外界で異性の手を握った時
前頭葉の司令塔が崩壊した
要員たちは酒を飲んでいたから
司令塔の修復に向かったが
足取りは怪しく手元も覚束ない
司令塔は瓦礫と化したままだ
外界で唇が唇を塞いだ
...
あなたは必ず戻って来る

そんな確信が
ふと湧き出でました

根拠は何もない

敢えて言えば
あなたが「悲恋」が好きなこと
そして彼女のきれいじゃない部分を
受け入れるのは
並大 ...
わたし実はあのフィギュアを作る会社海洋堂さんの
下請けで働いていたことがあって まあそうだったん
ですかグリコのおまけとかチョコエッグ作ってたんで
すよ素晴らしいお仕事ですね ほんとにあのう ...
ふしあなから
花と人の裏腹を
垣間見る

ふしあなから
空と嘘の寸劇を
盗み見る

ふしあなだから
肝心なものは
何も見えない

ふしあななんだから
見えていると言う
...
昔もらった
ポケットティッシュが
引き出しから出て来た

あの頃はしあわせだったけど
今はそうでもない
ふと思ってスマホで
「しあわせ」を検索してみる

奈良時代は
為の文字の「為 ...
うちらのいのちはこんもりとしげった森ではありません
そこのわれてるひと匙にすくわれこぼれる朝露です
かの俳優はめをとじて出ばんがくるまでうごきません
さんりく産の朝採りがとかいの露店にならぶ ...
いやな詩人が出る季節になってきましたね、プシューッとひと噴き!
これで、あなたのいやな詩人を完全撃退できます。

この詩人は
ほかの詩人とはほとんど付き合いがなかったので
ほかの詩人ほど ...
周りを見渡して何も変わらない日常
ひとりぼっち
私は取り残されたまま
ぽつねんと佇む道の端っこ
ため息も涙も出ない

 さようなら
 さようなら
 描いたはずの未来

夢なんか夢で ...
 青年期(思春期の終わり頃?)になると、大抵の人は「さて僕は生きてる。ではどう生きようか?」という疑問にさらりとシフト出来るのだろうか? 「さて、でも、そもそも僕って生きてるの? 僕は何? 世界は何? ...  
 鈍色の民家の瓦と重なって見えた
 黒味帯びる朱をのこすだけの
 散り落ちぬ大輪のバラ

 秋立つ日
 貴女はうつむいて想いに耽り
 天蓋の星たちが数回瞬く間の短い夜を
 すごして ...
(番外編41―16)襟裳岬の不思議なフレーズ

悲しみを暖炉で燃やしはじめている、、、
黙りとおした 歳月を ひろい集めて
暖めあおう、、、

なんと歌謡曲の歌詞に象徴的行為詩を
盛り込 ...
○「人生100年時代」
生きているというよりも
生かされているという感じだ
何種類もの薬を飲みながら
入退院を繰り返している
長生きは
家族やお国のためにならんと思っても
お迎えが来るま ...
緑のバラを、想った

深緑の森や林の木々のなか
目立たない色で
保護色で
きっと
生命を長引かせるために
子々孫々繁栄させるために
種として生き延びるための
色として
生き ...
その場所は
晩秋でかなり寒かったのだが
蚊がブンブンと勢い良く飛び回り
木槿が満開で
{ルビ秋桜=コスモス}も乱れ咲いていた

ロストワールドに紛れ込んだみたい

その不思議な空間で流 ...
夢にずっと浸っていたかって
眠ると夢に行けるから眠りたい

運が良ければ前来た光景へもう一度行ける
そう願って、
日中ずっと
また、早く行きたいと
思っていて
目の前の事なんてどうでも ...
文章は、大衆の反応や歴史的評価によって解釈が左右される。

単に読者に与える印象や感情だけでなく、扱うテーマや問題が現実で取り上げられたり、社会や文化に予想をはるかに超えたインパクトを与えたりする ...
これこれ、ここをこうして、治らない

工夫して、工夫くふくふ、もうダメだ

傲慢か自虐か二択、分裂病

探します。だれを、アナタを大混乱

僕落ちて倫理の立つ瀬のないものを
 九月末にカメムシ防除の消毒をしてもらうのだが、あいかわらず彼らはその予防線を突破し室内に入り込むのである。しかし、彼ら自体の悪臭と薬物の作用でほとんどの単体は家屋に侵入後絶命、若しくは瀕死の状態で仰 ... 冷蔵庫のフリーザーのところにある
あの白いプラスチックでできた
板チョコレートをくり抜いたような形をした容器に
お茶を入れて凍らせて
それをふつうの氷のようにコップに入れて
そこに冷たい ...
ことばは不思議だ
受け止められかたによって
深く傷ついたり
深く響いたりする

