偶然、ハートの形した
ポテトチップスが入ってて、手にとった
恋をしている人たちにいいことがあったらいいな、
うすぼんやりと思いながら口に込めた
周回遅れの
ほととぎすは
苦し紛れに何か
意味不明なことを言って
周りを惑わした
それを凄いなんて
言うやつがいたもんだから
こいつガチもんに成ったわけ
誰の評価だよ
それには誰 ...
母親からスマホのデザリングの契約を済ませたと連絡があった。ファイヤーTVの設定をすれば、YouTube番組を見られるようになる。
母が左派のプロパガンダから、少しでも保守よりの情報を検証し ...
ふわっと、
花びらが舞いあがって、
春風が、
まるで透明なウェーブをかけた毛髪のようだ、
心拍が垂直に水を跳ばし
滑らかな曲線は鏡に切れ
凸面は新しく頭を下にし
脚を月に遠い空にうつし
それは鳥の群の{ルビ端=はし}をゆれ
教会へひとつ羽を落とし
埃をつつむ結晶に打たせ
運動 ...
幸せなイマジネーションは
絵空事としか思えないのに
ネガティブな想像はリアル化しそうで
不安になるのは何なんだろう
私が私の足を引っ張って
...
振り返ると
私には色んな付属物の影が
ついて回って
太陽を通してさえ
本当の自分が分からなくなってしまった
忘れられない人がいる
忘れてはいけない人がいる
しかしそれは命が尽きるまで ...
静かに閉じたその目が
最期に何を見ていたのか
何か言おうとしていた
半開きの口に
問いかける声はもう届かず
涙が頬を撫でる
柔らかかった手は冷たく
黄ばんだ肌は蝋人形のように
固まって ...
もはやとほい昔の
父親の葬儀の折、
一番哀しそうな
顔をして居た
普段一番欲深かった叔母さん
昨夜の夢に出て来たのは何故だろう
そう云えば今夜は満月なのだと
ふと想う
天空 ...
出盛りのいちご安値や紅ほっぺ
梅雨前の草の伸びしろ如何にせむ
今時分あの里田植えしつらむや
うさぎの肉をもらう。シチューにするといいよと言われたが、捌けないので吊るして飾っておく。短い夢のようにして。芍薬、カンパニュラ、心臓、利休草、スターチス、思想。の順に、並べておいてね。と命じられ、まる ...
窓際に 答えが 貼ってあった
コーヒーを飲み ビールを飲み ウイスキーを飲み
夜が来て 朝が枯れ またべつの夜が降りてきた
雨で濡れた道路が乾き あたらしい線が引かれた
見ようともしな ...
○「人の失敗は蜜の味」
また失敗した!
今度はATM
ワイフが金をおろしてくれというもんだから
コンビニのATMに行った
しかしパスワードを入れても
エラー
押し間違いかなと思って3、4 ...
シーズンを過ぎた大農家
私以外に
東京から来た青年一人
私の話す方言が嫌いなので
話しかけないでほしいと言う
ほほぅと思った
ある日の朝
東京青年と軽 ...
悲しみの中に私はいる
お互いが自分にしか目に入らないからきっと分かり合えることはないね
思いやりも真心もくそくらえだ
「あの人は誰?」なんて野暮な質問をしたりもしない
全てが振り出しに ...
I am in sadness.
Because each other sees only to oneself,
we can not surely understand each other ...
運命見つめたら
霧の夢
ずっとずっと
心
君と遊ぶ霧の日常
混ざる交ざるわかる
ふと晴れて消えた
未来へ
霧の涙は
記憶にすぎない
目の前に広がる風景は
思ったより悪くない
...
私にとって
時間は有限なので
いくら悲しいことばかりの
毎日だって
いつかは終わりが来るのだと思うと
そんなに辛くはない
それは嘘だけれど
私ばかりが悲しいのではなく
悲しいことに過敏 ...
眼前に ぶるり
震える頬の
密度、
何を識ろうか その想い
絶えて久しい肉身の刻印 、
ぱっくり開いた
ぬめる漆黒の口に
呑み込まれる
最低地点でこそ
初めて観識り得た、
...
「警察が来る」
そううわ言を言い
誰に対しても歯を剥き出して威嚇するような仕草をする祖母
祖母にとって実の娘である私の母は疲れた眼をしてそんな祖母の面倒を見る
掴みかかられても腕を引っ掻か ...
風船は大きく膨らんでいた
それはまるで心臓から送り込まれる赤い血漿のよう
どくどくと脈打つ命
風船はいつの間にか萎んでいた
まるで全てを諦めたようなひしゃげた姿になって佇んでいた
石の飛 ...
