人 ひたすらに瞑目し、魂の深みに佇み生き
自らの思考の動きを眼差し体験する瞬間、
あゝ静かだ 、内から光の伸び広がって来ながら
私は自ら存在する私である
光の海の中で光と ...
酒は脳を麻痺させて
昨日の夕方には足の指に
電気が流れたようだった
──依存症はね、暮らしを抜本的に
変えたいと思っている人ほどなりやすいの──
今朝の仕事は朝七時からだった ...
書くことがたぶんいっぱいあると思う、言いたくもないごめんねとか、合わせたくもない予定とかと同じくらい
がたがた震えて、この震えがなんのためかわからず、あれこれ手をつくしても、わかっているのは、ち ...
(番外編41―9)愛犬へのラブソング
この 午後のこと、
ペットクリニックへ着くと数年思い悩んでいたことを思い出した
ワンちゃんが点滴をしながら前足に細い管をつけて抱かれて通院してきた
そ ...
○「大学病院」
まだかまだかというくらい
待たせて
これでもかこれでもかというくらい
多くの検査をやる
高齢者の患者はへとへとになる
○「入院」
*入院したら
患者が
医 ...
深夜、眠っていると
枕元のプラットホームに
音のない列車が到着する
しばらく停車して
また音もなく発車する
乗りたくても乗れずに
ずっと見送り続ける幼い僕の
後ろ姿が見える
さ ...
やきいも屋マイカー磨く冬隣
{ルビ瓢簞=へうたん}の立たせてもまた転びけり
セクシーに腰くびれたる{ルビ瓢=ふくべ}かな
秋蝶の翳りありける小花かな
果たしたき夢まだありて残り ...
秋は自我を失いそうで嫌い
忘れ去られた道へ
意識が旅をしたがって
いつも戻ってこれない気がする
私を探すのは
私を見ているのは
月だけだ
涙や汗が
しょっぱいのは
海の名残り
どこか遠くで
あの波とつながってるんだろ
だから満月の夜には
頭の中で鐘が鳴って
藻屑に還れと繰り返す
人はどこから来たんだろうね
人はなぜ泣く ...
浅瀬の小川で、筆ペンを水に晒し、まとまらない言葉が水に溶け、散っていくのを見るのが、好きだ。
流行り言葉は乱れ言葉ではなく、流れ言葉。ヒラヒラのスカートのように風に揺れ、時の流れの中で色気を放つ。
...
祈りなんです
ぼくがきみを想うこと、は、祈りなんです。
ぼくたち、お互いのこと何も知らないから、だから。
君の顔も、性格も、スタイルも、センスも、全部全部、きみを構成する全てが好きです。きみ ...
想いは遥か
西のそら
朧月夜が美しい
聞かせてください
愛の歌
溶ける絵、気が付いた。またいつか消えるけど。
とけるえ きがついた またいつかきえるけど
臭いコスモスもすごい咲く。
くさいこすもすもすごいさく
田舎綴る日、真昼続かない。 ...
この国に変化はいらない
この国に進歩はいらない
この国に若者はいらない
表現の自由もいらない
この国は黄金の国
おじいちゃんとおばあちゃんの国
おじいちゃんたちのチンポコはもう勃たないんだ ...
春に植え替えをしたゴールドクレストは
夏に枯れ始めた
土が合わなかったのだろうと半ば諦め
それでも水を遣り続けた
今、秋になり
枯れ方が変化した
枯れようとしていた勢いが止まり
...
長袖を出して着る
空にはひつじ雲が泳ぐ
次の季節の憂いを乗せて
短く弱くなる日照時間
薄れていく褐色の肌
記憶さえも
時間に弄ばれるようにして
不安に投資させられる
私たち、もう一方的に
憧れるのでもなく
憧れられのでもなく
与え与えられ響き合い
ただそれだけを求め逢う
求め過ぎ
いつのまにか
押し付けて押し付けられ
お互いにせめぎ ...
逆上し 殴られました ボコボコに
おかしいか 独りと一人が共に居る
骸だけ くれればいいよ 独りでも
俺は金持ってトンズラ サヨウナラ
骸すら 遺してやらない お前には
...
君は淡いたそがれを纏って
窓にもたれていた
蜃気楼も虹も流星も
いつか共に見たその窓
その面影が
いまもこの部屋を染めている
君の言葉の記憶が きれいな水の雫のように
滴り落ちて 私 ...
