(番外編41―11)鴨 長明 寂寥感の人
こぼちわたせりし家どもは、いかになりにけるにか、
ことごとくもとのやうにしも作らず。(方丈記)
行く川の流れは絶えずして、、、にみられる
...
日曜日なのに曇り空
今朝、僕は早起きができた
ついに眠りわずらいを克服した
ディエビゴ?デェビゴ、という薬一錠で・・・
昔はよく悩んでいたが
さいきん悩むのは物質についてだけさ
...
明らかに明るい顔が
なんでいるの?
飛び出したいくらいうれしいです
よくわからないままに話して
終わりかと思えば続いて
話の終わりを
つけるのが難しい男でした
泣かないで
それより泣か ...
げんこつの様な顔して虫が鳴く
猫じゃらし風とくすぐり合ひにける
まだ夢を見てゐる様に蟬の殻
やきいもを割ればその湯気天高く
永遠に感じ栗むく指痛く
主人待つ仔犬繋がれ冬隣 ...
鼓動には0・5秒程度の誤差があるように思えた、真夜中のキッチンでシンクの側に腰を掛けて水を飲んでいた、現実感はあまりなかった、と、普通は書くのかもしれないが、それがその日の中では一番の現実として成 ...
煉瓦壁を登る小虫の
到達できる小さな、或いは巨きな星に
憧憬を保てる子の畏怖
もし、
砂壁に渦巻く蟻地獄に
もろとも強奪されてしまっても
柔和な眼光が孕む不条理を
喜劇、と笑うように
...
日本に🇯🇵原爆がおちたとき
わたしのこころは病気になった。
放射脳は私のこころを苛ます。
放射脳とはわたしのこころ、あなたのこころ、
放射脳を憎む放射脳のこころ 。
引き寄せようと
力任せに引っ張る
編み込まれた繊維が
あちこち切れて
最後の繊維一本が残り
伸びて手繰ることはできない
曖昧な愛は
いっそのこと離そうとすれば
繊維一本が絡んで ...
銀の粒子の
無数無限躍る、
街並み突き抜け
伸び広がり奥まり
奥の億迄にいつしか、
いつの間にか途と為り
鳴り響き発光しながら、
混沌としてエゴ肥大させ
競争し殺し合う人の ...
生まれてから
一度も認められたことがない
そんな人間が
上っ面だけでも誰かに
イイねと言って貰える
ああ、こんな私でも
認めてくれる人がいる
その嬉しさから
逃れることが出来ず ...
生きるなら
だれかを信じてみたいかな
あの雲のうえハレルヤハレルヤ
賑やかな
自然の声がイエスと云う
緑の森に緑の風吹く
笑顔だけ
忘れることなく生きて来 ...
私の今朝は、松阪牛
の自販機を
みた
だけで
お腹いっぱいになった
ウィンドーショッピング
と同じ効果で
ゆめ
でもたのしい
inkweaverはどう思う
*
...
そのオートバイはキラキラしていた
海外メーカーの販売店がオープンして
雑誌でしか見れなかったものに
跨ることもできた
今では日本メーカーも海外製が多く
同じタイランドで生産されているなら
...
夜のしじまに浮かんでいる
朧月の
のどやかな微笑
(お疲れさまでした)
あなたからスマホへ届く
おやすみなさいの短いメッセージ
いちにちの流動の
しずかさ ...
そしてとある広場にて/パノラマの群衆が/音のないパズルに到る/へだたりのない手が/みずたまりのホタルより/絵本のページとおく/ふところのうえで/ケムリを吐いています//ひずんだ心臓を濾過する/金糸雀と ...
(番外編41―10)楽園追放劇
ほとんど仏教国の日本でアダムとイブ、楽園の話しをするは
少しためらう
そんなに詳しくないのはもとより変に話しを当てはめるもおかしい
振り返る今からも10 ...
俺は 彷徨って い る
ついさっきまで
タイのスクンビットで
トゥクトゥクの屋根に乗って、
シェラトンから
中華街を目指していた
夕べは
カオマンガイを喰ったが、 ...
さくばんはお酒を飲まなかった
お酒を飲んでいるとか
お酒を飲んでいないとか、今
どーでもいいことを書いている気がする
やめてみればこんなもんだったよ
今日は母さんの車に乗って
...
西田敏行さんに
発句 敏行や晩秋に逝く猪八戒 拓也
付句 流星群にまぎれて召され らどみ
三句 福島へもしもポエムがよめたなら らどみ
四句 ピアノ売り買ふ万年筆 ...
貧乏で境遇に恵まれずまったくモテない男、万太郎にアイデアが生まれ閃きました。
この四十近くになる男は、どうすれば自分が社会的成功を収めて生を終えられるであろうかと真剣に考え、自らのルックスに思い至り ...
