なぜ 巡り合うのかを
私たちは何もしらない
「糸」中島みゆき
言葉にリズムとライムを求めて怨霊を封印しようとしてきたのは日本語だけではないけど東洋の島国という地政的な環境と ...
毎日が毎日カウンターにやってきて
毎日を注文して少し疲れた顔で笑う
私はグラスにゆっくりと毎日を注ぎ
愛想よく笑い返して明日のことを考えている
+
OPEN
CLOSED
どちら ...
わかちあう方がいいのか悲しみは一人で受け取る方がいいのか
あの宵の記憶が僕をいまだってガンダム好きな大人でいさせる
警告は絶対したわ最初にね ...
死ぬのは嫌だな
死は目に見えないくらい
大きいものであってほしい
小さいと乗り越えなくちゃいけないから
1度でも乗り越えたら
何度も死を乗り越えないと死んでしまう
毎日そんな生活をするのは ...
子供の頃の習い事は
どれも壁が出現した時
手折ってしまった
しまった
諦めが早すぎた
選択肢が多かった時期に
自ら摘んだ芽の根っこは
まだ生きていて
芽吹けない土壌を
地底か ...
〈桜桃の種を水邊に投げ遊ぶ 涙次〉
季節外れだが
太宰治の死を思ふ
昨日あつた物が今日ないと
何だか調子狂ふね
そんな事井伏鱒二は云つてゐなかつたか
太宰は心中常習犯で
麻薬中毒患者だが ...
自らの生存に絶望し
絶望し恐怖し忍耐し
朗らかに笑いながら
明らかな意識を持つ
これが最期と新年迎え
漆黒の魔手 、
今宵にもまた戻り来るか
棺に収められ蹲りながらも
貴女達は ...
考えなくなっちゃっ たのかな
あなたの あなたの あのこころ
羨ましくなったんだ たぶん
くるえる かえれる いっときのあめ
凛として 生えたあの子の翼
飛んで 飛んだら 落ちていっ ...
(533-6)人類はミンスクに滅亡の扉を開く
ドイツのメルケルの世紀の告白、
首相退任後に荒稼ぎをした
笑点座布団2枚、ノーベル賞2個
貴方はロシア人私はドイツ人もう ...
J.K.ユイスマンスの『彼方』を
文學史上の珍かな寶と
する人はもう余りゐない
瀆神は氣分の問題に過ぎない
氣分、
文學は全て氣分の産物だ
恒久に輝く『源氏』の物語を
氣分と云はず何と云 ...
きみは下膨れのたをやめではない
かと云つてきりつと潮に焼けた
漁村の娘の顔もしてゐない
何かと何かの
ミックスなのだ;
僕の顔も他人事ではなく
遠い大分と秋田
その混淆に
造り出された ...
妻との決着は穏やかに着いた
様々な想い出が走馬灯のように通り過ぎてゆく
長いと言えば長く
短いと言えば短かった
二人は別々の路を選び
晩秋を待って別れることになった
互いに別々の白い路 ...
ぶんめいが
どんな風を吹かせたのか
わからないふりをして
マンモスを狩った
地球は時計を棄てて
なんにもない大地が産まれた
朝焼けは朝に焼けるし
夕焼けは黄昏どきの ...
目がさめて、机には書きかけの文字があった
だれを追いかけて書いていたのかわからないまま
ただ目がさめれば誰も居ないということがわかった
紙はめくれ、生ぬるい風がこれはあなたのものであると伝える
...
人は
確かに
別れゆくもの
引きはがされて
散り散りになるもの
けれども
いつしか
寄せて
また
集まり合うもの
寄せては
...
ホっぺたがほころんでいる、
御餅、
焼き餅を焼いている、
御餅持ち、
あけましておめでとう
だいぶ長いこと正月の挨拶は
春風献上にしてたのだけど
今年から笑門来福にするの
笑う門には福来るならば
嘲笑苦笑憫笑にも
福がきていいのだわ
そうよ笑裏蔵刀であ ...
龍だった体はゴワゴワと
一年分の出来事に塗れて
空を飛ぶには重くなった
カレンダーを新しくして
つるんと剥けてスルスルと
元気に走れよ 僕
大きな蛙は呑み込んで
栄養にしてしまえ
蛇行 ...
涙はあふれ続けた 故人の眼から
森林はすっかり裸木の群れ、
冬空の青 木立の隙間から透かし彫りに
人間性から堕落し仲間を蹴落とし
自分自身の自由意志すら断念しても生き抜き
詫びても詫び切れず ...
けんめいに
両腕を横に振って
必死な走り方で
なにかを追うようにか
なにかから逃げるようにか
わからないが
苦しげに顔を歪めて
走りつづけている少年をみる
日々ほぼ同じ時間 ...
月のとまった樹の根元
眠る蛇の
耳の彼方に凍りつく
川の音 ふるえる
齧歯類のような
尖った痛みを胃の腑に飼って
雪をのせた朱い実の房
星座をなぞる指の匂い
焼べられた記憶
せつ ...
