変わり続ける物事
でもね
大切なのは
静かな
愛
死ぬのが怖くて
生きてます
死ぬ迄は
生きてます
特別な夢や希望
持ってなくても
炊飯器と米
そして
おかず一品あれば
別に他に何もなくても
かまいません
も ...
ことば は 溶けている
いちどは 溶けて ただよう
ふわり と どろりと
ことば は 約束したり
裏切り続け
そうして 何度も溶けた ある日
うまれたばかりの 私は
つつまれただ ...
丘の上で気づく すっかり囲まれている
撫ぜられ 肌が一緒に軽くなっていった
雨を逃れ
壁に守られていても
風の群が頼もしくひびく
痛みの外で 佇んでいると
何故かしらず 異様な興奮に包 ...
肘ついて 飲みたいよ
いのちが 恋しい
眼の前で さばかれるお魚の
最期の 光を 美しくおもう
わたし 罪をもてあそび
知りながら 酔ってる
ならんで 見てる あなたもおなじ罪 ...
耳をすませたことがある
遠い宇宙のささやきだった気がして
ふと星々が混雑した夜空は
まるでにぎやかな物の怪のいない屋台村のようで
深々と夜はふけ
いたずらに星々はふるえていた
家の傍に ...
からだに良い毒と
わるい本当をひと匙ずつ
掬って舐めたら昏倒だ
他人の言葉で計る幸福
焼き切れない過去
最後の合図の前に
甘い
嘘をついてくれよ
さみしさはすきま
からのポケット
置きざりにされた影
白く柔らかな波で覆い隠し
なにかもみちみちている
そんな人に見えるように
努力している
けれど一分のすきもない人は
これ以 ...
ほしがることがむずかしい
いろいろほしいものがあるのに
舌が糊で貼りついたように
口蓋にくっついて声にできない
夢を語るだけならお金はかからないけど
断裂があちこちにあり
わたしは押し ...
部屋の中に桜が咲いて
僕ら三人は
お花見をすることにした
見上げるだけでも
綺麗なのだけれど
せっかくだから、と
レジャーシートをひいて
君が作ったお弁当を食べた
それからちょっぴ ...
春風やわーくきやつぷをかぶりおり
ふわりわーくきやつぷ水の上春の上
黒曜の夜は
月灯りに照らされて
舞い落ちる 舞い落ちる
桜の花を待っていた
きみと手をつなぎ
花びらに埋まろう
物語りを聞かせてあげるから
花の{ルビ褥=しとね}に抱かれながら
...
「自分を信じなさい」
そう言った詩人は
認知症になって
譫妄の森の小径の彼方に光を見て
まだあどけなさを顎に残した少女に恋をした
グループホームなどなかった時代
煙突の底か ...
春の光に浸りゆく
唇の震え柔らかに
声の蕩け揺動する
春の光に包まれて
貫く命の力共々に
ぼくはインドの山を登っていた
岩に座る行者がいたので聞いてみた
この岩にどれほど座っているのですか
久遠と言えば久遠から
刹那と言えば刹那から此処に座しておる
久遠と刹那は同じこ ...
手をふるときは
まっすぐになってさよならに添えられ
指切りをするときは
その関節はやわらかく曲がる
一番ちいさな指
小指が
だれかの小指と出会うとき
非力な小指ゆえに抱き合うことがで ...
桜の満開が
いつもよりも早かった
いつもよりも暖かかった
平成最後の春の始まり
暖かくてわくわくする
平成最後の春だからと言って
特にないけれど
雰囲気が違う気がする
とに ...
僕らをつなぐものは
あの哀しみの聖地だけ
もう今はたやすく訪れることもできない
あの場所の記憶だけ
今頃はまた あの場所をふちどるように
菫が咲いているんだろう ちいさな光を纏って
...
筆を
折ることが
責任の取り方ではない。
詩を書き続けることが
責任の取り方です
・
生きる
とただ
思う
ここに詩があるから
詩人の魂(いのち)は筆
・
春の ...
影の遠さの
悲しみに
似た
ほほ笑みも
ありますね
‥ガタンゴトン ガタンゴトン‥
連結された、蛇のようにながったらしいJR貨物列車が一日数本、北から南へ通過する貴重なチャンスを逃すまいと集結した、いい年した鉄チ ...
あめりか
なぜか
雨りか
なぜ
なのか
ようか
ここのか
とーとー
雨ふりか
あめ
りか
あめりか
わからない
りかい ...
盲目の空が割れ裂け
入って来い入って来い!
