ふわり ふんわり
白く白に白 つもり
時の和らぎ
寝入り束の間、
遥か遠い夢をみて
ふわり ふんわり
ふんわり ふわり
純白 ひたすらな里の響
聞こえない音をさせて
雪は
遠く
降って来る
初めて
・
からっぽの
こころの
ここと
つながっている
そらの青
・
春を
夢見る
冬の
蕾に
ありがと ...
とある小さい団体に居たんだ。異才散る後。
とあるちいさいだんたいにいたんだ いさいちるあと
退けたらそれは亡き。天体観測損壊。端的な晴れ空だけど。
どけたらそれはなき てんたいかんそくそ ...
目が覚めると布団の中で
今日も手首に指をあててみる
脈を感じる
ドクッ ドクッ ドクッ┅┅
今日も俺は生きているんだとじっかんする
毎日十万回も規則正しく動いている
このドクッ ドクッ ド ...
一喜一憂しても
始まらない
雨の日も風の日も
寒い日も暑い日も
生きていかなければならない
置かれた状況の中で
日々前向きに生きていかなければならない
後戻りはできない
ゴールは目の前 ...
微睡みぬ夢の揺蕩いに
林立する森影の薄闇
ひたすらに耐え続く
耳鳴りの朝に布団蹴飛ばし
起き上がり陽を浴びる歓び
陽の光 陽の熱
この新た一日の生活を
点火し意識を叩き起こ ...
今夜また琥珀をあおり夢をみる
雪渓を登りつめ
一息を吐いた
其処は花々のサンクチュアリ
ぼくを燦々と迎えてくれた
写真に撮ろうとするけれど
その美しさはレンズを透しても再現できない
山に登る者だけにその秘密を明 ...
雨音に目覚めた午前3時
枕元に散らかった
言の葉と
夢の残滓を拾う
爪切り用のハサミで
言の葉をさくさくと刻み
オニオンスキンの便箋で巻く
慣れた手つきで擦るマッチ
小出し ...
体感無い館内、分かんない。なんかワイ何階? 難解だ。
たいかんないかんない わかんない なんかわいなんかい なんかいだ
詐欺師祈り、叶う夜の苦しみ。シルクのような仮の意識さ。
さぎしいの ...
氷河にお船、浮かべては
食い入る喰ってやる、オマエの肉
蒼白い透明に、いよいよ赤く染まり
眼見開かんと、この凍結の地に
ああ一気、赤の濃密真紅に眩まり
神の口すら、吐息吐く
オマエ、円成し ...
ふと渡米、霞むスカイへと飛ぶ。
ふととべい かすむすかいへととぶ
頭蓋骨一個生かす。
ずがいこつ いっこいかす
罠の名は、花の縄。
わなのなは はなのなわ
竜も踊る ...
先日テレビで五十代ぐらいの美しい女優が
食べ物や運動などあらゆることに気をつけて
若々しさを保っているという話があった
そのなかで体形が崩れないように
夜もブラジャーをつけて寝ているという話が ...
幸せは
ここの
こころにある
幸せに
気付けば
・
今
自分が
持っている物事で
十分だな
こう思えば
・
夏の夕暮方の
西の山の上の
蒼く
透けた空の
...
雨が降る、十二時の長針の上
赤い流星と黄色の音符
ふたつの意思が結婚式を挙げる
白い祝日は
透き通る幽霊たちの歌で始まる
今日はウツボカズラの休日
塞がっていた穴の開く朝
べこべこな ...
まやは水草の満ちる夕暮れでも
草原しかなかった過去のように
かたわらの湖をみつめる
修理費のいらない世界だから
ただ自然に流れていく世界だから
森の陰でその光景をそっと見つめ ...
子供の頃の夢がかなって
階段屋になった
便利な階段や
綺麗な階段をたくさん作って
みんなに感謝された
それなのに利用する人たちは
とても辛そうだった
階段たちに理由を聞いても
...
学生の頃に
僕も覚えがあるのだけれど
一生懸命生きてると
一球入魂で生きてると
余計なものは視野の外に流せ
で的に集中し
必然、傍若無人にも見える
そういうことなのだ
砕け散り ...
自戒として、
大道すたれて
仁義ありと言う
私は強欲だから
足るを知らねばな
・
自戒として
放てば満ちると言う
私は時々存在しない
幽霊となる
そう思えば気楽さ
・ ...
