(チィロン!)
桃花「明日って何が必要なんだっけ?」





=>検証

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<title>山野桃花</title>
<h ...
 
 朝の生ぬるいミルクは狂者に揺れる鏡

それは夢と希望を織りまぜた苦い蜂蜜の跡
 
        急ぎ足に躓いた 襟巾の呼吸が

今日も樹海を彷徨う亡者の影が     みえてくる
...
窓辺の白い靄に似た雨が
都の煌びやかな二酸化炭素へ憧れて
ぽつりぽつりと呟くように
私の廃墟へ響き渡る

ここは
「腐ったこーひー店」
店全体が
そろそろ偲びあるく
煙草の煙に抱かれ ...
澄んで
空は澄んで
心は空に住んで
もう全てが済んで

建てた
果てに立てた旗は
白く

いつまでも脆く
壊れやすい新興は
信号を渡れない

続けなくても続く道は
ずっとず ...
恋愛をもうやめたのねきみひとり《幸せ》になれていいねと風吹く


愁あるおんなの仕草が試される《詩》を書く涙のわけとは無縁の


泣かないで強い大人になるんだろ、わかっちゃいるけど止ま ...
花が花を追い
光が光を追う
互いが互いであることを忘れ
互いが互いをくりかえす


雨は雨
ほつれた糸
珠つなぐ音
雨と雨


何も無さをついばむ鴉
...
冬の陽だまりは
いつだってやさしくて
初夏の風は
いつだってあたらしい
あなたのとなりで
春を聴いた私は
なつかしい秋を待つために
紅い日傘を買うだろう
耳飾り揺れて
響く音楽
あれはバイオリン
嗚呼
声が聴きたいな
なんて
恋する乙女は
また歩みを進める

あなたのさした傘の下
秘密を一つ分け合って
大事に大事に
心臓に埋め込 ...
君との距離が
縮まるほど
言葉が少なくなる

言わなくても伝わる想い
重なり合った想いがときめく

恋が始まって
切なさの重みよりも
明るい日常が生み出される

愛されているとい ...
新緑が愛でられもせず萌えている

型未知でこんなん考慮しとらんよ

ふざけるなやってられるか息を巻き

もういやだ堪忍してと泣いてみて

可笑しくて泣いて笑って繰り返し

引くこと ...
練れた人には畏敬の念を


自分に都合の悪いことは

すぐに忘れてしまうけれど




後から気づく浅はかさを言葉に変えて


ここに
わたしの潮位はあたたかいですか

あの肌のぬくもりよりも

潮汐ふたつ

重ねたりして

潮騒も遠く

弔意をしるべ

さすれば息が上がっても

さすれば息が絶えても
...
名人戦は日程がずらされたが
それ以外の棋戦は
普通にやっていたりする
別にそーしゃるですたんすを
守って2m離れているわけじゃない
だってそんなに離れたら
歩ひとつ成るのも大変だからな
...
声と声が交わるあいだ
柔かな光が横切って
わたしは不意にいなくなる

うねる大気が木霊して
雨粒が胸に染みを作る
冷めたお弁当を食べたように
窓ガラスにも残り物がある
昨日も今日も動かない
カチューシャみたいな前線が
天気予報でおめかしをしている
濡れた顔の方が綺麗に見えるから
...
もうここにいたくない
と言う気持ちと裏腹に
もう何処にも行きたくない
と言う気持ちが交錯して
一歩も前に進めなくなる事
それは
誰にでも起こりうる

ゆきずりがいい
ゆきずりに出会い ...
窓辺には月明かりさえ落ちていて
ため息もらす夜の王子は

寝返りをしてふと気づく誰かいる
なんだ天使かびっくりしたよ

楽しくて夜の端っこおっこちた
夜空に返す大輪花火

魂を燃やし ...
昔々ある一人の若者が国中を旅して回っていたところ、金のすももを鈴なりにつけた樹を見つけた。

若者はその美しさに夢中になり、たったひとつだけその金のすももをもいでしまった。

それを見つけたの ...
粘ついた舌ですべてを容赦なくなめつくすような雨がようやく上がったあと、機銃掃射のような太陽の子らが跳躍を繰り返した、俺は脳味噌を安い匙で掻き回しては言葉を拾い、左官工のように投げつけては撫でつけた ... 誰かの口から
誰かの口へ
思いがけず飛沫する菌が
感染しやせぬか

