○「値上げラッシュ!」
貧乏人は死ね!とばかりに
値上げが続いている
この異常な値上がりは
どこに原因があるのだろうか?

○「それ詩なの?」
それ詩なの?
いや落書きです
それ詩な ...
交番の蓋を開けると
砂漠が広がっていた
砂漠には机が置いてあった
引き出しはすべて
取り外されていて
古い思い出は無く
新しい思い出も
もうしまえなかった
雨上がりの
虹がか ...
少しぬるくなった通りを
僕は 歩く
そこから旅に出かけるというわけでもなく

昔 歩いた ロンドンの 空
僕は春になったら自転車に乗る
意味は無かった


舗装された風景に光る
...
 二十歳になってすぐの頃、祖父が死んだ。
 冷たい。愛が測られているのだ、と私は口に出してしまう。あるいは罪の意識の量が。だから、私は泣かない。葬式では馬鹿みたいに泣く人がいる。ちょっと羨ましいな、 ...
ラララ….ルルル…..

青いジャージ着て、なんになる? ラララ...
スポーツで怒りを発散する。 ルルル...
スポーツで怒りを発散して、なんになる? ラララ....
問題を対処的に解消す ...
そのとき聴こえた
忘れられそうもない歌声が
いまも僕のこころを波立たせて
夢を追う悲しみをこの身にまとわせるのだ
ときに狂おしいほどの
無力の罪にこのこころを焼かれそうになり
...
君に出逢う為に生まれてきた
この命君に捧げるよ
一生涯君の為に君だけの為に尽くしたい
きっと生まれ変わっても

温もりと君とのメモリー憶えてる
たとえ顔と名前が違っていても

そうでし ...
見えない人は
見えない代わりに
優しい声だけが聴こえるように
眠れない俺は
眠れない代わりに
悪夢を見ないで済むようになっている

午前二時
DIE WITH A SMILEを
ずっ ...
からすの目が
ばかにしていた

ぼくは。怯え歩いていた

やつは、俺の全てを見すかし


カアカアとないていた


あたまに、ふんがついていた
泣き
街が目覚める頃
電車に詰め込まれ
肩が触れ合う
一瞬の繋がり
それぞれが抱える
一日の憂鬱や希望
窓の外には
刻々と変わるビル群
プラットホームに
爆破したみたいに
飛び出す
そ ...
そうか、そうか
行くのか

空へ行くのかな

林檎をかじり
ゆめに乗るのか

春を連れて
月にまたがり

ゆっくり、ゆっくりと
たまに、よこになり

安心のくるまにのり
...
あなたにとってのひと刹那が
わたしにとっての100光年かもしれません
わたしの声がとどいていますか
あなたの風景の一小節として

夜はきらいです
たくさんのことを思いだすから
恥ずかしく ...
ころんだよ
ならんだよ
咲いたよ
春の花が

遠く ちかく
空き缶が
カラン
コロン

そこに二羽にわとり
カラス、鳩、
道の脇に公園、ママと赤ちゃん
さくら咲く
4月、ハ ...
心の記憶
愛のうまれる場所さがしさまようわたし

あなたと分かち合いたい
おなじシンパシーを感じ おなじ空気を吸う
だけどいつもガラスケースの中 
お互いすれ違うばかり

手をのばせば ...
国家は人のあつまりでできている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね

人の輪で地球を動かさそうよ
たてまえ・・・なんてもういらないよ
本音も言わなくて ...
ですから

そうしていただけなければ

明日?

いやそうじゃなくて

それでいいでしから別に

もういいです
〈いかのぼり空に見付けたあり處 涙次〉


【ⅰ】

 テオはテレパスである。彼が人間の言葉を話すのは、人の心にダイレクトに語りかけるのであつて、彼が人間と同じ聲帯を持つてゐる譯ではない。そ ...
今日も今日とて怠惰な日常を描く が、白一色に不安を覚えたためより刺激的な不安で塗り替える
手首に切れ目を入れ、心には縫い目を入れる
体を巡る血の濃い赤は、人間らしい人間であることを証明してはくれな ...
たいくつくつ

素直になってお話しすることは難しい
詩書き人は歩き続けながらも推敲して

まだ見ぬ詩はいつもあやふやで
眠っている心には届けられない

試してみて 気づいてみると
...
氷の上に家が建つ
張りつめた空気の中で薄く冷たい表皮に覆われた海の上
まっくらやみで何も見えぬのに
何故こんなにやり切れぬ想いで家を建てねばならぬのか
何時氷が溶け始めるか分からぬ辺境で割れる ...
餌を与えられ
自ら探すこと
狩をすること
広々した大地
境のない大空
忘れてしまい
また最初から
ここに生まれ
餌はもらう物
疑いもしない
発情するのを
固唾をのんで
見守るや ...
流れの真ん中に石を置く

