最初の出だしはこうよ。
ポプラ並木に寒すずめが四羽、
正しく話してると、
うつくしい獣たちが引き裂くの。
クレープが好きだと言ったわ。
魚座の男が好きだとも言ったわ。
鉄分の多い多汁質 ...
はるかぜに
もしもうなじがあるのなら
そっと息ふきかけてあげたい

気持ちいい?
ってね


片想い
さえ光ってる春の教室
綿毛を飛ばして届けと願った

綿毛みたいな、
恋の ...
狐雨みたいに
吹雪の中から日が差して
カラスかと思えば
カササギが
白く眩んだ雪原に
モザイクの影をひとつ
長い尾羽
跳ねる指先
氷の粒はからだを奏で
血は渦巻いて管を響かせる
う ...
まちさまへ

詩を書くことの意味を
考えるほど愚かしいことはないと
それは何度も何度も
滅びゆくように想い知ってはいるけれども

寂しいニュースばかり
世界中から聴こえるもんだ ...
もうそこにある愛を押しとどめて
まだ愛していませんと言う

台所では蛤が体を閉ざし
海を放つのを拒んでいる

日差しのなかに愛がある
それはわかっている
ただ、その影で眠るのが ...
 私が詩集を読んでると

 ママは悲しい顔をする



 詩人なんてみんな嘘つきなんだから

 信用したらダメ! なんだって



 タロットの中からママが選んだのは

...
所詮、AIを操る人達
メタ賢者と称えつつ
他者の努力を嘲笑う

次の瞬間には忘れて
別の話題にうつろい

心を捧げる行為さえ
無駄と決めつけては
自分は違うと言って
DIOパンチ繰 ...
俺たちは同じ痛みを 隠すように笑い合った
時の流れすら掴めないままに
お前は嘘を 俺は冗談を 交わし合うように
互いの言い訳すら 今でも覚えていない Oh

俺はまだ震えてる 悪戯に過ぎ去る ...
○「百歳登山」
僕たちの山の師匠Oさんは
現役の登山愛好家
毎日数時間歩かれて
地元の山に週二回は登られる
先日は雪が降った後にも一人で登られ
頂上でかわいい雪だるままでつくられた
途中 ...
線を引いていたら
昔の友だちがきて
一緒に手伝ってくれた
昔の友だちは
昔と同じように
慣れた手つきで
丁寧に線を引いていった
相変わらず上手いね
と言うと
はにかんで笑う
...
南風に膨らむカーテンで、あいつの葬式だしてやろう
時に死が、深い悲しみだけでなく
リンゴみたく、
さわやかな後味を残すことがあるように
あいつが、そう
望んだように。
明るい花の方が
顔 ...
知らない人が画面越しで叫ぶ
それからその人は叫んでいる人にかわる
わたしはただ見ている人だ
叫んでいる人のまま、
画面はこちこちに凍りつづけ、
どうせあすにはみんなして踏みしだく ...
至らなかった
選ばれなかった
魂を注いだのだから
それはまだ生きている筈だ
どこが至らなかったのか
どうして選ばれなかったのか
分析するとそれがヒリヒリする
それでも魂はあるのだから
...
翼をむしり取られた鳥は
もう二度と真っ青な大空を自由に飛び回ることができない
かつて、自分自身がこよなく愛した空を
今は、涙をためた小さな瞳で
なつかしそうに
かつ、憎しみを込めて眺めるだけ ...
血の口づけで
紅く
紅く
染まりゆく雪の美しさよ
静かに
静かに
時を越えて彼の人に伝えたまえ
紅い血の絆は愛の証だと

繭のように白い空の向こうに彼の人の温かな笑顔を見た

嗚 ...
瞬(まばた)きした瞬間、消えてしまいそうなアナタ

まるで幻
雪解けの水

どこかに流れてやがて柔らかな土へと吸い込まれてゆく
温かな懐へ抱かれ私の知らない〝誰か〟となる

どうか私の ...
なんにもないところまでいくまで
随分と時間がかかるよね

でも其処にこそ僕ら求めているもの
あるのかも

  ☆

ぐにゃぐにゃした熱い時空に
無数の卵
生みつけて
僕らのことを ...
公の窓は総じて掃除され


表でも想ってない詩 御持て成し


忙しない世間話に世話はない


振動がしんどい じっとしとしとと
音も無く過ぎ去ったものたちが語らなかったものを洗いざらいぶちまけていく明け方の夢、目覚めた時ベッドのヘッドに食い込んでいたサバイバルナイフ、それは俺のお気に入りのものだったがそれが俺の手によって行 ... ただ空回り

