ひとひらの
羽音が、
—— 冷たい空を
縫う。
雲は
言葉を持たず、
ただ、
漂う
...
桃太郎温泉という温泉があって
その前に綺麗な川が流れていて
その川をおおきな桃が
どんぶらこどんぶらこと
流れていったというわけかな
なんの娯楽施設もない
素のままのお湯 ...
愛なき世界は砂漠の城
砂で出来た脆く崩れやすい城
砂嵐でも吹けばたちまち崩れ去ってしまう
愛など、うわべだけさ
みんな愛をかた騙って愛を語らず
俺たちは愛玩物(にんぎょう)じゃない
...
何故、今まで気が付かなかったのだろう
人間と言う獣を
何故、知らずにして生きて来たのだろう
私というたった独りの人物を
何故、知らぬふりをしていたのだろう
私と他人とはまったく違う方向にいる ...
遠くの方から「声」が聞こえる
私を呼ぶ声が
甘く懐かしい声
低く、緩やかに私の胸に響いていた声
ああ、しかし今はその声はキリのように消えて失くなってしまいそう
声は蜃気楼のように近づこう ...
おじいちゃん
宇宙人っているの?
いるよ
いるけど地球まで辿りつけないんだ
宇宙人がいる星から飛んで
地球まで500年以上かかるとしよう
宇宙人が長生きしても200歳なら
地球まで辿 ...
○「年寄りに注意は効果なし」
70年も80年も生きてきた人に
変えろといっても無理だ
かえってお互いに嫌な気分になるだけだ
お年寄りはお互いにカバーしあって生きていくだけだ
支えることはしな ...
あなたが穿いていた
赤色のパンティ
今日久しぶりに
ベランダで見ました
いつか手に入れようと
思っていたのに
いざとなると勇気が出ずに
ただ眺めるしかなかった
あの赤色のレースのパンテ ...
舞い上がれ大空高く
透きとおった風となり
自由の天地を目指して
鼓動は久遠の鐘を鳴らし
晴れやかな未来図を描こう
いつもと何か違う
心を澄ましていると
心のポケットがモゾモゾしている
正体不明の動くものがいる
いつもより大音量
耳を澄ましていると
火花の気配がチリチリしている
浮き出た血管が喧嘩 ...
はるか彼方
こんな近く
時のたわみ
自ら身を委ね
留まる時 、
縹渺たる哀に
突き入る
閃き際の眩み
延べ広がる間隙に
只々変転し続け
わたしに自由そのもの散布しながら
...
今年咲きかけていた花がもう枯れてしまった
紅く、美しい花だったのに
何が
何が悪かったの!?
水をあげなかったから?
それとも、ヒリョウをあげなかったから?
ううん、違う
愛情をそそ ...
陽光に映る緑の影
鮮やかに風でざわめく
まるでお互いを確認しあうかのようにあいづちを打ち
喋りかける
全員が喋りだしたかとおもうとやめ
また誰かが喋りだす
「ねえねえ、奥様。聞いて下さ ...
暗闇を駆け巡る侘びしさよ
盲目のなか悶え苦しむ己を鏡越しに見つめ
何を思う?
人々は仮面を被り
さもヒトゴトのように私のあいだをすり抜けてゆく
まるで風のように・・・
他人という寂 ...
詩の言葉というものは時代を映し出す、そのことは谷川俊太郎の詩を見るとよくわかる。よく知られているように、谷川俊太郎の第一詩集『二十億光年の孤独』は三好達治の序文を付して刊行された。現在長期入院中で資 ...
生きてないと言うこと
今、死んでいると言うこと
異性に興味がなくなると、言うこと
おめかししなくなると言うこと
石のようになると言うこと
動かなくなると言うこと
生きてないと言うこ ...
○「値上がり」
何もかも値上がりで
国民はアップアップしている
○「苦の世界」
生老病死
心の修行なしでは
ますます苦しくなる
○「独り言」
ワイフがテレビへ向かって
独り言 ...
大空は澄み渡り
一羽の{ルビ白鳥=しらとり}が気流を捉え
深い青に溶けてゆく
帰って来いと叫んでも
真澄の彼方に飛び去った
冷えきった{ルビ水面=みなも}に鯉が跳ね
辺りの静寂を切り裂 ...
一時間に一本のバスに乗り運ばれてゆく。途中川を渡りバスが走るには狭すぎる道を運転手は器用にハンドルをさばく。道は上り坂になりうねっている。調べても詳しい情報が見つけられない町にさしかかると広い空に映え ...
青い毛皮に 透き通る
月光はただ 揺れるのみ
わたしの神が 吠えていた
こころのままに 吠えていた
夜を駆け抜け 喰らいつく
わたしは言葉の 牙を持ち
素知らぬままに 噛みつい ...
