海の見える窓辺に
ちいさな灯火で本を読む

誰もいない部屋は暖かくすこしだけ湿っている
昼間にはここから木枯らしを耐えるしなやかな小枝がみえて

優しくて透明なものだけを感じようとしてみる ...
安心して
砂糖は入っていないから、と鳩がささやく

なのに甘いのはどうしてなんだろう
さがしてみたって見つかりっこない
にごった沼
シュガーレス
脳内で変換された甘さ
日々何かに誰かに ...
遥か遥か
天の高みあたりには死者達の永眠る国があるらしい
子供の頃に大人達がよく言っていた

神だって
仏だって
本気で信じた事は一度もないけれど

代々大人達が伝えてきた言葉には真実 ...
 書く為の、メソッドと云うか、ゲームを考案する(し続ける)。最終的に一つのテクストが導かれるゲームだ。「ゲームの結果=テクスト」よりも、その作戦に作品性がある、そんな試みを。
 読む者は戸惑うかもし ...
宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰う

人は幻想に飽き足らず
自らの思考に住み
澄み渡る空を臨む

宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰い

やがて、

五感の縛りを解き
人は宇宙 ...
ポイントを
どこかで期待している
たくさんポイントが入ると
過信する
ポイントが入らないと
無視された気になり
時に落ち込む
ポイントを
期待していても
バカバカしい
そんなバカバ ...
東証の平均株価が2万7千円台らしい

例のウイルスの変異種は増殖率が高いらしい

他人の悲哀を感じない人間がいかに多いことか
おだやかすぎる静止画
雲さえ止まってる
コンビニまでならんで歩く
とうに背を越していった娘の中に
小さな娘が見え隠れする
つかまらない鬼ごっこ

今日の空から降ってくる光は
束になって ...
「12月28日のsketch」

トンネルを抜けるとズレた周波数があった。ラジオ深夜便、ラピスラズリの火球は未明の空を横切った。

「ザザ…ザザザ、とある三歳の女の子がお母さんに結婚してとせが ...
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ...
故郷
100円の筆ペンが
たった二文字の前で
立ち往生してしまう

故人の記憶も記録になり
それ故のふるさと
気づけばただの穴ぼこだから
書いたところで故郷だけれど
気づかないふりを ...
彼岸花が道を作るように咲く焦ったように秋が始まる

夏と秋混ざり合った日々続く夏の疲れはまだ少しある

曇り空午後には雨になりそうで雨が降るほど夏剥がされる

すぐ届くネット購入すればいい ...
  あざとい  
{引用=今夜は天使だけがいる}


 
僕の、何もすることもない意識は部屋の中。壁を見ては、するべきことをなくしていたようだった。感覚することによって得られる、僕の、昔の思い出として。一人でいるのだということを確かめながら、窓の外の景色を、 ... {引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ...
夜 寝床に入ると
眼がさえて眠れなくなる

夜 寝床に入ると
死者が会いにきたりする

夜 寝床に入ると
わたしの魂が体から抜け出して
天井をすり抜けて
死者のいるところへ昇ってしま ...
ある男居き。その男は一見、幸せさうに見えき。金銭に不自在もなく、夫婦も仲良く麗しき娘も居き。されど、男は不満なりき。どうにもおのれの人生はおぼろけなり。そのことに驚きしよりは男はあまりにも生活あぢきな ... 女子高生から
下着を買い取るとき
その女子高生の容姿と
下着の付着物の量と匂いから
その下着の適正価格を割り出す計算式で
黒いパンティのときに
より誤差なく結果が得られることから
この名 ...
静けさの含み持つ何か 
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か

過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する

胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ...
          - Gris, le chat

グリですか?

