正しくない朝は苦しい。正しくない夜よりもずっと苦しい
ごみ収集車が、駅前の店のごみを集めにきている、瓶が重なる音がする。
あと少し、ぜったいに、大丈夫、と思いながら、何度もまちがえた。
...
宇宙の中の地球の上で
人間は色んなことを考えている
手を伸ばしたり
スタスタ歩いたり
背伸びをしたりして
生きていることを確認している
公園の砂場で遊ぶ
子供の笑い声は楽しげで
...
母との待ち合わせ場所へ行くには、駅からかなり歩かねばならなかった。この場所のように、都市とそのベッドタウンと、そのベッドタウンではたらく人々が仕事以外の生活をする場所に、まだ適切な名称はないのだろう ...
枕を涎で濡らしている、目を開けたまま横になっていると二人の顔は耳たぶが触れあわんばかりに寄り添っていた、押し黙っていたことを書き終えていた、ということなのかもしれない、指先を茶色にして、あの人 ...
あの人も居なくなった
この人も居なくなった
そうなんだ 、そうなんだよね
、
あっちで皆んなそれぞれに頑張って!
こっちで僕らもそれぞれに頑張って!
東京の空は狭いというけれど 私には丁度いい
見渡す限りの 見渡す限りの大空は
大きすぎる 私の思いが馳せるには
上下をビルに区切られた 限りある空は
ほっとして 丁度いい
辛ラーメンでぷでちげつくったった
柔らかな手が
流し台の周りで
流れるような
仕草
トントン
まな板が鳴る
目覚めた
部屋の天井
シンとしていた
遥かな宇宙の果てにまで
私の想いを運んでいきたい。
聖なる力の発する焰の中で
心が更に熱くなれるように。
目標を目指す意志の営みの中で
私の思考を存分に働かせたい。
思考が永遠に生成す ...
窓の外は総てたわいない挿話である。熾火が時を経て蛍を遺し鮮明に刻印する思考濃度を確かめる。足を止めたときに憑かれる、いつか。術はまるでひどくおかしいのか、空穂舟はびしょうへと降下するんだって。あから ...
人の数だけ
いろいろとある
あって当然
私も
その内の一人
・
いいも
悪いも
これも運命 天の自由だ
ああ 存在の数だけ
運命もそれぞれにある
・
さまざまな ...
魂といういのちは
世界と共にある私で
風光る風
空の涙・・・・・・
蜩の愛の歌声だ
なぜ自分が生かされているのか、分からなかった
生きたいと思いますかと聞いたら
生きたいと思うと言っていた
生きたいと思えるほど…
どうして
ひとつ覚えておきたいのは、
そんな質問 ...
化粧仕上げの眉毛が今朝も
上手く描けずに諦める
近ごろ 見慣れてしまった肌の弛みも
あなたらしくていいじゃないと、
鏡の精に慰められて
梅雨の明けない早朝、雨は少し降っていて
私は散歩するのをやめていた
できれば行きたくないな
という気持ちを後押しするように、小雨ではあるが
雨はひび割れたアスファルトに落ちていた
ふと昨日の ...
絵具をのばして色を確かめる
書物の行方をめくってみる
思いつく言葉の先に何があるのか
風はどこから吹いているのか
水辺の四頭の馬
あの時なくしたものは戻って来ない
あの時はなした指 ...
一握りの朝が
窓をすり抜けてこの部屋に入って来る
朝焼けの美しさとは永遠に近いんだから
その朝は遠慮なく
トランペットで
だれもが起き出すやさしいメロディーを
奏でてくれればい ...
酔い酔いて
独り旅ゆく
我が身かな
時折
窓の外にやってくる
小さな鳥
カーテンごしのシルエット
じっと佇んでいる
窓を開け放って
歌っていると
鳴き声が聞こえる
歌うのをやめると
静かになる
再び歌うと囀りはじ ...
ぽっとひろがる
無限の感触
記憶の奥まり
記憶を抜けて
あの世と繋がり
真っ白になった魂、
もわんとつつむ
あの世の感触
揺れて揺らいで
夏の熱気に曝され
夢見がちに覚醒し ...
買ってすぐレトロゲーム機壊れてて振り返ってはならぬのだ。
過ぎ去った思い出ばかり美しく持ち越せるのはそれだけなのだ
振り返るほども記憶のない者にそんな生き方強いてはならぬ
思い出せ当 ...
