からすの目が
ばかにしていた
ぼくは。怯え歩いていた
やつは、俺の全てを見すかし
カアカアとないていた
あたまに、ふんがついていた
泣き
街が目覚める頃
電車に詰め込まれ
肩が触れ合う
一瞬の繋がり
それぞれが抱える
一日の憂鬱や希望
窓の外には
刻々と変わるビル群
プラットホームに
爆破したみたいに
飛び出す
そ ...
そうか、そうか
行くのか
空へ行くのかな
林檎をかじり
ゆめに乗るのか
春を連れて
月にまたがり
ゆっくり、ゆっくりと
たまに、よこになり
安心のくるまにのり
...
あなたにとってのひと刹那が
わたしにとっての100光年かもしれません
わたしの声がとどいていますか
あなたの風景の一小節として
夜はきらいです
たくさんのことを思いだすから
恥ずかしく ...
ころんだよ
ならんだよ
咲いたよ
春の花が
遠く ちかく
空き缶が
カラン
コロン
そこに二羽にわとり
カラス、鳩、
道の脇に公園、ママと赤ちゃん
さくら咲く
4月、ハ ...
心の記憶
愛のうまれる場所さがしさまようわたし
あなたと分かち合いたい
おなじシンパシーを感じ おなじ空気を吸う
だけどいつもガラスケースの中
お互いすれ違うばかり
手をのばせば ...
国家は人のあつまりでできている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね
人の輪で地球を動かさそうよ
たてまえ・・・なんてもういらないよ
本音も言わなくて ...
ですから
そうしていただけなければ
明日?
いやそうじゃなくて
それでいいでしから別に
もういいです
〈いかのぼり空に見付けたあり處 涙次〉
【ⅰ】
テオはテレパスである。彼が人間の言葉を話すのは、人の心にダイレクトに語りかけるのであつて、彼が人間と同じ聲帯を持つてゐる譯ではない。そ ...
今日も今日とて怠惰な日常を描く が、白一色に不安を覚えたためより刺激的な不安で塗り替える
手首に切れ目を入れ、心には縫い目を入れる
体を巡る血の濃い赤は、人間らしい人間であることを証明してはくれな ...
たいくつくつ
素直になってお話しすることは難しい
詩書き人は歩き続けながらも推敲して
まだ見ぬ詩はいつもあやふやで
眠っている心には届けられない
試してみて 気づいてみると
...
氷の上に家が建つ
張りつめた空気の中で薄く冷たい表皮に覆われた海の上
まっくらやみで何も見えぬのに
何故こんなにやり切れぬ想いで家を建てねばならぬのか
何時氷が溶け始めるか分からぬ辺境で割れる ...
餌を与えられ
自ら探すこと
狩をすること
広々した大地
境のない大空
忘れてしまい
また最初から
ここに生まれ
餌はもらう物
疑いもしない
発情するのを
固唾をのんで
見守るや ...
流れの真ん中に石を置く
水辺のイタチは笑うんだな
お前達のためにも韻を踏み
肉の滅びに向かい立ち
わたしはわたしの魂の
意志の核心に向かうため
流れの真ん中に石を置く
...
今日は休日。施設長管理人と利用者で、トンカツ屋と珈琲屋にお出かけ。
「休日にここまでサーヴィスをやるのは、ここだけ。通常利用者に勝手にやって貰ってる」
と、施設長と管理人。その勝手にやる自由を塞い ...
〈春寒し瞬間を生き息を吐く 涙次〉
【ⅰ】
押越亨オシゴエ・トホル。獸醫師である。一應、テオの主治醫、と云ふ事になつてゐる彼は、大黑屋の「角打ち會」にも、たまに顔を出す。
彼に ...
ティッシュペーパーを窓から放ると、
十五階のマンションの窓からは、
ティッシュペーパーは、ひらひらひらひら、
はかなく、可愛らしく、おちていったよ。
ひらひらひらひら、落ちていったよ。
...
ターミナルの一つ先の駅に私は住んでいる
冬
川を渡る朝
光る水面と黒く大きな建物を
遠くの富士が見つめている
夏の帰りみち
車内であなたの言葉を読んだ私は
光を見つけた
そ ...
【ⅴ】
じろさん、泣いてゐたやうだ。自分は、悦美の為に涙一つ零せない。カンテラは憂愁に浸りつゝ、ランタンの中に籠もり、細い火を燈してゐた。と、
「お邪魔します」テオが猫用の出入り口から入 ...
昨日の嘘も何もかも白い雪解けで融けてしまえばいいのに
甘い吐息と共に
今まで君との約束交わした指がこんなにも痛い
愛という言葉すら裏切った僕への代償
君はうつむき加減で黒い睫毛を濡らし ...
偽りの花園で彼は笑いながら踊り狂う
どぎつい照明の下でひとときの快楽に酔いしれたふりをしながら
客席に目を向け品定め
彼には真の美徳よりも大切な金蔓からいくら金を搾り取れたか・・・
ということ ...
