窓際に 答えが 貼ってあった
コーヒーを飲み ビールを飲み ウイスキーを飲み
夜が来て 朝が枯れ またべつの夜が降りてきた
雨で濡れた道路が乾き あたらしい線が引かれた
見ようともしな ...
○「人の失敗は蜜の味」
また失敗した!
今度はATM
ワイフが金をおろしてくれというもんだから
コンビニのATMに行った
しかしパスワードを入れても
エラー
押し間違いかなと思って3、4 ...
シーズンを過ぎた大農家
私以外に
東京から来た青年一人
私の話す方言が嫌いなので
話しかけないでほしいと言う
ほほぅと思った
ある日の朝
東京青年と軽 ...
悲しみの中に私はいる
お互いが自分にしか目に入らないからきっと分かり合えることはないね
思いやりも真心もくそくらえだ
「あの人は誰?」なんて野暮な質問をしたりもしない
全てが振り出しに ...
I am in sadness.
Because each other sees only to oneself,
we can not surely understand each other ...
運命見つめたら
霧の夢
ずっとずっと
心
君と遊ぶ霧の日常
混ざる交ざるわかる
ふと晴れて消えた
未来へ
霧の涙は
記憶にすぎない
目の前に広がる風景は
思ったより悪くない
...
私にとって
時間は有限なので
いくら悲しいことばかりの
毎日だって
いつかは終わりが来るのだと思うと
そんなに辛くはない
それは嘘だけれど
私ばかりが悲しいのではなく
悲しいことに過敏 ...
眼前に ぶるり
震える頬の
密度、
何を識ろうか その想い
絶えて久しい肉身の刻印 、
ぱっくり開いた
ぬめる漆黒の口に
呑み込まれる
最低地点でこそ
初めて観識り得た、
...
「警察が来る」
そううわ言を言い
誰に対しても歯を剥き出して威嚇するような仕草をする祖母
祖母にとって実の娘である私の母は疲れた眼をしてそんな祖母の面倒を見る
掴みかかられても腕を引っ掻か ...
風船は大きく膨らんでいた
それはまるで心臓から送り込まれる赤い血漿のよう
どくどくと脈打つ命
風船はいつの間にか萎んでいた
まるで全てを諦めたようなひしゃげた姿になって佇んでいた
石の飛 ...
小学校四年生のときに読んだ『フランダースの犬』が、すべてのはじまりだという。実際、彼の作品は、神を主題としたものが多い。二十代までの彼の見解は、サドが『閨房哲学』の中で語ったものと同じものであった。「 ...
中毒の剥がしの際に場が荒れて
マストです。巻き込まれたの不運なり
何かこうスカッとしたい、だからそれ
あかんのやスカスカスカス、負け戦
じり貧の夜を越えてく幾年や
お前
くそ
書けるよな
だから
書いてるんだろ
書くくらいの
まだ
バカが
書けんわけ
生活やな
はっは
何が評価だよ
貴族ぶりやがって
カス
なめんな
カスを評価しない ...
○「泣き笑い」
うれしいから笑っているんじゃないんです
苦しいから笑っているんです
そういうときは深ーく笑えるんです
悲しいから泣いているんじゃないんです
うれしいから泣いているんです
そ ...
水蒸気が立ち上り
白く烟る農地
遠くには八ヶ岳
折り重なり連なる
パッチワークのそこかしこに
夜明け前から働く人たちが点点点
深く吸い込んだら
山の精 ...
とおく あさく
どこまでもつづく海のように
僕たちの罪は終わらない
それが僕たちの生を規定している
そうして決められた生とともに
僕たちはいるが
僕たちの罪の裏には
それにふさわしい ...
頭の中は常に混とんとしている。思考を切り刻んで並べてみれば、なにもさしたる問題はないのかもしれないのだが、何もできないでいる。と言っても、何もしないわけではなく、それなりに勤務仕事に出、家業も請けた ...
僕は知ることのない
その 景色を思うことで
雨を感じるのだと思う
知ることのない 目に
自転車の音を出している
ガレージのシートに浮かんだ
サッカー少年の姿は見たことがあった
僕 ...
ウメが好きといっていた母が亡くなり
十三年もたち忘れていたころに
実を結んだことで思い出話しの花が咲き
居間の隅で笑っているご先祖様に会釈して
今日一日がやっと終わろうとし ...
死なない日の朝は
母の優しさが欲しかった
歪な世界の片隅
私にしか見えない景色
いつも途中で終わる
意味不明の夢の経緯を
母は聞いてくれた
覚えていますか
夢の途中を
...
女は朝早く家を出て行って、俺は彼女の最後の言葉をシンクの中で火葬する、昨日まで続いていた雨は止んで、ブルーの薄いスクリーンが貼られてでもいるように空は均一に青い、真夏の様な猛烈な光と熱が暴れ始めて ...