水辺のイタチは笑うんだな

お前達のためにも韻を踏み

肉の滅びに向かい立ち
わたしはわたしの魂の
意志の核心に向かうため

流れの真ん中に石を置く

...
今日は休日。施設長管理人と利用者で、トンカツ屋と珈琲屋にお出かけ。
「休日にここまでサーヴィスをやるのは、ここだけ。通常利用者に勝手にやって貰ってる」
と、施設長と管理人。その勝手にやる自由を塞い ...
〈春寒し瞬間を生き息を吐く 涙次〉


【ⅰ】

 押越亨オシゴエ・トホル。獸醫師である。一應、テオの主治醫、と云ふ事になつてゐる彼は、大黑屋の「角打ち會」にも、たまに顔を出す。
 彼に ...
ティッシュペーパーを窓から放ると、
十五階のマンションの窓からは、
ティッシュペーパーは、ひらひらひらひら、
はかなく、可愛らしく、おちていったよ。

ひらひらひらひら、落ちていったよ。
...
ターミナルの一つ先の駅に私は住んでいる


川を渡る朝
光る水面と黒く大きな建物を
遠くの富士が見つめている

夏の帰りみち
車内であなたの言葉を読んだ私は
光を見つけた

そ ...
【ⅴ】

 じろさん、泣いてゐたやうだ。自分は、悦美の為に涙一つ零せない。カンテラは憂愁に浸りつゝ、ランタンの中に籠もり、細い火を燈してゐた。と、

「お邪魔します」テオが猫用の出入り口から入 ...
昨日の嘘も何もかも白い雪解けで融けてしまえばいいのに
甘い吐息と共に

今まで君との約束交わした指がこんなにも痛い
愛という言葉すら裏切った僕への代償

君はうつむき加減で黒い睫毛を濡らし ...
偽りの花園で彼は笑いながら踊り狂う
どぎつい照明の下でひとときの快楽に酔いしれたふりをしながら
客席に目を向け品定め
彼には真の美徳よりも大切な金蔓からいくら金を搾り取れたか・・・
ということ ...
〈竹秋や奈落大好きなる女 涙次〉


【ⅰ】

 じろさんは蒼白な顔をしてゐる。「悦美が…壊れていつてしまふ」
 そんな焦燥を、カンテラはまともに受け止めたくはなかつた。「今、もぐら國王が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
独り言2.13zenyam...自由詩0*25/2/13 6:54
水底たもつ自由詩9*25/2/13 5:19
冬の思い出番田 自由詩225/2/13 1:14
空はどこまでも白く由比良 倖散文(批評...025/2/12 22:14
ラララとルルル鏡文志自由詩2*25/2/12 21:34
ふと悲しみの星は流れる秋葉竹自由詩225/2/12 21:08
愛の軌跡栗栖真理亜自由詩125/2/12 20:41
午前二時の世界の終わり花形新次自由詩225/2/12 20:30
からす(笑)あおいみつる自由詩225/2/12 18:48
自分と一日自由詩7*25/2/12 18:32
安心のくるまあおいみつる自由詩225/2/12 17:00
プレアデスあまね自由詩10*25/2/12 16:39
詩、し~あおいみつる自由詩125/2/12 16:38
Romantica ~amore folle~栗栖真理亜自由詩125/2/12 15:14
ALL THE WORLD自由詩1*25/2/12 15:02
おまけのてんさい林 理仁自由詩225/2/12 11:55
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『人質、或ひは齒母神』 ...髙任勇梓 T...散文(批評...225/2/12 11:43
夕景の絵メランコリッ...自由詩125/2/12 2:04
たいくつくつ/ゴルコンダ/お題はこうだたけみ様足立らどみ自由詩425/2/11 21:16
こおりのいえ栗栖真理亜自由詩125/2/11 19:42
動物園自由詩4*25/2/11 18:52
イタチの愛ひだかたけし自由詩4*25/2/11 18:35
ナレーション魂② 芸術は広い意味で、現実に則したお花畑でいい鏡文志散文(批評...2*25/2/11 17:48
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『獸醫師・押越亨とドク ...髙任勇梓 T...自由詩125/2/11 17:24
ゆめ由比良 倖自由詩325/2/11 15:04
ターミナルの一つ先の駅に私は住んでいる武富諒太自由詩525/2/11 12:25
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『所謂ゾンビ病について ...髙任勇梓 T...散文(批評...125/2/11 10:01
僕だけのSNOW KISS栗栖真理亜自由詩125/2/11 9:33
偽りの花園自由詩1*25/2/11 9:26
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『所謂ゾンビ病について ...髙任勇梓 T...散文(批評...125/2/11 8:46

Home 戻る 最新へ 次へ
100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 
加筆訂正:
ナレーション魂② 芸術は広い意味で、現実に則したお花畑でいい/鏡文志[25/2/11 17:57]
修正しました。  芸術家には、そこまで憧れない。→孤独な芸術家には、そこまで憧れない。
4.85sec.