思はず
詩のパンチラインに
「よく分からないけれど」と
書いてしまつたが
詩は
よく、分かつた處、に
宿るものだ
これは勇み足
反省頻り

神の事はよく知らぬ
それは本当なのだが ...
冬飲む水は
躰を冷やすので
内からの震へを
伴ふ
内なる震へ
何やら
神の事を思ふが
水といふ
即物的なものゝ代表格
にも
その反應は
齎されるのだ

尤も
神への震へは
...
(544)するすみ(匹如身)

かつて派遣切り暴力企業全盛のころ
日比谷公園での炊き出しがあった

大空を翔けていく その前に

あの子犬タロモモとの暮らしと生涯9年と11年も

わ ...
 {ルビ形象=フオルム}を一つ一つとらえ、それを書物のなかに閉じこめる人びとが、私の精神の動きをあらかじめ準備してくれた
(マルロオ『西欧の誘惑』小松 清・松浪信三郎訳)

 言葉ができると、言 ...
 「クレクレ星人の独り言 16」の続きを書く。
 「銀河騎士隆盛記 零」の感想を、悲壮な思いで待っていると書いたが、実のところを言うと、現代詩フォーラムの投稿仲間のA氏に、作品を読んでみて欲しいとお ...
[鬼子母涙次キシモ・ルイジ冬の句③]

風邪引きの貴女が今日もミニとはね

水鳥や水掻き持つは足掻く為

取り敢へず手を繋いだり冬夕焼け

風呂吹きは裸に昆布コブを纏ひたり

...
 冬日さす
 湖面を西風渡り行き
 岸の石垣でひとり聞き入る
 しづかな波の音

 水鳥が、あちらこちらで
 織部色の小々波についと潜り
 また現れて陽を浴びつつ
 光っている
 冠 ...
書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心 ...
[平手みき② 佛道歌十首]

地獄と云ふこなれた概念坐右に置き修羅行く人は分かり易くて

羅漢如何に行基菩薩に問ふたれば沈黙やがて黙殺と分かる

衆生みなみなの顔など覺えをる良寛の如き雑魚 ...
ほざく
ほざく
私の肩を叩き
きつと今日はいゝ詩が書けるよ
と励ます替はりに
あなたは自己宣傳に
汲々としてゐる

自問自答
たゞ老兵は去るのみなのか
否、粘れ 何かゞ生まれる迄
...
人生を捻じ曲げる、
まっすぐに終わりへとむかう
ひどく短絡的な直線を
乱暴にぐいっ、と曲げる

きっと皆は、この僕が
まっすぐ進むと思っていただろうな
でも突然、進路を捻じ曲げたから
...
溶けないで音なく積もる白いゆき とても簡単に すべては失われ
冬の窓ガラスのように
冴え冴えと濡れて光った

街そのものだ

あなたが評した私
哲学は究極的に 不可視である

見えないもの
知らないことを
死ぬまで
天国まで
じっと 持っていかなくちゃいけない

それは祈りだ
わたしでは どうすることもできないから
答えが ...
「日本を失敗できない国にしない」
というコピーを見た
あまりいいコピーだと思わない
日本はもう失敗できない国だからだ

だいぶ前から若い子は
「間違えたら、死あるのみ」と思って
事に当た ...
口に出すほどのことでもない
君たちに大事なものが
わたしにも大切に思われる
そんな時もあるだけ

よこを歩くひとりのあなたを
きいろい満月みたいに見ている
足もとには銀河が広がって
わ ...
夏の匂いがまた今年も風に運ばれてくる
青臭い山の薫り
土臭い大地の薫り
記憶の中で蘇る
荒い息と混じり合う快活な笑い声
額や首回りの汗を拭いながら愉しい目的地に思いを寄せたあの高揚感

