末娘が10歳の誕生日を迎えた日
7歳上の長女と妻は
誕生日のプレゼントを
用意していた

ボクはと言えば
実は
すっかり誕生日だったことを
忘れていたのだ

ねぇ。お父さんは
何 ...
今を静かさが支配している
静かさは私という不安を抱き留めている
私は静かさのなかで震えている

静かさのなかですべては始まるから
静かさがすべてを支配するから

私は吐きそうになりながら ...
先日母方の祖母の妹が亡くなったので、祖母を安置室のある家族葬ホールに連れていった。親族といえども、ごく近い近親者以外の告別式への参列は憚られるという事だった。この時節、どこでも大体そういう段取りなのだ ... 改ざんされて歪んだ記憶
真実がいつも一つだとは限らない
数式の答ではない人生には
数多の答がある
街に溢れるフェイク
自分の中にもフェイク
何が真実か分からない
難しく考える必要はないの ...
第一章 空を堕ちて街灯柱に独り座る者

「はぁ。」
私は今、街灯柱にぽつりと座っている。更にわかりやすくいうと視界は90°回転している。他の人から見たら、私がおかしい状態だ。だって、1人で柱に座 ...
赤黒く紅葉したハナミズキをくらい気持ちで見ていたら

雲間から
急に夕陽がさして

ロードライトガーネット
の宝石のようになりました
私の中の何かが変わった。
現実を見据えて
未来を変える
悲しみ、苦しみを
自分が成長する因とする
何より大切なことは
泣くような思いで
毎日働き
最後には栄光を勝ち取る事だ
全てのモノやコトは
当たり前じゃない
当たり前じゃないんだ
生命の顕れ
歓喜の顕れなんだ
だから私は感謝する
私たちは「縁」に因って成り立つコトに
この町には地球より大きい時計がある。住人たちは各自思い思いに長針や秒針や歯車のアスレチックで遊んでいる。12時の方向に朝日が昇り、6時の方向に夕陽が沈む。一日一度鳴る鐘の音は祈祷の時間。メッカはど ... 詩集・詩誌のレビューや宣伝、出版に関する話題など。たいへんひさかたぶりにおはようございます。

...
十字路
逡巡
決断

不安
再度


三叉路
分かれ道
繰り返し
羽をなくした蝶が

枯葉舞う
公園の片隅で
死んでいた

寂しくて
切なくて

思い出す
風のなかに消えた初恋


春の
さわやかな風のなかで
出逢い

夏の熱い風 ...
白雲が流れていき
青い青い空が広がった

異国は遠いけれど
宇宙は此処だ

僕はそう思った
チエちゃんが
テツをしばいて
銀バケツ
あしたのぶんの
おひさんひとつ
胸のいちばん平らな場所に
風が吹いていた
髪の毛を斜めに分けるような優しさで
朝を迎えたのに
格好つけて整えるから
人はそれぞれの姿になる
過ぎていく時の中で
忘れないでと願っても
僕 ...
一番甘えられる人をよんでくれないか
ここには裏山などないのに
萱野を食む狒がぽつりと云う

その人にはなんでも言えるらしく
糸を引くように罵れるそう
随分と煽て撫でられもするよう
言いが ...
瓦が白く光っている

烏が一羽とまっている

広がる秋の光の中を

烏と瓦が交わっている

互いの輪郭守りながら

光の海を泳いでいる


)この蒼穹は何処まても高く
)光 ...
歩きながら
いなくなった人を想う時
金木犀の匂いが
引き金になった
違う場所にいるのに
同じ記憶を持てるとしたら
僕等は甘くて眠い
昼間に出会えるね
こっちの意識が
向こうへと溶け出 ...
一つの表情を分解することをしないように
ひとつの言葉は分解できない
とあなたは知っていて
世界はあまりに公平だと思うでしょうか

そらは晴れ渡りたいだけ
晴れわたり
わがままな子供のよう ...
職業訓練に向かう車中
手嶌葵の『明日への手紙』を聴きていると
ふっと秋の童が降りてきた
きゃっきゃと笑いながら
ダッシュボードをはしゃいで走っていた