○「光と影」
年老いたときに わかる
青春の輝きが
入院したときに わかる
健康の有り難さが
就職したときに わかる
稼ぐ苦労が
子どもをもったときに わかる
親の愛情 ...
新年のはじめての夕焼け
久々に会う家族とこたつで雑煮などを食べ
あるいはふだん遠方に住む同窓と旧交をあたためていた
あの日
それは突然に来て
なにがなんだかわからないうちに
時間がひび ...
僕は孤独だ
なぜ普通の人みたいに喋れないのか
周りが楽しそうに話してるのに自分は喋れないと悲しみと怒りがわく
僕は男だ
なぜ僕はいつまでも彼女ができないのか
ほんとはエッチしたいよ
も ...
きみは明らかに疲れ果てゝゐた
度を失つてゐた
だから「わたし都市狼さんと會へて
本当に良かつた」
などゝ云ふのだ
‐言葉は素敵に響くが
云つてゐる本人、意味が分かつてゐない
だから僕は
...
地図も時計も捨てた時
人間が現れた
日が暮れる
人がどうなろうが
宇宙には関係ない
葉っぱは叫んだ 葉っぱの言葉で
「琥珀色」なんて 悩むこと無し!
北風さん 北風さん 北風さんなんて
怖くない ぼくは元気な子どもだ よ
*
琥珀色の一年を振り返ってみても全て終わったことなの ...
(542)いや重(し)け吉事(よごと)家持
自身の最後、万葉集に於いても20巻4516番、最後の和歌
家持は470首余りの和歌を万葉集に残す
それは全体の10パーセントを占めると言 ...
一杯のグレープフルーツ・ジュースで蘇る
甘みも包含するそのほろ苦さ
アメリカ資本の傀儡なのだ僕は
それは「お化けだざう」と
シーツを被つて子供を嚇す
そんな男の
だうしても
と云ふ氣分
...
こゝに來て
膝の上に坐つて
膝の上からの
きみの含蓄ある男評を
訊きたい
こゝに來て
僕はきみのさり氣ない
でしやばらない
おつぱいが好き
きみがバツイチだと聞いて
弟子入りしたく ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
耳を澄ませばまた詩と巡り合えるのだろうか
足立らどみ
散文(批評...
4
25/1/3 3:37
笑っておやすみ
健
自由詩
5
25/1/3 0:39
水道の水、飲めますか?
秋葉竹
短歌
0
25/1/2 23:54
死の壁
リィ
自由詩
1*
25/1/2 23:17
思い出話にしない
海
自由詩
6*
25/1/2 19:18
昨日あつた物
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/1/2 19:16
名無し人、透空はるかに
ひだかたけし
自由詩
5
25/1/2 17:54
後天的天使症候群
みぎめ ひだ...
自由詩
1
25/1/2 11:14
野施行十二単衣 ⑭
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
25/1/2 9:24
氣分
髙任勇梓 T...
自由詩
2
25/1/2 7:29
混淆の果てに
〃
自由詩
3
25/1/2 7:27
和解
レタス
自由詩
8*
25/1/2 0:36
久しぶりの空へ
秋葉竹
自由詩
2
25/1/1 23:28
主要なひとへ
よるもと
自由詩
1
25/1/1 22:56
タイドグラフ
北村 守通
自由詩
1
25/1/1 22:09
御餅やき
本田憲嵩
自由詩
7
25/1/1 22:04
笑門来福【きょうのソネット】
佐々宝砂
自由詩
2
25/1/1 21:09
蛇になる
海
自由詩
6*
25/1/1 18:37
新年、同じ裸木の森林から(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
25/1/1 18:08
疾走
秋葉竹
自由詩
0
25/1/1 15:30
巳年酔夢
ただのみきや
自由詩
3*
25/1/1 15:16
元日独り言b
zenyam...
自由詩
4*
25/1/1 14:36
あの日
凍湖
自由詩
2*
25/1/1 14:01
我の本能
林 理仁
自由詩
4*
25/1/1 13:47
現實
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/1/1 12:33
冬眠
空丸
自由詩
13
25/1/1 12:04
「琥珀色」なんて 悩むこと無し! by 足立らどみ
足立らどみ
自由詩
4
25/1/1 10:34
野施行十二単衣 ⑬
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
25/1/1 9:21
グレープフルーツ・ジュース
髙任勇梓 T...
自由詩
3
25/1/1 7:25
こゝに來て(愛)
〃
自由詩
2
25/1/1 7:19
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
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117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
131
132
133
134
135
136
137
加筆訂正:
後天的天使症候群
/
みぎめ ひだりめ
[25/1/2 12:01]
時間よとまれ→時間よ止まれ
巳年酔夢
/
ただのみきや
[25/1/1 21:14]
一連目ちょっと修正
3.17sec.