...
膨らんだ
腹と裏腹の虚しさが
溢れて伝う
涙一筋
誤魔化せず
開き直るが正解か
職場で漏れる
五十路のおなら
何度でも
プリントし直す
履歴書を
日付あちこち
書き直す度
どん底の骨と川に浸かっている
沈香砂丘に書き記した記憶がある
腐敗したつぼみが脳裏に痺れを齎すけれど
死ぬ前に丸暗記した。発達したからだつきで
行き詰まったままより展望が開けている
外見 ...
人は只
病として在り
この事を
認め識ること
詩想の始め
 「銀河騎士隆盛記 零」のPVが3000まで目前になっている。こんな反響があるとは思っていなかった。この作品は縄文文明に空想科学を持ち込むとどうなるだろうという好奇心から始まった。
 この作品を ...
 ある種の神秘家は曖昧な感情世界に沈潜し、
ゲーテは明確な理念世界に沈潜する。
一面的な神秘家は明確な理念を軽蔑する。
明確なものは表面的だと思っている。
生きた理念界に沈潜する人が何をどう感 ...
今日は満月だから
と安心して空を見上げて
国際宇宙ステーションを眺めてたら
不意に星が落ちてきた

落ちてきた星はまだ新人で
どう光っていいかもよくわからないし
流れ星になるときの流儀も ...
鉛色の暗い雲の下
群青の波間に雪が降りしきる

船の舳先に立ちすくみ
雪が痩せた肩に降り積もる

寒さのためか
失われた者への手向けか
透明になってしまった愛のためか

青い涙がほ ...
こたつに眠るねこを
羨みながら 外に出る
今日もあなたのいる場所へ向かう

小雨が 雪に
ここは山だから
どんどん降ってきた
強い風に消えそうな灯しびを
手でふさぐ
あわてて落ち ...
 
 
ソレーユはおいそれとみせぬ素顔でも昔からみな知つてるわけで、、、
 
君が去って行った方角から
雪の匂いがする
さようならと引き換えに
雪雲を連れて来る
笑い合った日の空気は
すっかり消えてしまった
どんなに懐かしんでも
現実に戻ることはない
儚い夢のよ ...
血塗れの肉を食み我欲を振り絞りて

この剥き出しの白き骨格の響き 、
生存と絶滅の狭間に生かされ
漲り溢れる力の滾々と沸き
昇り続け挫折し尚も更に
内なる普き光の大洋
光を纏う愛の
う ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
いゝのかも髙任勇梓 T...自由詩125/1/14 17:57
震へ自由詩025/1/14 17:23
野施行十二単衣 ㉖水恋鳥魚夫散文(批評...225/1/14 15:51
LET THERE BE MORE LIGHT。 ──光の詩 ...田中宏輔自由詩9*25/1/14 14:34
「クレクレ星人の独り言 17」ジム・プリマ...散文(批評...1*25/1/14 13:10
鬼子母涙次③髙任勇梓 T...俳句125/1/14 12:53
冬景色リリー自由詩8*25/1/14 12:44
勝手に咲いてしまう花夏井椋也自由詩9*25/1/14 11:38
平手みき②髙任勇梓 T...短歌025/1/14 11:04
悟空の獨り言自由詩225/1/14 10:10
atsuch...自由詩24*25/1/14 9:22
こんこん、こなゆき足立らどみ俳句325/1/14 8:52
とても簡単にはるな自由詩425/1/14 8:14
不可視みぎめ ひだ...自由詩125/1/14 7:38
夢想と現状りゅうさん自由詩025/1/14 7:08
きいろい満月よるもと自由詩925/1/14 1:14
夏の喪失栗栖真理亜自由詩125/1/13 23:57
腹と裏腹まーつん短歌225/1/13 23:52
短歌125/1/13 23:29
経歴短歌125/1/13 23:25
睡蓮の郷あらい自由詩225/1/13 22:30
詩想、詩想の発端 hold on!。〇 短歌形式借りひだかたけし短歌225/1/13 22:01
「クレクレ星人の独り言 16」ジム・プリマ...散文(批評...1*25/1/13 20:59
人格と世界観6・ゲーテの世界観と神秘主義(下)ひだかたけし散文(批評...2*25/1/13 20:56
星の新人さん【きょうのソネット】佐々宝砂自由詩525/1/13 20:55
海に降る雪レタス自由詩5*25/1/13 20:33
1月9日唐草フウ自由詩14*25/1/13 20:10
いまさら足立らどみ短歌125/1/13 19:23
雪の匂い自由詩10*25/1/13 18:49
カタルシスひだかたけし自由詩425/1/13 18:25

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