ぼくは
しずかに考えながら
考え ...
台風の進度予想は難しい自由自在に進度を決める

新しく出来た温泉施設行くサービスも良い心をほぐす

夏らしい色に染まった浮輪買う砂浜はカラフルな模様

暇あれば海に出かけてぼんやりと広い世 ...
時給900円
一日八時間
週五日
一日当たり150円のガソリン代
その他に何もなし
あるのは

半年ごとの契約更新

以上から年金健康保険等など引かれる

私の年収は幾ら何だろう ...
望んだのは平凡で退屈な人生
波乱万丈な日常はいらない
つまらない毎日と嘲笑されようとも
何も変わらない日々が1番の幸せ
食べるものに困らない
布団で眠れる
それだけで十分満ち足りている
...
なんの纏いもなくうつくしかったことの経験を内奥へうかがえば経験とは即ち記憶だから
記憶はぼんやりとしているばかりで思い出そうにも思い出されないのです

記憶とはなにですか
どこにあるですか
...
いつ寝入ったのだろう…
インフルエンザの注射をうけに行った、
うちの者が帰宅している、ことに気が付かなかった。
いったい自分の自我は、持続していたのであろうか。
一時間半の奥域は無我であっ ...
神は死んだ
もうとっくに
世界は空っぽ
空っぽのまま
秋は進んで
やがて冬が
寒い冬がやって来る

世界が私が在ることの
謎は謎のまま浮き上がり
時は静かに過ぎ去って
でろんとあ ...
たくさんの、色んな名前で呼び合った


シャボン玉はじけるように始まった


きみの明るさが羨ましかった日


とても遠い場所で優しく日が落ちる
言ってはいけないことはないけれど
言えないことはある
言えないことなんて無いというのは暴論です
われわれに与えられた自由は
無限の宇宙の中でこのように制限されていて
しかし制限というのも言葉 ...
そうあるように
あるものが
あるだけなのに

なにかの切り屑のせいで首までが埋まってしまっている
上昇が原理ならよかったのに
鱗のはがれたものだけが天へゆけるのならよかったのに
人の望み ...
映画館

ドキドキ

手と手
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
東苗穂にあるケーキショップあかね板谷みきょう自由詩9*20/10/21 23:12
静かさひだかたけし自由詩620/10/21 22:31
安置室の話など道草次郎散文(批評...120/10/21 22:17
都合のいい真実無限上昇のカ...自由詩220/10/21 20:21
重力アリス 〜Gravity not equality〜 第 ...月夜乃海花散文(批評...020/10/21 18:55
それは陽を待つのかも知れない道草次郎自由詩120/10/21 17:17
断片渡辺亘自由詩020/10/21 14:26
自由詩120/10/21 13:46
ある町の情景道草次郎自由詩0*20/10/21 9:11
詩集・詩誌のスレッド会議室20/10/21 8:08
ヨロシク自由詩020/10/21 7:52
コスモスの咲く頃st自由詩220/10/21 4:00
想念ひだかたけし自由詩420/10/20 21:51
チエちゃんTAT短歌1*20/10/20 21:28
エデンミナト 螢自由詩320/10/20 21:10
しびと(詩人)道草次郎自由詩020/10/20 21:09
秋の光景ひだかたけし自由詩520/10/20 15:22
ミナト 螢自由詩2*20/10/20 14:16
メッセージ・イン・ア・ボトル道草次郎自由詩120/10/20 12:35
秋の童自由詩320/10/20 9:05
砂浜夏川ゆう短歌120/10/20 5:26
キスも抱擁もない歴史こたきひろし自由詩620/10/20 5:22
私の欲望無限上昇のカ...自由詩220/10/20 0:16
なんの纏いもなく道草次郎自由詩020/10/19 21:07
純粋無我ナンモナイデ...自由詩1*20/10/19 21:03
空っぽひだかたけし自由詩520/10/19 18:16
たくさんの名前が世界にあって水宮うみ川柳2*20/10/19 14:35
紙っぺらに殴り書き道草次郎自由詩3*20/10/19 12:32
ほんの紙片自由詩5*20/10/19 8:54
青春ヨロシク自由詩120/10/19 7:55

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