目が垂れて睡りにおちる垂直に
滲みでる悲惨さに心が参る
皮肉にも肋が無くて助かった
お持てなし 持てあます梨 待ったなし
利己的に林檎をかじりお利口に
瞼を閉じる
表現したいものがみえてくる
細く長く連なる光の線
歪な形が幾つも重なり私の脳に突き刺さる
揺めきながら誘うように
細かい傷を作りながら
吸い込まれるような
黒い点のような ...
カーネーションが花屋を飾る
それでやっと思い出す
薄情だと自分で思う
せめてもの気持ちで電話する
久しぶりだね元気なの
困ったことがあったら言いなさい
声が聞けて嬉しい
こっちは元気 ...
私の肉身の
今を生き生きと
筋肉の盛り上がりいき
けれども
着実に滅びに向かい、
私の魂の
今に思考し感じ行為し
未来を切り開きつつ
けれども
眠り入れば意識失い、
何一つ保証 ...
グローバリズム(全体主義)がもたらしたものは、コミュニティの破壊と、社会秩序の荒廃、格差の拡大で、多文化共生など絵にかいた餅でしかなかった。
相互に敬意と、相手を尊重するという、基本的な意識を構 ...
バビロンより
パブロンな心を
どうか誰か救ってくれないか
と
なんとなく
濃くなり初めた緑をみながら
独り言
ずらっと並んだ白い大根
土で茶色く汚れた太い脚を晒し
眩しいほど鮮やかな翠の髪を銀色の網目に垂らす
井戸からひかれた冷たい井戸水被っても
気持ちよさそうに水滴浮かばせ
脚を組み自信ありげにそ ...
車窓から見える白樺の森
希望の街を後にして
着いたのは無人駅
ボストンバッグを肩にかついで
見渡す景色に唖然
世界でたった一人になったかのよう
同時に
心 ...
薄茶色掛かった白い石壁
四角い窓から見える草原
陽射しを浴びて耀く蒼が風にたなびきながら私を誘う
それは幽閉された身に哀切と郷愁を贈る詩
この壁の向こう
この建物を出て外の空気を吸えば ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
窓際
はるな
自由詩
5
25/5/13 10:23
独り言5.13
zenyam...
自由詩
1*
25/5/13 9:16
東京青年
花野誉
自由詩
5*
25/5/13 7:50
忘れよう。
栗栖真理亜
自由詩
2*
25/5/12 22:45
I will forget you
〃
伝統定型各...
1*
25/5/12 19:22
霧が晴れて
海
自由詩
5*
25/5/12 19:14
限りある
花形新次
自由詩
2
25/5/12 19:12
コンクラーベろっ
ひだかたけし
自由詩
6
25/5/12 18:45
母子
栗栖真理亜
自由詩
2
25/5/12 17:51
風船
〃
自由詩
2
25/5/12 17:33
百葉箱のなかの祈禱書。
田中宏輔
自由詩
13*
25/5/12 15:26
長い夜
りゅうさん
川柳
1*
25/5/12 13:00
何もが
林 理仁
自由詩
1
25/5/12 10:19
独り言5.12
zenyam...
自由詩
2*
25/5/12 8:52
信州の朝
花野誉
自由詩
4*
25/5/12 8:02
遠浅の...
岡部淳太郎
自由詩
4
25/5/12 7:09
味気ない朝
山人
散文(批評...
7*
25/5/12 4:55
雨のガレージ
番田
自由詩
2
25/5/12 0:35
我が家の長い一日
足立らどみ
自由詩
10*
25/5/11 22:37
母へ
TwoRiv...
自由詩
8*
25/5/11 21:58
氷河の朝
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
25/5/11 21:54
人
水宮うみ
川柳
1
25/5/11 21:07
印象
栗栖真理亜
自由詩
2
25/5/11 20:48
Mother
海
自由詩
11*
25/5/11 18:55
詩想、わたしの意志として
ひだかたけし
自由詩
7
25/5/11 18:40
クレクレ星人の独り言「庶民感覚」70
ジム・プリマ...
散文(批評...
0
25/5/11 17:43
めも
うし
自由詩
2
25/5/11 17:19
育てる
栗栖真理亜
自由詩
4*
25/5/11 14:59
信州へ
花野誉
自由詩
12*
25/5/11 14:16
異邦の蒼い夢
栗栖真理亜
自由詩
5
25/5/11 13:03
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
122
123
124
125
126
127
128
129
130
加筆訂正:
我が家の長い一日
/
足立らどみ
[25/5/12 8:31]
アラガイ氏のアドバイスを受けて縦書きにしました。樅木は残りました
3.07sec.