書かれたチョークの白い文字
「 孫が悟った、空の色 」
めをつむり
色んなことを考える
詩が座っている
手招きする
まごまごとしている
今日は座ってるか
そうするか
そんな日もある
めをつむり
もう一度
色んなことを考える
じき
...
3時ごろ、欲しかったレコードが
壁にかかっていたのを手に取って、
僕にだけ、なのかどうか、確かに鈍く発光している、
他のレコード屋もちょっと巡ってから、
もう一度あとで来ることにして、
エク ...
{注石核という石器=打製石器の一種}ありうらめしや
大小の岩に{注{ルビ雪客=せっかく}=鷺の別称}千曲川
折角の{ルビ渡=わたり}も果てず{ルビ屍=かばね}{注狐狸=たぬきときつね}
...
キッチンの九月の透明なる床よ
屋根の上の秋に挨拶 How do you do?
流星よ若かりし日の軽音楽
時の海を漂い続ける木の実たち
雁渡し私の青いマグカップ ...
開かれる
空の瞬き青々と
白雲棚引き
行方は知らず
哀しみ溢れて
秋風の吹く
常識の一つ一つに出会う旅
恥を知らないという恥をかく
教育もハグも出来ない親の子も
気づきがあるから生かされている
筋斗雲あったらいいな私にも
金と運あるのとどっち ...
貧困の中で餓死する人がいるのに
そんな環境にもない私が衰弱死を選ぶのは贅沢過ぎる気がして
空腹を抱えたままどうしたものかと溜息をつく
暴力に支配されて今日まで来てしまったけれど
逃げ出すことも ...
何も無い荒野から
無いものの無い荒野へと
言葉を言葉に放つ指
言葉を言葉に散らす指
腕の先 拳の先
曲線 放物線
吸い込まれてゆく
泪とともに生まれる花
...
もっと大きくてもいいのか
火山に生えた翼がつぶやく
流れ下るもののすべてが
草と星雲の踊りを照らす
頭の頂に毒を揉み込む度に
地を踏み抜き
空を裂く器の音が
途切れることなくつづく
書きたいことはない
と思う時でも
書いた方がいい事は
書かなければならない事は
いくらでも溢れてるもので
書きたいことがない時も
書いた方がいい事は
そこら辺で待ってくれてて
...
巷ではGET WILD退勤が
ちょっとしたブームになった2020年9月
7年ぶりに会社員に戻った
定時になれば
アスファルトタイヤを切りつけながら
暗闇走り抜けるペーパードライバー
毎 ...
わたしのわたしのわたしのための あなたのあなたのあなたの世界
あなたのあなたのあなたのための わたしのわたしのわたしの孤独
わたしのわたしのわたしのための あなたのあなたのあなたの心
あなたのあ ...
秋、畑を耕すことを秋耕と云うそうです。晩秋や初冬に植え付けをする作物の為の下拵えを、土にほどこしてやる必要があるのです。苦土石灰をばら撒いて、鍬を入れ、もう一度石灰を力士が塩を土俵にまくように放っ ...
長い時間、詩から遠ざかっていて
その間、私は死について考えていた(現在進行形で)
言葉を紡ぎ出そうとしても
頭が回らなくて片頭痛に悩まされる
歳を重ねて自然死が近くなっても
この世界から消え ...
ふっと森の脇道に
消える女の
コートの裾が引き摺られ
土煙上がり
瞬間の
狂騒に黒い幹がそそり立つ
森はやがて雨に濡れ
ひっそり静まり返っている
外付けの
鉄階段を
カンカンと
錆び付いた音
夕暮れの音
整髪料
イヤホン
マスク
メガネ
立ち姿
スクロールする指
2人以上なら関係
近くにいると猛烈な勢いで飛び込んでくる
繁華街の広告看板くらい鬱陶しい
テレビのように消せない
情 ...
開けたくて 開けた幕じゃない
それならば せめて終幕くらいは
自分の意志で 自由な意志で
決めたいものだと思うのです
ニュースで飛び込む 有名人の死
その裏で積み重なる 名も無き骸
弔 ...
饅頭みたいにこの地球を真っ二つに割れたら
さぞかし清々するだろうな
真っ二つだから
公平均等に分かれるだろうけど
裂け目辺に乗っかっていたら
溢れて堕ちるだろうし
マグマだって垂れ ...
亡くなってしまったのなら
あのひとのluckをください
血縁、親族、縁者に行き渡ってもまだ余るでしょう
その全部で子どもを守っているなら
仕方がない
けれど
それならなぜ
亡くなって ...
