【ⅳ】
じろさんの愛車・臙脂色の三菱デボネアを、またオーギュスタンが大袈裟に「おゝ、ビューティフル!」と褒めそやしてゐる間に、クルマは川崎のホテルから中野區野方までじろさん、オーギュスタンを運 ...
冬の窓辺に立つ
枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達
寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく
冬の窓辺に立つ
だぶだぶの
...
この半年ほど、ジッポのオイルライターを活用している。前は100円ライターを愛用していたが、これをいくつも買っていたら、その費用も馬鹿にならないし、その空のライターの処分に困る。
ジッポのライ ...
〈万両の紅アカいぶかしむ猫慾しや 涙次〉
【ⅰ】
ニューアルバム『coffee house thing』の大ヒットがあつて、Radio Red Red Heartは再來日を果たした。 ...
○「死」
人間だれでも
必ず死ぬわけである
しかもいつ死ぬかわからないのである
またどんな死に方をするかもわからないのである
長生きすることだけ考えていると
足元をすくわれる
○「自 ...
自分の顔が嫌いだった
自分の声が嫌いだった
自分の何もかもが嫌いだった
そんな僕は変わりたかった
こんな顔も声も捨てて
クラスの人気者の君に変わりたかった
ある日僕は変装する事に決 ...
「未詩」ならぬ「未句」スレ。連続投稿可。感想も書いてよかです。一度の投句は十句まで。一句でもOK。口語文語仮名遣い表記が自由なのは当たり前で、バレ句も書いてよろし(江戸時代に艶笑川柳のことをバレ句と言 ...
【ⅶ】
じろさんに杵塚が渡した、倖世の詩- (題名は特にない)
黑い月光が私の躰を洗うとき
あなたはどこに居たのかしら?
私の坩堝の中
私は夜を嗤い 世を嗤い 邪魔っけな陽光を嗤 ...
雲がゆっくりゆくり移動していく
風が吹いているからではない
自らの意志で動いていくのだ
普き善きもの目指す意志の営み
雲の生活の道筋が
深い山の谷間で生まれ
光の大洋で霧散し天に呑まれ
...
※ クジラ オモタイ オモタイ クジラ
クジラ ネムタイ ネムタイ クジラ
クジラ ユウウツ ユウウツ クジラ
クジラ ヒトリカ ヒトリカ クジラ
クジラ イルカイ イルカト クジラ
...
教科書どおり
マニュアルどおり
型どおり
命令どおり
とおりゃんせ
とおりゃんせ
行きは良い良い
帰りは怖い
想像どおり
計画どおり
希望どおり
思いどおり
と ...
どこまでも今朝冬空に君の名を
【ⅳ】
杵塚は倖世と散歩に出てゐた。
實際に神田川は野方の街に流れてゐる…川沿ひにその公園はあつた。公園の名などは知らぬ杵塚であつた。
草野球を樂しむ施設は整つてゐた、が、それ以外には ...
助けてと呼ぶ手をかり集めた花が身の内を喰い破り背からめりめり這い出て地獄の天使
騒音をまき散らしつ交差点を憂い眺め馬のごとく疾く流れていく野次道中も
きたさんは居ないので何も始まらない夜半
生活 ...
信じたい
今は亡き祖父のことを
信じたくない
祖父が戦中行なった行為
祖父が戦いに行ったボルネオにも
台湾から強制的に連れて来られた従軍慰安婦達がいた
祖父は「戦地でカフェのマダムと仲 ...
〈色稚児の小指痛いかからつかぜ 涙次〉
【ⅰ】
じろさん、こと此井功二郎はずかずかテオの書齋に入つてきた。テオは丁度これから谷澤景六としての作業をしたくて、でゞこを脇に侍らせながら、 ...
相手に愛がないと解ったときどうすればいいのだろう
ただ黙って耐えるしかない
傷が癒えるまでただ待つしかない
そうして過ぎ去ってしまえばすべて忘れられる
何もかも無かったのだと
楽しくて胸 ...
○「人間とは」
歴史を見れば わかる
人間の愚かさと賢さ
棺に入れば わかる
自分の人生
○「終活」
年寄りは
一日一日
生きていく
○「不同意性交罪」
誘っておいて
不 ...
*
部屋の中にいると、光の量の変化が殆ど無い。LEDの光と、カーテン越しのぼんやりした光。それから眼を心地よく刺激するディスプレイの光。たまに外に出ると、光そのものを呼吸しているような広々とした気 ...
1
ディスプレイに埃が積もってる。
水際で(ねえ)生きている自信が無かった。
私は字ばかり食べて生きてきたから。
ラズベリーが、美味しいのかも、知らない。
でも唇にラズベリーを塗りつけて ...
カマキリのハーモニカが落ちていた
とても小さなハーモニカだった
むかし見せてもらったものと
同じ形をしていた
困っているといけないので
姿をよく見かける草花の側に置いた
数日後窓辺 ...
