○「辞世の句」
辞世の句には
その人の人生が集約されている
まことに尊い言葉である
豊臣秀吉
「露と落ち 露と消えいく 我が身かな 浪速のことは夢のまた夢」
吉田松陰
「身はたと ...
『くらいうた』を
歌いました
どこまでゆけるのか
わからないので
いまこの場で
すべてを知りたいと
希いました
暴走するひとたちを
かくれながら
のぞきみしてい ...
一行物語を書きつのる場所です。飯田茂実に続け!
*一行物語とは
全体で「。」が一度だけ現れて、そこで終わる物語。短い。改行不可。ブラウザの表示の都合による折り返しは可。
一行詩不可。 ...
星降る夜に
思い出になったはずの
記憶がよみがえる
後悔というよりも
自分の情けなさをかみしめる
あの時電話をしておけば
いつもと変わらない君の笑 ...
いらえなき一方通行爛れるくちづけそれで瞬殺? ラブテロリストめ
空の青がとても悲しくて
黄色い銀杏の葉が飛ぶ時を待っている
中庭に降り注ぐ陽射しは眩しくて
{ルビ眼=まなこ}を閉じて五体を開き暖をとる
ときおり吹く風は透明な北の便りを運んできた
午後 ...
渋柿の皮をむいた
連れ合いは包丁でぐりぐりと
私はナイフでちみちみと
とにかくたくさんの渋柿をむいた
ヘタのあたりに皮が残ってるまな板
なんてひどいと怒られてしょんぼりと
下手っぴいと ...
何も言わない
読点のような皿を洗う
燃え終えた数本のマッチに
年々似てくる
僕の記憶
日をうけて
影になっていく 木
振動する沈黙 かなしすぎるほどに
決して ...
言葉なき歌を思い出し
いい年こいて中也にかぶれるなんて
・・
なんて文言も思い出す
みなさんこんにちは私は野施行と申します
久ぶりに帰国し挨拶をしています
おかしくもないです
近年の国民の窮乏は並大抵、半端でありません
農民 町民 合同一揆がおきてもいいぐら ...
秋の空パンティ泥の目に涙
パンティが秋風に舞うバルコニー
純白の下着懐かし鰯雲
パンティに挟んで眠る白桔梗
潮の香り
冷たい風に吹かれ
波を見つめる
この海のどこかにいる
冷たくなって
もう体温をもたない
あなた
私は自分の掌の温かさに苦悩する
波音が浮かぶ思いを
寄せては打ち ...
○「死に方」
朝トイレでばつたり倒れて亡くなっていたおばあさん
夜風呂場で突然亡くなっていたおじいさんなどが
いらっしゃる
ガンは検査機械などの進歩などにより
早期に見つかる場合が増えてきた ...
殺しなさい! さあ コロシナサイよ!
詰め寄りこちら見上げる母の
醜く歪み震え迫り上がる顔、
せむしの如くひん曲がった背姿、
己が嘗て懐いた人の魂の肉に刻み込まれ
...
クリスマスは怪談の季節ですが
この国日本ではそうでもないので
お菊さんズはちょっと暇しています
お菊さんズのおねえさんであるところの
お岩さんは超然として
お正月にはまたお参りで忙しくな ...
朝の冷たく透明な空気を吸って
土手路を歩き
川面に浮かぶ鴨を数えたら
六羽が静かに泳いでいた
鴨鍋にしたら何人前になるだろうか
などと考えながらコンビニへと向かう
紫と白い小さな菊が寒 ...
ここは誰かの夢想した王国
映画のような風が吹き渡り
映画のような雨が降りしきり
誰かの残した夢が書割の奥
虹を越えてゆくオズより遠く
殺しても死なぬゾンビがにやり
殺さねば生きる吸血鬼 ...
本流が埋められてから幾年か歴史から消えそれでも残り
詩人らが過去の栄光誇るなら1度を除き新たな芽なき
君の名を忘れることは生きるため互い理解し枝はわかれて
分岐点マイルストーンに名前なき伝え ...
第一番 物価高騰の国に帰国の挨拶
地域の皆さん
私は野施行と申します
野施行です
おはようございます
いきなり路上のスピーチさせていただいております
幸久さん流な ...
空がめそめそしている
しんとした地上に届く前に
雨のにおいで予告
まもなく
ぽつりぽつり
ぱらぱらぱら
地上に剥き出されたものを
楽器に変えてパーカッション
金の星の光 滴り落ち
ひとしずく ひとしずく
名も無き人に うた歌い
響かせ 刻み付ける 自らを
金の光の涙充ちて溢れ出し
寄り添い馴染ませながら突き放し
一雫 ...
