(548)逆転の歯車、詩歌絶望の発想
大御稜かたづけなさは勝ちすぎて
此の日ごろ燈火管制もせず
9回裏二死満塁2ストライク3ボールで
高崎さんはバッタ―ボックスに立つ
京都の雨、 ...
黒か白か
白か黒か
肌色に近い赤か
波にゆらめく生命線
分断しては繋がり
溶けこむ
下降線と上昇線
鏡の前で無理やり
口角を上げようと
努力する人のように
Uの字を描いては
...
環境は心が反映子どもたち大人からだと音無し世界!
古傷が痛むことだってある
それは仕様がない
要はそれを伸び代にして
成長していくしかない
季節が巡れば
必ず花は咲く
寒い日は プリンたべたい
寒い 寒い プリン プリン
プリンは からだがあったまる
風邪も なおります
(個人差 あります)
プリンは プリン体がたまりますか
どうだったでしょうか
...
○「し」
いっこうに詩は浮かばない
死ばかりで
今日は近所の奥さんの通夜だ
まだ70そこそこ
元気な方だったのに
大学病院に行ったら
もう手遅れと言われた
肝臓ガンだった
昨日は69 ...
チューインガムを噛みながら
あっという間の1日だけなら
まだマシなほうなのです よ
なんて 気を抜いていると
一生が終わってしまう
でものちの夢みる ...
「地底者の花」
怯えているものがあったのだ
それは今でも思い出すと悲鳴を上げたくなる
その苦しみは私だけだと思うほどであった
そこには花のようなものはなかった
蝉の鳴き声が聴こえるばかり ...
最近はめっきり聞くことのできなくなった
あの声
祖父が購読していた週刊誌に挟まれた
女の顔と富士山と訳のわからないものが
不揃いで並べられた不思議な絵
一瞬感じた引力のような力強い声 ...
少しがさついた指先が冷たくて
それでも「有り難う」という言葉が
何だか妙にあたたかい
特に大それた事をした訳ではない
ただ、世知辛い社会から追い出され
家も家族も失った人達に
水のよう ...
面白きを生むか? 美しきを生むか?
ピカソは美しきではなく、面白きを生んだ。
ゴッホも美しきではなく、面白きを生んだ。
ダヴィンチが生んだものも美しきではなく、面白きだったと思う。
美しきはな ...
「さりげない日々につまずいた僕は」
「星を数える男になったよ」
った詩があって
大好きだったんだけど
けど
なんだよ、それって
とかちょっと冷静になって
今は想うよ
『さり ...
図星がストライクゾーンに入る
黒目がおたまじゃくしとなって
白目の中を慌ただしく泳ぎまくる
いっそここから抜け出し
白目剥き出したぁい
手足よ早く生えろ
滑落していくエゴ、
地滑りし続け
疼く私なしの一日に
打ち下ろされる一撃
もはや何の計画も無く
内に秘める純粋な怒り、
この混沌の世に夜に
闇に病み犯され
沈み込む重心
尚 ...
冷たい牛乳には
もはや靑々しい牧草の薫りは
しない
干し草の味がする
だけだ
僕は夜もすがら
睡魔と闘ふ日々は
棄てゝしまつた
創作の為だとか
さう云ふ事ぢやなしに
たゞ、 ...
燐光を見た
どちらかと云へば
アレッホ・カルペンティエエルの中で
熱されたディキシーランドのやうなジャズ
D.W.ライト氏が持ち上げた
ヘイデン・カルースの隠遁
とは一歩二歩違ふ
燐 ...
(546)カスバの女
完璧な歌謡曲は地中海を望む
ここはちのはてアルジェリア
どうせカスバのよるにさく
アフリカ北方のアルジェリア
北がつくからと言っても雪は37年ぶり
初 ...
いま、わたしは、西院というところに住んでいるのだが、昨年の三月までは、北山大橋のすぐそば、二十歩ほども歩けば賀茂川の河川敷に行けるところに三年間いた。その前の十五年間は、下鴨神社からバスで数分の距離 ...
この頃はソース焼きそばにハマっている。自分の作り方は次の通りだ。
焼肉用の厚切りの豚バラ肉を125gを、5ミリくらいの細切りにして醤油(大匙、一杯)をかけて混ぜておく。
次にお湯を沸か ...
ここいらへんでは氷柱はみられない。駅前のマンションの前に、水のあがらない噴水(池でもないし、あれってどういうつもりだろう)があって、冬のいちばん底になるとようやく薄く氷が張るくらいだ。
部屋のな ...
