呻いている。
ただひたすら、呻いている。

枯れ果てて死んだ、
ひび割れた大地に
立ち竦んでいる。

風はびゅうびゅうと髪を乱す
口の中に砂が封じるように入ってくる。

血 ...
産まれたばかりは
眠っているか泣いてばかりいた

産まれてばかりも
夢を見るのか
見ないのか

記憶は何もない
まるで
無感覚か無意識の
暗闇だったから

誰かに
何者かに
...
  )サラ ? 目が覚めたのね。 
エシャロットとベーコンのスープを口にしたのは床に寝ついてから二日目の朝だった。
叔母のエミーは料理をテーブルに置くと狭いベットのわきをすり抜けてカーテンを引 ...
能力を熊力と書いたのは態と

まるで丸みたいにみえる八角形

黒歴史 たくさんの色が混ざってる

てのひらのなかにひらがなみつけた日

バス停でコントラバスを弾いている
 しわがれた老人の声が低く響き、それに続いて男と女の声が虚ろに空間の中に広がる。冷たく、そして何もなく、暗闇に包まれた空間。そこに起こる物音はすべて柔らかな海綿に沁み入るように、だんだんとその質量を失 ... 地下室への階段を降りてゆくと
探していた言葉があった
それは難しい言葉なんかではなくて
なんてことはない言葉だった
くだらないなぞなぞの答えのような
拍子抜けするようなやつ
でも 昔は仲良 ...
営農センターの方から多くの桃が北側の倉庫に運ばれて来ていた。
フォークリフトの爪が木製のパレットに引っ掛かかる時に出す苦しげな音が梅雨明けの北信地方に反響し、鉄で出来た{ルビ軌条=レール}のような態 ...
とうにもう
枯野の向こうへ行きやったけど
おれに初めてフグを食わしてくれたんは
おんじゃん(おじいちゃん)やった

唇がぴりぴりしたら言いや
フグの毒がまわったゆうことやさかいにな
おれ ...
痛み 超え
恐怖 超え
快楽 超え
嫌悪 超え
絶望 超え
希望 超え

死を前にして、死を前にして

外界 銀に照り映え在る
 純粋にオドロキ確認し
内界 漆黒の光点広がり在る ...
私は妻であるようだから
妻の声帯から声を出す
「夕飯はなんにします?」
私の息子があたかも私であるかのように返事をする
彼とは離れて暮らしているのに
「ひさしぶりにトンカツなどがよいです」
...
サンバイザー

サンバイザー

サンバイザー

三倍だー

サラバイザー
電灯の力をかりて
風にゆられる
{ルビ向日葵=ひまわり}たちの笑い声
さやかに響く 夏の夕暮れ 
「しゃぶしゃぶ店大爆発」って三回言って?
しゃぶしゃぶてん・・・普通に言えるだろうがっ!
でもさ
言うに事欠いて
コロワイドって・・・・
コロナ専門のワイドショーだと思ったぞ

今、頭に ...
一人を越えた一人で
異を受け入れる小鳥

見つめあった訳
それは誰にも見えない
ラムネ工場で作られたビー玉にあの夏の日が閉じ込められてる


初恋を{ルビ啄=ついば}む小鳥に{ルビ啄=ついば}まれたとこがいつまでたっても甘い


遠くまでちいさな泡がのぼるからおそらく ...
一握の砂ひとつぶの水
すべての生命が埋まる
井戸は枯れ空は満ちて
からぐるまが空を廻す
ひとつぶの星一握の月
滴りまた井戸が満ちて
掌におさまるひとつぶ
如何様にも煌めく澪標
一握の砂 ...
僕の彼女は
夏にワンピースを好む
 (部屋着にもお出かけ着にも)





僕のカノジョは
目を細めるとき
厚い涙袋も出てしまう
 (出るとホッとする)