こうして日々
人から離れて一人で暮らしていると
自らの存在が希薄になって
空気のなかに溶けてしまいそうに思えてくる
きっと僕は 世界から隠されてある
隠されたもの
それをオカルトと呼ぶ ...
○「雨上がり」
雨上がりのお日様は
心にしみる
心も日本晴れ
○「最高の能力」
愛する能力と考える能力は
人間に与えられた最高の能力である
生かさないといけない
○「立場と意見 ...
あの日みた映画の話しは覚えていない
たぶん外は小雨が降っていた
隣の席に座ったコート姿の貴女は
しっとりと肩まで伸びた黒い髪に
その日風邪をこじらせていた僕のあたまに
朦朧とした熱い ...
四月に種を撒いたヒマワリは
梅雨のさなかに大輪の花を咲かせ
真夏の太陽を待たずに萎れ始めた
虫食いの穴だらけの大きな葉には
小さな小さな{ルビ精霊蝗=ショウリョウバッタ}が二匹
同じ方を ...
ついに、
投下されてしまった、
夏、
という爆弾の、
じりじりとアスファルトが焦げ付いてゆくような、
そして、
その熱波をさらに助長してゆくかのような、
せわしない、
蝉たちのなきごえ ...
― あのぅ すみません
コトバに効く薬ありませんか ―
コトバに効く薬ですか
はぁ そういったものは
当店では取り扱っておりませんねぇ
外用薬 ...
サワサワと吹く松の風
ふと目をあげたら
海に迫る山肌に
薄い雪
尽きる事のない様に見える
波のたゆたいは
その胎内に微生物の死骸がまっしろく
降りつづけるのを感じてい ...
人には言えない
その願望を
持て余すごとに
花を植えよう
白のプランターに小さいお花
黒のプランターに寒色のお花
摘んで
手折って
咲かせて
蒔いて
百八日目を ...
夕暮れ
道を失った
木々の間を歩く
コンパスは狂い
足はもつれ
命の行方も危うい
計画も装備もなく
闇雲に動いて
葉先で皮膚を切り
悲鳴をあげる
闇が迫り
足音だけが響く ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メモ
はるな
散文(批評...
2
24/7/18 5:59
踊ってごらん!
久遠恭子
自由詩
5
24/7/18 4:47
タイトルを持たない、
パンジーの切...
散文(批評...
2
24/7/17 22:57
_
それがあるた...
自由詩
1
24/7/17 21:28
五行歌、それぞれにそれぞれの歌・亡き高橋巌師の魂に捧ぐ
ひだかたけし
自由詩
5
24/7/17 21:27
東京の空
短角牛
自由詩
5*
24/7/17 20:37
めも
うし
自由詩
0
24/7/17 20:27
柔らかな手
海
自由詩
5*
24/7/17 19:15
*死者の言葉
ひだかたけし
自由詩
5*
24/7/17 17:52
Invisible奇候
あらい
自由詩
1
24/7/17 17:20
※五行歌 三首「人の数だけ いろいろとある」
こしごえ
自由詩
3*
24/7/17 14:54
※五行歌「世界と共にある私で」
〃
自由詩
3*
24/7/17 14:53
傍に
四十万 紗羽
自由詩
3
24/7/17 10:31
五行歌 一首「眉毛」
リリー
自由詩
4*
24/7/17 8:54
ハナアブ
山人
自由詩
10*
24/7/17 6:11
水辺の四頭の馬
石瀬琳々
自由詩
9*
24/7/17 5:07
そのままのままで
秋葉竹
自由詩
3
24/7/16 22:38
別離
レタス
俳句
5*
24/7/16 22:06
鳥と歌う
海
自由詩
5
24/7/16 18:40
覚醒夢と無限
ひだかたけし
自由詩
4
24/7/16 18:13
老いらくは甘し
りゅうさん
短歌
4
24/7/16 16:07
日記(オカルト)
岡部淳太郎
自由詩
3
24/7/16 13:12
独り言7.16
zenyam...
自由詩
2*
24/7/16 10:44
微熱
アラガイs
自由詩
8*
24/7/16 5:16
ヒマワリ
ヒロセマコト
自由詩
16*
24/7/16 0:22
平和公園
本田憲嵩
自由詩
10
24/7/15 22:29
処方箋
涙(ルイ)
自由詩
2
24/7/15 21:59
朱夏のなぎさ
リリー
自由詩
10*
24/7/15 20:52
僕の遺灰を
三月雨
自由詩
7
24/7/15 20:32
BASE
海
自由詩
4
24/7/15 18:40
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
3.41sec.