冨の神を崇める教義では、
あなたの身体と魂は誰よりも清く
その清い身体のために、
毎朝オレンジジュースを飲む
また、あなたの美貌のために
幼い夢を祭壇で屠り、鮮血を啜る
既に世界は ...
これは季節感のない冷蔵庫
一定の地位を占めるドライフルーツは罪なのであります
森の中で目覚めたまま立ちつくす僕のハムストリング
...
ごめん下さい 駅員さん
―はい
文化の中心へはどう行ったらよいですか
―難しいですよね 教えますよ
助かりました 簡単だったのです、少し前まで
あのあたりに住んでいたころはよかった ...
遺書を書くことにした
死ぬ予定は特にないけど
今日どこかで事故にあって
死んだら
このまま死んだら
そしたら
こういうふうに考えてたんだよ
なんて私の気持ち
全部誰も知らな ...
いすらえるぱれすちな
いらんあめりか
うくらいなろしあ
けれど先ず
我が内に戦争在り
我が内に巣食う
悪魔の住みつき
我が内に
外なる悪魔の作用し
悪魔と悪魔に飽く迄我戦 ...
わたしはしもべ
かしずく石角を探している
あなたは月
欠けては丸み
レイとムイの中を結ぶ
ここは静か
塞がれた霊道の人気のない洞穴が
ひゅうひゅうと現世の暖炉を廻る
あちらからしか ...
土のにおいがする
丁寧に耕して
ふかふかになった
畑のにおい
笑えよ
うたえよ
種まきだ
未来を想う尊き時間だ
...
それはこれのパクリやんて続けたら
いつのまにか独り
パクリでもすがりつきたい
みかづきのはじ
新月になれば落下する
不時着し
さがしもとめた
蜃気楼から
かきならせさけべ
...
唯一の存在証明が
自称詩だなんて
そんな悲しい
そんな悲しいことってあるかいっ!
ウンコすることに
存在意義があるって
言ってるのと同じなんだぜ
もう止めようぜ、自称詩人
自称詩一 ...
今日一日を生きる命が
とてもうれしい
本当に感謝する
私は今
死の恐怖をも克服している
君への妄執を手放す時が来ている
そう感じる
郊外の夜
白い途に独り居て、
海辺の唸る光景
ふと浮かび、
耀く光点
夜の青みに浮き上がり
白い途の先に拡がりゆく
〈だいじょうぶ、大丈夫だから進みなさい〉
澄み渡る ...
「あら、この通りじゃ見かけない顔ですね。」
近江屋の厨の隅
水桶や たらいが置かれる陰にしゃがむ
おきぬの頭上から覗きこむ おゆう
「そうだよね。今晩の連れは、ちょいと痩せ ...
今が良ければそれでいい
でもね
今は
すべてとつながっているのだ
未来の墓標とも
・
これは
墓まで持っていこう。
未来の墓は
待っている
この大切な悲しみを
・
...
小鬼は
もどってきたよ
銀河の岸から
私のここ ろに
おかえりなさい
・
ろくでなしを言う
私の悪に
小鬼があいづちを打つ
でも小鬼はこうも言う
やめときなよ
・
...
明日になれば休みだから、汚れた布を洗うこともできるし、床を磨くこともできるし、冷蔵庫で賞味期限を切らせつつあるあれあそれをいっぺんに捨てることもできる。捨てることができる…って思うのは確実な希望。ここ ...
半熟の
玉子を潰す
愚か者
子供らの
夢を潰して
何を得る
テレビでは
テロップ流し
手を出さず
○「水を飲もう」
トイレに行きたくないから
水分は控えているという
年寄りもいるが
厚労省では
「目覚めの一杯、寝る前の一杯、しっかり水分 元気な毎日!」
といっている
熱中症、脳梗塞、 ...
珍しい、わたしたち
口腔の匂いをさせながら
風の端っこ
挨拶をする
水平線の輪郭を越えて
乾燥した皮膚の入口と
遊園地の車線変更
家族のことになると
嘘をつく癖が
わたしたち ...
若くて強くて大きいのがいいの
老けて弱くて小さいのを踏みつけないでください
踏みつけたのだ、実際
対比として
就寝は何時ころ
起きるのは
日中何をして
いちいち聞かなくていいよと ...
ウツクシク
アオイヒバナニ
...
半熟玉子のような弱い存在が握り潰され
報道は状況だけをテロップで流している
ぼくができることはマンスリーサポートくらいなもので
あとは早期終結を祈るだけ
月並みだけれど人はみな兄弟姉妹だ
...
