仕事を終えた電車の中で
ついポケットから取り出すスマホの画面に
誰かからメッセージはないかと、探す

家に着いて
ポストの蓋を開けては
誰かから便りはないかと、探す

忘れた頃に届く
...
ゆらゆらと ゆれているのは
あの水平線の曲率だ
タイドプールのうたかただ
存在のあいまあいまのいきつぎと
あるべきように ふるえている
水面で浮かんだ小魚のひれや
銀鱗に細められた ...
中学校は1年だけで不登校になり、病院にも自らの意思で行ったが、親戚の家に駆けつけてたりもしたが、説明できず。両親や自分の体調との戦いとのなかで、あの時はしのうと思った。というかそのつもりでいた。

...
小学生の頃から、身体(消化器官)を壊している。母は栄養価のないジャンクフードばかり出す人で、父はそんな母から狂ったようにお金を搾取し、夜のゲームセンターで、こどもの私たち兄妹を連れて、パチンコのやり方 ... ねえ、一番多くころすものってなんだ

戦争?

それは数千万人

疫病?

うーん、それは最大数億人

天変地異?超巨大隕石とか、氷河期とか?

それは最大全人類

じゃあ ...
鉄のゲート
鉄条網
煙突
悪臭

ユダヤ人
行列

灰の道
死の扉
ふたりのいとはどうかせんのように
じりじりとくちてく

あのほしはあおいさかなのめ

いませかいじゅうでなんにんのひとが
かーてんをあけてまどのそとをみただろう

かぜがふく

...
ライトアップされた植物園に行くデート気分で盛り上がる夜

夜景とか店の雰囲気最高で恋人たちの溜まり場のバー

人気あればどんな場所でも客は来る山奥にあるフレンチの店

釣れなくても釣りをし ...
遠くから
常に
私の後ろを雷鳴がついてくる
ただ稲光りは私の身に起きているのであった
雨のおとがした

雨がようやくふっている
昔僕は見ていた
喫茶の窓にいた 新宿で
僕の 待ち合わせた
派遣会社の担当者の顔と姿を


同い年だと 彼女から聞かされた
窓の雪の残っていた日に 外を
並んで歩いた時の風景を
ごく薄い光が、土を透過していく。
草原の体が揺れ、水が、根や枝を広げている。

街はなにか約束を結んだ後のように沈黙している。

明るい方角を向くと、線路の北側は水圏。
草原の向こう、渓谷 ...
この服を脱ぎたい
そうしたら
気のいい単語と
すこしの助詞や助動詞たちを連れ
ピクニックにいくんだ

パラソルの下で
サンドイッチを食べる
貝殻を覗いて
蟹を見つけたり
珊瑚や不思 ...
夢の夜空に星々は
巨大に不穏に輝いて
渦巻く星雲が三つ四つ
眩めく明るさに発光し
それぞれの存在を鮮やかに
闇のスクリーンに穿っている

夢の夜空はやがて刹那
一つの艶かしい発光体とな ...
シラフでいられる奴の気が知れない

アホみたいなことで
大騒ぎしているが
その実何とも思っちゃいない
後から見ると
何にも残ってない
誰も覚えてりゃしない
一体何なんだ!
何がしたい ...
寒さで萎れた花壇にスコップを刺した
霜が降りたから もうしょうがないから
厚手のダウンジャケットを着込んだ体で
刺して 土に還す
枯れてしまったな

溶かしたシュガーで偽になったコーヒーを ...
{引用=「すべての月曜日は青い」}

Cerurean Blue Monday
{引用=セルリアンブルーの月曜日}

Cobalt Blue Monday
{引用=コバルトブルーの月曜日} ...
原発事故から十余年
突然変異でタマキンが四つある
男子が生まれるようになった
彼らはT4と呼ばれ
その数は増加していった
それまでのタマキンが二つの男子は
便宜上T2と呼ばれるようになった ...
うちの仔は地球生まれや冬うらら