加速する共創のなかで揉み消されていく忘れ去られて
いく小さな言葉、「決めつけ」ることで抵抗しようとす
る表層的な言葉は大きなうねりとなってしまった。
逆流のドラム式の中からでは ...
お元気ですか。人の手による文章をだれかへの手紙かと思って読んだりする読者の、いまだ宛所訪ね当らずな温度感についての言語化は、ポエムでないとおもったものの、ポエムでなければ散文ということで大丈夫なのか。 ... 早く邪魔じゃなくなりたい
二度とお前なんかいらないと言われないために
今すぐここからいなくなりたい
嫌い
好き
嫌い
花畑は刈り尽くされると針山になる
咲いて
しおれる
咲いて
し ...
やがて、その日が来て 声が枯れ果てれば
(フーッ)私の 生きていることさえ 嗚呼、もう
意味がなくなれば なに頼りにその後、生きよう
エイ、あの 野花にも、心があるように
嗚呼、もう 夜中にも ...
■歌ったり踊ったりしているあいだに

キャンプファイヤーの輪から外れた暗がりの片隅で
二人がこっそりとキスをするのを見ていた
いつだってそうやって外れくじを引くのだ
一瞬足を止めたがなにして ...
悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます

心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか

今はただ 
輝く川面を眺めては
...
あなたのために
私は砂になりました
遠くからこちらを窺っている
目を合わせるとシャー!と警告してくる
ノールックで気配にアンテナだけ立てておく
決まった時間にパッケージを開け
振り向くとすぐ近くまで来て
つぶらな瞳がこちらを真 ...
せまいせまい体
ひろいひろい暗闇
体だけある場所
体だけ叫ぶ場所
体を置いて行かれた
おいていかれた体にいる

「さわって」「さわらないで」
「さわるには」「さわると」
「さわれば」 ...
群れに馴染めぬ
奴だった

明るいひなたの縁側に
ちょこんと座りながら
いつの間にか
丸まりしばし
ねむりにつく

ひょうびょうと
人肌の
ぬくもり
かほり
そっと開いた
...
チョコレートにリキュールで
モーツァルトらしい

モーツァルトを聴かせて作られた
蔵粋らしい

酒にモーツァルトを聴かせたものらしい
くらしっくと読ませるらしい

生きてる間に聴くも ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
タコにも酔うのよ。田中宏輔自由詩15*25/2/24 16:05
春の風、花の恋、午後の陽光秋葉竹自由詩325/2/24 12:50
愚者白紙紀行ただのみきや自由詩5*25/2/24 12:34
詩の言の葉秋葉竹自由詩125/2/24 12:22
はるな自由詩325/2/24 11:23
雪の朝おやすみ自由詩225/2/24 9:59
所詮、AIを操る人達足立らどみ自由詩325/2/24 8:34
ノーペイン・ノーゲイン鳥星自由詩125/2/24 7:10
独り言2.24zenyam...自由詩1*25/2/24 7:08
昔の友だちたもつ自由詩9*25/2/24 5:54
そうそうfujisa...自由詩225/2/23 21:16
壊したい部屋タオル自由詩125/2/23 20:35
リメイク自由詩3*25/2/23 18:42
タム・タム ボーイ栗栖真理亜自由詩125/2/23 18:32
雪に願う自由詩025/2/23 18:27
雪の妖精自由詩125/2/23 18:23
詩想、かのかんばせひだかたけし自由詩325/2/23 17:54
梅雨と煮汁水宮うみ川柳1*25/2/23 17:39
失くしたナイフホロウ・シカ...自由詩5*25/2/23 14:27
ただ空回り足立らどみ自由詩425/2/23 10:24
随筆白書易散文(批評...025/2/23 10:19
花占い凪目自由詩125/2/23 1:07
夢の中へ鏡文志自由詩6*25/2/23 0:48
思い出したのでゴルログブルーベリー自由詩225/2/22 21:47
青い涙レタス自由詩7*25/2/22 20:31
あなたリィ自由詩3*25/2/22 19:52
2月22日自由詩325/2/22 18:47
凪目自由詩125/2/22 18:39
Raised by Wolves*ひだかたけし自由詩425/2/22 18:21
チョコレートゴーストwc自由詩12*25/2/22 15:04

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加筆訂正:
チョコレートゴースト/wc[25/2/23 23:16]
推敲しました。ごめんなさい。
随筆/白書易[25/2/23 10:20]
うっかり、エンターを押したら「決定」されておりました。
3.95sec.