(番外編41―8)葡萄の木のささやき
かつて葡萄の木を亡くなった父が大事に育てていた
稲に農薬をかけるときは葡萄にもそうした
ある年に茅葺き屋根が古くなり葺き替えを考えたが
もう時代が板金 ...
あなたが私をどれだけ憎もうと
それは“絆”が強くなるだけ
どれだけ蔑まれてもかまわない
私はそのような者だから
もちろん誓約を破って逃げていい
逃げればやっと真実が証明される
...
すこしだけ
助けてほしいと君をみた
僕の電波は受信できない
真っ白な
背中の線が好きだって
「なにそれ?」じゃない、なぜだか好きだ
恋なんて
遊びでできるとう ...
思えば 私。逃げ出したい と そうだ。膨れた肚は答えないで。それには また、うわ言の場所は土を掬う度に、まるでグラスの何方かは 無力さを象徴するように混ぜて置いた。
計画。――なんていうだろ
...
*
なんとはなしに眺めていて
思ったのだが、
このなんでもない
あたりまえの数式を
はじめに考えたものは
偉大であったのだと思う。
はじめにつくりだすことが
いか ...
あなた 私のこと 知らないでしょう
知らないで ただ私の話 笑って聞いているのでしょう
いま 笑っている その隙間に どこか遠くをみているの 私しっている
あなたの 薄っぺらに聞こえ ...
ミッちゃん今日はオシャレさんねえ
と言われて、わたし、いま、飾り立てためんどりの気分
髪につけたピン留めをとっさに外した
何が動きであるのか
止まっているのか
いや僕の中にいるのだ
冷たくてチクチクする感覚
高いエネルギー
朝のちょっとした時間の
至福の時なのか、又は地獄の時なのか
...
じくじくと膿んだ傷の中に次の一行があった、指を指しこみ痛みに悲鳴を上げながらつまんで拾い上げると血で汚れてよく読めなかった、苛立って声を上げながらシャツの裾で拭くとどうにか読めるくらいにはなったの ...
草むらかきわけて
棒をしゃぶり倒した
俺達に明日はなかった
空は
晴れ渡っていた
六月の木漏れ日のなかで
いちばん得意な遊びは
棒遊びです
モットモット 遊びをしようよ
...
ああ、月がきれいだ
それだけで
すこし気分がいい
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩想、自我
ひだかたけし
自由詩
5
24/10/18 17:22
依存症
田中教平/K...
自由詩
4
24/10/18 10:25
メモ
はるな
散文(批評...
1
24/10/18 9:29
(531―9)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
2
24/10/18 8:48
独り言10.18
zenyam...
自由詩
3*
24/10/18 8:37
さよなら
たもつ
自由詩
3*
24/10/18 7:17
笑って笑って
森田拓也
俳句
9*
24/10/18 5:14
月虹
ガト
自由詩
4*
24/10/18 3:36
海月
〃
自由詩
3*
24/10/18 3:34
一、二の散詩。冷え切った老廃物としての我が思考の塊の断片
鏡文志
自由詩
2
24/10/18 0:55
恋の皮をかぶった祈り
shari
自由詩
2*
24/10/18 0:44
五行歌 Far away
レタス
自由詩
11*
24/10/17 21:31
草取りと咲く(回文)
水宮うみ
自由詩
4*
24/10/17 21:21
Zipangu
おまる
散文(批評...
4*
24/10/17 20:24
アクアヴィタエ
りつ
自由詩
6*
24/10/17 19:41
長袖
海
自由詩
5*
24/10/17 19:30
五行歌、Soul Love
ひだかたけし
自由詩
5*
24/10/17 17:18
独り
りつ
川柳
2*
24/10/17 11:17
窓のある日々
塔野夏子
自由詩
3*
24/10/17 10:24
(531―8)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/17 8:44
証明
りつ
自由詩
3*
24/10/17 8:38
乱れ髪
秋葉竹
短歌
1
24/10/17 8:21
おもえば、わたし。うつわにしづか
あらい
自由詩
4*
24/10/17 7:55
数式の庭。原型その2
田中宏輔
自由詩
13+*
24/10/17 0:29
知れ
shari
自由詩
3*
24/10/17 0:11
めんどり
〃
自由詩
3*
24/10/16 23:59
指の動くままに_04
Hose E...
自由詩
2
24/10/16 23:49
命のすべての闘いにおいて俺が語ることは
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
24/10/16 22:14
The Rainbow
おまる
自由詩
6*
24/10/16 20:40
めも
うし
自由詩
6
24/10/16 19:26
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
3.41sec.