国道を南へ走らせ目的地疲労取り去る休暇村
近道の県道今も工事中狭いし暗い峠を越える
古い街道が入り組み迷いそう行ったり来たりまた同じ道
枝分かれ高速道路何本も地方を元気づける道のり
クソマスコミは一切報じないが
一番知りたいのは
死人の数が
例年に比べて多いのかどうか
ということだ
そこでちょこっと調べると
季節性インフルエンザで
死んだ人は
一昨年も昨年も
3 ...
かなしみの色は 何色だろうな
僕の体を流れる 血のような赤だろうか
はたまた それとも
底も知れぬような 深い海の群青だろうか
きっと十人十色
同じ色など無い
感情もそれぞれ
まるで ...
それはそれはしあわせな
夢で逢えたから
月の光で遮られて、
僕らを祝福するように
切っ先で黒く染められ、
満開の徒花の底でも
静粛に執り行う夜の柩
縹色のサークレットを夢に被せて
...
週に3回か4回、自転車を15分こいで通っている花屋は大型マーケットのすみにあって、だからか、こういう時期でも営業を停止しない。でも場所はあんまり重要じゃないのかもしれない、街のなかにある花屋をみる ...
問:ブルーマンデーの正しい訳を次の中から選べ。
a:青き月曜日、b:蒼き月曜日、c:碧き月曜日。
ちぎれ花びら
ひらり
揺れ落ちて
世の川の瀬に
流れ漂う
目を凝らす
空の果て
悲しさ滲み
なみだ
零れる
愚かさの
只中で
葦は折れ
萎れ行く
されど
祈る
遠く
...
一人のつかれた様子の人間がスーパーマーケットの一角に立ちつくしている。棚に陳列されたあるチーズを眺めている。もう長いことそうしている。それはアルミ箔で六等分に個包装され赤黄色の円盤型の紙箱に収納され ...
山が二つあり こちらの山に対面するのもう一つの山のふもとの一軒の平屋の屋根の上で独り 舞踏を行っているのがわたしである
それをこちら側で見ているのが一卵性双生児の兄妹である
わたしから ...
手の中にあるものは見せずに
血の流れだけで育てていく
熱くて冷たい汗が引くまで
ギュッと握ればどうだ感じるか
夢は手相の上でジタバタしている
応援歌みたいに騒ぎ出すよ
運命線を背負ったまま ...
オレはさ
まだ自分のことが
よくわからないんだよね
間違ったものを信じてきて
それを人にすすめて
よかれと思ったんだけど
大枠で言えば
何も間違ったものはないんだけどさ
それって遠 ...
天変でも地異でもなかった
なのに
突然変異の如くあらわれて
人間の社会を襲ってきた
闇雲に
人身に侵入して
その組織を壊すから
人心を恐怖と不安に陥れた
テレビをつけたら
感 ...
とてもつらいことがあったとき
暖かいご飯を一口食べて
涙が止まらなくなったことがあったな
生きるって
そういうことだな
私は魚ではなく
人だから
海は
陸とつながってる部分が
好きだ
見渡す限り海だけの映像は
空恐ろしい
そこに岸があるからこそ
安心して美しいと思える
そして
岸から ...
海沿いに住む人は幸せだ
時には
ただ海を見ているだけで
変わるものがある
あなたが悩み迷ったとき
海は何も答えない
だけど
答えが必要じゃないことを教えてくれ ...
遠い? いや 遠くない
近い? いや 近くない
届く? いや 届かない
わかる? いや わからない
わたしが放るこの球をきみは捕ろうとしなくていい
球はただ転がっていく
元気ないね どうかした
顔色悪いよ
ちょっと休憩しない
着信鳴ってたよ
気にかけてもらってありがたい
でも 嬉しくない
喜べない
この気 ...
悪戦苦闘中なので無理
限られた自由
「
俺の心をぶち抜いた
キャベツを切り刻み
ニンニクを微塵切り
詰め込んでしまった
7つの銃弾は多すぎ
ロシアンルーレットに
...
おかされた罪とおかれたその場所でおかれたままに朽ちてゆく肉
午前二時濡れる鏡に映る肉千切っては投げ千切っては投げ
わたくしを忘れろと言うわたくしを思い出させる肉に歯の痕
夜が壊れていくから
窓に包帯を巻いた
朝は舌なめずりして
地平線の先で出番を窺っていた
幼子の泣声、いや
盛りのついた猫だろうか
街路はあらゆる音を
まっすぐに伝えてはくれない
...
ええ、いいわ。
ええ、もう、わたし、死にましょうか?
なぜ、悲しいうたばかり
流れるこの街で
くっだらない日常に
悩まされなければならない?
いつかみた、あの子の詩は
...