小学校四年生のときに読んだ『フランダースの犬』が、すべてのはじまりだという。実際、彼の作品は、神を主題としたものが多い。二十代までの彼の見解は、サドが『閨房哲学』の中で語ったものと同じものであった。「 ...
中毒の剥がしの際に場が荒れて
マストです。巻き込まれたの不運なり
何かこうスカッとしたい、だからそれ
あかんのやスカスカスカス、負け戦
じり貧の夜を越えてく幾年や
お前
くそ
書けるよな
だから
書いてるんだろ
書くくらいの
まだ
バカが
書けんわけ
生活やな
はっは
何が評価だよ
貴族ぶりやがって
カス
なめんな
カスを評価しない ...
○「泣き笑い」
うれしいから笑っているんじゃないんです
苦しいから笑っているんです
そういうときは深ーく笑えるんです
悲しいから泣いているんじゃないんです
うれしいから泣いているんです
そ ...
水蒸気が立ち上り
白く烟る農地
遠くには八ヶ岳
折り重なり連なる
パッチワークのそこかしこに
夜明け前から働く人たちが点点点
深く吸い込んだら
山の精 ...
とおく あさく
どこまでもつづく海のように
僕たちの罪は終わらない
それが僕たちの生を規定している
そうして決められた生とともに
僕たちはいるが
僕たちの罪の裏には
それにふさわしい ...
頭の中は常に混とんとしている。思考を切り刻んで並べてみれば、なにもさしたる問題はないのかもしれないのだが、何もできないでいる。と言っても、何もしないわけではなく、それなりに勤務仕事に出、家業も請けた ...
僕は知ることのない
その 景色を思うことで
雨を感じるのだと思う
知ることのない 目に
自転車の音を出している
ガレージのシートに浮かんだ
サッカー少年の姿は見たことがあった
僕 ...
ウメが好きといっていた母が亡くなり
十三年もたち忘れていたころに
実を結んだことで思い出話しの花が咲き
居間の隅で笑っているご先祖様に会釈して
今日一日がやっと終わろうとし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夜中のポテチ
唐草フウ
自由詩
9*
25/5/14 6:50
微かなざわめき
林 理仁
自由詩
2
25/5/14 6:04
クレクレ星人の独り言「怒鳴ってやる。」71
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/5/14 1:15
春女神
本田憲嵩
自由詩
11
25/5/13 23:48
告白の速度
森 真察人
自由詩
3
25/5/13 19:48
不幸体質
おやすみ
自由詩
3
25/5/13 19:31
影
花形新次
自由詩
3
25/5/13 19:28
遠泳
海
自由詩
12*
25/5/13 19:02
ナイトウォッチ*
ひだかたけし
自由詩
6
25/5/13 18:51
晴れのち曇り
けいこ
俳句
2*
25/5/13 18:50
夢の話
はるな
散文(批評...
1
25/5/13 11:21
窓際
〃
自由詩
5
25/5/13 10:23
独り言5.13
zenyam...
自由詩
1*
25/5/13 9:16
東京青年
花野誉
自由詩
5*
25/5/13 7:50
忘れよう。
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/5/12 22:45
I will forget you
〃
伝統定型各...
1*
25/5/12 19:22
霧が晴れて
海
自由詩
5*
25/5/12 19:14
限りある
花形新次
自由詩
2
25/5/12 19:12
コンクラーベろっ
ひだかたけし
自由詩
6
25/5/12 18:45
母子
栗栖真理亜
自由詩
2
25/5/12 17:51
風船
〃
自由詩
2
25/5/12 17:33
百葉箱のなかの祈禱書。
田中宏輔
自由詩
13*
25/5/12 15:26
長い夜
りゅうさん
川柳
1*
25/5/12 13:00
何もが
林 理仁
自由詩
1
25/5/12 10:19
独り言5.12
zenyam...
自由詩
2*
25/5/12 8:52
信州の朝
花野誉
自由詩
4*
25/5/12 8:02
遠浅の...
岡部淳太郎
自由詩
4
25/5/12 7:09
味気ない朝
山人
散文(批評...
7*
25/5/12 4:55
雨のガレージ
番田
自由詩
2
25/5/12 0:35
我が家の長い一日
足立らどみ
自由詩
10*
25/5/11 22:37
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
加筆訂正:
我が家の長い一日
/
足立らどみ
[25/5/12 8:31]
アラガイ氏のアドバイスを受けて縦書きにしました。樅木は残りました
3.46sec.