晴れた朝
太陽に向かってでかけよう
下駄箱の隅で息を潜めるシューズを出したら
キュッとヒモを締め直し準備完了
時間を巻き戻して出かけてみよう
新しい気づき ...
初めて贈った
お手紙には
何を書いたか今となっては
たぶん初めて化粧をしたときのような
恥ずかしさと酸っぱい胸の
はつ恋
それから何年もあと
さみしく笑うから
暗がりを求めて
...
今日も地球は僕らを乗せて
マッハでまわり
太陽が昇ったり沈んだり
(太陽は無関心な発光体)
割れた氷をみて
ガラスみたいだとこわくなったのだけど
昼前には溶 ...
だからいったよ
どこへ
だからいったよ
なにを
「どんなもんだい」とほこらしげなくもんのせんせいも「くもんいくもん」とうたっていますが、くまもんはチョコレートはいら ...
梅の香りに撫でられ
リマインダーが発動する
まだ甘酸っぱい関係性
二人ともはにかむ
素直な気持ちを
思いきって囁き合う
赤いリボンの端と端を
二人でつかんだ
人肌にとけて
舌 ...
掴み所のない
街並みの奥行きが
青い朝の光彩に消えていき
足を運ぶ人、人、人、
自らのそれぞれの奥行き
取り戻しながら、
今までオマエが見ていたのは全て幻
自らの頭蓋を取り巻 ...
紫色したちいさな花弁がせつなく揺れた
こころの氷が溶け出すころなぜか涙があふれ出す
愛という名の箍がはずれ何もかもが崩れ落ちて
わたしがわたしでなくなるような気がする
あなたの微笑みもなに ...
深い眠りが更に深い眠りへと私を誘い
絶望の波が私の体ごと岸辺へと押し流していく
私の魂は紅い血を流し
辛い塩水によって洗い流されていく
だんだんと意識は遠のき
やがて真っ白な空間が私を支配す ...
君を想えば想うほど君の存在は小さくなる
君に近付きたいと思うのに逆に遠くなるのは何故?
君の存在を追いかければ追いかけるほど
君はどこか知らないところへ行ってしまう
こんなに胸が痛くても気持ち ...
もういちど言ってください
とあなたたちが言う
わたしは爪を剥きながら
それはできない と思う
思いながら それさえも言えないでいる
もういちど言ってください
とあなたたちが言う
...
○「メル友」
顔をわからない人を好きになって
いいものか?
身近な人を好きになれば
いいのに
好きになれるのは
遠くの人だけなのか
○「闇バイト」
欲望に火をつける人がいる
...
「カンテラは、俺の全てなのです」作者談。2021年からだつたかな、アメブロに、tsuyutsuyuseigetsuと云ふ名義で、『カンテラの1ダース』(これが第一ピリオド)ぽつぽつと掲載し始めて、早4 ...
2025年2月14日早朝
「日頃の感謝を込めて」のメモと一緒に
朝起きたら
枕もとに
可愛いチョコがひとつ
*
ai(advocater inkweaver)
バレンタインの ...
誰もを惑わす甘美な魔法
ちょこれいと
忘却許さぬ爛れた呪い
ちょこれいと
何処かの誰かの血肉の結晶
ちょこれいと
貴女は苦手とぼやいてた
私がそれを呑み込むと
夜の破片 ...
聞くも涙 語るも涙
与一とお園の悲恋物語
京の西陣 春まだ浅し
春の宵闇 手を重ね
呼べど届かぬ 見初めし恋は
風に消えゆく 散る運命
命をかけた 涙の誓い
一夜の夢か 恋の花 ...
ふと気がつくと
明日になっている
あっという間に
夜が明ける
振り向くと
今日だった昨日はもう
消えかかっている
身体のずっと奥にある何かだけが
従順に時間の絶対性を受け入 ...
とことこと
歩いていた
振り返ると
泥濘の跡を
声に変換し
嬉しいなと
満足した顔
凍る水脈
音をほどく
崩れた喉に
真昼の鈴
風化の指を
軋み鳴る
虹彩の奥
気泡は揺れ
...
目が覚めたときの感覚
空虚が僕の胸を塞いでいる
腹の底にある悪い虫
乗っ取られて
理性を失う
力任せに振り回す
拳が当たった
その瞬間から
僕は血の気を失う
実際は信頼を失う
僕は ...
なんにもない
はんなりなにも
なんにももうない
このわたしのなか
なにかがうごめく
うごめきだして
なんでせう
底から何か、
脊髄を這い上がり
脳髄の壁取っ払い
すいすい ...
しってさあ、さいごが5文字でおわらなきゃいけないんでしょ?
それは唐突ななぞなぞ、幸福な問いかけ、伸びゆく枝が掴むあおぞら。
俳句のことかな?それか川柳?
うーん、そうじゃなくてふつうの ...
