腹水が溜まって
入退院を繰り返してためぐちゃん
北方派五分楽団の
解散さよならコンサートにも
参加できなかったから
五日前に会いに行って
初めてご両親とも会えたのに
今朝早く亡くなり ...
(番外編41―15-2)ノーナスノジュリンチタイガサバクカスル
タケダテツヤノハハガドナル
ドナルドトランプモマクドデロウドウシテイル
ナノニオマエハアサカラクマショウチュウノンデ
...
○「いよいよ11月」
今月は いい 月にしたいなあ!
今年は正月からいいことなかったから
○「夫婦円満のコツ」
なんでも俺のせいにしていたら
ワイフは落ち着くようだ
○「幸せ」
...
あたしんちの横断歩道では
いつも
ナオミが
間違った文法で
ごろごろ寝っころがっています。
まわりでは
あたしたちのことを
レズだとか
イモだとか
好き言ってます。 ...
この街の住人は
みな個性の固まりを持っていて
手のひらをこじ開ければ
様々な結晶が握られている
世間では狂気に満ちた街だという
ただ
それを人に見られるのが恥ずかしいのか
面倒なの ...
アップルパイを食べて、眠ってしまおう。
アップルパイ? 飲み物には何を?
それはもちろん、アップルティーで。
いますぐ君に電話して
「逢いたい」って伝えたい
連絡すら途絶えた糸
辿ればきっと君に辿り着くから
君と仲良く酒を酌み交わし
たわいのない話をして君と心通わした夜
もしまた巡り逢えるなら僕は ...
冬の気配を感じて
こないだ香った
金木犀を懐かしむ
何か答えた気もするけど
香りとともに消えて
それで
それから
...
ちん毛に白髪が混じるとき
私も老いたと涙ぐむ
ちん毛に白髪が混じるとき
妻に笑われ激怒する
ちん毛に白髪が混じるとき
抜いてなるかと我慢する
ちん毛に白髪が混じるとき
あの娘 ...
急激に季節が変わった
狂ったように暴食した
食べ過ぎ警報発令
ゲップ ゲップ
胃酸が大量に滲出
食道を遡上しようとする
油断できない
ゲップ ゲップ
喉元に上がってきたものを
慌てて ...
この秋の思ひ出かぞへ指を折る
「さようなら」秋の蝶への一行詩
ランドセル並び小さな秋の恋
冬近しあの野良猫も見なくなり
秋寒しゆで卵の火弱くして
秋蝶のふと見失ふ行方かな ...
外に夜忍び寄り
内に明かり灯り
光帯び細途伸びて
涼やかな風、
すーっと一筋
開かれた硝子戸から
瞬きすること
二度、三度
見開かれた眼に
ゆるりゆっくり
時の留ま ...
繰り返す やっぱりあなたは繰り返す
業がまた 深くなるなと 吐息吐く
あなたしか視てない彼女とお茶をする
柔らかな陽射しの中庭で
ぽつりとベンチに座っていた
ぼんやりとした記憶の狭間に
きみの面影が通り過ぎてゆく
あれから何回秋を繰返しただろう
水溜まりに突っ伏して夜明けを待ったあの日
ぼ ...
土砂降りで上手く泳げない
救難信号は震える手が届かない
重い
幸福を救えるほどにこの手が大きくないことに
気づいていないふりをして、今 溺れている
何もできない
声を上げる
...
そぞろ寒、とはこんな朝を云うのだろうか
毎朝の呼吸法
今朝は肩甲骨が痛むのでよしておいた
ほったらかしの肩甲骨
ほったらかしの体
ほったらかしの息
又自我が
目という穴から外 ...
(番外編41―14―4)快楽の大樹
なにほどの快楽か大樹揺れやまず
(大西泰世)
日本型ボードレールみたいだ.
``
どういうわけか米を売っていないので
じゃがいもを食うことにする
イモサラダの日々だった
狭い台所に立ってじゃがいもを
ひとつ
小さなまな板の上に置く
巻き尺で測ると
縦5.5cm
横は ...
蛍が飛んで
わたしは彗星になった
わたし、すいせいに、なったよ
言葉なんてまだ
よく知らなかったけれど
許された気持ちになった
彗星なんて、つまらないわよ
母はそう言 ...
今度こそ 最後だと言う愚かしさ
繰り返す それがあなたの業だから
変わらない 未来永劫 宿命は
一人暮らしの老婦人ばかりを狙うと聞いて
ただの悪者ちゃうんかと
若者に老人の悲哀はわからない
どうれ、教えて進ぜよう
教えなくていいんですよ
だから希望の未来へ向けて
遠く未来 ...
