なぜ怒ってたんだろう
わかるわけあるかいや
他人の機嫌なんて
事情も知らんだろうし
集ストしてなければ
そんなことは問題にならない
集ストしてたんですねぇ
そしてそのことも
...
底浅の透き通った水の流れが
昨日の雨で嵩を増して随分と濁っていた
川端に立ってバスを待ちながら
ぼくは水面に映った岸辺の草を見ていた
それはゆらゆらと揺れながら
黄土色の画布に黒く染みていた ...
夫婦の半分は持ちつ持たれつと申しますものの
げに今日の私に於いては
既婚男性との遊びに
毎日堕落した生を流しております
いくつきの、いわくつきの
私らの夫婦としての日 ...
(532-3-1)私の詩句 クリスマスを前にして
だれかー どこかで待っててくれる
風のようなやつさー あいつは
神は無国籍当然のことパスポートなし
神は無法者当然のこと神を拘 ...
なぜですかながしそうめんとした題 つまり集まり 黙して食べろ
えー、先ずはこの弔辞の場に置きまして、改めて長男の葬儀に出席頂きました皆さんに家族の一員の一人としてお礼を申し上げたいと思います。
弔辞の席において、本人へのメッセージを関係者として読み上げると言う ...
王声に兵隊はいりません
落城の選挙は逝去後の号令
豊島園で会いましょう
メリトヤバンの旗のもとに
ペチラライカ、
雪の樹は赤い小屋の近くにあるよ
スゥスゥの鳥は抱卵したかい?
シャー ...
石垣に
すっくとたつ
つわぶきの黄色い花を見かけ
かすかにかじかむ
祖母の佃煮、匂いたつ湯気
もう一度食べたいが作り方がわからない。
つわぶき、つわぶき
もう一度私の口に入れ。
...
いつもと同じ道を歩くと
強い向かい風が押し返してきた
風に負けて逆方向へ行くと
風が背中を押してくれた
いつもじゃない道を歩いて
知らなかった景色を見る
背中の風を失わぬよう
流れるよう ...
陽の光がさみしい それは
常緑樹の隙から洩れ来る
ひとつの悲しい思い出
私は一人
誰といても一人
木を眺めても
火を焚いても
風音に紛らわせ叫んでも
私は一人
そして
そう ...
直進する時流とは
時に垂直に交差し
慎重に回避して
歩みを異にする
子らのいく
途を進めば
わたしの内に
花が、咲く
咲き開きながら
崩落スル氷河の力
見えざる神聖な
純粋思惟力 ...
○「戦争」
「敵」というレッテルがはられると
殺すこともできる
○「値上がり」
いろいろなものが値上がりしている
お年玉も値上がりだろうか
○「老老看護」
俺だけでも
元気にし ...
フースーヤが
M-1チャンピオンになる世界線見たいから
生きてみようかな
成瀬は天下を取りに行ったけど
読んでないからわからない
ありのままの自分 ...
夜空を 見上げる
天井に一等星が引っかかってる
彼は落ちたいのだ きっと
朗らかな陽が 差す体育館
バッシュのスキール音と共に
滝壺へと 投げ込まれたいのだ きっと
空の境界がない ...
枝豆を指で押す
次々と小人が出てくる
豆はどうしたのか聞くと
食べてしまった、と言って
好き勝手に言い訳をし始める
とりあえず並んでもらい
一人ずつ聞くことにする
話し終えた ...
冬のよそよそしさは今に始まったことではなく、そう、僕が少年の頃から冬が生まれて、春になると死んでいった
春になると雪の墓場がそこら中にあふれていて、それすらも五月の若すぎて、痛々しいするどい風にさら ...
長い、長い悪夢から
覚められないでいるようだ
透明なあなたの横顔が
この世の何よりも
美しいと思っていた
確かに
そう思っていたのに
その思いを伝えられずに
半世紀が経とう ...
きみ、
お地蔵さん、
目と口とハナすじが、
まるでかぼそい筆で描いたように、とぉーっても細くなる、
とーっても白いお地蔵さん、
美味しいものを口に運んで、
思わずりんかくが杏仁豆腐のように ...
運命というものが あるのだとしたら
それはわたしが 被造物であることを
否応がなしに 証明している
わたしの心を 映すため
柔らかい夜風が 頬を撫でる
頭から爪先まで 定められた音階が
...
(532-2)古きを訪ねて
第三次世界大戦を実行予告する
昭和の詩歌人達の先見の目は皮肉
古いものに学ぶでなく、古いものに悲惨がある
過ち悔恨懺悔と今日見れば
30年戦争に突入、 ...