ベランダの端にしゃがみこんでいる影
あれは悪魔
家に入り込む算段を付けている
明け方
人の見当たらない時間に風に揺れる
あれはピレア
鉢から長い茎を伸ばしてそよいでいる
置かれると
...
いつかの境界線に経つ 山門の、拠り所は狭苦しく通り抜ける。
すがらの今日も満月は絆されては吊られ射る。また一段と赤くあたたかく沈み翔る太陽より、艶めかしく毒される紫空に寄っていくつかの物々し ...
カウンターでものを書くということをしたくない僕、無反動シュート
おもえばだ常に反動でしかないではないか創作とはだ
考える余裕のない人ほどNoと言えないとNoと言いたい相手がのたまう
...
はじまりは
聞き覚えある
きみの声
ムーランルージュの
ざわめきのなか
ひとりたび
懐かしい街
水族館
まだいる
イルカ
どこ見ているか
世の中の
漁夫の利の漁夫
君 ...
九月が 群れをなして飛び去ってゆく
胸には 乾いた音階
湖畔を歩きながら
あのひとと約束した
――次に会うのは オールトの雲あたりで
やわらかな忘却が
夢のふちで微笑んでいる
...
{ルビ死人花=しびとばな}たんとお食べと祖母の{ルビ咽=のど}
{ルビ娜=しな}やかに{ルビ山毛欅=ぶな}の樹相を駈けるいろ
睦んではすててむつんでふぐりの芽
低頭と{ルビ雖=いえど ...
もしかしたらご存知でしたか
人の遺体が棺の中で燃える時 まるで生き返ったみたいに遺体が暴れだすのを
暴れ出すって表現はおかしいかもしれませんね
それは 例えば古い新聞紙に火が付いて燃えだし燃 ...
{ルビ細雨=ぬかあめ}に{ルビ歯痛=はいた}治まる{ルビ一夜秋=ひとよあき}
鳥渡る湯気に手を遣る{ルビ好好爺=こうこうや}
露一つ転げてしなう{ルビ珠=たま}の膜
日付順文書リスト
タイトル
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Point
日付
某駅の伝言板に
服部 剛
自由詩
2
20/9/28 23:38
箒星
道草次郎
自由詩
3+*
20/9/28 21:57
ウォントリスト
はだいろ
自由詩
0
20/9/28 21:44
痩肉怨讐〜獣と人の闘い(無季)
道草次郎
俳句
1
20/9/28 21:21
秋習作
もっぷ
俳句
2*
20/9/28 20:19
初秋にて
ひだかたけし
自由詩
3
20/9/28 20:07
_
佐和
短歌
1*
20/9/28 19:18
空腹
無限上昇のカ...
自由詩
0
20/9/28 13:55
持たざるもののための水
木立 悟
自由詩
2
20/9/28 9:58
ノート(軸と光)
〃
自由詩
0
20/9/28 9:55
ノート(頂)
〃
自由詩
0
20/9/28 9:54
執筆欲
komase...
自由詩
1*
20/9/28 8:13
GET WILD退勤
猫道
自由詩
2
20/9/28 8:13
Spling Love song
おろはげめが...
自由詩
0*
20/9/28 0:21
秋耕と幻想
道草次郎
散文(批評...
2*
20/9/27 23:45
詩を書く
無限上昇のカ...
自由詩
2
20/9/27 23:27
出来事
ひだかたけし
自由詩
2
20/9/27 21:24
外付けの鉄階段をカ
TAT
短歌
1
20/9/27 21:00
ディスタンス(通勤電車にて)
猫道
自由詩
5*
20/9/27 20:48
辞し
たいら
自由詩
0
20/9/27 20:39
ギャンブル
こたきひろし
自由詩
0
20/9/27 20:08
形見
よしおかさく...
自由詩
0
20/9/27 18:28
ベランダ
〃
自由詩
0
20/9/27 18:27
みちしおどき
あらい
自由詩
0
20/9/27 15:20
ひねもす
りゅうさん
短歌
1
20/9/27 14:37
はじまりは
足立らどみ
短歌
0
20/9/27 13:57
乾いた音階
塔野夏子
自由詩
2*
20/9/27 12:05
愍笑け楽 (無季あり)
道草次郎
俳句
0*
20/9/27 11:44
告別の式に寄せて
こたきひろし
自由詩
0
20/9/27 10:18
珠のすべらか
道草次郎
俳句
0*
20/9/27 10:11
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4.3sec.