 警戒セヨ 警戒セヨ

と、怖れるほど
ビニールシートの向こう側へ
あなたの顔は遠のいて
ぼやけて・・みえる
...
自粛の日々になり
妻との間に息子をはさみ
ひととき散歩する

街ゆく人の時間は
心なしか前よりゆったり流れ
公園ではキャッチボールをする親子

私は錯覚する
ウイルスに{ルビ侵=おか ...
引き出しの隅から出てきた
100円ライター

大学生の時に
二箱吸ってやめた
ラークマイルド
高揚もリラックスも得られず
友達と一緒に手放した

十年振り
試しにと
でも
火は ...
とくに好きではない歌なのに、ふと、聴きたくなったこと。


なんとなく読んでいた漫画が、急に、面白くなったこと。


言い間違えた言葉に、予期せず、あなたが笑顔をみせたこと。


...
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳 ...
お酒とバカ騒ぎの魔法が色褪せ
宴の糸も解れて独りになる時刻
酔いが醒めると共に膨らんできた
得体の知れぬ不吉で黒々とした塊から
逃げるように入ったファミレスの
無機質なトイレで化粧を直せば
...
木曜日の木は水曜日の水を吸って立派に育ちます。
木曜日は水曜日から生命のバトンを受け継ぎます。
月が薫っている
星たちも薫っている
今夜は月と星たちだけでなく
とりどりの薔薇窓が
大きいのや小さいのや
しずかに廻転しながら
いくつも空に浮かんでいるよ
   この夜空のどこかで
  ...
実はまだ連休中だ
まあ、休みが終わっても
テレワークだから
何にも変わりゃしないんだけどさ

なので、やることないから
Amazon prime videoで
復活の日でも見ようと思う
...
変わってしまうこと
変わらずにいること
跳ねた車のように
嫌われて少しホッとしていたのに
馬鹿みたいに強がる僕を
絵の具の付いた筆は水で溶いた
髪の毛がごわついて感情が裁かれる
下書きば ...
いつでも蛇口を捻れば水は出るのに、スーパーマーケットにミネラルウォーターを買いにいく人たち。ちまたにあふれている。
私は含まれない。

非常事態になるほど売れるのはなぜだ?

いつでもLIN ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
programfile:山野桃花.htmlふじりゅう自由詩020/5/9 16:17
針時計アラガイs自由詩10*20/5/9 15:11
腐ったこーひー店ふじりゅう自由詩020/5/9 15:02
もう十分トビラ自由詩2*20/5/9 13:44
風に舞う夢秋葉竹短歌520/5/9 12:42
風 煙 灰木立 悟自由詩320/5/9 10:44
今日の風もっぷ自由詩320/5/9 9:30
デート卯月とわ子自由詩220/5/9 9:27
恋に生きる夏川ゆう自由詩420/5/9 5:22
五月の朝にりゅうさん川柳120/5/9 5:15
メモかば自由詩020/5/8 22:09
冥腑ナンモナイデ...自由詩6*20/5/8 17:59
5月バカ花形新次自由詩220/5/8 17:54
街角にてひだかたけし自由詩4*20/5/8 12:51
梅雨前線ミナト 螢自由詩120/5/8 7:52
何処かで誰かとこたきひろし自由詩420/5/8 7:15
夜性トビラ短歌2*20/5/8 6:04
金のすもも愛心自由詩120/5/8 0:58
プールの水は何色でも構わないホロウ・シカ...自由詩2*20/5/7 23:13
コロナ詩篇2服部 剛自由詩420/5/7 21:29
コロナ詩篇1自由詩020/5/7 21:27
100円ライターTwoRiv...自由詩6*20/5/7 20:24
ある日水宮うみ自由詩1*20/5/7 20:23
鳥葬こしごえ自由詩6*20/5/7 17:36
もう若くないもとこ自由詩7*20/5/7 14:13
木曜日クーヘン自由詩3*20/5/7 12:42
薫る夜空塔野夏子自由詩3*20/5/7 11:05
小松左京花形新次自由詩020/5/7 8:03
色々ミナト 螢自由詩120/5/7 7:42
私も含まれる。こたきひろし自由詩520/5/7 6:20

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