ここは誰かの夢想した王国
映画のような風が吹き渡り
映画のような雨が降りしきり
誰かの残した夢が書割の奥
虹を越えてゆくオズより遠く
殺しても死なぬゾンビがにやり
殺さねば生きる吸血鬼 ...
本流が埋められてから幾年か歴史から消えそれでも残り
詩人らが過去の栄光誇るなら1度を除き新たな芽なき
君の名を忘れることは生きるため互い理解し枝はわかれて
分岐点マイルストーンに名前なき伝え ...
第一番 物価高騰の国に帰国の挨拶
地域の皆さん
私は野施行と申します
野施行です
おはようございます
いきなり路上のスピーチさせていただいております
幸久さん流な ...
空がめそめそしている
しんとした地上に届く前に
雨のにおいで予告
まもなく
ぽつりぽつり
ぱらぱらぱら
地上に剥き出されたものを
楽器に変えてパーカッション
金の星の光 滴り落ち
ひとしずく ひとしずく
名も無き人に うた歌い
響かせ 刻み付ける 自らを
金の光の涙充ちて溢れ出し
寄り添い馴染ませながら突き放し
一雫 ...
ヨルシカの太陽ばかり、昨日今日と聴いている。
/ゆっくりゆっくりとあくびの軽さで
行ったり来たりを繰り返しながら/
/私が歩いた道も、私の足も
私が触った花も、私の指も ...
現在だけしか感じない 001
ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては
僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない
紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集 ...
そろそろと人間が影絵になる頃
通い路の柳がそのうでを
わたしのほうへ
やさしくのばす
はらっても
はらっても
しなやかなそのうでは
あきらめることがない
からめとられたら
わたしも
...
「家へ帰ろう」星空を見ながら、つぶやいた仕事場からの帰り道。深呼吸ひとつ。「久しぶりだな、こんなによく見えるのは」とまたつぶやいて、半分酔ったままで、大崎で見た星を見ていた。朝になれば、またいつも ...
樹 死者へこぼす涙
残さずことばを散らし
ぬれて光る 生の裏地
知ることで目隠しされ
唇で唇を封じるように
傷口から遠く
白紙は音を吸い
飛び去ったかたことを ...
冬の石畳みの
陽だまりを愛しながら
時計の針で刻めない
とおい未来から届く昨日を
思い起こしてみる
追いもしない記憶に追われもせず
そこに立ち止まって
年齢を重ねる自 ...
真珠を胸に抱きながら
旅立った彼女 、
ひたすらな走りの末自らの肉抹殺し
魂の静かさに至るため
この平面因果の次元突き抜け
昨日、みぞれ交じりの雨が終日降り続き、積った湿雪はさらに重く
あたりを一面の白さに塗しつけている
どこからともなく、なけなしの高揚した気持ちが芽吹いてしまい
はずかしいくらいの言葉を書きなぐ ...
草の根と息吹と
あなた、忘れていったね
飛行船の落とし物みたいに
剝がしたり叩いたり
転んだりしながら過ごした毎日を
何と呼べば良かったのだろう
丁寧だったり雑だったり
胡麻 ...
おむすび、
お出かけする、
にちようびの晴れた朝に、
握ってくれた、
台所の海のかたまり、
炊きたての、
白いゴハンの湯気に混じって、
海苔と塩の蒸せるような香りが、茶の間にまで活き活き ...
呪詛のような蔦に巻かれ、痩せ細る夢を見た転寝の午後、少しずつ窓を駆逐せんとする強い西日、動乱めいた夕暮れが背中まで来ていた、コークスクリューの風が吹く十一月の終わり、ベルベッドにくるまれた骨の身元 ...
立っている、腰も砕けて座り込むほどの絶望、でもジョジョ立ちで
雨のふる町がカーテンの向こうにあって
ためらいがちな鳥の鳴声も混ざっていて
徐々に推敲されている
テーブルのコップを見る
書棚の本を見る
床を見る
漂う 朝の成分
...
つまんない大人になったねって
こうしてつまんないって思いながら
何のための美味しい食事か
分かんないよね
私、私と
楽しく遊んだ日を作って
充実してるって言い訳
誰に対してか
楽しい、 ...
日曜日は雨模様
もうそろそろ風邪引きそう
変換器のないラジオみたいな
面映いこの心情の原因を探れば
何かが落ちた音で目が覚めた
そのまま寝ていると
雨も考えようですよと
言われてまた ...
夕暮れの中庭のベンチに腰をかけ
{ルビ鋼色=はがねいろ}の空を見上げると
鳥が矢印のような隊列を組み
還るねぐらを目指して
陽の沈む方角に飛び去っていった
病棟に戻り
やがて食事のアナ ...
