自分は詩人としてあいたみつをみたいなポップアーティストになりたいと書いたことがあります。
今思うと誰かになりたいとか、なにかみたいになりたいとか、そういうことでもなかった気がするのです。
例えば性 ...
自分が母親にフライパンで炒められ続ける
悪夢を繰り返し繰り返し観させられ続けて

遂に自分を自分で傷め罰し始め続ける
少女の右腕はパンパンに膨れ上がり
自ら罪を犯したのでは無く
母親から罰 ...
花を、置く

崩落スル氷河の力
自らの内に働くを
直に観入り、
自らの肉体の
死を破滅を破壊を
見据えながら 、
無数の他者へと分裂していく
この四分五裂手前の私なるもの、

貴 ...
                  
                   くやしいなあ

線を切らなかったあの日
              僕の点は離れて見つめていたんだ。 おかげで自分の ...
若いなあと思いつつ同じフレーズでまた泣けるフジファブリック

花を抜くのも潔いのが名ガーデナーらしい

ビスが一つ落ちている。もう元の場所には戻らないだろうな

歩行者一人行かせて不満げな ...
ベルの音が聞こえる
自転車のベルのような気がする
それにしても何度も鳴る
今は真夜中でここは2階なのに

やっぱりベルの音が聞こえる
むしろ近づいてきた気がする
もうほとんど窓のすぐ下で ...
のぼせた様相なのに
熟れていないとは何故に?
オドリクルウ日々

苦しそうで涙さえ浮かべるのに
未だ爆ぜないとは何故に?
セマリクルウ日々

腹を壊すと知っているのに
コーヒーをたら ...
重心の低い日本人が武道の世界だけで生きるのは昔の話しで今やブレイキンもフィギュアもその他多くのスポーツで活躍している。日本が全体的に変わってきているんだろ。政治家よりもアスリート達によって ね

...
 

輝く雲の清しさに
ひとはポカンとみあげてる、
はるかに広がる蒼穹が
この地が星だと告げている。

烏も飛ばない冬の街。

ましろな雪はまだ残る、
歩道のはしや屋根のうえ、 ...
歯がはえて、歯たちがきれいにそろったら
きみはもう、はたちをむかえたおとなです
居ならんで、自他がひとつに緊密し
糧をえる、顎の砦を築くのです

歯のひとつ、それがきみの立場でも
べつ ...
(こいねがう)

 

全身で会いたい。

と想ったのは
冬の山道を自宅へ帰る車の中で
ふとみあげると
潤んだ満月からなにか聴こえた気がした

そのとき

ただ会いたいとそう ...
靴の泥を掃って玄関に揃え、浴室に籠ってシャワーを浴び続けた、筋肉が完全に弛緩するまでじっとして、それから全身を洗い、髭を剃った、手のひらで感触を確かめ、まあいいと片付けた、それでようやく、自分自身 ...  

うつむいて
幸せ色のチキンみて
南に消えたひとを想う夜



あのころは
まさらな紙を埋めていた
銀貨みたいなメルヘンだった



あちこちに
こぼれる希望の果 ...
 出て行くあなたの後ろ姿を見送りながら

 机の上の走り書きに目が止まる

 『ごめん』

 たった3文字の走り書き

 些細なことで諍いもした

 笑顔が溢れる思い出もある
...
(533-11)困窮する貴族を笑う

いみじう美々しうてをかしき君たちも、
随身なきはいとしらじらし

服装が立派でも警備の近衛府がいない、とは

その貴族がひどく困窮すしてるからと
...
白いきょと〜ん
青いきょと〜ん
寒いきょと〜ん
君にとって大切なものは、認められなきゃ続けられないものだったの?
白いきょと〜ん
青いきょと〜ん
寒いきょと〜ん
変えてみせなよ 悲劇を喜 ...
飲み会で端っこの席に座った
大勢が向き合って並ぶ真ん中で
何やら盛り上がっている
楽しそうな笑い声は
僕の手前でバリアとなって
僕を透明にしてゆく
他所の集まりを眺めているよう
僕という ...
青い涙を流した林が風にさらされ
色褪せた枯れ葉の残り火の
漂う煙りが眼に滲みる
他の誰かに抱かれるであろうきみを後にして
俺はコートの衿を立てて往く