ロバート・ブライとベティ・ペイジに
性を一單位として
クールに処理しやうとするならば
その前に
本当の男らしさ・女らしさについて
何らかのアプローチをせねばなるまい
例へば
今思 ...
人類を何度も絶滅させた
もちろんフィクションの中でな
と語るおじさんの声は楽しげ
指の間で弄ぶアンプルが危なっかしい
外からくる敵が昔は流行ったが
世界を水晶にしちゃうとか
風が強すぎ ...
○「焼酎文化」
疲れたら焼酎をのむ
嫌なことがあったら焼酎をのむ
うれしいことがあったら焼酎をのむ
友が集まったら焼酎をのむ
お湯七に焼酎三で
いやお湯六に焼酎四で
いや五五で
それぞ ...
すこしだけ慣れて来たから
美しい声と想えた
晴れるならさわやかな空
水色に映る微笑み
真空のこころ潤す
恥じている君を抱きたい
ささやかなときが流れて
やすらぎの肩を抱きしめ ...
ねえ、おかあさん
どれがいい?
大人になったら買ってあげるね
これ、ダイヤじゃん
ガラスみたいでつまらないよ
こっちの赤とか緑のとかがいいよ
この紫の綺麗だな
高いんだろうな
...
地は堕ち人々の叫びが聞こえる
笑い合った家族が一瞬にして哀しみに変わる
疲れ切った人々の朦朧とした現実
瓦礫の下に生き埋めとなった人々の無念な嘆き
年の始まりが自然による災いの炎と化す
...
わたしはいなかった。
人を一人も殺さなくて、男と言えるかね?
人間と言えるかね?
もう一度言おう。
人を一人も殺さなくて、男と言えるかね?
人間と言えるかね?
太宰治は沢山人を殺したよ。
ジョンレノンだって、 ...
早春が癇癪も躍ったものの
ぽつんと見えている天窓などあれば私は、
気持ちの頬骨が保持できるぐらいの欲しがる
芯に往復する棹だ。雨曝しに ...
蒼い蒼い海が拡がる
私が仰いで憧れた
白い沫に包まれながら
思いっきり泳ぎたい
願いは届いただろうか
あの海に
どこまでもどこまでも泳いで
辿り着きたい夢の天(ソラ)
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
野施行十二単衣 ㉘
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
25/1/16 16:15
慟哭
栗栖真理亜
自由詩
1*
25/1/16 15:15
そういうこと だったの か !(閃いたこと)
足立らどみ
短歌
1
25/1/16 11:43
花
渡辺亘
自由詩
3
25/1/16 10:46
プリン
kawa
自由詩
5*
25/1/16 10:07
独り言1.16
zenyam...
自由詩
0*
25/1/16 8:55
チューインガムを噛みながら
足立らどみ
自由詩
2
25/1/16 7:55
地底者の花
林 理仁
自由詩
3
25/1/16 2:53
声
栗栖真理亜
自由詩
1
25/1/16 1:39
人間の尊厳
〃
自由詩
4*
25/1/15 22:16
浅薄詩
鏡文志
自由詩
2*
25/1/15 21:47
「流星」
秋葉竹
自由詩
1
25/1/15 21:42
おたまじゃくし
海
自由詩
5*
25/1/15 18:45
A Day Without Me*(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4
25/1/15 18:14
深夜から夜明けに向けての数十行
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/1/15 18:13
燐光
〃
自由詩
1
25/1/15 17:26
野施行十二単衣 ㉗
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
25/1/15 16:01
THE GATES OF DELIRIUM。 ──万の川より ...
田中宏輔
自由詩
9*
25/1/15 15:12
「クレクレ星人の独り言 18」
ジム・プリマ...
散文(批評...
0*
25/1/15 14:17
メモ
はるな
散文(批評...
2
25/1/15 13:19
偶像 -スタアたち-
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/1/15 10:13
わたしのおじさん【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
1*
25/1/15 10:10
独り言1.15
zenyam...
自由詩
1*
25/1/15 9:38
しろいやすらぎ
秋葉竹
自由詩
0
25/1/15 8:17
トロイメライ
たもつ
自由詩
2
25/1/15 5:30
共に越える
栗栖真理亜
自由詩
4*
25/1/15 0:24
地球最期の日
すぬかんなが...
自由詩
3
25/1/14 23:13
おにいちゃんへ②
鏡文志
自由詩
3*
25/1/14 22:53
疒
あらい
自由詩
1
25/1/14 22:32
楽園
栗栖真理亜
自由詩
0*
25/1/14 18:51
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
加筆訂正:
チューインガムを噛みながら
/
足立らどみ
[25/1/16 8:21]
改行等
3.98sec.