叫ぶ、叫んでいる
あぁ かなしゅん
痛み抱えながら耐えながら
無限に広がりいき開放され
しずか静かさに昇り沈み
入って行く入って生く ...
道路に落ちて
雨に濡れた紙飛行機は
どうしようもなくみっともなくて
翼に乗せていたはずの夢は
タイヤの模様に変わっている
行き交う車に踏まれて
アルミニウムの円盤になった
一円玉が隣でし ...
流れ星をみている
星空
寒いほど綺麗で
(指で測れる何万光年)
青い夜は月が薄く暖かな金色をして
みれば
影が出来ている
(ピーターパ ...
月へ向かって翔ぶ蝶は
森がしぃんと静まった
眠たい夜にりんぷんを
音なくばら撒き翔ぶのです
湖上に浮かぶ小舟にも
歌を聴きたい詩人にも
ひとしくばら撒き翔ぶのです
...
一本の荒れた道を科学者が歩いている
意識があるうちに離れないように、
その少し後ろを歩いているのだ
二人が進むと左右の景色は前後非対称に動く
歩いている道の途中には幾筋もの横道が逸れてい ...
ネットカジノで六億円損した友達に
今回だけだよと言って
借金の肩代わりをしました
だって資産一兆円の僕からしたら
ワンコインぐらいの感覚だもん
安いランチ奢ったみたいなものさ
それに友達は ...
降りかかる真紅の花群れ
大輪の魂、大股で闊歩し
道ゆく人々を過ぎ越す
朝早き時の裂開し 、
降り頻る花群 躍動する魂
光の春風ひと吹き熱し
永久の切っ先、世界を掲ぐ
...
数日来 ガアッ! ガアッ!
と、鴨が静寂を引き裂いている
街灯の他に窓も見えない深更
珍しいこともあって
あれか はぐれたか喪われたかした連合いを探す雄の声だろうか
なんて メロドラマ風 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
※五行歌 「静かな 愛」
こしごえ
自由詩
2*
24/3/30 10:31
別に何もなくて
原田たけし
自由詩
5
24/3/30 8:30
とける
soft_m...
自由詩
8*
24/3/30 8:21
春のあらし
〃
自由詩
5*
24/3/30 8:13
まどべ
〃
自由詩
8*
24/3/30 7:56
黄砂の朝に
山人
自由詩
6*
24/3/30 7:37
◯
はるな
自由詩
2
24/3/30 6:06
さみしさはすきま
凍湖(とおこ...
自由詩
7
24/3/30 2:35
ほしがること
〃
自由詩
7
24/3/30 0:46
お花見
たもつ
自由詩
5
24/3/30 0:45
わーくきやつぷ
湯 煙
俳句
3*
24/3/29 22:56
花埋み
レタス
自由詩
5*
24/3/29 21:54
文豪の面影
藤原絵理子
自由詩
3
24/3/29 21:25
五行歌、幼なじみ
ひだかたけし
自由詩
2
24/3/29 19:09
午睡
レタス
自由詩
3*
24/3/29 14:28
指切り
そらの珊瑚
自由詩
12*
24/3/29 13:08
平成最後の春
夏川ゆう
自由詩
2
24/3/29 12:08
哀しみの聖地
塔野夏子
自由詩
5*
24/3/29 10:30
※五行歌 三首「筆を 折ることが 責任の取り方ではない。」
こしごえ
自由詩
5*
24/3/29 10:28
※五行歌「悲しみに 似た ほほ笑みも」
〃
自由詩
7*
24/3/29 10:27
鉄橋
湯 煙
自由詩
2*
24/3/29 9:15
あめりか
〃
自由詩
1*
24/3/29 9:03
かなしゅん
ひだかたけし
自由詩
4*
24/3/28 21:12
戦い
藤原絵理子
自由詩
8
24/3/28 20:45
めっも
うし
自由詩
1*
24/3/28 20:13
春の蝶
秋葉竹
自由詩
3
24/3/28 19:15
遊歩道(trap.street)
アラガイs
自由詩
7*
24/3/28 19:12
友達
花形新次
自由詩
1
24/3/28 19:07
春の瞬き
ひだかたけし
自由詩
3
24/3/28 18:03
なんて
soft_m...
自由詩
5*
24/3/28 16:00
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
加筆訂正:
指切り
/
そらの珊瑚
[24/3/29 15:40]
一部修正しました
遊歩道(trap.street)
/
アラガイs
[24/3/28 23:45]
ちょっと付け足しました
遊歩道(trap.street)
/
アラガイs
[24/3/28 21:54]
ちょっと付け足しました
3.3sec.