冷たい風が頬を掠め
{ルビ掠=かす ...
 修学旅行行きたくなさすぎて

 体調悪いフリして休んだんだけど

 クラスの子たちがみんな心配してくれて

 おみやげとかもらっちゃって

 どうしようって今なってる

 騙して ...
美しいあの人の
うんこを毎日貰いに言って
食卓の上に飾りたい
ハーブの香りがして
手作りシフォンケーキと
よく合うの
うんこでキャンドルを作るのも良いな
クリスマスの夜
あの人のうんこ ...
時間に穴を開けてつなげるのが
タイムトンネルで
空間にやたら穴が開いちゃうのは
小松左京が書いてた

認識に穴が開いたら
きっと一種の認知症なんだろうし
心に穴が開いたらそれは失恋
な ...
吹く風の光を乗せ
光を掻き混ぜながら
在るもののカタチを造り
また崩しては吹き抜け

ふっと今日も路傍に 石

、あの日 高さの緊張から見入った闇の深さ
、観識る肉体を破滅破壊スル赤裸 ...
屋根裏で音がする


目玉焼きの
黄身に僕が2人 あれ?
やっと二黄卵だと気付いたのは
陽がつむじ を叩く頃
こんこん、と
ノックすることの 恐怖
ひよこが顔を出したなら
招かれざ ...
冬の乾いた青空を見上げて
生きていて良かったと
何度でもそう言える
喜びも哀しみも
ついには過ぎ去っていき
命燃える歓喜だけが
全身の血管を貫いている
香ばしい指が私の道を行く
だからわたしは地図として鳴く

触れるとも触れずとも落つ肌の上
あるかなきかの道標など

つまらない日々の余白を奪い合い
鳴いて見せたらああおもしろい

...
○「ボケた」
僕は「今日は何日」というのが
カレンダーを見ないと出てこなくなった
そのうちカレンダーを見ても
出てこなくなるだろう

○「独居老人」
散歩の途中に
ちょっと立ち寄って
...
首都圏の歴史匂はす五重塔そばで寝るのは文筆家かな  

どれほど日々の暮らしに追われても
これがうまくいかなければ
とてもまずいことになるということを
なんとかこうにかこなしてみても

かかえた罪はきえてくれない

食べることが ...
なにをつくっているの?

なみをつくっているよ

それはたいそうむつかしそうだね

そうでもないさ
るるるは上にいく
りりりは下にいる

ただそれだけだよ
ハゲちらかしたベンと
昨日、一時間だけ話した
初めて会ったときから10年経って
えらくかわっちまったなあ、って去年
思ったんだぜ、って言ったら
ベンは頭を掻いて
毛髪が爪の間に ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
詩的でない話。科学者は観察していることがとにかく楽しい鏡文志散文(批評...3*24/12/21 18:00
リスカ少女ひだかたけし自由詩324/12/21 17:39
詩想、貴女(貴方)へ自由詩324/12/21 17:37
谷川氏に問うてみるアラガイs自由詩9*24/12/21 15:56
冬を歩く紅茶猫俳句4*24/12/21 15:27
ベルの音【きょうのソネット】【14行怪談】佐々宝砂自由詩224/12/21 14:56
青春から、ようこそらりるれろ。自由詩324/12/21 12:01
スポーツ足立らどみ散文(批評...3*24/12/21 11:48
冬ロケット秋葉竹自由詩224/12/21 10:20
せめてきみの歯くらい人間であれ菊西 夕座自由詩6*24/12/21 9:24
希う秋葉竹自由詩124/12/21 9:10
心が騒ぐままにホロウ・シカ...自由詩3*24/12/21 0:03
メルヘン倶楽部秋葉竹短歌324/12/21 0:02
走り書き佐白光自由詩2*24/12/20 23:37
野施行十二単衣 ②水恋鳥魚夫散文(批評...124/12/20 22:21
白いきょと〜ん鏡文志自由詩4*24/12/20 21:46
透明人間自由詩424/12/20 21:20
子守唄レタス自由詩6*24/12/20 21:02
APTおやすみ自由詩124/12/20 20:55
うんこが美しかったら花形新次自由詩124/12/20 18:55
穴【きょうのソネット】佐々宝砂自由詩3*24/12/20 18:21
石と薔薇ひだかたけし自由詩424/12/20 17:58
屋根裏のフアンらりるれろ。自由詩224/12/20 15:34
何度でも渡辺亘自由詩224/12/20 15:30
地図はるな短歌124/12/20 13:56
独り言12.20zenyam...自由詩5*24/12/20 11:01
五重塔足立らどみ自由詩324/12/20 8:51
なんの予定もない冬の旅をしてみたい秋葉竹自由詩224/12/20 8:20
それだけのはなしwc自由詩15*24/12/20 0:57
Way To Normalれつら自由詩3*24/12/19 23:44

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