君はまだ歌を歌っている
昔から若かりし頃の君のことを知っているし
場末で歌う今の君の姿も愛おしく感じるけど
舐めるしかできなくなったバーボンのオンザ
ロックがこんなに辛いとは知らなか ...
おもいで
おもいで
ロマンす
どうも笑えば
あほものがたり
南天に昇り切った
オリオン座 、
頭をよじって見たよ
なんでかな
三っつの光点、
くちゅくちゅ
打ち込みながら
僕の口腔いっぱい
蜂蜜の味 染み込ませ
濃く濃く甘やか
...
〈永き日の向かう三軒両隣 涙次〉
【ⅰ】
杵塚の撮つた、カンテラたちのヴィディオが大分溜まつた。それで、テレビ・コマーシャルを制作しやうと云ふ話が持ち上がつた。カン「テレビ界には、い ...
晴れ渡ったまっさおな空
雪が止んでいる雪山のいただきから
みおろすだれかが住み生きるミニチュアの町
なんて美味しい空気なんだろう
あたまのなかに冷たい風が吹いた
...
ことば
言葉は踊る
それは絵のない音のように
音のない夢のように
過去から未来を連れてやってくる宇宙
文字はくしゃみから放たれる魔法のようで
ココロ オリコ ...
かすかな気体が母音をまねて
つつましく
遠くの空をながめる子
瞳に映る季節、また季節
繰り返される慈しみ
陽射し
向こう側へ手をふる
帰れないと知っても
魂は旅をするかしら
平行 ...
古代人はテレパシーでも
会話が出来たと言う
何かの誤解から
相手の考えていることを
テレパシーで知ることで
傷つくことが多くなり
テレパシーを使わなくなった
使わなくなった能力は
...
この盆地の西の山の
てっぺんから吹く風は
なぜか大昔の野生の匂いがする
とおい異国のオレンジ農園に
水をまくホースにさす
錆びどめオイルのいい香り
ではなく
三 ...
どこか遠い所へ私も行きたい
誰も私のことを知らない外国へ行きたい
何故だか心がギュッと痛くなる
まるで真っ暗な世界に1人置き去りにされたような
そんな気持ち
どこか遠くへ生まれ変われ ...
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくる
外のまま
内なまま
そしてしらない
だれかが分かるから
もうであった
暗闇に浮かぶ顔の輪郭
やけに高い鼻
落ち窪んだ眼
弛みを帯び俯き加減で
暗い表情のようにみえる
皺は寄りやけに年寄り染みていて
年輪ばかり刻む
深刻な風でいてその真意
はかることのでき ...
とっぷらこ
とっぷらこ
てんてんてん
くちなしせいじんがわらったよ
だあれもしらない
だあれもいないばしょで
しらしらしらしらしら
なにかがおちる
なにかがおっこちたよ
ちいさな ...
明日は2月11日で建国記念の日ではなくて、
明日は2月8日で建国記念の日ではなくて、
明日は大安吉日で、今日は仏滅で、私といえば落ち込んでいる。
日本という国の建国について、このさい考え ...
【ⅶ】
駐車場でカンテラ(と、じろさん、テオ。彼らは身を潜めてゐた)が待つてゐると、一台の無蓋トラックが、恐らく改造人間たちであらう、男どもを満載し、滑り込んできた。
天神は、もしかすると ...
【ⅳ】の續き。
テオ「天神一享テンジン・イツキョウと云ふ男 -この男、一種のマッド・サイエンティストなんですが- がをりまして、侍らし得る限りの、勞務者、家なしの男らを集め、サイボーグに改造 ...
滞留が、腐敗を、呼んだ、堪らず、小石を、投げる、波紋が、広がる、何かが、変わる、それが、止まる、澱んで、汚れる、小石を、今一度、投げる、繰返し、波立つ、起伏と、窪みが、新しく、繋がり、人生を、揺らす、 ...
真っ昼間の電車内は風の吹く砂浜にみる
軋む椅子が形が劣るだけで、重みすら恋をする
そとを眺めるのも、瞼をとじるのも
おだやかだと云う果実はつりあって
目にしたものを翳す
両唇はかすかに黄 ...
エメラルドグリーン
暮れゆく窓辺にて
あれ あなた 泣いてるの?
欲に燃え尽きて
すっかりしょんぼりこ
逃れていくもの追いかけて来る
追いかけていくもの逃れていく
暮れゆ ...
自分でも非常に独特な場所にいると思う。
自分に割と好意的なコメントをくださるのは、田代ひなのさんや、秋乃夕陽さんなどの一般主婦の様相を漂わせる明るい系のヲタクイメージと少し遠いところに位置す ...
〈梅が枝を車窓に挿せばラジオ和す 涙次〉
【ⅰ】
杵塚は下手くそな俳句を詠んだ。〈コンビニのコーヒー沁みる春寒し〉
苦笑しながらコンビニを後にして、彼は愛機・カワサキZ-250に ...