蓋をしたままにしておくというのもひとつの手ですけどね、と医者は言う。でもしめられないです、開いてしまって、それらを解決したいと思ってます。わたしは言う。この指の細い医者と、やっと会話ができるようになっ ...
○「消えた21万トンの米」
ひょっとしたら米国かもしれません!?😊
○「AI社会」
人間が考えることをしなくなる社会になる
○「スマホ依存」
電波の届かないぽつんと一軒家で
頭をリ ...
連鎖した瑣細な日々は燦々と
春香る古い杏を舌が呑む
余りにも余白は白くて面白い
ふて腐れふて寝 てふてふの夢を見る
朝、着陸があった
生き物のような
小さな音
おだやかな
さざなみと
草の下敷き
わたしは子供だった
片言の陽射しにも
なれなかった
一粒の海
古いゴム管の
隣に腰掛け ...
夜空のブランケットに包まり
アナタとふたり
流れゆく無限のときを眺めていたい
嗚呼、願わくは
アナタのその節くれだった大きな男らしい手で
私の漆黒の髪を撫でてください
優しさと冷た ...
偽りの愛の炎のなか身を焦がす
「さびしくないさ」とつぶやきながら
まるでアルコールランプのよう
冷たいガラスの中で立つ火の柱
いつまで燃え続けているのだろう
ふっと息をふきつければ ...
国家は人の集まりで出来ている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね
人の輪で地球を動かそうよ
たてまえ、なんてもういらないよ
本音もいわなくていい ...
しずまり
ながれ
ふかまり
響く鈴の音連弾 、
人の内に生きるもの
自らを生き生かす意思、
眼差され包み込まれ 普き愛へと泳ぎいけと。
無限遠に目を細めれば
縮尺の都合上
ちいさな羽虫の亡骸も
ぼくのこの身体も
だいたい同じくらいの大きさです
土に還るための段階は
どうにも煩わしいから
いくつか端折ってみる
飛ばな ...
綴られた言葉を上辺だけなでて
くしゃくしゃに丸めて放り投げた
毎日の目の前からは
テクストの存在を忘れさせられた
公共電波の中で為政者が
テクストを書きかえようと言っていた
そ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空隙
中沢人鳥
自由詩
6
25/2/22 14:32
温泉入って先にあがって暇なので作った詩
秋葉竹
自由詩
1
25/2/22 14:07
愛なき世界
栗栖真理亜
自由詩
0
25/2/22 13:46
独心
〃
自由詩
2*
25/2/22 13:43
エコー
〃
自由詩
0
25/2/22 13:39
いないはずの宇宙人
イオン
自由詩
2*
25/2/22 12:29
独り言2.22
zenyam...
自由詩
0*
25/2/22 10:08
まぼろしパンティ
花形新次
自由詩
2
25/2/22 7:37
五行歌 遥かな想い
レタス
自由詩
5*
25/2/21 20:42
影さして
海
自由詩
4
25/2/21 18:41
貫くモノ 、Because*
ひだかたけし
自由詩
4
25/2/21 18:04
花
栗栖真理亜
自由詩
3*
25/2/21 10:50
緑のざわめき
〃
自由詩
1
25/2/21 8:57
道化師の輪舞
〃
自由詩
3*
25/2/21 8:49
谷川俊太郎の「孤独」の現代性について
岡部淳太郎
散文(批評...
4*
25/2/21 8:47
今、生きてないということ
鏡文志
自由詩
3*
25/2/21 8:43
独り言2.21
zenyam...
自由詩
1*
25/2/21 7:13
散歩道
レタス
自由詩
4*
25/2/20 21:07
一生に一度しか会えない人に会いに行く。
海
自由詩
5*
25/2/20 20:04
ルピナス
みぎめ ひだ...
自由詩
1
25/2/20 18:35
メモ(プラスチック・ビーズ)
はるな
散文(批評...
3
25/2/20 17:25
独り言2.20
zenyam...
自由詩
1*
25/2/20 16:03
夢のまた夕日
水宮うみ
川柳
2*
25/2/20 11:04
クリームパン
たもつ
自由詩
3
25/2/20 5:16
偽りの夜の果てに
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/20 0:19
迷宮(ラビリンス)
〃
自由詩
1*
25/2/20 0:11
知恵の輪
〃
自由詩
1*
25/2/20 0:04
詩想、現
ひだかたけし
自由詩
5
25/2/19 20:37
葬列/下位次元展開
あまね
自由詩
12*
25/2/19 19:15
テクスト
海
自由詩
3
25/2/19 18:42
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
3.84sec.