真夜中にたった独りで酒を飲む たまには屋根の上で
おもいっきり叫びたいときが在る
誰にも解らない言葉で
おもいっきり歌いたい時が在る

らぁ~! らぁ~! と

いくら叫んでも
罪は消えない
空気を吸う
命が在る

水を飲む
命が在る

米を食う
命が在る

シラスを食う
命が在る

肉を食う
命が在る

汚れた体を拭っても
消えない汚れ

矛盾が叫ぶ夜 ...
始発の朝に
腹を割いたら
群青があふれだし
膝をついたまま
脱落を選んだ

履歴書はよく燃えて
約束された未来は焼失した
何者にも名づけられない自分が
裸で社会に投げられ
すりむい ...
あの人は生命力の塊のような言葉を
私に打ち込んでくれた
今日よりは
他人を羨む暇があったら
自身の向上に努めよう
この命尽きるまで
勝利勝利の連続であろう
今日はあちらこちらを彷徨ってみたけれど
やはり此処がいい

恥ずかしくて
恥ずかしくて

此処に舞い戻った

夜毎繰り返す波の騒めき
夜空に降る星たちの囁き

一からやり直せと大 ...
誰かに教わったわけでもなく
ひれもないのに
泳ぐ術を知っていた
不思議
暗闇の水は透明なはずなのに
烏賊墨いろ
触れる
包まれる
抱きしめられる
身ひとつだけの
図式
へその緒が ...
幾何学的な街並み
色付いて
黃の明るみ紫のうねり覆い

その奥に黄金光り輝き圧倒
優しく包まれ街並み人々在り

この世界、幾層幾次元から成り
異様の立ち昇り柔らか異様のヒビキ

深 ...
タイムマシーンに乗って夜に覚醒
ふわり浮かぶ白い頬のその感触
また逢いたい人の柔らかな熱

利他主義の反対、利己主義
エゴを競いエゴを注いで
資本主義、
何が飛び出すか分からないぞ!
...
椎茸がたくさん採れてお裾分け大きさだけは何処にも負けない

リフォームをするかしないか話し合う家族五人の二人が反対

満員の電車は嫌い窮屈で平日の朝日本の風景

けん玉で盛り上がる街廿日市 ...
ポジティブなめりはりつけを受け入れてPCとともに再起動する ○「人間不信」
蛇の赤い舌のようなものが
ちらちらのぞく
人間関係は
自分の心の反映でもある

○「自分の思うようにならないもの」
天気
大陽や月の動き
心臓の動き
相手の心
自 ...
桃の実の、そのなめらかな白い{ルビ果皮=はだ}は
――{ルビ赤児=あかご}の{ルビ頬辺=ほつぺた}さながら、すべすべした肌触り、

桃の実の、その果面の毛羽立ちは
――{ルビ嬰児=みどりご ...
何であるかを見ている
話すことで バーカウンターで
時の流れを
知っている


思い出す 夢を
無邪気だったあの頃を 僕は
一人で旅行に行っては 帰ってきて
また そこで 寝ていた
...
明日の自分に期待して 今日は寝る

昨日の自分に期待されてると ちょっと嬉しいかも

でも期待に応えられなくて また明日の自分に期待する

馬鹿だから

いつまで経っても懲りないの
...


切り取られた野菜の端ばかり集め
冷蔵庫中腹で開かれる品評会で
腐りかけの指先で絶命した人参を転がす
朝は降ってこない
あるのは催促の声と模範囚ゴーレムの動かす
さえ箸の音である
...
初めて食べた妻の肉じゃがは
ジャガイモが溶けてドロドロしてた
味付けが良かったので
ぼくはこれなら食べられる と…
妻の表情は複雑で
泣きそうな眼がしらを湛えていた

最近の肉じゃがは大 ...
風の言葉に誘われながら
月日をかぞえ春を待つ

呪文が解ける若葉の季節

水はぬるくなり
汚れた手のひらを洗い
ソフトクリーム舐めながら
木々の木漏れ日に歌おう

日々の些細な幸せ ...
行き着くところは
決まっているので
どこに転んでも大丈夫
苦しむだけ苦しんで
楽しむだけ楽しんで
自分のなかの
おまえとの
秘密には
傷もあり
宝もあり
 鳥の声もなく

