(番外編41―23―7)日本の小説論
膨大でもあるがその特質と真実は一つ
真犯人は一人の如く
断っておきます。
かなり重く暗い話です。
藤枝静男という作家の小説に『空気頭』というタイトル
の小説がありますが......これはそういうお話ではなく、
よくわかんないんだけど、いちおう現実の ...
去年よりはだいぶましな10月と11月を過ごしたと思う。
たくさん捨てたし、いろいろなものをたべた。ベランダに出していた観葉植物を部屋のなかにいれてやると、とたんに空気がしめっぽくなる。
色 ...
春はこない
いまのわたしは冷たい風と雪とが吹き荒ぶ冬
いつか読んだ物語のように
魔女がわたしのこころを冬にしてしまった
春はこない
夏も秋も
たとえ季節が移り変わったとしても
わたし ...
○「四季」
春夏秋冬
日本には四季がある
春には春の美しさと喜びがある
夏には夏の美しさと喜びがある
秋には秋の美しさと喜びがある
冬には冬の美しさと喜びがある
僕たちは一年中飽きない美 ...
{ルビ朧=おぼろ}に深まってゆく夜
鏡に映るのは諦めをつなぎ合う僕ら
幾重にも繰り返されたパラダイス・ロスト
進むほどに歪んでゆく羅針盤
僕らの無邪気の夢はとうに喰い尽くされた
誰かに ...
男は女について理解出来ない。そして女は男を理解したいとあまり思わない。
だけど、お互い気にはなる。
それは男が穴を求め、女がでっぱりを求める生き物だからじゃないかしら?
女は、欠落について考 ...
冴ゆる風にこぼれて舞う
レモン色した木の葉のひと翳り
そういうもので
詩を書きたいとおもう
心に満ちる平穏な日常は、
わたしの気付きもしない情景のなかで
なにものとも く ...
生きるって
こんなもんだった
楽しければ笑うし
悲しければ泣くし
心地よかったり
ムカついたり
勝ったり
負けたり
こんなことして
生きて来ただけだった
...
その人はネットが開始されると近い将来に日本の現代詩は役目を終える選択もあると感じてはいたからなのかわからなくなっていても長い時間を使ってノンフィクションで現実を書くことに専念しているのだろう。今後 ...
翼をむしり取られた鳥は
もう二度と真っ青な大空を自由に飛び回ることができない
かつて、自分自身がこよなく愛した空を
今は、涙をためた小さな瞳でなつかしそうに
かつ、憎しみを込めて眺めるだけ
...
赤い葉が 二、三枚
枝に残っている
ここに
光が建っている
秋 水辺にいるみたいに
薄く 目を開けて
飛沫を 頬に浴びて
目隠しされて
誘われるまま階段を上る
目隠しを解かれると
大きなキノコの上に
大きな芋虫がいて言う
キノコのこちら側とそちら側
どちらを食べても
もう子供には戻れない
知ってしまったこ ...
狐火に惹かれ子どもが神隠し
シリウスのように輝くことはなし
冬の雨濡れた額にキスをする
心配はきみのことだけ冬の風
くだら野に遠くを見ても何もなし
横須賀線蜜柑片手に芥川 ...
やっと冬晴れの日々巡り来る
この人生の残余、
生と死の間に現れ来る
ひたすらにただただ青い
光の絹糸で編み出される世界
真っさらに 、
明けの悪夢に魘され
目覚める朝に茫 ...
(番外編41―23―6)
朔太郎は近代史の父か
否、いな
と言う
月に吠える以外はみんなダメ
自己の思想を系統的に書いた人はおりません
朔太郎に前橋はド田舎そのもの
フランス ...
陽だまりの停留所に
車椅子の老人
声かけようか
たとえば
今日もお陽さん輝いていますね
でもすぐそこには冬将軍で
そのブランケットは暖かそうですね
サングラスがずれて ...
私たちは夜を刻んだ
傷ついて迎える朝は冷たくて
端々に夢のにおいがした
うまく歌えたらいいのに
はやく走れたら、高く飛べたら。
詩が書けたらいいのに。
なんにもできないで笑って ...
○「喜怒哀楽」
寂しくなったり
悲しくなったり
いらいらしたり
嫌になったり
怒ったり┅しながら
生きていくのが
人の道です
○「ガン不安」
ガンは
転移するから
こわい!
...
広葉樹、飛行機の跡
吸い込まれる旧い戸籍
羽音と水分が
扇動を始める時
わたしは滑らかな
脱輪を選んだ
あなたが遠くの砂漠で
靴を並べている
人が来て靴を履いて行くと
空白を ...