どこを切り取っても
中途半端な生き様が
蜂蜜みたいに垂れてくる
ある朝起きて
虫にすらなれない
あるのは絶望に似た憂鬱
グラグラ不安定な自己
詰まないように
恐る恐る足を前に出し
普 ...
人 ひたすらに瞑目し、魂の深みに佇み生き
自らの思考の動きを眼差し体験する瞬間、
あゝ静かだ 、内から光の伸び広がって来ながら
私は自ら存在する私である
光の海の中で光と ...
酒は脳を麻痺させて
昨日の夕方には足の指に
電気が流れたようだった
──依存症はね、暮らしを抜本的に
変えたいと思っている人ほどなりやすいの──
今朝の仕事は朝七時からだった ...
書くことがたぶんいっぱいあると思う、言いたくもないごめんねとか、合わせたくもない予定とかと同じくらい
がたがた震えて、この震えがなんのためかわからず、あれこれ手をつくしても、わかっているのは、ち ...
(番外編41―9)愛犬へのラブソング
この 午後のこと、
ペットクリニックへ着くと数年思い悩んでいたことを思い出した
ワンちゃんが点滴をしながら前足に細い管をつけて抱かれて通院してきた
そ ...
○「大学病院」
まだかまだかというくらい
待たせて
これでもかこれでもかというくらい
多くの検査をやる
高齢者の患者はへとへとになる
○「入院」
*入院したら
患者が
医 ...
深夜、眠っていると
枕元のプラットホームに
音のない列車が到着する
しばらく停車して
また音もなく発車する
乗りたくても乗れずに
ずっと見送り続ける幼い僕の
後ろ姿が見える
さ ...
やきいも屋マイカー磨く冬隣
{ルビ瓢簞=へうたん}の立たせてもまた転びけり
セクシーに腰くびれたる{ルビ瓢=ふくべ}かな
秋蝶の翳りありける小花かな
果たしたき夢まだありて残り ...
秋は自我を失いそうで嫌い
忘れ去られた道へ
意識が旅をしたがって
いつも戻ってこれない気がする
私を探すのは
私を見ているのは
月だけだ
涙や汗が
しょっぱいのは
海の名残り
どこか遠くで
あの波とつながってるんだろ
だから満月の夜には
頭の中で鐘が鳴って
藻屑に還れと繰り返す
人はどこから来たんだろうね
人はなぜ泣く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
(531―11)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/20 9:02
くすり
田中教平/K...
自由詩
1
24/10/20 8:23
ふざけ
れつら
自由詩
3*
24/10/19 23:01
リトルムーブメント
森田拓也
俳句
7*
24/10/19 22:16
大雑把なルーレットの上の夜
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/10/19 21:34
仮設
中沢人鳥
自由詩
1
24/10/19 20:18
アインシュタインの日。
すぬかんなが...
自由詩
2
24/10/19 19:14
糸
海
自由詩
9*
24/10/19 18:49
Little Wonder
ひだかたけし
自由詩
3*
24/10/19 18:49
承認欲求の化物達
花形新次
自由詩
3
24/10/19 17:07
生きるって生まれてそして死んでゆくただそれだけのことじゃない ...
秋葉竹
短歌
2
24/10/19 16:36
私の今朝は、松阪牛
足立らどみ
自由詩
5*
24/10/19 12:12
ギラギラ星
イオン
自由詩
2*
24/10/19 11:13
夜しずかに
リリー
自由詩
5*
24/10/19 10:36
凩馨
あらい
自由詩
4*
24/10/19 8:59
(531―10)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/10/19 8:55
幽霊はワープする
atsuch...
自由詩
16*
24/10/19 6:53
明日
田中教平/K...
自由詩
4
24/10/19 6:27
「もしもピアノが売れたなら〜feat.タケモトピアノ」 らど ...
森田拓也
伝統定型各...
8*
24/10/18 23:56
万太郎方舟物語
鏡文志
散文(批評...
4*
24/10/18 22:36
普段どおり
海
自由詩
6*
24/10/18 18:45
詩想、自我
ひだかたけし
自由詩
5
24/10/18 17:22
依存症
田中教平/K...
自由詩
4
24/10/18 10:25
メモ
はるな
散文(批評...
1
24/10/18 9:29
(531―9)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/10/18 8:48
独り言10.18
zenyam...
自由詩
3*
24/10/18 8:37
さよなら
たもつ
自由詩
3*
24/10/18 7:17
笑って笑って
森田拓也
俳句
9*
24/10/18 5:14
月虹
ガト
自由詩
4*
24/10/18 3:36
海月
〃
自由詩
3*
24/10/18 3:34
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
3.23sec.