あれは小学2年の夏休みのことだった
隣の家の姉さまは
白地に花菖蒲の浴衣を纏って
細い躰を座敷に横たえ
静かに扇風機のぬるい風にあたっていた
ぼくは庭にあったシーソーに乗りたくて
姉さまの ...
日々が山となって積もる
あまりにも積もりすぎて
日々の山は崩れる
麓の地平は突然の崩落に大騒ぎだが
俺は山の頂上にいて
ぐらつく足下も気にせず
泰然自若としている
日々は崩れる時は崩れる ...
お盆を過ぎると、
いつも風が少し涼しくなるのは、
多くの死者たちが来訪していた、
その磁場の名残なのか、
死んだカブト虫たちを裏庭の暗い土に埋めて、
その上にできるだけ細長い小石を立ててゆく ...
色褪せ、解れ気味の痩せ細った卵巣に宿った鼓動は産まれる前から眉間に皺を寄せていた、それが俺、それが俺さ、俺の胸中は初めからポエジーに寄生されていた、やつは俺の視神経と血管の幾つかまで根を張り、俺の ...
静けさをたたえた穏やかな、翠の眼の馬。
遠い日の、ある場所において、
目の前に立つ人間の、胸のあたりに歯をたて、
涼し気な空色の半袖シャツの、上部を斜めに裂き、
白いボタンが飛び ...
一緒にいるだけでいい
通り過ぎる車のように
同じ景色を見ていくのなら
瞳の中には何があるでしょう
すれ違った日の涙も
遠ざかった日の踵も
あなたじゃなければ
受け止められない
...
揺れるカーテンの隙間からみえる
お墓のような世界
わたしたちは
真夏なのにエアコンに凍える
最新機種の間違ったマイナスイオンみたい
むらさき色の朝を映す窓に
じぶんの顔がうっ ...
ひと夏の夜
家族に背を向け
庭に咲いた月下美人を
見つめていた父
そんなこともあった
今ではどんなことだって
苦笑いくらいはできる
寂しい時ほど
思い出すのは後ろ姿
空間を生きるものは、
光の中で存在を体験する。
時の流れを歩むものは、
創造行為の中におのれの力を感じる。
心情の深みの中にいるものは、
宇宙をみずからの中に見出そうとする。
空間の広 ...
米をいただき
野菜をいただき
魚をいただき
肉をいただく
残酷といえば残酷だ
びしょびしょの翅をふるわせて、せみたちが木々の間を抜けていく。街は恋を消費して育つ、夏のせいで深い森になってしまった。
あなたの頬はかたく、髪はつめたく、息はせつない。わたしたちの時間は狭く、言 ...
星の名を知らないままで抱き合った
覚悟もないのに 恋をしたから
よろこびをうすっぺらいその胸に抱き
悲しみに痩せた背中を預ける
張り裂けた夏の青空の向こうから
ミンミンゼミの声がしている
エアコンの水滴が窓の外側に滴り落ちて
きっと外はまだ暑い
小さな町の病院の診察室で
まるで終わりの始まりのような説明を受けてい ...
いのちを
いのちとは思わない人の
いのちは
いのちではないのでしょうか。
愛を歌ういのち
ゆうぐれどきの
西の空は
蒼く透けて
闇に解けるまえの
悲しみの果てです
自分で考えた格言っぽい一言をテキトーにどんどん。
大人って、どういう人だと思う?
子どもよりも、パ ...
伝わるか伝わらないかっていうのは
何を云ったか が問題ではなくて
結局はその とどのつまり
誰が云ったか が問題なんじゃないかって
ポエムちゃん、サヨナラ
汗ばんだからだでふたり抱きあった
昨日までの嘘は水に流して
今夜からは本は読まないで眠る
潔く、完璧な AI に譲ろう
思えば、想いはすべて映像だった
ことばは ...
「大人なんて、大嫌いだ」
と、ピーターパンは言った。
「僕を沢山殴ったからね。殴ったり蹴っ飛ばしたりした。でも、本当はそれだけならいいんだ。それを、隠蔽した。嘘を本当だと言うことにしたんだ。それで ...
しっくり白い雲間の満月
静か充ちるこの夜陰に 、
貴女の手から既に解き放たれ
自らの意志で貴女へと向かう
私というこの在り方を業にしつつ
(たとえ悪魔に呪われて居ようとも)
こ ...
首とロープが
交わる彼方
未来などないきみの
最期の時
助けて!
だけの言葉
誰かに残し
あとは
階段を引きずられる
死刑囚
被害者遺族だけ
虚しい
死刑囚
断捨離は「いつか」を嫌う
読めなかった本を処分した
私が摂取できたであろう言葉とは
出会わないまま
その分無知を増やした
人間関係までも切ってしまった
その中に将来助けてくれる
人脈があ ...