ことばは不思議だ
人によって
鋭いナイフともなり
時にはこころの拠り所にもなる

滔々と流れる川の水 ...
磨かれた廊下に深海魚たちがゆらり
ゆらゆらとゆっくり泳ぐ
深い眠りに就いているのか
夢をみているのかわからない
天気予報では明日は雷雨
深海魚には予報も関係なくて
廊下をゆらゆらと泳いでる ...
台所の窓のところに
蜘蛛の巣がかかっていた。
蝉の死骸がぶら下がっている
何日か観察してたら
蝉が半分くらいになって、
ポトリと下に落ちていた。
あくる日、それもなくなっていた
たぶんネ ...
きみの言葉が僕のひかり
きみの声音が僕の音楽
きみの眼差しが僕にほほえみを与える

きみの愛しさが 僕の詩になる
小さな引き出しがたくさんあり
ひとつひとつ開けてみると
よく知ってるものが入っている
探しているものはそのどれでもない
どこへしまったのだっけ
そもそもしまったのかどうかも怪しい
引き出し ...
なんせすべてが朽ちてしまうのに、(――手をあげて。)柔らかいまばたきが 非情な拍手を熾していた。とぷんとくれた凪に、過ぎた谷間の火蓋も日当たりは欲、痩せた風もなく、あらゆる臭い そして、揃えた色もなく ... 白銀の輝き無数
漆黒から浮き立ち
魂のそれぞれの
深い懊悩を携え
不規則に円周辿り巡り
打ち叩きながら息し生き

この夜を前に佇む静かさに

意識視界の深き処に
自らの在るを創造ス ...
ゆりかごは揺れて、
赤ん坊は空に行ったんだよ。
ゆりかごは揺れて、
母親は涙を流した。
父親は、出稼ぎで都会へと出向いていた。
ゆりかごは揺れて、
亡き子はいずこに?
そして今、あの世で ...
新入生歓迎会の後、新しい生徒のクラス編成が発表さ
れ、わたしは小説部門の初等クラスに入ることになっ
た。
初等クラスのメンバーは30人ほどだったのではない
かと記憶している。もちろん全員初対面 ...
デブだから 眼中にないと気づかずに あなただけを視ている彼女

口癖は 「太っている{ルビ女=こ}は好きじゃない」 けれど彼女に優しいあなた

筒井筒 夫もいるけど恋もしたい 詰まらぬ日常 彩 ...
柔らかな衣のような波間が私をとらえ
夢をさらってゆく
それは束の間の安息
絶え間ない静粛の音
安らかに眠る赤子の笑顔のように
嵐のない幻を視る私の過去
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
inside自由詩5*24/11/2 18:59
大丈夫!りつ自由詩1*24/11/2 18:56
おもちゃのヒコーキ室町 礼散文(批評...6+24/11/2 18:27
ふしあな夏井椋也自由詩12*24/11/2 16:18
しあわせのポケットティッシュイオン自由詩6*24/11/2 13:53
虚を磨く菊西 夕座自由詩2*24/11/2 13:47
「詩人キラー」新発売!田中宏輔自由詩10*24/11/2 13:30
交差点栗栖真理亜自由詩3*24/11/2 12:56
生きるのって苦しいばかりなんだろうか?由比良 倖散文(批評...3*24/11/2 12:25
落日リリー自由詩6*24/11/2 12:05
(531―16)野施行三十一(みそひと)文字水恋鳥魚夫散文(批評...224/11/2 10:30
独り言11.2zenyam...自由詩1*24/11/2 10:17
夢のなかの風景秋葉竹自由詩224/11/2 9:26
時の止まった場所りつ自由詩6*24/11/2 9:01
夢枕這 いずる自由詩5+*24/11/2 7:58
読解の妥当性についておまる散文(批評...3*24/11/2 7:34
どなたかの声りゅうさん川柳2*24/11/2 6:41
越冬山人散文(批評...7+*24/11/2 5:40
アイスコーヒー。田中宏輔自由詩10*24/11/2 1:32
言霊栗栖真理亜自由詩4*24/11/1 22:16
レタス自由詩16*24/11/1 21:33
The Morning of the Neon Demonおまる自由詩6*24/11/1 19:43
僕のMUSEりつ自由詩3*24/11/1 19:37
meta自由詩7*24/11/1 18:48
ノイズになりたいあらい自由詩2*24/11/1 18:12
意識の己。◯ノイズリダクションひだかたけし自由詩4*24/11/1 17:58
ゆりかごは揺れて白/黒自由詩4+*24/11/1 16:57
大阪文学学校の思ひ出 ─続・大阪文学学校体験記─室町 礼散文(批評...5*24/11/1 16:29
ティータイムりつ短歌3*24/11/1 14:10
幻を視ていた栗栖真理亜自由詩024/11/1 12:49

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