食べ過ぎて気持ち悪いのに
さらに胃に詰め込む
なんなんだろう
空っぽなのは消化器じゃない
もっと別のどこかにあると
解ってはいるのに
抜けるほど青い空の下で
窮屈に歩く
私を閉 ...
それは死体だよ
もう死んだ女にあなたは絶えず声をかける
それはずいぶん前に腐敗した皮と骨だ
何十年もゴミと虫が巣食っている
あなたがそれを生き物だと勘違いするのは
彼女が動いて話すから
ま ...
きょう、ここで詩を書くつもりはありません。
というか、もう書かない。書けないです。
びっくりして、そしてずっとつらい。
集団が、国が、たくさんのひとを殺すのがあたりまえになってし ...
砂浜に書いた言の葉 夏の夜
波打ち際に 微妙なときに
水色は、不思議だね
黄色い花にとまる
蝶の翅の模様のように
夕暮れが
電信柱を揺らしている
真っ直ぐな道を歩いて
誰にも出会わなかったら
新しいメロディを
口ずさんでみよう
言葉より軽くて
掴めない雲みたいに
形を変えても
信じられるから
ハスキーな声が
光のエフェ ...
雑穀問屋の土塀の瓦に寄り添う
何やら神妙な顔つきの
ふたり
「あんたって、かわいそうなのね…。」
目尻がスッと伸びて色気のある
白猫 タマ
「そうでもないさ。君に ...
遠さの感覚に目眩する
夕の地平は波打つ黄金
時の弛緩、凝縮の一点
佇立し打ち震える我、
沸き立ち溢れ来る
無穹に貫かれて
歯ミガキ、
センメンダイのカガミをとおして、
ハッケンされた、
すこしだけフクザツなキモチ、
歯ブラシを、
口腔にサシいれて、
なんとなくナマナマしい、
キミのセイカツの音、
じゃぐち ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
サクリファイス
atsuch...
自由詩
17*
24/2/14 6:51
WAKE.UP.TO悪夢
アラガイs
自由詩
12*
24/2/14 1:05
文化の中心
なけま、たへ...
自由詩
5*
24/2/13 23:11
遺書を書くことにした
AWIM
自由詩
1
24/2/13 21:41
五行歌、戦争という存在
ひだかたけし
自由詩
5
24/2/13 21:37
ここは静か
由木名緒美
自由詩
6*
24/2/13 21:31
めも
うし
自由詩
1*
24/2/13 19:57
月
wc
自由詩
10*
24/2/13 19:42
自称詩人、止めませんか?
花形新次
自由詩
4
24/2/13 19:18
空へ
渡辺亘
自由詩
1
24/2/13 17:54
幻影の奧処
ひだかたけし
自由詩
8*
24/2/13 16:25
のらねこ物語 其の六「アワビ皿」
リリー
自由詩
4*
24/2/13 15:20
※五行歌 三首「未来の墓標」
こしごえ
自由詩
3*
24/2/13 15:05
※五行歌 四首「小鬼は もどってきたよ」
〃
自由詩
2*
24/2/13 15:04
地獄の日
はるな
自由詩
2
24/2/13 12:35
世情
レタス
川柳
3*
24/2/13 11:48
独り言2.13
ホカチャン
自由詩
2*
24/2/13 10:13
ハミング
たもつ
自由詩
2
24/2/13 7:24
薬局にて
りゅうさん
自由詩
3
24/2/13 6:33
サガ
TAT
短歌
1
24/2/13 1:24
祈り
レタス
自由詩
4*
24/2/13 0:25
石で出来た卵
まーつん
自由詩
3
24/2/12 23:48
無題
凪目
自由詩
3*
24/2/12 23:16
みなさんへ・ガザを見殺しにしないでください
タオル
自由詩
3*
24/2/12 22:49
作品
足立らどみ
短歌
3
24/2/12 21:37
ゆう
トビラ
自由詩
4*
24/2/12 20:33
即興
ミナト 螢
自由詩
4
24/2/12 19:45
のらねこ物語 其の五「三両のねこ」
リリー
自由詩
5*
24/2/12 18:21
貫かれて
ひだかたけし
自由詩
5*
24/2/12 17:27
歯ミガキ
本田憲嵩
自由詩
9
24/2/12 13:52
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
加筆訂正:
歯ミガキ
/
本田憲嵩
[24/2/13 21:13]
加筆修正。一行追加、ひらがなをカタカナに。
愛と殺意
/
まーつん
[24/2/12 13:54]
2/12 一部加筆変更しました
3.88sec.