私はおもちゃになってくれる体が欲しかった。遊べば遊ぶほど手の垢で汚れるような白いおもちゃが欲しかった。そのためならば何でもしようと思った。どんな犠牲でも払えるのだった。
親・親戚・友人・知人から ...
幸せになるにはどの感覚を育てればよいのだろう。わたし一人にはわからないからわたしのかわいい人に触れてもらってそこがどこか確かにしてもらう。わたしには私一人きりの幸せなんてありません。もしかしたら幸せ ...
君が代は
千代に八千代に
さざれ石の
巖をとなりて
その巖を
民主主義者や
共産主義者や
ありとあらゆる
コンプラ馬鹿や
ハラスメント馬鹿どもの
頭蓋骨に打ち付けて
砕け散った
...
思考の宇宙
否 、
宇宙の思考
目標を眼差す巨大な意志の営み
未定形なウネリ、カタチ為さんと
発動されるその瞬間から、
立ち木たちの裸に緑
もさもさ纏い繁り始め
緑の ...
「淋しい」と夏の終わりに口にする何もかも濃い夏だからこそ
良い歌と思う心は人それぞれ何かがカチッと填まる感覚
流行より好きなものだけ追いかける逃げていかない好きなものたち
夏の時期終 ...
○「同級生の死」
去年の6月は
中学からの親友K君が亡くなり
おとといは同じく中学からの親友I君が亡くなった
同級生の死はこたえる
次は俺かなと思う
○「丁寧な説明」
よく丁寧な説明 ...
海岸の近くで知性や力について考えていた力の頂点にはいつの日かの幼げな自分がいた知性はまだ頂点に達してない、それが私だったまるで大きかったはずの私は、新たな術を身につける為、小さくなったようだ
「 ...
人生は
ひとつの
物語
できるだけ味わい楽しもう
このいのちの物語を
・
このいのちに従い
その時その時に
一つ一つを
していくだけだ
このいのち果てるまで
vanitas vanitatum.
空虚の空虚。
(『ギリシア・ラテン引用語辭典』)
そこにあるものは空虚。
(ロジャー・ゼラズニイ『いまこそ力は来たりて』浅倉久志訳)
詩人はひ ...
字をかく
筆先の弾力が
未知の世界に突入する
柔らかくしなりながら
墨は、
濃く薄く線を描く
{引用=ヴァイブレーションに充ちた
小さな愛の告白を
嘲笑うべきではなか ...
さぁ今日はこれから復讐だと息巻き
コテンパンの返り討ちの目に遭うのが好きなボクは
今年の夏も
架空の敵に押し寄せ
架空の返り討ちに遭っている
復讐の完遂だけを誓うボクの夢想家としての血は
...
これ、タイトルだけで引かれるうただよね。
そして内容も、引かれるうただよね。
─────────────────────────────────
「蛇の詩」
吐き棄てたくて
...
君の耳にだけ寄せる波がある
その波に織り込まれた風を聴きながら
君は眠る
あるいは踊る
フォスフォラスが鏡に映れば
ヘスペラスになり
ヘスペラスが鏡に写れば
フォスフォラ ...
流れていく と、あなたはおもう
はいってくる、とわたしはおもう
赤く腫れた心臓が、
あなたに悪さをするのです
と
あはたは、苦しそうに
開示するけど
それはわたしの仕事じゃな ...
あなたが見てきた髪の毛を
とうとう削ぎ切ってしまった
あっけなくあっさりと
思い出がぱらぱら落ちていき
掃かれて
さあ新しい自分になる
とはぜんぜん思わない
それでも少しずつ
...
田舎の夜道は、月が無いと、
ほんとうに歩くのも怖いくらい、
暗いから。
─────────────────────────
『生きたい』《改》
ゆっくりと ...
生きている限り
人は何度でも死ねる
だから毎日死んだつもりで
生きている
歯を磨きながら
鏡に映る顔を見つめる
可哀想な感じの眉毛
嗚呼
私は困っているのか
鏡の中の私が
助けを求めている
どうすればいい?
頭の中は真っ白
眉毛は益々可哀想 ...
金環月食は頸に金色の輪を作る
暗闇に浮かぶ白い歯列は音を立てて笑う
束ねられた髪の彫像が風に靡き
谷底に落ちたハーモニカが鈍い音を奏でる
君の撫子色の山脈のような尻が
彼の腰に火をつけ炎は大 ...
閉塞した今に
嘔吐をつまらせて出来る沈黙
それでできた私
沈黙は同時に叫び
喉の奥で雷が轟々と燃える
叫びは同意に射精
身体の内部で撃鉄が下り
内的衝撃で顔が曲歪んで捩じ切れた
真白な ...
事実は記憶は
捏造・抑圧され得る
けれど 、
魂の深奥に刻み込まれた
想いは決して変えられない
無数の影 踊って居るよ
意識の視界に深奥から
幾つも幾 ...