ヨルシカの太陽ばかり、昨日今日と聴いている。
/ゆっくりゆっくりとあくびの軽さで
行ったり来たりを繰り返しながら/
/私が歩いた道も、私の足も
私が触った花も、私の指も ...
現在だけしか感じない 001
ルモンドの美味しさに
うつつをぬかしていては
僕たちの前に現れた
ペガサスは宙を駆け巡らない
紅葉シーズンの修学旅行 の
バスから降りた集 ...
そろそろと人間が影絵になる頃
通い路の柳がそのうでを
わたしのほうへ
やさしくのばす
はらっても
はらっても
しなやかなそのうでは
あきらめることがない
からめとられたら
わたしも
...
「家へ帰ろう」星空を見ながら、つぶやいた仕事場からの帰り道。深呼吸ひとつ。「久しぶりだな、こんなによく見えるのは」とまたつぶやいて、半分酔ったままで、大崎で見た星を見ていた。朝になれば、またいつも ...
樹 死者へこぼす涙
残さずことばを散らし
ぬれて光る 生の裏地
知ることで目隠しされ
唇で唇を封じるように
傷口から遠く
白紙は音を吸い
飛び去ったかたことを ...
冬の石畳みの
陽だまりを愛しながら
時計の針で刻めない
とおい未来から届く昨日を
思い起こしてみる
追いもしない記憶に追われもせず
そこに立ち止まって
年齢を重ねる自 ...
真珠を胸に抱きながら
旅立った彼女 、
ひたすらな走りの末自らの肉抹殺し
魂の静かさに至るため
この平面因果の次元突き抜け
昨日、みぞれ交じりの雨が終日降り続き、積った湿雪はさらに重く
あたりを一面の白さに塗しつけている
どこからともなく、なけなしの高揚した気持ちが芽吹いてしまい
はずかしいくらいの言葉を書きなぐ ...
草の根と息吹と
あなた、忘れていったね
飛行船の落とし物みたいに
剝がしたり叩いたり
転んだりしながら過ごした毎日を
何と呼べば良かったのだろう
丁寧だったり雑だったり
胡麻 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言12.3
zenyam...
自由詩
7*
24/12/3 10:23
ともしび
秋葉竹
自由詩
0
24/12/3 7:41
全自動一行物語シアター
会議室
24/12/3 1:56
星降る夜に
佐白光
自由詩
4*
24/12/3 0:12
仮に愛を信じるとしても
秋葉竹
短歌
0
24/12/2 21:56
【病棟日誌】 冬のはじまり
レタス
自由詩
10*
24/12/2 21:08
おいしくなあれ【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
2
24/12/2 20:36
何も言わない(2024.11.03)
草野春心
自由詩
4
24/12/2 20:19
めも
うし
自由詩
0
24/12/2 20:00
野施行三十万円 ②
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/12/2 19:46
下着泥棒句集
花形新次
俳句
0
24/12/2 19:24
海辺にて
海
自由詩
6*
24/12/2 18:46
12.2独り言
zenyam...
自由詩
2*
24/12/2 18:08
五行歌、にくしかなし忘れ得ぬ一瞬の
ひだかたけし
自由詩
2
24/12/2 17:55
お菊さんズ
佐々宝砂
自由詩
1
24/12/2 7:40
散歩道
レタス
自由詩
4*
24/12/1 21:17
映画のような【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
2
24/12/1 20:11
大人の都合
足立らどみ
短歌
3
24/12/1 19:05
野施行三十万円 ①
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/1 18:46
雨音
海
自由詩
4
24/12/1 18:38
詩想、金の星
ひだかたけし
自由詩
5
24/12/1 18:04
ヨルシカ太陽
ねことら
散文(批評...
1
24/12/1 17:31
現在だけしか感じない 001
足立らどみ
自由詩
5
24/12/1 16:05
かよいじ
そらの珊瑚
自由詩
13*
24/12/1 11:44
星待ち
AB(なかほ...
自由詩
6
24/12/1 11:39
泥炭地
ただのみきや
自由詩
2*
24/12/1 11:01
刃物
リリー
自由詩
11*
24/12/1 9:42
五行歌、砂漠の薔薇(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3*
24/12/1 8:41
雨も止んで
山人
自由詩
11*
24/12/1 8:16
知らんぷり
たもつ
自由詩
11*
24/12/1 7:09
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
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128
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130
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140
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142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
加筆訂正:
おむすび
/
本田憲嵩
[24/12/3 6:38]
最後の行、やっぱり「かおり」に再変更。
おむすび
/
本田憲嵩
[24/12/1 20:49]
加筆修正。最後の行、「かおり」から「におい」、に変更。
刃物
/
リリー
[24/12/1 12:43]
改稿しました。
4.26sec.