一度とりとめもなく書き込んでみようと思った。散文詩と言えるものなのか独白詩と言えるものなのか、掴み所のない読み物として、もちろんあとで推敲することもなく、かといって顕かな誤字が有れば手直しもする ...
二週間ほどが経ってもまだ興奮冷めやらぬ
二週間前の日曜日
確かに私は見たのだ
予想だにしなかった誕生日プレゼント
私にとっては一ヶ月早い誕生日のお祝いだった
しかもとても大きな大きすぎる ...
豚バラの買い置きを今日、使い切ってしまった。後はレトルトのカレーと、玉子と、米の買い置きしか残っていない。三食カレーでもかまわないくらいなのだが、流石に残り二週間、毎食カレーかと思うとげんなりす ...
風が撫でる葦原の先に
影が落ちる
夜明けの燈を孕んだ
鳥の瞳は
まだ濁っていない
羽音は
梵鐘の余韻に似て
打ち寄せる波間に滲む
彼方で鴉が啼く
誰の名を呼ぶ声か
一羽、また一 ...
折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね
祈りには美 ...
プリンス風味のギター。
ディーヴォのヘンテコ。
ユニコーンのユーモア。
とんねるずのコミックテイスト。
シャネルズのコーラス。
オーティスのシャウト。勿論清志郎風味でもある。
曲展開の激し ...
灰白のコンクリート剥き出し
絶えざる空爆に崩れ落ち
ひたひたと歩み入る
自らの内部の裸形の現に
善きもの美しきもの
霊性の花束を
自らの意志を以て投げ入れんと
破水し獣声荒れ狂う乱打 ...
ひとりで眠る
白い 心臓
星が ぱちぱち 輝いた
くすんだ髪が 目にかかる
わたしは 一つも変わらないまま
とおくの過去に まどろんだ
ひとりで死んだ
白い ざわめき
月も ...
世界は厳しかった
世界はなんか妙に厳しかった
世界は大分楽なんやな思うた
世界はもろくそに厳しかった
世界はクソだった
世界はもろにクソだった
世界はもろにもろ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
NWSF傳畸ロマン カンテラ・サーガ、ピリオド3『泰西堂主人 ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
0
25/1/31 15:17
冬の窓辺
夏井椋也
自由詩
11*
25/1/31 13:23
「クレクレ星人の独り言 30」
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/1/31 13:08
NWSF傳畸ロマン カンテラ・サーガ、ピリオド3『泰西堂主人 ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
0
25/1/31 10:08
独り言1.31
zenyam...
自由詩
1*
25/1/31 7:02
変装し続けた先に
瀧石夢真
自由詩
0
25/1/31 6:33
連座 萬草庵 参軒目
会議室
25/1/30 23:53
NWSF剣豪ロマン カンテラ・サーガ、ピリオド3『からつかぜ ...
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/1/30 20:17
雲の思考、声のうた
ひだかたけし
自由詩
6
25/1/30 20:02
クジラLet's Go
鏡文志
自由詩
3*
25/1/30 19:11
とおりゃんせ
海
自由詩
6*
25/1/30 18:46
_
落とし子
俳句
1*
25/1/30 17:26
NWSF剣豪ロマン カンテラ・サーガ、ピリオド3『からつかぜ ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
1
25/1/30 15:08
uka
ブルーベリー
自由詩
0
25/1/30 14:04
あやまち
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/1/30 10:05
NWSF剣豪ロマン カンテラ・サーガ、ピリオド3『からつかぜ ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
1
25/1/30 10:04
White out
栗栖真理亜
自由詩
1*
25/1/30 9:50
独り言1.30
zenyam...
自由詩
0*
25/1/30 9:35
孤独感についてのメモ
由比良 倖
散文(批評...
1
25/1/30 7:35
信号
〃
自由詩
3*
25/1/30 7:30
届くもの
たもつ
自由詩
3
25/1/30 6:40
わたしに語りかける夢の話し
洗貝新
自由詩
12*
25/1/30 1:48
Surprise
栗栖真理亜
自由詩
1*
25/1/30 1:42
「クレクレ星人の独り言 29」
ジム・プリマ...
散文(批評...
1*
25/1/29 23:01
梵鳥
中沢人鳥
自由詩
3
25/1/29 22:52
雨のうた
秋葉竹
自由詩
3
25/1/29 22:30
自作品「デタラメなるエダマメ」についてと近況報告
鏡文志
散文(批評...
3*
25/1/29 22:16
詩想、浜辺にて
ひだかたけし
自由詩
10*
25/1/29 21:16
過去は死ぬのか
みぎめ ひだ...
自由詩
2
25/1/29 19:33
なんとも優しい世界
林 理仁
自由詩
2
25/1/29 19:08
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
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152
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157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
加筆訂正:
自作品「デタラメなるエダマメ」についてと近況報告
/
鏡文志
[25/1/29 22:31]
修正しました。
2.88sec.