こんなに怒っているのは久方ぶりで
自分自身の感情をもて余している
昇華できない恨みの念
殺意さえ覚えるほどの
赤黒い怒り
荒れ果てた大地に立つような
荒んだ狂気

この怒りを忘れてはな ...
衝動

葛藤
模索

作品
     死ぬまで泳ぎ続けるしかない魚

     泣きながら泳ぎ続けているけれど

     海の中だからその涙は誰も知らない

それは、いつの頃だったのか。
詳しいことは忘れてしまっ ...
未だに不老と不死の薬は開発されていない

絶対的な幸福を欲しがってはいけない

生命は
死の尊厳が優先されている

自由と平和を愛していても
いつなんどき
平凡な日常が壊され押し潰さ ...
子供等の自由な発想縛りない大人にはない世界を生きる

機嫌よく育つ野菜に微笑んだ愛の数だけ美味しさがある

国道のすぐ側にあるチェーン店戦略がありこの場を選ぶ

住み慣れた町少しずつ変化す ...
いつかどこかで彼女に許されたことがあったのだろうか
約束された自由から疎外されたまま生き続けることが
人生という名に値しないとしても

未完成が日々の完成である人生なんてね
小学生の頃から疎 ...
ありふれた言葉なんてないんだよ
ありふれていると思う心が壁になってる
わたしはバター
熱いあなたの舌に
乗せられ転がり踊り
少しずつ少しずつ
溶かされトロリ
液状になるの

そしたら

一人悪夢に苦悩する
愛しいあなたも
いつのまにか
蕩け溶け恍 ...
ぼんやりと遠くから来る足音よ
死かと思えばただの美少女

故郷はこの世にはなし吾もまた
さすらうばかりの足音なりき

この道を歩き疲れて立ち止まり
ジョニ黒を呑み振り仰ぐ空

いい加 ...
床屋のおばさんが
すき鋏片手に{ルビ十六夜=いざよい}の月を吟じたから
ぼくは
十三夜の栗や豆の風情で{ルビ鼓=つづみ}を打った

この惑星の住人の間ではどうやら
天体への個人的感慨が
...
歌ってみれば枯葉の歌をリズムは文字数ではないし 茄子の古漬けで
茶漬けを流し込む

「もう酸っぱくなってしまったわね」
「ああ、そうだね」

と言いつつ
俺はそれほど
悪くないと思っている
街道をぶらぶら歩き進み歩道沿い
赤い赤い花の群れに
黒い革靴一つ、落ちている
右片方だけ 色褪せ 皺の寄り
黒い革靴、落ちている

存在の大海原に
今日も冷雨は降り注ぎ

個体化され ...
当たり前じゃない
今生きている事
呼吸していること
必ず意味がある
理とは何ぞや
ことわりとは何ぞや
運命とは何ぞや
業とは何ぞや

生きていくための
最高の法を求めて

私は行く
哀しみに負けない自分で
私は行く
独りになろうとも
運命を叩き ...
缶チューハイ二本で秋意の顔つくる


式部の実きらいだけれど愛してる


トナカイの隣に座るうちの猫


秋の蝶少女のごとくうずくまる


屋根のない自転車置き場冬支度

...
心のさまが
容姿である惑星
風のいろが
機敏に変わる大陸
ここは
にほん国のドノアタリデスカ
制約の屠殺場に
朝やけ

神経を千代紙に包んで
ギアをRに入れる
みえない雨
瀟瀟 ...
あいつ
こいつ
呼び捨て
さん
あだ名

あなた
ママ
母さん

おい
なぁ
ーー
休日の早朝、2色パン(チョコ&クリーム)一袋とブラックコーヒーの缶を二本買った。午前六時十分。二十四時間営業のドラッグストアで朝飯を調達したのだ。店員、客ともに少なく気分がだいぶ落ち着く。これから敢行 ... いつもトランプポーカーフェイスバカの壁よりウソの壁 どこで聴いたかも
分からない
名前も知らない歌が
繰り返し
頭の中に響く