本を読むとき
書き手と読み手の間に
秘密同盟が成立する
これが好きだ
紙の本ならでは
スマホでは
秘密同盟は
保証されない
感じる
ダダ洩れているのを
でも本読まない
三 ...
白色の世界が いま ここに
asphalt を 微かに蔽う
残るタイヤ痕
自転車で坂を駆け下りながら見る
幾分か前に 冷徹な鉄の塊が 駆けた跡
60㎞/hで駆動する一瞬
鉄塊が迫る
轢き ...
自民党議員は責任をもって石破政権の息の根を絶たないといけない責任がある。
このように恥知らずで、自惚れが強く、頭が悪く、世間知らずの、半人前の若者のような、未熟な人物を、日本の政界の中心に据えて ...
たべることが少し難しい。家にいると眠ってしまう。座っていても立っていても眠ってしまう。いもうとが、きれいなゼリーをたくさんくれた。それはおいしくてたくさん食べた。
それなのに、わたしの体は透 ...
砂糖がスッと溶けてゆく
複雑に絡み合い頭悩ませてた何もかも
さらりと溶けて柔らかに包む
〝私はここにいてもいい〟
着地しようとしてすっ転んでも
優しい笑顔あえたから
貴女の笑顔あえ ...
えー、歳をとるということは段々存在が軽くなっていくということで、私のような人間にとっては大変身軽でいいもんだと言う時代がやってきたとも思うのですが、うー、やれ事業所を辞めたいと言い出すんでも、
「辞 ...
また
静けさは
僕らを
もぬけの殻に
する
誰も
もう覚えていない
あの日々が
あの情熱が
まるで幻かのように
当り前かのように
もう
過ぎ去ってしまったね
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
君はまだ歌を歌っている
足立らどみ
自由詩
5
25/2/8 19:12
ちいさな味方
林 理仁
自由詩
1
25/2/8 18:28
夜想、オリオン
ひだかたけし
自由詩
4
25/2/8 18:18
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『倖せの黄色いジムニー ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
2
25/2/8 17:11
夢で逢いましょう
秋葉竹
自由詩
0
25/2/8 16:23
ことば (谷川俊太郎氏風に)
洗貝新
自由詩
8*
25/2/8 15:44
ヴォカリーズ、幼年期のための
あまね
自由詩
4
25/2/8 12:21
秘密を持ったテレパシー
イオン
自由詩
3*
25/2/8 12:10
風の匂い
秋葉竹
自由詩
4
25/2/8 11:52
遠くへ
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/8 10:59
猫もまだ眠れずにいる午前二時タロットカードを一枚めくる
おやすみ
短歌
1
25/2/8 6:28
いまのかぜ
林 理仁
自由詩
2
25/2/8 3:29
にかいめはだれでも
〃
自由詩
2
25/2/8 3:28
輪郭
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/7 23:30
ぼくとくちなし
〃
自由詩
1
25/2/7 23:04
日記
白書易
散文(批評...
0
25/2/7 22:55
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』③
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/2/7 21:03
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』②
〃
散文(批評...
1
25/2/7 19:32
揺らす、連続の、
海
自由詩
5*
25/2/7 18:41
ペトリコール
あらい
自由詩
2+*
25/2/7 18:32
夕べ窓辺にて
ひだかたけし
自由詩
5
25/2/7 18:28
自分が現代詩フォーラムやビーレビューと言った場所において、ど ...
鏡文志
散文(批評...
2*
25/2/7 18:15
NWSF怪畸幻想ロマン 斬魔屋カンテラ!!『子を連れて』①
髙任勇梓 T...
散文(批評...
3
25/2/7 16:56
秘密同盟
りゅうさん
自由詩
11*
25/2/7 16:07
雪の跡ー回転を想う
詩乃
自由詩
3
25/2/7 15:48
「クレクレ星人の独り言 32」
ジム・プリマ...
散文(批評...
0*
25/2/7 14:32
メモ
はるな
散文(批評...
5*
25/2/7 10:44
まほう
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/7 10:04
長男への2年後の追悼儀式用台本
鏡文志
散文(批評...
2*
25/2/7 8:36
イギ り す
林 理仁
自由詩
7*
25/2/7 3:01
135
136
137
138
139
140
141
142
143
144
145
146
147
148
149
150
151
152
153
154
155
156
157
158
159
160
161
162
163
164
165
166
167
168
169
170
171
172
173
174
175
加筆訂正:
自分が現代詩フォーラムやビーレビューと言った場所において、どの位置に位置する人間か考えてみた
/
鏡文志
[25/2/7 18:20]
修正しました
石ころ
/
あまね
[25/2/7 18:20]
加筆したりいろいろしました
2.78sec.