オリオンの夢を見てるか猫眠る
罪の数だけ歌って星が降るよ 涙零した背中だけ
手に濡らし揺らす痛みあなたを前に少しほどけて
彼方に馳せるその告解の薄く白いベールは揺れ
一人去り行くあなたの足音
静寂 数多小さな夜を照らして  ...
地球を一周して君に届いたら少し笑って少し泣いてそうだねと目を伏せる
それができる君だから今ここで黙ったまま
僕のすべてなんて頼りなく
花弁が揺れる揺れる
頬に薄く刺した赤 今は触れることもなく ...
裏路地にもう何十年も転がってる自転車の
茶褐色に錆びた車輪が真夜中に一度だけ軋んだ
生き過ぎた鳥のため息のような音
その時、俺の知り合いがそこに居れば
俺がひとりで何事か話していると思ったかも ...
此処は何処よりも静かで
憎んだら自分が駄目になる
森の奥、新緑のラグーンが囁く
「もういいんだよ」
その声は耳に届かなかった
届いても降りて来なかった

自由という名の劇場
戦いはまだ ...
人ってどんなときに自尊心が危うくなると思う?

「本来ならできることができなくなったとき」
「恥ずかしいとき」他にもあるよね。例えば、「もう幼い子供じゃないのにおもらしをしてしまったとき」とか。 ...
「ひとつだけ、たしかなことがある。たしかなことなど、どこにもない、ということだ」 Henaさんが、好物のチョコレートを囓りながら、珍しく確信に満ちた声で言う。
 武漢で、新型コロナウイルス(以下「コ ...
やさしさだけがあるひとのなかに
太陽(コロナ)がおちて
夕焼けがおわった。

冬の空より退屈なひとね
水がいった。
そういう水も
そうとうに退屈なかおをしていて
おおきなあくびをしてい ...
白い人生

悩み
トラブル

ブルーな生活
誰かが手放した幸せを前に逃げ出してしまった自分。
誰かがおくりたかった日々を生きている自分。
誰かが誰かがと続いてく。

そんな事だなんて言えない代わりに頬に付けた冷えたカンカンジュース。覚え ...
目を閉じても町の喧騒は消えない。景色と化した窓に映る木々や魚の群れを、誰にも説明できずにいる。

ここも昔はそうだった。

としか言えない。
生物は利用して生きている。弱肉強食であったり共生であったり。生き方はそれぞれである。ただ人間のように貪欲で、強かな生き物を知らない。もっと奔放に生きていればまた違った世界だったのかな?

世界中の ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
風を待つ服部 剛自由詩221/2/2 18:32
ふるえるということ新染因循自由詩321/2/2 16:31
人生最大の闇 #3 【完】a i散文(批評...2*21/2/2 13:58
人生最大の闇#2.5散文(批評...1*21/2/2 12:24
よくころすもの黒田康之自由詩021/2/2 10:43
収容所ヨロシク自由詩021/2/2 8:04
うたmizuno...自由詩221/2/2 5:30
山奥夏川ゆう短歌221/2/2 5:25
雷鳴黒田康之自由詩221/2/2 2:04
雨の時制道草次郎自由詩4*21/2/2 0:55
新宿の風景番田 自由詩221/2/2 0:44
Interludeかとり自由詩3*21/2/2 0:00
この服を脱ぎたい道草次郎自由詩7*21/2/1 23:16
夢の夜空ひだかたけし自由詩421/2/1 20:53
鋭い喜び花形新次自由詩321/2/1 20:53
枯れてしまったな中村 くらげ自由詩221/2/1 20:51
Every Mondays are Blue墨晶自由詩7*21/2/1 19:52
T4紀ノ川つかさ自由詩121/2/1 19:50
屋根のしたの猫もっぷ俳句221/2/1 19:44
鏡面viraj自由詩021/2/1 19:02
ひとひら自由詩121/2/1 18:52
あらかじめ瓦礫の中のホロウ・シカ...自由詩5*21/2/1 18:16
プロポーズ小作戦妻咲邦香自由詩4*21/2/1 13:23
人生最大の闇 #2a i散文(批評...3*21/2/1 10:05
Henaさんのチョコレート草野大悟2自由詩021/2/1 9:54
退屈な水自由詩321/2/1 9:50
ヨロシク自由詩021/2/1 8:00
中古品の朝に武下愛自由詩021/2/1 6:01
生命の息吹自由詩1*21/2/1 5:53
自由詩021/2/1 5:23

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