笑顔をば 意識出来ぬと言うけれど
コロナに煽られ 人の愛知る
行く末を 案じてみても 日々そうろう
成りゆく任せ 日々に生くのみ
力ため 歩いてゆこう 刹那でも
何が糧な ...
街の音街が生きてる音がする人工的に作られた音
木の家の木の温もりが心地良い自然の中にいると錯覚
山の上団地が出来て三十年陸の孤島のようなイメージ
羽があり大空を飛ぶ夢を観た風の音が心 ...
いい加減迷信が疎ましくなった当たりからか、お腹に切り傷が開いてあって、両端のないミミズが絶え間なくこぼれていくのがわかった。このしようのない破れ目の為に僕は縫い針か、全く反対によく切れるナイフさえ手中 ...
音楽をどのように例えようか
この素晴らしいものを
讃えよう
唯一である自分を自分で愛そうと思う
そう思えてしまえるのである 音楽とやらは
あばらにつっかえた 受 ...
それは
囚われの魂が
ひび割れた玻璃の裡から放つ
灼熱の産声
永遠という名の陽だまりに
生まれ咲いた花よ
太陽の娘よ
姿なきそなたの
姿を描き出すのは
静寂という名の繭を ...
繰り返し
欠伸と不安のうねり、
繰り返し
安定剤と躁鬱のうねり、
あるモノあるモノ
切迫し
また夜が来て夜深まり
私の宇宙を横切って
闇夜の混沌流入し
指揮系統は不在
...
志村が死んだので
この歌を思い出した
若者はいつだってバカで
生に無頓着だから
部屋に閉じ籠れって言えば
外をぶらつくし
閉じ籠るなと言えば
いつまでも閉じ籠る
誰にも迷惑を掛けないで ...
夕暮れが来て
昼間高曇りの空の下
白っぽかった街並みが
闇に呑まれていき出すと
高く豆腐売りのラッパの音、
響いて意識は
遥か彼方に飛んでいく
遠い過去と遠い未來、
今此処で円環し ...
黒ヒョウが出没したという
知らせが町を駆け巡った
獰猛な肉食動物であるから
外出は自粛するよう要請がある
学校は休校
大抵の企業も在宅勤務
スーパーマーケットには
当面の引きこもりに備え ...
最初はグー
いかりや長介あたまはパー
じゃんけんぽい
20分休みの教室
みんな元気に笑って遊んでいた
昨日の夜はTVの前で家族と笑った
風呂あがりの林檎ジュース吹き出しそうになった ...
詩病を患って久しい
いったい誰の詩を読んで伝染してしまったのか
今となってはわからない
いくどか再発と自殺未遂をループするが
扁形動物のように死なない
書かれた詩はそれを ...
空の注釈が剥がれ落ちる
滴の軌跡
硝子の筒
光が降るよ光が降るよ
そうふれまわる見えない子らが
誰かの虹に染まりゆく
報いを受ける時が来たのかもしれない
...
誰でも鈴を持っている
笑顔の波間や涙の余剰に
顔を見つけて幸せになろう
時を超えても場所を変えても
首輪をつけた人は丸くなり
何かを招くようなお手つきで
言の葉に包む鈴を流した
リンリ ...
まってどこへ行くの
私も連れて行って
風のしっぽをつまんで
ついていくどこまでも
金魚草が泳いでいる
風の水槽の中で
私は浮草になって見ている
いつまでも漂いながら
金魚の ...
流星が導火線のように
片想いを焦がして
やがて綺麗に輝く
宇宙に花火が咲いて
見上げるわたしに
小さな火花が落ちる
心に深く沈んだ灯火
恋の予感は
火薬の匂いがした
日曜の朝
いや
もうお昼過ぎ
庭の椿が
妖精のように
障子戸に
影絵になる
コーヒーカップが
日時計のように
テーブルに
影を伸ばして
どこへ行くのと
僕に問いかける
コーヒ ...
工具箱に銃弾を一つ忍ばせている男になるべし。
大量のボルトやナットに上手く紛れ込ませるべし。
魔法をかけたのはあなた
とかないのはわたし
記憶が胸を確かめるんだ
いなくなった後から
思い出すのは何故だろう
ありがとうとさよならを
並べてゼロにしたくはなかった
電子レンジの音が主張する
寂しさを幸せに変えられず
ガムシロップ ...
たぶん30ぐらいの
白人の妊婦さんが
息も絶え絶えなのに
“コロナにかかり重篤になるのは
高齢者ばかりじゃない”とかなんとか
スマホで自撮りして
大変なところ人類のために
うった ...
{引用=旅行者}
その人は鶫のように帰って往く
旅行者だった
ほぼ全身が包帯でぐるぐる巻きになり
血と膿が染みている
新しいものに代えようと包帯を解けば
汚れた包帯は延々と続いて
やがて ...