何も降ってこない
そろそろ雨がたんまり降るのでも
たまには雪がちょっぴり降るのでも
きっとありがたいのに何もない
何が降っても文句言わない
カエルでもオタマジャクシでも
小魚でも肉のか ...
あなたと共に居ても
あなた無しで居ても
生きられないと
解ったから 、
私は今 独りで生きられる
大袈裟かもしれませんが言論の自由と日本の平和
を守るためにどうしてもこの問題は避けて通れま
せん。さて、
とうとう元西播磨県民局長の公用パソコンの中味
が公開されました。テレビによる斉藤叩きが ...
まるで朝の連続テレビ小説
15分の枠に凝縮する
日々の時間の移ろい
現実はテレビのような起伏は少ない
静止画像に見えることもあるだろう
今日のダイジェストは
賞味期限切れの調味料を捨てたと ...
星月夜父は何処で死んだやら
流れ星憎き敵の死を願う
運動会隣のレーンに石投げる
ノリちゃんの睫毛が触れる秋祭り
(番外編41―23―8)
日本歌曲発展の願い
文化文芸、数多の歌も一時代でできるものでない
そんな中に菩提樹が日本の歌曲の模範中心になる
ブィルヘレム・ミュラーの原詩を凌駕する
...
一瞬一瞬の思考が鷲となり大空を飛翔し
昂る感情が獅子となり大地を疾走し
持続する意志が牛となり草を喰み反芻し
私は自らの内奥の光に身を委ね
十字路を大股で過ぎっていく 、
車椅子の車輪を ...
泉に落ちた心の花を
女神に祈れど掬(すく)えない
すべてに正解する空は
みあげるたびに輝いて
おそらく少し恐ろしく
なにかに急(せ)かされてるようで
ひとりの部屋で ...
ご当選おめでとうございます
こちらお持ちしました
ありがとうございます
例のものですか?
はい、このアプリをこのように
スマホやタブレットに入れて頂ければ
対話型生成AIで
あの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
映画のような【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
2
24/12/1 20:11
大人の都合
足立らどみ
短歌
3
24/12/1 19:05
野施行三十万円 ①
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/1 18:46
雨音
海
自由詩
4
24/12/1 18:38
詩想、金の星
ひだかたけし
自由詩
5
24/12/1 18:04
ヨルシカ太陽
ねことら
散文(批評...
1
24/12/1 17:31
現在だけしか感じない 001
足立らどみ
自由詩
5
24/12/1 16:05
かよいじ
そらの珊瑚
自由詩
13*
24/12/1 11:44
星待ち
AB(なかほ...
自由詩
6
24/12/1 11:39
泥炭地
ただのみきや
自由詩
2*
24/12/1 11:01
刃物
リリー
自由詩
11*
24/12/1 9:42
五行歌、砂漠の薔薇(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
24/12/1 8:41
雨も止んで
山人
自由詩
11*
24/12/1 8:16
知らんぷり
たもつ
自由詩
11*
24/12/1 7:09
おむすび
本田憲嵩
自由詩
12
24/12/1 0:48
bottomless swamp
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
24/12/1 0:27
ジョジョ立ち
秋葉竹
短歌
1
24/11/30 22:42
雨の朝の推敲(2024.11.02)
草野春心
自由詩
0
24/11/30 22:03
素敵で素晴らしい明るい未来
這 いずる
自由詩
2
24/11/30 21:24
日曜日は雨模様
落とし子
自由詩
1
24/11/30 20:58
【病棟日誌】 寒空
レタス
自由詩
5*
24/11/30 20:55
降ってこい【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
3
24/11/30 20:00
五行歌、感謝のうた
ひだかたけし
自由詩
3
24/11/30 19:49
速報!空気頭の研究2
室町 礼
散文(批評...
3*
24/11/30 19:36
小説
海
自由詩
5*
24/11/30 18:38
絶命句集
花形新次
俳句
0
24/11/30 18:32
(531―23―8)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/11/30 18:01
詩想、抱く大自然の
ひだかたけし
自由詩
3*
24/11/30 17:53
夜虹(やこう)のうた
秋葉竹
自由詩
1
24/11/30 17:24
田中角AI
イオン
自由詩
2*
24/11/30 16:37
115
116
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118
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152
153
154
155
加筆訂正:
刃物
/
リリー
[24/12/1 12:43]
改稿しました。
おむすび
/
本田憲嵩
[24/12/1 2:22]
最後の行、加筆修正。
日曜日は雨模様
/
落とし子
[24/11/30 21:09]
横書きに変更させてください。
3.02sec.