国境なき医師団が。TVCMつくって募金を募っている。
非常事態下だというのに非常識なやつらだ。
おまえらこそ勝手に医者面を隠れ蓑に、
貧困ビジネスやったりスパイ活動やったりしてんじゃねえ ...
すべての親しい者達が消えた日に
おまえは無感覚となりその鉈で
自らを切り裂く
遠い億万年の記憶と一体化し
どうして今此処に居るのかと
自問を続けながら
ひたすら自らを切り裂いていく
終わ ...
とどけるために、思いをこめた言葉は、宙を舞い、無の
なかを漂って、さまよっている。無のなかで、それらの
言葉だけが、有の属性を示している。すべては無なのだ
から、そのなかに有があったところで、意 ...
2020.3.20.
あの人は今… あの日の私は今…
まさか忘れたいのかい?
偶然 擦れ違ったあの人よ どうしてるの?
なんて思ったり… 覗き込んだり見上げたり
探し出したいんじ ...
愛は真っすぐ丘を登って行った
蹄の跡を頂に置き去りにして
光は渦巻いている
春の風がむき出しの土を{ルビ弄=まさぐ}っている
あの日太陽を塗りつぶしたのは誰だったか
わたしの心臓を突き刺 ...
光と影の中で
息を詰めている
都市と星
船は極地の上空にあり、
眼下の地球は
完璧な半球となって見えていた
昼と夜を分かつ明暗境界線を
見下ろしていた
境界線のうち、真ん中から ...
今日は
楽しかった
みんな
またね
って言って
僕は
終電に走る
なんとか
間に合って
来ていた
LINEを
返す
みんな
ありがとう
出会えて
よかった
そしてスマホ ...
今より若かりしころ、木の実ナナに似ているスーザンサランドン(スーザンのほうが少しだけ年上だけど)が出演していたshall we dance?を映画館で観た帰りの喫茶店で、リチャードギアはパチンコしてい ...
ギーギーギー
虫が鳴くと船が進むように
生まれたばかりの膜を破る
複雑だった僕等の言葉を
耳元で油を差す時は
シンプルな感情を孵化させて
奥まで届く方が美しい
風が届かない部屋に
散っ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
高速道路
夏川ゆう
短歌
4
20/5/5 5:56
毎年冬場は自粛しろ
花形新次
自由詩
2
20/5/4 19:48
かなしみの色
たいら
自由詩
0
20/5/4 19:44
unhappy wedding
あらい
自由詩
1
20/5/4 18:54
メモ
はるな
散文(批評...
5
20/5/4 17:37
月曜日
クーヘン
自由詩
2*
20/5/4 12:29
祈り
あおいみつる
自由詩
3*
20/5/4 11:18
チーズの箱
ブッポウソウ
散文(批評...
0
20/5/4 9:50
d'or
墨晶
自由詩
2*
20/5/4 9:21
スカーレット
ミナト 螢
自由詩
1
20/5/4 7:45
王霊
トビラ
自由詩
1*
20/5/4 6:57
砂の嵐
こたきひろし
自由詩
3
20/5/4 6:32
茶碗
ガト
自由詩
6*
20/5/4 5:57
堤防
〃
自由詩
7*
20/5/4 5:54
うみねこ
〃
自由詩
1*
20/5/4 5:51
球
ブッポウソウ
自由詩
0
20/5/4 5:18
ほっといて
佐白光
自由詩
0*
20/5/4 2:06
いつも情報を無駄にしている
足立らどみ
自由詩
0
20/5/4 0:21
畜肉
ブッポウソウ
短歌
0
20/5/4 0:16
ステラ
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
20/5/3 23:47
あなたへ捧ぐ愛という愛
秋葉竹
自由詩
8
20/5/3 22:24
国境なき疑惑
ナンモナイデ...
自由詩
2*
20/5/3 21:11
対峙(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
20/5/3 19:54
とどけるために
岡部淳太郎
自由詩
1
20/5/3 18:18
覗き込んだり見上げたり
余韻
自由詩
0
20/5/3 14:16
術もなく
ただのみきや
自由詩
10*
20/5/3 14:00
病院船
カワグチタケ...
自由詩
3
20/5/3 11:18
Line
コーリャ
自由詩
5
20/5/3 10:01
GWに振り返る
足立らどみ
散文(批評...
3*
20/5/3 8:19
虫の音
ミナト 螢
自由詩
2*
20/5/3 7:46
734
735
736
737
738
739
740
741
742
743
744
745
746
747
748
749
750
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
765
766
767
768
769
770
771
772
773
774
加筆訂正:
GWに振り返る
/
足立らどみ
[20/5/3 9:30]
雄叫びを伏せ字にしておきますわ(理由:ライオンキングみたいだから)
GWに振り返る
/
足立らどみ
[20/5/3 9:28]
雄叫びを伏せ字に変更しておきますわ
4.2sec.