〈竹秋や奈落大好きなる女 涙次〉
【ⅰ】
じろさんは蒼白な顔をしてゐる。「悦美が…壊れていつてしまふ」
そんな焦燥を、カンテラはまともに受け止めたくはなかつた。「今、もぐら國王が ...
五線
5銭
いちどの付箋、口笛
付箋、聴こえた
スマホのアラーム、ペットボトル、天井、壁
冷蔵庫、玄関、手袋と靴、ドアから階段
ゴミを捨てた息白く
つながる、つながらないか
...
詩、
ってさ
過去書いた勢いが
いまのじぶんを萎えさせるよね?
悲しみばかりみえるから
この目を突き刺すナイフが欲しいと
歌ったのは
希ったのは
とあるメッチャゆー ...
○「心」
私たちは
依存するものに
心を支配される
○「意識」
善人とは
加害意識の強い人で
悪人とは
被害意識の強い人である
○「変革の時代」
石橋をたたいて渡るタイプか ...
クズ多し
あぁ、然るや
クズ多し
多ければ
クズを向こうに
戦えるかや
人を指さす前に
君の手が汚れてないか
確認してくれ
あ、さよう
我もまた
クズかもしれぬ
...
被害者意識の塊で
コンプラ大好きな
生意気小娘は
チンポコで往復ビンタしてやるから
顔を近づけなさい、顔を
えっ、あんたのじゃ痛くも痒くもない
ただ汚いだけですって?
くそ~、当たってい ...
うつ伏せに浮かんでいる文字の背を言葉に
揺れる水面
浮き沈むかたち象る
遠ければ遠いほど意味は重たく
暗い水底から手招きする魚影
木葉日のレモンカードの行方知らない
小鳥啄んでいる ...
風がさらさら
光がゆらゆら
気持ちに音符が芽生える
葉形の影はベース
踊る光はメロディ
影と光を聴きながら
行きたい方へ行こう
夜半から
夢見に何故か
愛娘の顔、
どんどんどんどん
遠のき消えゆき
哀しみ 溢れ 、
止まらなくなり
溢れ出すうち
溺れそうに
なりながらも、
いつしか 哀しみ
自 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
からす(笑)
あおいみつる
自由詩
2
25/2/12 18:48
自分と一日
海
自由詩
7*
25/2/12 18:32
安心のくるま
あおいみつる
自由詩
2
25/2/12 17:00
プレアデス
あまね
自由詩
10*
25/2/12 16:39
詩、し~
あおいみつる
自由詩
1
25/2/12 16:38
Romantica ~amore folle~
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/12 15:14
ALL THE WORLD
〃
自由詩
1*
25/2/12 15:02
おまけのてんさい
林 理仁
自由詩
2
25/2/12 11:55
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『人質、或ひは齒母神』 ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
2
25/2/12 11:43
夕景の絵
メランコリッ...
自由詩
1
25/2/12 2:04
たいくつくつ/ゴルコンダ/お題はこうだたけみ様
足立らどみ
自由詩
4
25/2/11 21:16
こおりのいえ
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/11 19:42
動物園
海
自由詩
4*
25/2/11 18:52
イタチの愛
ひだかたけし
自由詩
4*
25/2/11 18:35
ナレーション魂② 芸術は広い意味で、現実に則したお花畑でいい
鏡文志
散文(批評...
2*
25/2/11 17:48
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『獸醫師・押越亨とドク ...
髙任勇梓 T...
自由詩
1
25/2/11 17:24
ゆめ
由比良 倖
自由詩
3
25/2/11 15:04
ターミナルの一つ先の駅に私は住んでいる
武富諒太
自由詩
5
25/2/11 12:25
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『所謂ゾンビ病について ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
1
25/2/11 10:01
僕だけのSNOW KISS
栗栖真理亜
自由詩
1
25/2/11 9:33
偽りの花園
〃
自由詩
1*
25/2/11 9:26
NWSF怪畸幻想譚 斬魔屋カンテラ!!『所謂ゾンビ病について ...
髙任勇梓 T...
散文(批評...
1
25/2/11 8:46
たいくつくつ
wc
自由詩
10*
25/2/11 7:30
気狂いになりたい人へ
秋葉竹
自由詩
2
25/2/11 7:05
独り言2.11
zenyam...
自由詩
1*
25/2/11 6:28
そうも思わないけど
りゅうさん
自由詩
3*
25/2/11 5:19
何も言えない
花形新次
自由詩
1
25/2/10 23:24
水葉日
紅茶猫
自由詩
4*
25/2/10 21:23
木漏れ日
海
自由詩
3*
25/2/10 19:07
あけびの怒り
ひだかたけし
自由詩
4
25/2/10 18:13
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
加筆訂正:
ナレーション魂② 芸術は広い意味で、現実に則したお花畑でいい
/
鏡文志
[25/2/11 17:57]
修正しました。 芸術家には、そこまで憧れない。→孤独な芸術家には、そこまで憧れない。
3.49sec.