友情を讃えて寂寥を
人差し指で薄く引く
青空は地中にもあるんだってさ
波の月、海中の星
先輩、今日は快調ですね
田井中さ、今日は、快調じゃなくて
今日も、快調なんだよ
想像してみ ...
桜ばながおおいに散り、
けものたちの背に 描かれた
わたしは するどい雨になって
丸ノ内のビルを降っていく
記憶の 蓋に添えられた 女の髪の束
俳句のような
矩形
プリヴィズの夕日は歪む
ためらいがちに衣服をぬぐ
口づけは言葉の数をこえて重なる
朗読するマリオネット、解毒的なソナチネ、雨の路面に刻まれた幾つかの足跡は、澱み、歪んで薄汚いエフェクトになる、ジャムのパンクは衛兵を連想させる、銃を肩にかけてしゃきっと立ってるあいつらさ、雨はもう ...
鳥になれ
輝く太陽をめざして
大空に羽ばたけ
自由な翼で何処までも
青い空に染まりながら
悲しみの地平をあとにして
やすらぎの風を受けて
成層圏の彼方まで飛んでゆけ
さあ 鳥になれ
...
君と自転車に乗って行こう。
白い(黒い)自転車に乗って、どこまでも。
海岸線にたなびく雲。
あの向こうの向こうに、青空があるんだ。
あらゆる場面の悲しみが
不変の透徹とした哀しみの
響きへと変わりゆく瞬間、
あゝ打ち付けられ心張り裂ける
あの瞬間の磔り付けにされた感覚
識る者ならば 、
それ以上を何を語れると云うの ...
電車に乗るとすぐにブランドバッグから化粧品を取り出し
のっぺらぼうに顔を描いていく妖怪
にんげんのふりをしているけど
もうぼくは騙されないぞ
顔を書き終えると座席に座り
派手なワンピースから ...
トカレフ1丁10万円
ひとの命は20~30万円
何処で聞いたか
何かで読んだか忘れたけれど
わたしは病死で400万
不慮の事故死で800万
交通事故死で1200万
安いのか高いの ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
対象喪失体験を乗り越える為に
板谷みきょう
自由詩
2*
24/11/1 11:14
(531―15-2)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
0
24/11/1 10:26
独り言11.1
zenyam...
自由詩
1*
24/11/1 10:13
点の、ゴボゴボ。
田中宏輔
自由詩
12+*
24/11/1 8:51
この街は
レタス
自由詩
6*
24/10/31 21:51
アップルパイ
白/黒
自由詩
2*
24/10/31 21:34
君を想う
栗栖真理亜
自由詩
0
24/10/31 19:49
めも
うし
自由詩
3
24/10/31 19:30
ちん毛に白髪が混じるとき
花形新次
自由詩
1
24/10/31 19:08
季節のせい
海
自由詩
6*
24/10/31 18:52
ぼくに似た誰かに
森田拓也
俳句
11*
24/10/31 18:48
訪れ意識に
ひだかたけし
自由詩
6*
24/10/31 17:58
懲りないひと
りつ
川柳
2*
24/10/31 17:54
面影
レタス
自由詩
8*
24/10/31 12:46
プロダクションズエンド
ブルーベリー
自由詩
1
24/10/31 11:53
庭の神に
田中教平/K...
自由詩
5
24/10/31 11:48
(531―14―4)野施行三十一(みそひと)文字
水恋鳥魚夫
散文(批評...
1
24/10/31 10:20
ウサギが亀を跨ぐとき
室町 礼
自由詩
4*
24/10/31 8:19
蛍と彗星
たもつ
自由詩
2
24/10/31 7:39
業
りつ
川柳
1*
24/10/31 6:37
乱世に生きる
りゅうさん
自由詩
3*
24/10/31 5:10
人は愚かさを抱いて歩いてきた
トビラ
自由詩
4*
24/10/30 22:55
剰余、散華
草野春心
自由詩
4*
24/10/30 22:37
矩形
〃
自由詩
2*
24/10/30 22:36
キャンディー・バップ
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
24/10/30 21:54
天空をめざせ
レタス
自由詩
8*
24/10/30 21:48
君と自転車に
白/黒
自由詩
3*
24/10/30 20:40
金星
ひだかたけし
自由詩
7*
24/10/30 19:49
変身
海
自由詩
4*
24/10/30 18:39
いのちの値段
りつ
自由詩
2*
24/10/30 17:49
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
2.95sec.