私の故郷、それは一握りの花、園庭の子供たち
砂塵の飛び交い融解する苦肉に歓びの込み上げ
静かな祝祭と神聖と厳粛に揺蕩う赦しの夜陰
街の灯りの柔らかに広場に伸びゆき、
明けの明星が輝く迄踊り ...
彼岸花毒々しさがあり恐い秋の一番最初に咲いた
缶コーヒー新商品と聞き買った缶特有の臭みは残る
畑には猿や猪多く来るその対策に追われる日々
自転車の籠には花がいっぱいで香りのお姉さんと ...
いつかこの世界が終わるなら
それは夏の終わりのようであればいい
光と熱はなおも強く地上を
支配しようとしているけれど
加速度をつけて日暮れは早まってゆく
僕らは睡くなってゆく
漂ってい ...
以下は、私とChatGPT 4o(無調教)のやりとりである:
あなた: ふたつの詩を送るので、詩に用いられている技巧、意味内容、作者の意図を詳細に比較検討し、いずれがより優れているか結論を出して ...
旅をして、帰ってくれば花瓶はからから、ぐったりしたベランダの植物たちに、ごめんねごめんねと言いながら水やる。ぱんぱんの洗濯機がごとごといって回るなかで、冷蔵庫のなかで傷んだかなしい果物をどんど ...
(0-1) 本稿はあくまで適当な文章である。最後まで読んでも納得のいく説明は得られないと思う。この点を断ったうえで、とりあえずのメインの主張を述べると
私が自作品を読み返して思うのは、良い作品は ...
今日はいつもより早く
午前1時に起床した
何時もの通り
アイス珈琲を飲みながら
ゆっくりと釣り道具を点検する
準備万端異常無し
車を飛ばし渓を目指した
何時もと違うのは
バッハでは ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想い出
レタス
自由詩
9*
24/8/21 0:24
日記(山)
岡部淳太郎
自由詩
4*
24/8/21 0:02
晩夏の鐘
本田憲嵩
自由詩
13
24/8/20 21:43
Parasitic 【P】
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
24/8/20 21:41
馬
湯 煙
自由詩
3*
24/8/20 21:31
スクランブルハート
ミナト 螢
自由詩
2
24/8/20 19:30
綺麗に磨く
秋葉竹
自由詩
1
24/8/20 18:54
月下美人
海
自由詩
5
24/8/20 18:48
詩想、「自己存在」という問い・今の私という境地3.
ひだかたけし
自由詩
4*
24/8/20 17:28
五行歌 いただきもの
レタス
自由詩
4*
24/8/20 17:16
物語②
はるな
自由詩
2
24/8/20 16:22
星の名
〃
短歌
1
24/8/20 16:09
背中を預ける
〃
短歌
1
24/8/20 16:07
午後4時
山人
自由詩
6*
24/8/20 16:03
※五行歌「いのちを いのちとは思わない人の いのちは」
こしごえ
自由詩
3*
24/8/20 15:30
※五行歌「悲しみの果てです」
〃
自由詩
10*
24/8/20 15:26
ことことひとこと。その2。
会議室
24/8/20 10:09
あたし時々おもうの
涙(ルイ)
自由詩
2
24/8/20 6:17
素敵な嘘
atsuch...
自由詩
13*
24/8/20 4:42
Believe
鏡文志
散文(批評...
2*
24/8/20 0:58
詩想、与えられし自由なるものに
ひだかたけし
自由詩
3
24/8/19 22:46
死刑囚
花形新次
自由詩
0
24/8/19 19:13
いつか
海
自由詩
4
24/8/19 18:57
祝福のうた
ひだかたけし
自由詩
2
24/8/19 18:15
日々
夏川ゆう
短歌
1
24/8/19 18:05
晩 夏
塔野夏子
自由詩
6*
24/8/19 10:35
田中宏輔 VS 完備
完備 ver...
散文(批評...
2
24/8/19 9:04
旅のこと
はるな
散文(批評...
1
24/8/19 8:44
詩人がAIを倒す方法
完備 ver...
散文(批評...
1
24/8/19 8:44
【渓流】今日の失敗
レタス
自由詩
3*
24/8/19 8:36
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
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122
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131
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135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
加筆訂正:
苺庭園
/
アラガイs
[24/8/20 21:33]
追加記述~幼子が指差すのは
ふたりの少女と、通り過ぎ行く人々と
/
涙(ルイ)
[24/8/19 22:26]
少しばかり改稿しました
田中宏輔 VS 完備
/
完備 ver.2
[24/8/19 12:18]
追加で議論を行った。
3.97sec.