雨の二乗から傘を差し出した
昨日はまるでヒーローみたいで
髪の毛の分け目を少しずつ
気にしなくなる今日は丸腰だ
日曜日を手のひらに閉じ込めるなら
四文字の方が綺麗に包める
その中で割れた夢 ...
気兼ねして言えない雰囲気も
立派なハラスメントなのに
何て言ったらいいんだろう
危ない危ない
ハラハラするから
ハラハラ・ハラスメント
縮めるとハラハラって
そのままじゃないか
...
終雪や「不要不急」の木霊消え
偽物のイマジンが街を闊歩している
俺はガイガーカウンターを海馬に埋め込んで
徹底的に感染を拒否する
ヒステリックな世間の声
真剣さこそが真実だと
信じて疑いもしなかったやつら
パリコレ ...
神さま薄汚れた魂の
居場所はどこにあるの
嘘をつき尽くしたときの
あなたはどこか満足げに
涙が流れても
その味がにがければ
天使はやってこない
あなたは「不味い」から
打ち捨てられ ...
みおつくし
トンボの止まる
杭の先
今朝
なごり雪
降り積もります
書くために神経をすり減らす
書きたくて
神経を研ぎ澄ます
書くために
時には誰かを殺し
書きたくて
自ら奈落に堕ちる
書くために集中し
書くために食べるを忘れ
書きたくて
...
いつから間違っているのだろう
いま死が人の姿で現れる
ぼくのいのちを守る為に
あらゆるいのち達から遠ざかる
ぼくという、みにくい外皮だけが
ここに残っている
先天的に強い虫と
先天的に弱い虫がいる
先天的に強いヒトと
先天的に弱いヒトもいる
先天的に強いオオカミと
先天的に弱いオオカミもいた
先天的強い羊と
先天的に弱い羊もいるか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
この世界から何をば ~私なり人なりに~
二宮和樹
短歌
0
20/3/31 6:50
大空
夏川ゆう
短歌
0
20/3/31 5:06
駆除の正当性が再発見される前段
なけま、たへ...
自由詩
1
20/3/31 4:52
音楽は人の形
朝焼彩茜色
自由詩
2
20/3/31 1:40
永遠
両性具有
自由詩
0
20/3/31 0:23
闇〇夜
ひだかたけし
自由詩
1
20/3/30 23:09
若者のすべて
花形新次
自由詩
1
20/3/30 20:43
残響
ひだかたけし
自由詩
3*
20/3/30 20:27
黒ヒョウ事件
やまうちあつ...
自由詩
0
20/3/30 19:51
少年の頃 教室にて
秋也
自由詩
1*
20/3/30 14:10
病者詩覚書
ナンモナイデ...
自由詩
3*
20/3/30 13:33
午後と水紋
木立 悟
自由詩
1
20/3/30 10:46
音
ミナト 螢
自由詩
1
20/3/30 7:18
金魚草
丘白月
自由詩
0
20/3/30 6:25
宇宙の花火
〃
自由詩
0
20/3/30 6:25
日時計
〃
自由詩
0
20/3/30 6:24
銃弾
クーヘン
自由詩
3*
20/3/29 23:06
十七夜月
もっぷ
自由詩
2
20/3/29 21:48
ヘヴン
ミナト 螢
自由詩
2
20/3/29 21:36
未感染者
ナンモナイデ...
自由詩
4*
20/3/29 20:46
壊疽した旅行者 ニ
ただのみきや
自由詩
2*
20/3/29 15:12
Sunday
ミナト 螢
自由詩
0
20/3/29 14:13
ハラハラ・ハラスメント
イオン
自由詩
1*
20/3/29 12:51
終雪や
足立らどみ
俳句
1*
20/3/29 12:29
満足できない
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
20/3/29 10:55
ある悲しみについて
うみ
自由詩
2
20/3/29 10:45
みおつくし
足立らどみ
短歌
1
20/3/29 10:04
書くために神経をすり減らしても
こたきひろし
自由詩
3
20/3/29 6:53
コロナウイルス
フリーダム
自由詩
2
20/3/29 2:39
不安な音楽
こたきひろし
自由詩
2
20/3/29 0:33
751
752
753
754
755
756
757
758
759
760
761
762
763
764
765
766
767
768
769
770
771
772
773
774
775
776
777
778
779
780
781
782
783
784
785
786
787
788
789
790
791
加筆訂正:
少年の頃 教室にて
/
秋也
[20/3/30 14:12]
家族の団欒の温かさをTVを通していつの間にか教わっていた。ありがとう志村ケンさん。故人のご冥福を祈ります。
壊疽した旅行者 ニ
/
ただのみきや
[20/3/29 23:50]
誤字修正しました。
3.79sec.