車窓から見える白樺の森

希望の街を後にして

着いたのは無人駅

ボストンバッグを肩にかついで

見渡す景色に唖然

世界でたった一人になったかのよう

同時に

心 ...
薄茶色掛かった白い石壁
四角い窓から見える草原
陽射しを浴びて耀く蒼が風にたなびきながら私を誘う

それは幽閉された身に哀切と郷愁を贈る詩
この壁の向こう 
この建物を出て外の空気を吸えば ...
スプレーばら、ひまわり、とるこききょうとガーベラで大きな花束を作った。それにあわせて百合やアルストロメリアを足したアレンジメントも。体が半分かくれるくらい大きな花束。作ったら足元に水をあたえて、こ ... 喰うか喰われるか
皮まで気持ちをかみしめて
キミハクエドからきしぼくは
暗い傀儡 インドの残像
九字を切っては籤を引き
舵を切っては網を引く
きーりきーり舞ったら荷を縫って
カーリカーリ ...
私が若かったとき
あなたはとても美しかった
美しいあなたに
偶然街で出会ったとき
私はそれまで
言おうと思っていた
言葉を言うことが出来ず
僕のこと覚えている?
としか口に出来なかった ...
*人を信じることができなければ
ものを食うこともできなくなる

*信じられないことを信じる
というのがほんとうに信じるということである

*会うとほっとする妻であってほしい

*戦争に ...
{引用=𝘴𝘢𝘺𝘰𝘯𝘢𝘳𝘢、游ぐいきもの 透明な
さかなであることの等しさ

𝘱𝘭𝘢𝘯𝘬𝘵𝘰𝘯というのもいいかもしれない
水がないのに 𝘢𝘭𝘤𝘰𝘩𝘰𝘭を含むロに
  °

炭酸の泡が弾ける ...
いいことばかり言って
常に気持ちよくさせておかないと
ぐずりだす連中
うんざりだ

彼らの機嫌の良し悪しは
つまるところ
僕の体調次第
隊長の体調が……

そんな風になびく草のよう ...
天然でガスが出んねんて。
てんねんでがすがでんねんて


悔いて舞う雪、砂丘まで行く。
くいてまうゆきさきゅうまでいく


ひたすら空き家を焼き荒らす旅。
ひたすらあきやをやきあらす ...
句読点のように
あなたは
暮らしの中に
花を飾る

音符のように
あなたは
暮らしの中に
言葉を並べる

本の頁を捲るように
あなたは
暮らしの中に
楽しみを見つける

...
喫茶フィガロで食べたチキンカレー
オレンジ色の洪水が
厚めに切った玉葱とチキンとともに口の中でぶつかり合う
喉の奥で絡まる暑さと辛さ
まるで口腔全体が待ち受けたように全ての旨みを受け止める
...
sunoAIに夢中になっている僕を
冷めた目で見ている君のことを
薄々感じながら
のめり込んで
生成される楽曲の聴き比べ
楽曲スタイルの指示を
足し算引き算しながら
気色いい曲が弾き出さ ...
街の明かり灯り
拳を握る子供の
小さな、
それでいて力強い手

遥か遠く置き去りにされた
記憶の帷を突き破り

開く時の瞬間、
内包された何か
ぐんぐん伸び来て
一気に展開され
...
ぼんやりと雨で白灰色にくすんだ空を見上げ
彼はただ自分の不遇を嘆いていた
心地よい雨音
窓に映る何も変わることのない陰鬱な樹影
まるで干からびて細い指を広げて絡め取ってしまいそうな

自分 ...
ある少女が広場で粗末な麻の衣服すら全て脱がされ
諸肌出した状態で鞭打ちの刑に処されていた
どこかで小耳に挟んだメロディに
彼女なりの詞を乗せて口ずさんでいたのが災いとなった
彼女の歌声を聞きつ ...
南の祖母は
星の名を教えてくれた
できの悪い生徒である私は
星の名をときどきまちがえた
そのたびに
牛乳をいれたコップが割れたり
黒猫が尿路結石になったり
母の眼鏡が折れたり
祖母は言 ...
○「坐禅」

「ムームームー┅┅」
今日も広いお堂にすわる
若いお坊さんとすわる
世間から切り離された特別な空間だ
しかしムになろうとしても
ムにはなれない
かえっていろいろなものがき ...