 ほおづきの花だけ白く小さく

 風もなく 空に色はなく

 ひたすら降りこめる小さな庭に

 女である事も、忘れて居る
きみどりどろろ
ながれしたたりおちる
さきにあるもの
ばけものしろろ
しずまるたましいの
もえたつしえんのしかい
したいおきざりばけものしろろ
しんでしえんれいこんのかたち
どろろなが ...
犬は臭い
お隣の犬は知らないけど
少なくてもうちの犬は臭い
フランス製のシャンプーを買ってきて
風呂場で洗うが
ひと月もたつと臭い
犬は臭くて当たり前だけど
どうしても我慢できないのは
...
 バスターミナルで
 ステップ降りるパンプスに
 纏いついてくる
 外気の 重み

 耳の端 掠める
 年明けの駅前で戯れている人達の談笑は 
 夜陰に白いレース開いた
 烏瓜の花
...
 七回忌を過ぎた夜
 寝入る微睡に
 だれかの 手が触れてきて
 髪を撫でるのです

 幼い頃 してもらった様な
 手のひらの温もりは貴女なのだ 
 と 気付き

 うっすら 消 ...
詩がいなくなったのに僕がいる
ぽっかりとあいてしまった朝の空
仏陀もこんな気持だったのか
ついに死んでしまうまでの数ヶ月間

詩のために僕がいたとしても
僕のために詩はいないのだ
詩がい ...
健康生活は
早起きから始まる
早起きすれば
早く寝る
しかもぐっすり寝る
朝五時に起きて十時に寝るパターンであったが
この頃はだらけていた
また元のように早起きして
健康生活取り戻そう ...
眠ると夢の世界が開く

僕たちは現実の世界と夢の世界を生きている

眠ると
ワイフがまた何かにうなされている
亡くなった父が暴れている
亡くなった母が何か言っている
ここはどこだろう? ...
内蔵が結晶化する
ラピスラズリの夜
膵臓に付随する
未発達の器官は
白鳥の飛来を予感する
湖を遠く離れ
過去世から持ってきた水色の宝石

 泣いたって
 聞いたって
 わからないこ ...
印度の行者が呟いた

ヒマラヤの少年が木立の上で聞いた鬼の歌

{ルビ諸行無常=しょぎょうむじょう} {ルビ是生滅法=ぜしょうめっぽう}…

少年はその続きが聞きたくて
鬼に言った
そ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
酔って候レタス俳句2*24/1/23 0:32
今夜は自由詩4*24/1/22 23:54
生命自由詩6*24/1/22 23:22
ただ働きトビラ自由詩4*24/1/22 23:14
渡辺亘自由詩024/1/22 21:18
還る場所レタス自由詩5*24/1/22 21:14
対岸までそらの珊瑚自由詩12*24/1/22 20:29
意識の光景◯夜想詩想ひだかたけし自由詩524/1/22 18:40
あの日のこと(改訂)自由詩524/1/22 15:41
リフォーム夏川ゆう短歌124/1/22 11:11
再起動足立らどみ短歌424/1/22 6:44
独り言1.22ホカチャン自由詩1*24/1/22 6:10
桃。田中宏輔自由詩11*24/1/22 2:16
白っぽい休日番田 自由詩124/1/22 1:44
独り言3短角牛自由詩3*24/1/21 23:46
さいはて に至るまで02ゆるこ自由詩324/1/21 23:22
糟糠の妻レタス自由詩2*24/1/21 23:21
皐月自由詩5*24/1/21 22:56
※五行歌「行き着くところは 決まっているので」こしごえ自由詩4*24/1/21 22:05
※五行歌「おまえとの 秘密には」自由詩6*24/1/21 22:05
五行歌 Oblivion リリー自由詩3*24/1/21 18:44
境界にて(改訂)ひだかたけし自由詩324/1/21 17:08
犬を洗うたま自由詩524/1/21 16:47
回送バス リリー自由詩5*24/1/21 15:21
リインカネーション自由詩8*24/1/21 12:57
詩がいなくなったのに僕がいるかち自由詩224/1/21 10:46
健康生活ホカチャン自由詩2*24/1/21 5:48
夢の世界自由詩1*24/1/21 5:38
空白トビラ自由詩3*24/1/21 0:22
輪廻の果てレタス自由詩3*24/1/20 23:16

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加筆訂正:
対岸まで/そらの珊瑚[24/1/22 23:08]
手直ししました
対岸まで/そらの珊瑚[24/1/22 22:37]
少し手直ししました
3.57sec.