生まれいずる痛みから
素肌を晒して息を吸う
重いコートを脱ぎ捨て
まっさらな心と身体で
大空の彼方に浮揚する
何故にそれに惹かれてしまったのか
判然としないまま、
日を追ふごとに益益惹かれるそれは、
一般に自分自身と呼ばれてゐるが、
吾にはそれは異形のものとしか思へず
それでも惹かれるのは
己の眷 ...
ヤマメやイワナは今頃どうしているのかな
釣り人の居ない冷たい水の中
安寧に暮らしているのかな
冬は餌も少なくておなかがすいていないかな
無情な魚食者の言うことではないな
美しい魚体に見惚れ
...
人は生まれてきて、どうするの?
(実験ニ貢献ス)
なんのために、生まれてきたの?
(実験ニ貢献ス)
ものを食べたりものを考えたりするのは、なんのため?
(実験ニ貢献ス)
生まれて生きて死ん ...
エーゲ海を眺めていたかもしれない
女神像は今ではトルソー
当時の人間の技術がわかる欠片
食糧難になるかもしれない
養豚の未来は胴長六脚
代表的な食料技術で教科書に載る
技術 ...
○「老人趣味」
僕はかわいい子に会うと
面白い冗談を言いたくなる
愛想のいい子だと最高だ
逆に「それセクハラですよ」
と言われるとしょんぼりだ
○「究極の選択」
人生は選択だ
...
輝かしい金管楽器の音が
フォルテのまま終わる
きらきらする残響は
青い大空に解放されてゆく
音楽は終わってしまう
いつもいつも必ずどんな音楽も
残されるわたしは
大空に解放された音を ...
さらささらさ 葉群れ揺れ
更待月*の白銀に
空明の水の色に浮き上がり
見つめている 見つめている
さらささらさ眼差され
風強いこの日曜の朝、
私の身体は果てを失い
セブンイレブン ...
赤く途切れたブランコ
見下ろしている厚化粧の空
つけまみたいなドローンが落ちた
鳥だったころを忘れ
祈りは地べたを這いまわる
時代のツールが暴いたものは
スキャンダルでも陰謀でもなく
ぼ ...
唇に映る空
は真っ当な深紅
電信の糸は宙を割って
ページを送る
永遠の最期の方で
氷を溶かしつつ
正気の沙汰
を満面に浴びながら
青空の日
を消費する
腫れぼったい頬
斜めっ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
小さなおっさん
りゅうさん
自由詩
3
24/12/24 2:14
高野川
田中宏輔
自由詩
20*
24/12/24 0:22
手紙
ゆるこ
自由詩
1
24/12/23 23:59
野施行十二単衣 ⑤
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/23 22:47
ながしそうめん
足立らどみ
短歌
2
24/12/23 22:46
弔辞台本原稿 長男へ
鏡文志
散文(批評...
4*
24/12/23 22:15
有精
トビラ
自由詩
2*
24/12/23 20:54
つわぶき
wc
自由詩
17*
24/12/23 19:10
風吹いて
海
自由詩
8
24/12/23 18:48
陽の光
Giovan...
自由詩
11*
24/12/23 18:03
花
ひだかたけし
自由詩
3
24/12/23 17:36
独り言12.23
zenyam...
自由詩
4*
24/12/23 10:06
フースーヤがM-1チャンピオンになる世界線
おやすみ
自由詩
1
24/12/23 9:02
球体より(強い光として)
らりるれろ。
自由詩
3
24/12/23 8:34
お知らせ
たもつ
自由詩
2
24/12/23 7:15
もうひとつの越冬
山人
自由詩
7*
24/12/23 7:05
さらさら
花形新次
自由詩
1
24/12/23 0:30
杏仁地蔵
本田憲嵩
自由詩
9
24/12/22 23:53
フィクション
みぎめ ひだ...
自由詩
2
24/12/22 23:52
野施行十二単衣 ④
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/12/22 22:37
五行歌 新生
レタス
自由詩
4*
24/12/22 21:03
恋文のやうに
積 緋露雪0...
自由詩
1
24/12/22 20:24
【渓流】 禁漁期
レタス
自由詩
5*
24/12/22 19:52
人間ロボット
鏡文志
自由詩
3*
24/12/22 19:27
文化
海
自由詩
3
24/12/22 18:57
独り言12.22
zenyam...
自由詩
2*
24/12/22 18:21
大空【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
3
24/12/22 18:15
この日曜朝の花束
ひだかたけし
自由詩
3
24/12/22 17:44
情報ジャンキー
ただのみきや
自由詩
4*
24/12/22 15:31
夕暮れに子猫を捨てる勇気を僕に
らりるれろ。
自由詩
2
24/12/22 10:50
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
139
140
141
142
143
3.76sec.