朝
ひかりが窓際に
座る
僕はこの町と
友達になれない
昨日の切符
ぬかるんだ抜け道の足跡
君のセーターに
虎が縫ってある
最近
君に背中を叩かれる
君は ...
メディアリンチ
テレビにはもうあまり国民の信託がない
ナルシストでなぜ悪いか
精神科医にもあまり信託がない
客が離れていくのがわかるんだよ
怖いんだよ
寒くなってくる折
ご自 ...
昼間
虹をみた
空に架かる七色の虹だった
もともと
曇りの天気予報だった
のに細かい小雨が降って来て
それこそ
傘をさそうかさすまいかと
ちょっと考えるような感じの ...
裏口から入ってくる
ショート動画のような感情が入ってくる
出来事よりはるかに速い
もの凄い速さで
南国の木々が潮風に揺れてた冬の日
友人に借りた車をコンビニに停めて
スマ ...
髪の毛の先
緊張の震え
暮れゆく空
遠足の傷痕
絆創膏の鼻
鴨池に懸る
猫の目の橋
鵞鳥よりも
鳴けぬ者も
るるるると
啼声の元は
水底からか
放物線描く
牛の背中に ...
雲行きが怪しい
鳥が低空飛行で横切った
ハンドルにしがみつくようにして進む度に
空は暗くなってゆく
正しいとか間違いとかはきっとなくて
ただそういう所にいるだけ
わかっていたって
心をコ ...
冬ざれの気持ちを胸に北へ行く
オリオンを見上げて歌うニルヴァーナ
拳銃を忍ばせ当たる空っ風
赤色のショールで締めるきみの首
凍死した兄の屍温める
母親には頭から罵声を浴びせかけられ
「お前なんか障害者じゃ」
同級生からはゴキブリのように扱われ
「シューーーー」
(殺虫剤をかける真似)
挙句には椅子の脚を支える硬い部品を頭に投げ ...
出発だ
朝の家から
交わり戯れる
人や花や蝶々や
雪原に穿たれ進む
野ウサギの足跡にまで
、
ひかりうずまく
廻る色々万華鏡
いしきのしかい
奥まり高まり波立ちな ...
(番外編41―23―5)
俳諧は三尺の童にさせよ(芭蕉)
よく俳句の特徴を言い表す
それ故か、
明治を経て人気を獲得するが短歌同様高齢化する
青春の文学の代表は高齢化している
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
(531―23―7)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/29 16:07
空気頭の研究
室町 礼
散文(批評...
4*
24/11/29 15:10
メモ
はるな
散文(批評...
3
24/11/29 11:27
春はこない
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/29 11:16
独り言11.29
zenyam...
自由詩
2*
24/11/29 10:33
rouge so sweet
塔野夏子
自由詩
4*
24/11/29 10:06
『でっぱり』について語る時に、私たちの語ること/作・ミセス・ ...
鏡文志
自由詩
4*
24/11/29 8:50
プロフィール
リリー
自由詩
9*
24/11/29 8:46
それだけだったしそれでいい
秋葉竹
自由詩
1
24/11/29 8:16
神が住んでいるのかもしれない頂きに想いを馳せて
足立らどみ
散文(批評...
3
24/11/29 8:01
タム・タム ボーイ
栗栖真理亜
自由詩
1
24/11/28 22:38
プールサイド(2024.11.24)
草野春心
自由詩
4*
24/11/28 19:08
大人の国のアリス
海
自由詩
5
24/11/28 18:37
残念句集
花形新次
俳句
0
24/11/28 18:10
復活の舞う毎朝に
ひだかたけし
自由詩
2
24/11/28 17:36
(531―23―6)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/28 15:08
バス待ち
AB(なかほ...
自由詩
7
24/11/28 9:41
詩がかけたらいいのに
はるな
自由詩
3
24/11/28 9:02
独り言11.28
zenyam...
自由詩
4*
24/11/28 8:45
記憶
たもつ
自由詩
1
24/11/28 7:00
虎
九十九空間
自由詩
2
24/11/28 5:30
吸引
りゅうさん
自由詩
1*
24/11/28 3:26
出逢い
秋葉竹
自由詩
1
24/11/27 21:00
速さ(2024.11.01)
草野春心
自由詩
1
24/11/27 20:14
柿たわわ
AB(なかほ...
自由詩
5
24/11/27 19:16
心模様
海
自由詩
6
24/11/27 18:51
屍句集
花形新次
俳句
1
24/11/27 18:33
傷痕
栗栖真理亜
自由詩
0*
24/11/27 18:32
名無し人のうた
ひだかたけし
自由詩
5
24/11/27 18:01
(531―23―5)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/27 14:56
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152
153
154
155
156
加筆訂正:
プロフィール
/
リリー
[24/11/29 15:42]
改訂しました。
3.3sec.