尻の曲線に墜落した
堕ちたのは、
きっと酒のせいだ
窪みから下腹部を抜けて
波打つサテンのシーツを泳ぐ
女の夜は満天の星空で
凍った涙のように美しかった
柔らかな乳房の谷間で
...
a.m.2:00/
夜中に起きて
誰もいない
台所の小さな明かりの下で本を読む
きみとふたり
丘のうえ
夕景色
山なみの果て
我は彼方を
さし示し
きみは頬笑み
頷いた
{ルビ蘇芳=すおう}の衣は
{ルビ飄々=ひょうひょう}と
明日を求めて
彷徨 ...
甘く
酸っぱく
苦く
切なく
悲しい
涙乾けど悲恋は癒えぬ 壺で濃くなる毒の蜜
下着買い受けの女へ生理寛解を拝みにいくと嘯いて
最果ての夕暮れ春の灯台にあった
魍魎が私と共にいた
ヤブ椿の花は無心にあえいでる
既視感もかくやとばかりに他人様と衝突する
左肩が痛む ...
のんびりとした一日に
奇妙な異様 蠢いて
想わず枕の下を覗き込む
蒼いどよめき真紅のうねり
澄んだ溜まりの底渦巻いて
のんびりとした一日に
無限の眼 壁築き臨み立ち
寛ぎの枕 ...
背中押してもらって
もっと もっと、スニーカーのつま先が
お空に近くなる
ブランコ
いつからだろう?
ブランコ漕いで
軽い眩暈の様な気分の悪さを
感じてしまうよう ...
Night weeps watching a movie.
I hesitate about whether to speak or not.
I don't quite unders ...
肉の遺伝子の
流れを抱え
ながらも
明証の内に
現れ在るもの
刻み込まれ
清瀬駅の改札口、
吐き出されて来る
人、人、人、
一人一人の顔 瞬時に捉え
己もまたその一人の ...
2024も一か月過ぎました。
雪国の冬の生活も知らず生きています。
二月に生まれた自分は詩を書いています。
真綿のような白い子犬がじゃれついています。
マウスはよごれています。
自分の生きた ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
記憶の里
ひだかたけし
自由詩
4
24/2/8 17:04
※五行歌 三首「聞こえない音をさせて」
こしごえ
自由詩
3*
24/2/8 16:54
回りつづける文明(回文)
水宮うみ
自由詩
1*
24/2/8 13:29
脈
ホカチャン
自由詩
2*
24/2/8 8:36
終活を生きる
〃
自由詩
3*
24/2/8 7:38
五行歌、硬さ柔らぎの朝に
ひだかたけし
自由詩
5
24/2/7 22:43
独杯
レタス
俳句
2*
24/2/7 22:29
桔梗
〃
自由詩
5*
24/2/7 21:43
言の葉
46U
自由詩
3*
24/2/7 20:45
リングワンダリング回文
水宮うみ
自由詩
4*
24/2/7 18:32
飢餓のうた・花咲き染めるガーベラに
ひだかたけし
自由詩
4
24/2/7 16:18
頭蓋の中のスカイ(回文)
水宮うみ
自由詩
4*
24/2/7 10:29
人に言えない話
ホカチャン
自由詩
2*
24/2/7 10:09
※五行歌 三首「幸せは ここの こころにある」
こしごえ
自由詩
4*
24/2/7 8:41
二重線
トビラ
自由詩
4*
24/2/7 8:20
memo.02
ryinx
自由詩
8
24/2/7 7:23
階段屋
たもつ
自由詩
2
24/2/7 7:03
今日、勉強
りゅうさん
自由詩
4*
24/2/7 7:01
※五行歌 三首「一生 勉強です」
こしごえ
自由詩
6*
24/2/7 5:23
天国
atsuch...
自由詩
17*
24/2/7 5:16
雪
春日線香
自由詩
2
24/2/7 0:44
盛唐の夢
レタス
自由詩
5*
24/2/6 23:05
五行歌 愛
〃
自由詩
3*
24/2/6 22:11
壺【都々逸】
46U
伝統定型各...
1*
24/2/6 21:32
五時五十七分の日入り
民二郎
自由詩
3
24/2/6 20:42
WALL OF EYES
ひだかたけし
自由詩
5
24/2/6 20:08
あかね雲
リリー
自由詩
9*
24/2/6 19:26
Apollo
投稿者
自由詩
0*
24/2/6 19:17
顔
ひだかたけし
自由詩
5
24/2/6 16:40
じゃれついています。
ナンモナイデ...
自由詩
2
24/2/6 13:46
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
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146
147
148
149
150
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160
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162
3.37sec.