...
ただ一人の遊び

でもそれがみんなのためになってるんだね

あの草のように笑おう

砂浜で笑う

あの子は

今も遥か彼方で愛を探している
河原に散らばった流木を広い集めた
干からびたそれに火を付けた

それは少年の日ノ一人遊び

あんたはなんにでも
本気になれないんだよね
いつも冷たくて覚めているんだよ

あんたの考え ...
ぜんぶ
俺のお陰なんだ

俺の必死な思い
俺のいっしょうけんめい

でも
俺だって
全力疾走
全力投球は
苦手だから
無理だから

だけど
ぜんぶ
俺のお陰なんだ

...
あの子の寝顔を観て
はあ美しいと思う

部屋には私の匂いがたちこめている

さあ今から残った弁当を食べよう

あの時の人参を思い出して
また夏に微睡んでいる 流れている

空っぽでからっとしてる空の色

未来には果てなどなくて夢をみた

目を瞑る たくさんの場所がひかっている
たそがれて
いちにちが終わる
いつかは
このくるしみも終わる
すくなくも
わたしが終われば終わるだろう
その時は
世界が終わる のではなく
世界のなかで
わたしが終わる


わ ...
ハッピーかどうかは俺が決めるんだ。この世でたった一人の俺が。 或いは
オブ・ザ・フットボール

或いは
万延元年のフットボール

或いは
1973年のピンボール




...
ザッザ ザッザ
足音、響かせ
さ迷う人

その心中に
微動だにせず静か佇む
確かな凝視、
サヤを剥く

さ迷い人の憎悪を
さ迷い人の心魂を
裸にして、裸にして




...
与えてそして奪った
傷だらけだよ
もう
もうだめだよ
でも
あなたの方が
苦しいんだ
そうなんだよ
あなたの張りつめた姿
そのまつ毛
見てられないよ

ぼくは単純で
おまけに ...
出張でアメリカに
行ったときの夕飯は
中華料理の持ち帰りに
することが多かった
どれでも99セントで
こちらがもう十分と
宣言するまで
ひたすら盛り続けられたのを
覚えている

あ ...
 人間の 不要発明 お金だな
 職場で アホな事だけ 思いつく
 宝くじ 買ったその場で 捨てちった
 ポリグラフ はい、はい、はい、、は 嘘ざんす
、まだ来ない 3日遅れの 知能指数
ただ一つの言葉を言えないばかりに
君は長い長い詩を書く
ただ一つの言葉
それを君は覚えているかい?
君は君が詩を書く動機を
まだ覚えているかい?
君は詩を書くことで
気を紛らわす苦しみか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
怒りゆるこ自由詩120/7/31 13:16
思い出の中で記憶が揺れるのか 記憶の中で思い出が揺れるのかこたきひろし自由詩120/7/31 6:57
「burning,Banksy」アラガイs自由詩2*20/7/31 3:16
見つける水宮うみ川柳0*20/7/31 1:01
19歳の不安七尾きよし自由詩020/7/30 23:07
詩のリハビリ滝本政博自由詩7*20/7/30 21:32
始業の鐘道草次郎散文(批評...2*20/7/30 21:26
てっぽうyo-yo自由詩3*20/7/30 21:26
境界にてひだかたけし自由詩220/7/30 21:13
妻になった日滝本政博自由詩4*20/7/30 20:52
めもかば自由詩020/7/30 20:29
夕景服部 剛自由詩120/7/30 18:32
コロコロコミック花形新次自由詩020/7/30 16:57
飼育員moote自由詩220/7/30 16:52
誰もいない夏青色銀河団短歌5*20/7/30 14:47
看取りの道帆場蔵人自由詩220/7/30 14:03
僕の彼女―2020―佐和自由詩120/7/30 13:30
拡散moote自由詩120/7/30 12:24
燃えてたぎれないこたきひろし自由詩320/7/30 7:26
俺だよ 俺だから自由詩220/7/30 6:44
あの時の人参moote自由詩220/7/30 0:11
眠るとき水宮うみ川柳1*20/7/29 23:07
Withdraw大村 浩一自由詩11*20/7/29 23:01
ハッピーかどうかは俺が決めるTAT短歌320/7/29 22:10
球道無限自由詩220/7/29 21:43
自我ひだかたけし自由詩120/7/29 21:18
他者への手紙道草次郎自由詩2*20/7/29 20:25
GO TOとTO GO花形新次自由詩120/7/29 20:19
狂句⑲あい うえお川柳120/7/29 19:50
道草次郎自由詩2*20/7/29 18:48

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