊長のガイゼル・マーガセルに声をかけた。
「もう、ファシの街は持たないのではないか。わたしは遷都も考えている」
その遷都先は、ファシブルの南方にあるヨーミルノスという街で ...
今年もうぐいすが鳴いた
うぐいすが
うぐいすであることを誇るような
透明の声は
命の分身
離れてしまえば
もう本体に戻ることはない
永遠に

たとえば
意に沿わない風にも
うぐい ...
 さっきから私の背を追ってくる
 オヤジ節の様な咳払い
 切れない痰のしつこさに男はどんな顔しているのだろう

 振り返り見ず 歩く私の前にはさっきから
 くるくる回る
 まぶしい笑顔のデ ...
あの人の事を思うと
今でも心がふるえる

あの人がどんなに強かったか
あの人がどんなに優しかったか

私自身
あの人にどんなに励まされたか

あの人に恩返ししたい。
そのための人生 ...
さらっと
神仏
生きる
呼吸
するりと

+++

まあるいお月さまが
雲にかくれたりなさって
顔をだしたりなさって
ぽかんと見ている私は
だまって
道は一つだけじゃない
キミは一人ぼっちじゃない

誰かの足跡
草を踏んだあと

その後に続け続け

来た道 引き返したくなる
時たま しゃがみこむ

いいんだ それでいい
...
お酒を飲んだときは、政治と宗教の話はしない
と書いたことがある
受け取られ方としては
前半部分は吹っ飛んだのである

「最近の若い者は」という落書きがピラミッドにもあった
と書いたことがあ ...
CERNそれはちょうど赤い夕暮れのうつりこんだ道路の水溜まりだった。道路わきの草むらにはおそらく子供たちが忘れていったであろう白い野球ボール、水面にはちょうどあのときのCERNたしかにこんなあかい夕暮 ... ときの果て
想いはめぐり
万年後
(テラ)そりかえり

今日は亀の日
暗がりに落ちていく
想い、重いなぁ
ざらざらした手触りの
荒れたディストーション
そのサウンドに否応なく
惹き付けられ引き込まれ

誰かが自殺する夜明け前
赤ん坊の様に眠るあなた
夢 ...
窓を開けると五月の風と一緒に
校長先生が入ってきた
自分で握ったんだよ、と
おにぎりを食べてみせ
そのまま駅のプラットホームに並んだ
太陽の高さや空気の感じなどで
今日が午後であることはわ ...
○「死にたくない」

朝トイレに入っていると
近所の一人暮らしの伯母さんから
今朝急に胸と背中が苦しくなったと電話が来た
行くと今度で二度目だという
かかりつけの県立病院に行く車の中で
...
 出立は二十一時零八分
 塩のために歩く
 明くる十二時四十三分
 塩のために命を失わないよう歩く

 扉のすき間から一条を頂く
 それに拠ると本日未明
 私は既に虚しかったそうだから
...
すべてから
解放され
すべてを
開放し
広大な大地に
遊ぶ

  *

気分、沈み
気分、盛り上がり
まるで大海原のうねり

(自我 佇みひたすら静観し)

天空に銀河の ...
私は
優しい人間ではない
ただ
自然で
ありたいだけです


自分の弱さを
自分で認められる人は
ほんとうは
つよい人だ
そこに道がある


私は無知だ。
ここにこころが ...
そんな中、ドラゴンたちは何を望んでいたのだろうか。
ヨースマルテの混乱だろうか、それとも、
エランドルの望む世界の再編だろうか。
ドラゴネイアスは人の形を取ることもできる。

世界の改変を望 ...
マリアノスは、そこで女千人隊長のガイゼル・マーガセルに声をかけた。
「もう、ファシの街は持たないのではないか。わたしは遷都も考えている」
その遷都先は、ファシブルの南方にあるヨーミルノスという街で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
みやこのエレジーリリー自由詩1*23/5/25 12:27
折り鶴自由詩123/5/25 12:13
カフェの部屋moote自由詩223/5/25 11:54
たかし自由詩023/5/25 11:21
背中に海たもつ自由詩423/5/25 6:57
偶然すぎる足立らどみ短歌323/5/25 1:25
黒い土のため日朗歩野自由詩5*23/5/24 23:15
#メトロノームはリズムを教えない足立らどみ自由詩123/5/24 21:18
憩いけいこ俳句6*23/5/24 21:11
託す草野春心自由詩323/5/24 19:46
生命の力動〇上昇、そして下降ひだかたけし自由詩523/5/24 16:58
ファシの戦い(十二)おぼろん自由詩1*23/5/24 15:29
ファシの戦い(十一)自由詩1*23/5/24 15:29
ファシの戦い(十)自由詩1*23/5/24 15:28
うぐいすそらの珊瑚自由詩8*23/5/24 15:19
リリー自由詩3*23/5/24 12:21
_渡辺亘自由詩323/5/24 10:55
さらっと神仏日朗歩野自由詩2*23/5/24 8:45
その後に続け続け 2020年8月11日制作  20 ...ルルカ自由詩323/5/24 6:32
貝になりたいりゅうさん自由詩4*23/5/24 6:28
CERN本田憲嵩自由詩4*23/5/23 23:53
5月23日 #世界亀の日足立らどみ短歌2*23/5/23 22:35
未知ひだかたけし自由詩4*23/5/23 17:47
失投たもつ自由詩423/5/23 17:43
独り言5.23ホカチャン自由詩2*23/5/23 16:57
塩のためsoft_m...自由詩123/5/23 16:54
覚醒の遊戯ひだかたけし自由詩523/5/23 16:06
※五行歌 四首「私は 優しい人間ではない」こしごえ自由詩2*23/5/23 14:33
ファシの戦い(九)おぼろん自由詩1*23/5/23 13:01
ファシの戦い(八)自由詩1*23/5/23 13:00

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