あおい魚は秋の夜に
エデンの川でナイトスイマー
魔女と黒猫、天使、絵具、創造は
無限のアイデア
ハプニングと恋
人形と思いでは
アルバムのなか
あおい魚は
あの日、にげたっけっ
独りの足跡が響く
生と死どちらも苦しい
生き抜いて、生き抜いて
たどり着いて
落ち着いて、静かに息を繰り返す
鍵を静かにまわして部屋に
小さな机にはペンと日記
つめたい布団で、つめたく眠 ...
目を瞑れば何も無い、
記憶と現在が交差する現実には、
何にも無いかわり、何もかもがある。
生きるも死ぬもないから、
煙草を吸うのでしょう? 薬を飲むのでしょう?
生きるからではないでしょ ...
台所の窓のそと
蜘蛛の巣がかかっていた。
蝉の死骸がぶらさがっている
何日か観察してたら
蝉が半分くらいになって、
ポトリと下に落ちていた。
つぎの日、それもなくなっていた
たぶん猫に食 ...
〈飢カツゑたる我が心かな雪解水〉
【ⅰ】
東北の寒村に突如その威容を現す「秘寶館」。まあ國王、もぐら國王こと杉下要藏には取り立てゝ用がなく、つひ見過ごしてしまふのだが、葛飾北斎の眞筆 ...
決まりきった一日が繰り返されるように
決まりきった生が繰り返される
そうして生の脚韻を踏みながら
人は少しずつ あるべき真理へと近づいてゆく
(2024年12月)
○「医者過信」
医者も
すべてがわかって
治療しているわけでは
ないのだろう
従兄が
「先生先日の漢方薬とても効きました」と言ったら
先生が「そんなに効きましたか」と
不思議そうにして ...
言えなかったままの気持ちが
寂しくならないように
溜め息でリボンを掛けた
悔やんだり喚いたり
全然綺麗じゃないのに
どうして思い出は
心の中で生まれるの
酷かった言葉も
醜かっ ...
○「値上げラッシュ!」
貧乏人は死ね!とばかりに
値上げが続いている
この異常な値上がりは
どこに原因があるのだろうか?
○「それ詩なの?」
それ詩なの?
いや落書きです
それ詩な ...
交番の蓋を開けると
砂漠が広がっていた
砂漠には机が置いてあった
引き出しはすべて
取り外されていて
古い思い出は無く
新しい思い出も
もうしまえなかった
雨上がりの
虹がか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
出かけよう
佐白光
自由詩
3*
25/2/15 1:21
淡く遠い
唐草フウ
自由詩
9*
25/2/15 0:00
めも
うし
自由詩
1
25/2/14 23:44
チョコレートゴースト
阿ト理恵
自由詩
5*
25/2/14 23:32
チョコレート
海
自由詩
8*
25/2/14 18:31
バレンタインのマボロシ
ひだかたけし
自由詩
4
25/2/14 17:54
Hana
栗栖真理亜
自由詩
1*
25/2/14 14:42
毒薬と娼婦
〃
自由詩
2
25/2/14 14:29
君を想えば
〃
自由詩
0
25/2/14 14:25
塩水
はるな
自由詩
4
25/2/14 10:26
独り言2.14
zenyam...
自由詩
0
25/2/14 10:12
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『テオと猫ガミ』全
髙任勇梓 T...
散文(批評...
2
25/2/14 9:44
バレンタインのチョコ
足立らどみ
自由詩
2
25/2/14 5:52
ちょこれいと
詩乃
自由詩
3
25/2/14 1:57
京の西陣悲恋唄
板谷みきょう
自由詩
3*
25/2/14 0:27
夜明け前
花形新次
自由詩
4
25/2/13 21:10
とことこと
中沢人鳥
自由詩
4
25/2/13 19:45
悪い虫
海
自由詩
5*
25/2/13 19:14
詩想、浸る思考
ひだかたけし
自由詩
3
25/2/13 18:18
メモ(5文字でおわらなきゃいけないしのこと)
はるな
散文(批評...
4
25/2/13 18:01
あおい魚
あおいみつる
自由詩
2
25/2/13 17:52
鍵
〃
自由詩
1
25/2/13 17:40
眠りの前
由比良 倖
自由詩
3
25/2/13 17:21
逆さま
おまる
自由詩
3*
25/2/13 12:30
NWSFピカレスク・ロマン(スピンオフ小咄)『もぐら國王』② ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
2
25/2/13 11:52
生
岡部淳太郎
自由詩
2
25/2/13 10:22
独り言2.13b
zenyam...
自由詩
0*
25/2/13 9:17
永遠
ミナト 螢
自由詩
3
25/2/13 8:00
独り言2.13
zenyam...
自由詩
0*
25/2/13 6:54
水底
たもつ
自由詩
9*
25/2/13 5:19
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
3.05sec.