仮に六が市民にとって平和な数字だとしても
内心穏やかな日々を送っていたとは限らない
室町時代の暗闇の村で熟成された大切な思い出
荒んだ生活においても我を見失わない詩人らは
故人に直に手 ...
青鰐
1号1959年3月15日〜27号1963年3月30日発行まで?
ロゴ
1号
2〜8号
9号〜12号
13号〜
奥付情報から
奥付Aタイプ(1号から3号まで。発 ...
{引用=柔らかな地で少女が寝そべっている静かな自然の優しさに包まれ透明なオーラを放つ少女
まるで私たちここに住んでるかのよう悦びの極地、そこにある安らぎ
まだ目を瞑っている老人誰かの影がそ ...
まさまさまさ
しか
頭浮かばないバカです
まさまさー
詩を書こうとは思うのですが
まさまさーしか頭に浮かばない
まさまさまさーと書いては消して
しばらく考えてよし書こうと ...
脳髄に寄生して根を張った狂気が頭蓋を穿孔しようとしていた、俺はいつだって自分のことを確かめようとしていたが、確信に至るフィードバックはどこを叩いても得ることが出来ず、諦観の中でただ成り行きを見届け ...
わたしは見た
立葵がゆれるのを
風の仕草を想いながら
わたしは見ている
だが今のものとは違う
ずっとむかし
でこぼこ道の端
夏草から抜きん出て
こちらを向いた
斜陽のせいか
ど ...
歩行、燻製の香りにより己が燻される。
改札、シンナーの匂いにより赤を連想。
電柱、街頭の下の紙袋に恐れて避ける。
下車、鼻に付く下水に沈められる。
糖質、大さじ十杯分の高揚感。
...
私の職場は十分お化け屋敷なのに
隣町で評判になっている
お化け屋敷のアトラクションに並んでみた
前に並んで仲間内で盛り上がっている若者が
この人一人で入るの? という目でチラ見する
...
大きく膨らんだ乳房と
細く括れた腰と、
窪んで華奢な股間がある
女の人っていいな、素敵だな
髭も剃らなくていいし、
空しい自慰の後の罪悪感もない
夜な夜なエロ動画を観たり、
裸体を崇 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
白水
英田
散文(批評...
0
24/7/15 18:38
幸福論
〃
散文(批評...
0
24/7/15 18:27
君が代
花形新次
自由詩
0
24/7/15 18:22
ウネリ、カタチ為す季に
ひだかたけし
自由詩
2
24/7/15 17:47
感覚
夏川ゆう
短歌
4
24/7/15 16:59
独り言7.15
zenyam...
自由詩
2*
24/7/15 16:03
上を向く手
陽向(2躯-...
自由詩
3
24/7/15 13:39
※五行歌 二首「人生は ひとつの 物語」
こしごえ
自由詩
3*
24/7/15 12:57
The Great Gig In The Sky。
田中宏輔
自由詩
6*
24/7/15 12:55
砂の橋
リリー
自由詩
5*
24/7/15 11:50
復讐の夏
soft_m...
自由詩
3
24/7/15 11:35
蛇の詩
秋葉竹
自由詩
1
24/7/15 11:30
夢
塔野夏子
自由詩
6*
24/7/15 9:57
ビール
はるな
自由詩
1
24/7/15 6:12
余韻
唐草フウ
自由詩
5*
24/7/14 20:53
「生きたい」《改》
秋葉竹
短歌
1
24/7/14 19:42
不死
リィ
自由詩
0
24/7/14 19:27
鏡の中の私
海
自由詩
3
24/7/14 19:23
顎の下に揃う8枚の爪、夜に浮かぶ
英田
自由詩
2
24/7/14 18:03
嘔吐を詰まらせて出来る沈黙ー絶叫
〃
自由詩
2
24/7/14 17:55
五行歌、想い達
ひだかたけし
自由詩
3
24/7/14 17:47
未来から 始まる絵本 006
足立らどみ
自由詩
3
24/7/14 17:35
青鰐・バッテン・凶区
nemaru
散文(批評...
0
24/7/14 16:49
カスミソウ
陽向(2躯-...
自由詩
10*
24/7/14 16:31
まさまさな日
〃
自由詩
3+
24/7/14 16:14
Egg Shell(脆いが硬い)
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/7/14 15:12
見つめる声
ただのみきや
自由詩
6*
24/7/14 13:15
歌劇(2020/12/10)
菜音
自由詩
2
24/7/14 11:59
お化け屋敷に入る妖怪
イオン
自由詩
3*
24/7/14 11:14
女の人っていいな
atsuch...
自由詩
9+*
24/7/14 10:52
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
加筆訂正:
北山杉
/
リリー
[24/7/14 11:40]
最終連を削除しました。
浜辺便り
/
そらの珊瑚
[24/7/14 11:02]
加筆しました
3.12sec.