「あの頃は良かったね
あの頃は良かったね」

女の声が唄う
でも実際はそうじゃない
私の都合のいいよう ...
割れ目が口を開く
唸りを上げて滴り
蕩けるキャンディー
眉間に皺寄せ叫び悶え
微細な重層亀裂ノイズ
脳髄に充満し滑走し始める
破滅に向かう忘却のグルーヴ 
発情し爆発する幻想のケダモノ
...
明日になれば忘れてしまう満月よ
薄いピンクの光静かに

木星のベージュの光深まりて
秋の夜空の哀しくもあり

火のように燃える火星よ赤赤と
何も照らさず闇にあるらむ

惑星を数個従え ...
一日の終わりに
地面の端と端を結んで
気球のような空が出来る
飛んでいるみたいで
浮かんだままの時間に
赤く染まってしまう
心も葉っぱも
この瞬間に燃えて
脈だけを感じる
音になるか ...
実家の方角から、炊き込みご飯の炊ける薫りのしたような。
晩秋の寂しそうな母の背が、硬い根菜を刻んでいたような。
朝日の明るさで目覚める


知覧の有機緑茶を淹れる


具だくさんの豚汁をつくる


鶏唐揚げからの酢鶏をつくる


アウトドアブランドのフーディーを買う


キャンドル ...
加減乗除時代に乗って作業細かくショボクレ目 トラムは悪い病気を持っている。唇に薄紅色の肉の塊が垂れ下がり、ちょっと見には馬鹿みたいな花を口にくわえているようだ。だから大首女や酒飲みのガンに笑われるし、うだつが上がらなくていつまでも一人前に見られ ... 往路で道に迷いだしているんですね
それは誰にでもある事です

でも
通り過ぎた道は戻れない
有効な未来への地図はどこにも見当たらない
ですよね

幸福の鐘はいつだって遥か彼方で鳴ってい ...
白衣着てバイクに乗って一句よみ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
この怒りを忘れてはならない無限上昇のカ...自由詩420/11/3 9:21
経緯ヨロシク自由詩020/11/3 8:04
牧師になった彼のことⅡ板谷みきょう自由詩1*20/11/3 7:28
未だにこたきひろし自由詩420/11/3 6:29
住み慣れた町夏川ゆう短歌120/11/3 5:41
ひとつの約束梅昆布茶自由詩420/11/3 1:46
むだい足立らどみ自由詩220/11/2 22:37
優しい女ひだかたけし自由詩420/11/2 22:22
アニュリタ短歌020/11/2 21:05
月のトレード道草次郎自由詩220/11/2 20:10
ローテンション(都都逸)足立らどみ伝統定型各...120/11/2 19:53
一口花形新次自由詩220/11/2 19:50
黒い革靴ひだかたけし自由詩520/11/2 18:46
断片渡辺亘自由詩020/11/2 17:45
自由詩320/11/2 17:31
屋根のしたの宇宙4もっぷ俳句320/11/2 16:12
さよなら地球道草次郎自由詩2*20/11/2 8:55
距離ヨロシク自由詩020/11/2 7:54
11月1日所感(つれづれ)道草次郎散文(批評...020/11/2 7:03
鬼滅の刃(都都逸)足立らどみ伝統定型各...120/11/2 6:20
事前準備花形新次自由詩420/11/1 20:54
毒薬ひだかたけし自由詩420/11/1 20:45
青月とは名ばかりの満月アニュリタ短歌020/11/1 19:06
夕方の空ミナト 螢自由詩4*20/11/1 15:37
炊き込みご飯クーヘン自由詩12*20/11/1 12:27
静かで幸せな暮らし佐和自由詩2*20/11/1 11:10
精密機械(都都逸)足立らどみ伝統定型各...120/11/1 10:19
トラムの話春日線香自由詩320/11/1 8:53
詩人にはなれないからこたきひろし自由詩220/11/1 8:49
ハロウィーン川柳足立らどみ川柳120/11/1 7:02

Home 戻る 最新へ 次へ
747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 
加筆訂正:
鏡の仮面劇/ただのみきや[20/11/2 20:04]
修正
4.02sec.