僕らが互いに
傷つけあうことで

互いの心に
拳を打ちこむことで

五月の空に
広がっていく亀裂

それは、樹のようにも見える
幹の下から仰ぎ見る
真っ白な枝の広がりに ...
ささくれをめくる
なくする
そう自分をなくするだけ
傷ではなく暇つぶしの惰性で飽き性な私の
遊ぶ人はいないし
私と話す人はいない
私は私と見つめあっている
私が私を見ているだけで
じっ ...
 YouTube番組を見れるように、母親の家にモニターとBluetoothスピーカーとファイヤーTVチューナーを持って行った。スマホのテザリングの設定をしようとしたら、ケチ臭いソフトバンクらしく、別料 ... 小さき窓を開けて夜空に質問状   
 キャンドゥで

 ちいかわのミニメッシュポーチ見つけたよ

 これで私も

 100均財布界隈になるのだ



 ちいさなよろこびを

 いつでも見れるようにする

...
音楽を聴きながら寝落ちする
幸せな瞬間を味わうと
意識が目覚めた時
まだ目を瞑っていても
瞼を微かに照らす
カーテンの隙間の光が
寂しさを固めて
目やにとなる
ピンのあるタイヤは禁止されて
スタッドレスタイヤの時代になっても
凍結路面での安全性は保たれている

トゲのあるコトバは禁止されて
スタッドレスマンの時代になったので
凍結場面での安全性は ...
夕暮れ時の後ろ影が何か言ってら
後ろ影、紆余曲折の果てに
辿り着くべき場所を
わたしと云う意識が
わたしではない
本当の私へと
辿りながら

バカっタレが
貴様がワタシはワタシだと
...
やわらかく
時に鋭く
言葉を紡ぐ

ママもパパもおじいちゃんおばあちゃんも
近所の犬も猫も
通っている幼稚園だって小学校だって
周りにある物事すべて
こどもにかかればあっという間に不思 ...
岸壁に腰かけて

オレンジ色に光る波を見てた

足踏みしかできない私たちが

束の間 癒された時


こうなる前に

どうにかできただろうに

選択権は私にしかなく

...
○「やさしさ」
言葉だけのやさしさ
形だけのやさしさ
見かけだけのやさしさに
惑わされてはいけない
強さの裏付けのないやさしさなんて
すぐに崩れてしまう
人生の四苦八苦を生き抜くことはで ...
季は移り柚子の花弁の散り果つる

途切れなき来訪者あり五月晴

聖五月寿命を憂ふ{ルビ媼=おうな}来ぬ
君は捌かれてゆく
綺麗に身をほぐされてゆく
おろしのような雪に
赤い魂が沈んで
旨くなって欲しいと願う夜に

この世のために何ができるか、ではなく
この世は何のためにあるか、であると
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
信州へ花野誉自由詩12*25/5/11 14:16
異邦の蒼い夢栗栖真理亜自由詩525/5/11 13:03
メモ(母の日)はるな散文(批評...2*25/5/11 13:00
回復論 兆し殺しただのみきや自由詩3*25/5/11 12:10
綺麗事花形新次自由詩225/5/11 11:44
独り言5.11zenyam...自由詩3*25/5/11 7:42
oyasumiryinx自由詩11*25/5/11 7:18
夢の中りゅうさん自由詩2*25/5/11 6:05
この光が火の粉(回文)水宮うみ自由詩125/5/10 23:19
あなた夏井椋也自由詩13*25/5/10 21:29
チキンカレー栗栖真理亜自由詩8*25/5/10 19:09
sunoAI自由詩10*25/5/10 18:58
住み処ひだかたけし自由詩625/5/10 18:36
栗栖真理亜自由詩325/5/10 13:25
むち自由詩3*25/5/10 11:39
星の名尾内甲太郎自由詩1625/5/10 11:30
独り言5.10zenyam...自由詩3*25/5/10 8:38
ひび割れた空まーつん自由詩6*25/5/10 4:50
誘蛾灯這 いずる自由詩5*25/5/9 23:55
クレクレ星人の独り言「保守化のすすめ」69ジム・プリマ...散文(批評...1*25/5/9 23:04
rain紅茶猫自由詩3*25/5/9 22:34
100均財布界隈おやすみ自由詩125/5/9 21:44
目を開けたくない自由詩7*25/5/9 19:28
スタッドレスマンイオン自由詩3*25/5/9 19:04
呼び声ひだかたけし自由詩4*25/5/9 18:44
こども栗栖真理亜自由詩325/5/9 18:13
密々花野誉自由詩425/5/9 13:58
独り言5、9zenyam...自由詩2*25/5/9 11:11
様々な訪問者けいこ俳句1*25/5/8 22:00
光のなかにいてよねらりるれろ。自由詩125/5/8 21:51

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加筆訂正:
回復論 兆し殺し/ただのみきや[25/5/11 12:20]
誤字何文字か直しました
3.08sec.