長生きと云う訳ではありません

代々、猫の名前が同じと云うだけの話です

ただしかし

拙宅には猫など居りませ ...
わかいおまえさんはきいたことがないかもしれんが

このよには

だんぼーるや

ぷらすちっくや

きでできた

だいしょうさまざまの

はこだらけの

ひのあたるへやがあっ ...
本当のことはとても静かにやって来る
俺がそうだと声高に叫んだりなどしない
気づいたらいつの間にかそこにいる
迷うヒマなど与えてもくれない

ハーフムーンに見下げられながら
凍えて帰った ...
雪もよい由なしきっかけあり喧嘩


灯も消えてイブのチャウダー出番なし


魔法なら解かないでくれ冬茜


チャウダーに木の匙そえて二日朝


初雪やダイヤモンドが拾う音

...
こんにちは愛の調子はどうですか感情的に生きていますか?


この冬をただ生きていて夕焼けをただ浴びていて何か足りない


人生は虹のようだと思います良くも悪くも生きてこられて


錯 ...
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

...
発想が反社会的勢力と同じなのは
否めませんが
そんなことは気にせず
頑張って参りましょう!

今日の東京の新規感染者数は
481人です!!
昨日が708人でしたから
大幅減となりました ...
あるところに嘘ばかりつく狼が居ました。
「俺は他の奴らとは違う」
それを遠くで見つめる羊が居ました。
その狼はあまりにも面倒なので、周りから動物は逃げていきました。
そんな中、羊は言いました。 ...
主の戻らぬ蜘蛛の巣は、日毎に艶を失い、いつかは風に壊されて。
命はいつも風の町からやってきて、風任せに元の町へと帰ってく。
嘗て、大阪の隅っこで起きた0.000003億円事件。
おつかいの、おつりの3百円、少年がネコババした事件。
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
窓辺梅昆布茶自由詩1020/12/30 12:53
シュガーレスの沼そらの珊瑚自由詩420/12/30 11:51
何かを手に入れたくってこたきひろし自由詩420/12/30 7:02
Memo. Dec. 29th. 2020墨晶散文(批評...2*20/12/29 23:19
シンカひだかたけし自由詩420/12/29 22:28
感度へ道草次郎自由詩2*20/12/29 22:10
2020年の掉尾ナンモナイデ...自由詩220/12/29 21:01
冬の散歩道そらの珊瑚自由詩720/12/29 11:58
ラピスラズリのスケッチ、他道草次郎自由詩3*20/12/29 11:57
四行連詩 独吟 <静かに>の巻塔野夏子自由詩4*20/12/29 11:37
故郷wc自由詩220/12/29 11:02
ネット夏川ゆう短歌220/12/29 5:47
NIKEのCMについて津煙保存散文(批評...3*20/12/29 5:23
純夜自由詩1*20/12/29 5:21
波打つワカメ番田 自由詩120/12/29 0:54
加減と彗星道草次郎自由詩420/12/29 0:18
夜 天井をすり抜けてこたきひろし自由詩520/12/28 23:48
蹴捨坂月夜乃海花散文(批評...0*20/12/28 23:30
金融工学入門Ⅰ ブラック・ショーツ式花形新次自由詩220/12/28 23:10
フルサトひだかたけし自由詩520/12/28 21:58
猫のグリ墨晶自由詩3*20/12/28 21:46
てんごく自由詩2*20/12/28 21:45
無波動の寝床ホロウ・シカ...自由詩2*20/12/28 21:41
屋根のしたの宇宙5もっぷ俳句320/12/28 20:52
風の箱庭由比良 倖短歌420/12/28 19:45
梅昆布茶自由詩920/12/28 19:30
トトコロナ花形新次自由詩120/12/28 17:48
嘘つき狼と黒羊(ショートショート)月夜乃海花散文(批評...120/12/28 16:17
風任せクーヘン自由詩2*20/12/28 10:45
3百円自由詩1*20/12/28 10:43

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加筆訂正:
Memo. Dec. 29th. 2020/墨晶[20/12/30 7:03]
少し加筆。
冬の花びら時の河面/ただのみきや[20/12/28 12:27]
修正
3.68sec.